ル・ボナーの一日

これからも作り続けるレディースの定番「プティトート」

2011年06月08日

私はハミの創造するカタチが好きだ。私の場合は経験と機能からカタチを考え出すけれど、ハミはそういったセオリーは後回しにして自由な心で優しいカタチを生み出す。違った個性が連動しながらル・ボナーらしさが生まれている。

そんなハミが生み出したレディースバッグの中で最も長く作り続けているカタチが「プティトート」。このカタチが生まれたのは30年ほど前になる。最初はタンニンなめしの革でこのカタチを作っていた。そしてシュランケンカーフという発色豊かな革と出会った事でより輝くようになった。

本体の縦横比に比べてマチが極端にある。セオリー無視のサイズバランス。しかしそのアンバランスをマチを閉じるという工夫だけで、可愛い丸みを持ったトートバッグになる。その上小さく見えて実は一杯入る不思議も持ち合わせている。

そのプティトートが4色で店頭に登場しました。












トープ、オレンジ、ライトレッド、ジーンブルーの4色。
このカタチはこれからもずーっと作り続けていきます。





Le Bonheur (04:17) | コメント(0)

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