2013年05月19日

豊かに過ぎた時間

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昨夜はお店を少し早めに閉めて、
顧客のF夫妻と4人で日本料理を食しに行った。
そこは今までに一度だけ
日本鞄業組合の会長夫妻をお連れして行った事がある。
その時のお料理とその場所の空気感は
数年経った今でも鮮明に記憶に刻まれている。
また行きたいと思いながななかなか行く機会が作れなかった。
その特別な料理たちと時間をハミに味わってもらいたくて、
F氏にセットして頂き今回訪れる事になった。

一手間加えた素材を活かした
その一品一品に風景がある。
その風景を味わいながら
五感が程よい緊張感を感じている。
言葉少なくその一品一品を味わいながら
日本に生まれて良かったと思う。

料理を撮るのは御法度。
記憶に刻むしかない。

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あっという間に時間が過ぎて行く。
その特別な場所を出て時計を見ると、
3時間半居た事を知った。

神戸の10席ほどしかない特別な場所。
神戸の大人のワンダーランド。
私にはそう思える。

2013年05月15日

「デブ・ペンケース」はこれからも

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3月に作った時にはあっという間に売り切れてしまった「デブ・ペンケース」。
急ぎ再生産してやっと店頭に並べる事が出来ました。
今回も前回同様いっぱい作りましたがどうなるでしょうか。
ブッテーロで8色とミネルバボックスで3色作りました。

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ブッテーロの赤とオレンジ。
あぁ〜この2色は卸し先の通販だと難しい品(汚れ)が。
店頭にて確認して頂いた上でお安く販売いたします。

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ブッテーロの茶とチョコ。
茶はグリーンステッチ。何故かバレクストラの影響か。
チョコはワインステッチ。ダークブラウンの色が映えるような気がして。

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ブッテーロのワインとグリーン。
ブッテーロという革はどの色もお手入れ次第で
清潔感を持ったエージングを楽しめますが、
この2色は特にお手入れのしがいのあるブッテーロの色。

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ネイビーと黒。
ネイビーは限りなく黒に近い深いブルー。
今回黒は赤ステッチのみ。

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ミネルバボックスは コニャック、タバコ、グリージオの3色。

9,450円にて好評発売継続中。
B品はル・ボナーにて6000円也にて販売。
ただし引き出しにしまっているのでお声かけてください。

カバンに入れると少しかさばる大きめの革のペンケース。
でもそのフォルムを見ていると笑顔になれる。
使い込んで益々愛着感じられる「デブ・ペンケース」。
これからも作り続けていきたいル・ボナーのカタチ。

2013年05月12日

リモアのパイロットトロリー入手

私は鞄職人です。なのでカバンと名のつくモノは一応どんなモノでも作れる。パーツが入手し難いモノでも新品を買って来て分解して、パーツだけ流用すれば作れない事はない。旅行用のキャリーケースだってその方法で作る事も出来ない事はない。しかし一点だけ自分用に作るとなると、これはル・ボナーにとって大きな損失となる。だから他社のカバンを買っちゃった。これは相当言い訳に聞こえるかもしれませんが・・・・・。

もう半年ほどハミには言い続けていた。「Nさんも持ってる。Mさんも持ってる。他にもあの人も」なんて駄駄を捏ねる子供のような理由では通用しません。でも屁理屈でない正当な理由付けはできないで、それでも入手したいと願った。機内持ち込み可能サイズで上蓋開閉式のコロコロ付きケースはこれしか現状ない。理に叶った使い勝手の良いアルミケース。3〜4日の海外出張ならこのケースのハンドルに「マエストロ」を挿して行けば、スーツケースなしで行けるからスムーズな移動が可能(実際にその2つを機内持ち込みで何度も渡欧した方が荷物検査で問題視される事はなかったと確認済み)。そんなスタイルの海外旅行をする事はないボンジョルノですが、このアルミケースのハンドルにマエストロを挿して旅する自分自身を想像して、どうしても入手したいと願った次第です。

そんな風にハミと交渉し続けて半年。アベノミクスの影響でユーロ高が進み輸入品は値上げ必至の状況。どうせ買うんだから値上げする前に買ったらと、やっとハミのお許しが出た。そして早速手に入れた。

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そのカバンはリモアのパイロットトロリー29ℓ。ハンドルにマエストロを挿した状態は絵になります。荷物の出し入れも上蓋開閉式なので普通のスーツケース式と違ってスムーズ。そしてアルミの質感がドイツを感じます。イタリア好きの私がドイツを感じる必要はないのですが。

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錠前はプラスチッキー。現行品はTSAロックの付いたタイプになっているけれど、私は極力安く入手出来るパイロットトロリーをと頑張ったので旧型の訳有り品。でも届いてその訳有り部分を検品したけれど、アルミの表面が一度使えば付くような擦れが有ると言えば有る程度。

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ハンドルは2段式の汎用品ぽい感じ。もう少し工夫すると良いと思う。現行の製品ではトゥミの一本ハンドルが一番良いかも。

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コロコロは立派。この車輪部分の正式名は何て言うのだろう?。

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内装はシンプル。アルミの板の仕切り位置を変えられる工夫は面白い。ブリーフケース付きだけど、それを単体で使えるレベルの品ではなく、内装のポケット替わり。

合理的な製造システムから生まれる工業製品。しかし60年以上作り続けた変わらぬカタチは、優しさ感じる旅への浪漫。このリモアのアルミケースは、USAのトレラーハウス(エアーストリーム)、飛行船、エンパイヤステートビル、バウハウスデザイン等を連想する。職人仕事とは違った方法から生まれたチャーミングな郷愁のフォルム。気に入っています。

2013年05月10日

「ニワレザー」さんが作る革小物

今日はレ・ザルティザンの三島さんが来店された。
三島さんと話していると楽しくなれる。
年に10回以上スイスと日本を往復しながら、
時計関係の商いをするナイスガイ。
関西での慌ただしいスケジュールの合間を縫ってのご来店。
来週はまたまたスイスだそうだ。
このところ隔週で行っている感じ。

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三島さんは現在カメラに夢中。
少ない時でも4台以上のカメラを持ち歩いているのには感心しちゃいます。
そして今日はなんといつものデジカメ以外にフィルムカメラです。
それもライカM7にズミルックス21mmは凄い。

そんな三島さんが取り出したGRD用のケースが目に止まった。
親しくしているニワレザーズさんで随分前にオーダーして作ってもらったケース。
これは本当に素敵だと思った。

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ニワさんはこの業界で最も優しい眼差しを感じる素敵な写真を撮っていて、
まだお会いした事はないけれど是非一度お会いして、
お話ししてみたいなと思っていた職人さん。
その丹羽さんの作った革製品を始めてじっくり見た。

ニワさんが撮る写真同様、優しさが伝わる品。
これほど丁寧で優しさ伝わる革小物を見るのは始めてだ。
これは一点作りでないと生まれない、作り手の心を写す鏡のよう。
爽やかな優しい刺激を感じています。

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