2017年2月24日

ブッテーロ「デブ・ペンケース」見慣れぬ色でも

「デブ・ペンケース」の本命はやはりブッテーロタイプ。お手入れ次第で劇的なエージングが楽しめるイタリア・ワルピエ社のブッテーロ革。お手入れはマメに乾拭きを繰り返すことで刺激を受けて内側から油分が滲み出てコーティングされて清潔感のある光沢が出るわけですが、その反面お手入れせずにカバンに無造作に入れてると傷だらけになる弱点もある。どちらにしても使い続けた痕跡が良くも悪くもはっきりと残るのがブッテーロ。その痕跡を楽しんでください。

今回はブッテーロは11色で作りました。トープとキャメル(茶)は少し遅れて完成となりますので、まずは出来上がったばかりの9色をご紹介〜

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前 人気のグリーンとダークブラウン。後ろ左からブルー、黒、ネイビー。ブルーは作ったのは初めてかも。黒は赤ステッチ、ネイビーはいつものブルーステッチ。ブッテーロお手入れ名人のグリーンのエージング具合を何度かブログで紹介した事が影響したのかグリーンは特に人気がある。

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奥左からオレンジと赤。前左からバイオレットとワイン。バイオレットとワインはステッチ色とファスナー色の違いで判別出来るけれど、内光下での革色での判別は至難の技。ただ外光下だと違いは確かにある事を確認できる。

これに加えて来週中にはトープとキャメルが出来上がります。その後シュランケンカーフのオリーブを組み上げて今回のデブペン大量製作は完結です。この後予約頂いているお客様には順次ご連絡させて頂きます。卸先のお店にも明日以降出荷します。税込み12,960円。

2017年2月17日

「ラミー2000」は凄いと思ったボンジョルノ。

ラミー2000を私はず〜っと気にはなっていた。しかし、それを避けるかのように真逆のイタリア万年筆や実用には不安を覚えるヴィンテージ万年筆に一時夢中になった。その後技術力は申し分ないのにデザインに愛を感じないパイロットの中で唯一美しいと思えた90年台の多面体キャップレスに惹かれた訳だけれど、これはそのパイロットと相反するラミーという筆記具ブランドを意識しての事だったのかもしれない。バウハウスデザイン思想を最も筆記具の中に強く感じさせるラミー、そのラミーを代表するのがラミー2000の万年筆。それは重々感じていたけれどこれを買っちゃうと私の今までの万年筆趣味の全否定になるようで怖くて購入しなかった。しかし昨日私の元に突然やって来てしまった。Pen and message.さんに行ったら委託コーナーにお安く出ていたので思わず入手と相成った訳です。

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虚飾を排した飽きのこないフォルム。実際今まで触れたこともなかったので、その墨のようなマットな質感の特殊なプラスチック軸の心地よい存在感を初めて感じ知った。そして書いてみるとこれまたビックリ、Fなのに柔らかく感じる。シルクタッチが陶酔の書き味を伝えるモンブランの2桁の万年筆を彷彿とさせる。その魅惑の書き味を軸がヒビ入る恐怖を感じず安心してラミー2000なら普段使い出来る。それに加え当たり前のように万年筆の王道であるピストン吸入方式。そしてそしてまたまたビックリ、勘合の感触が及第点。この感触においてはデュポンが最高に好きではあるけれど、それとはまた違った心地よい締まり具合。これらを併せ持って新品価格は税込3,2400円(ちょっと前より本体価格2000円値上がった)は凄い。私が最初にこのラミー2000を入手していたらこんなに万年筆を増やさずに済んだかもしれないと思うほど。普段使いの1本はこれに決定〜!と今は思っている。

2017年2月13日

新たな選択技加えて「コンフェ・ヴ」店頭に。

いやぁ〜、ちょっとバタバタしましたが、今回からハンドルを長短選択できるという販売方法で「コンフェ・ヴ」が店頭に並びました。長短両方を交換しながら使いたい場合は本体価格税込11,8800円に加えてハンドル代 税込8,640円となります。

それでは今回店頭に並んだコンフェ・ヴを短ハンドル付けた状態でご紹介〜。

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まず黒。内装はワインレッドというより小豆色のピッグシルキー。

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ネイビーはやはりブルーステッチ。内装もいつもようにステッチと同色のブルー。

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珍しや、ダークブラウンでも作りましたよ、内装はベージュ。これは男性を意識して加えています。

そして新色のアントラジス(墨色)でも作ったのですが、ブログで先日画像をアップしたのがまずかったのか、その後予約連続して店頭に展示する事なく売り切れとなりました。アントラジスの革は特注していていっぱい在庫するので、次回製作時にはいっぱい作るのでこんな事にはならないはずです多分。

そして前回作ったゴールドとバイオレットは店頭にまだ並んでいます。

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でもこちらは長いハンドル限定での販売となります。

革が持つ豊かな包容力を内包したブリーフケースだと思っています。

それを楽しんで頂ければ愛着強く感じて頂けるはず。

さあ、あなたは長短どっちのハンドルが良いかな?

2017年2月11日

「デブ・ペンケース」大量生産中、まずシュランケンカーフから

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現在人気の「デブ・ペンケース」を大量製作中。このペンケースはエージングは楽しめるブッテーロ革中心に作っていますが、まずは柔らかくて使い勝手の良いシュランケカーフから出来上がってきました。シュランケンカーフのデブペンが9色(ミント、ピンク、アイリス、ライムグリーン、ミコノス、ジーンブルー、ダークグリーン、バイオレット、黒)も並んだのは初めて。黒はグレーステッチで今回作ってみました、ブッテーロの黒は赤ステッチです。シュランケカーフのオリーブでも作っているはずでしたが手違いがあり、ブッテーロのデブペン製作後に後追いで作りますので宜しくお願いいたします。

ブッテーロのデブペンは今月末前後完成予定。黒、ネイビー、ダークブラウン、ブルー、バイオレット、ワイン、キャメル、トープ、グリーン、オレンジ、赤を作ってます。こちらも今までの最多色。

万年筆趣味の方はカンダミサコさんのペンシースに大事な万年筆を収めそれを5本ほどデブペンに収めて持ち歩くという方が多数おられます(多重防御凄い)。いっぱいの筆記具を入れて使うのが一般的でしょうか、いやいや使い方は工夫次第。そんな少し大きめの革製ペンケースです。税込み12,960円で文具関係の卸し先のお店様中心に好評販売継続中。4月の新年度前に作れそうで一安心。

2017年2月 9日

絞り後半戦、クロコも絞れましたぁ〜!

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3本挿しと一本挿しの絞り工程は私の仕事。2/3は送り出したのですが残り1/3の絞りを定休日を利用してやっています。革を濡らしてその塩梅で絞っていくので量を絞り始めたら作業を止められません。湿り具合で段階的に一昼夜乾かして絞って、明日最終の絞り。集中して出来る定休日は仕事がスムーズに出来ます。ワインと初登場のトープと赤を絞り中。_DSC4035.jpg

そしてそして出来ましたぁ〜!。ダメ元で試しで絞ったクロコダイル、それが3行程ほどブッテーロより増やしましたが絞れました。クロームなめしの革はブッテーロのようなタンニンなめし革のように絞るのは厳しい。前回シュランケンカーフを絞ってみたら裂けてしまったのでクロコは1本挿しは何とか絞れたとしても3本挿しは難しいのではと考えていましたが絞れました。クロームなめしで表面溝が深くて薄く漉けないクロコを絞れたということは、どんな革でも工夫すれば絞れるという事。これはこれからの絞り技法のペンケースの可能性が広がって楽しみ。

お待ち頂いている皆さまもう数ヶ月お待ちください。2枚貼り合わせ(ここが肝)絞り技法のペンケース復活間近。

2017年2月 5日

待望の短ハンドル「コンフェ・ヴ」もうしばらくお待ちください

女性用のブリーフケースを想定して作った「コンフェ・ヴ」なので肩がけ出来るように長めのハンドルのモデルとして登場させました。しかし小柄な女性には少し大きかった。その為、もう少し小さめの「コンフェ・チュ」をこの後作ります。そちらの方は長めのハンドルオンリーでの制作とし、「コンフェ・ヴ」の方は思った以上に男性にも支持されたので長短両方のハンドルをチョイス、または長短両方を交換で使う事も可能(プラス8,640円)という販売方法にする事にしました。本体はいつもの職人さんにお願いし、ハンドルはパーツ専門で作っている工房にお願いしてル・ボナー工房内で合体。そしてそれぞれ出来上がり合体させようと思ったら、ネジ止め式ではない一体型のカンがハンドルに付いているうぅ〜。これでは後から本体には取り付けられません。なのでこれから130本ほどのハンドルのカンを交換してからの販売開始となりますので今しばらくお待ちください。

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コンフェ・ヴ 短ハンドル アントラジス(墨色)カラー

在庫にあるカンを交換して短ハンドルを付けてみました。工房内生産の為、店頭に久しく並んでいない人気のキューブ・ブリーフケースの佇まいを感じます。急ぎネジ式のカンを注文し届き次第交換しますのでもう少しお待ちくださぁ〜い。

2017年1月27日

「神戸ペンショー」出店〜

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第2回の「神戸ペンショー」が明日、明後日と有りル・ボナーも第1回に引き続き出店します。今回も第1回同様出店要請があった訳ではなく、上画像のポスター見たら出店する事は既成事実化していた。主催するのは万年筆趣味世界では「関西の親方」というニックネームを持つ強面。断るなんて怖くてできません。

今回は人気商品は勿論、検品はずれだけれど気にしなければ使用には問題ないバッグを格安で、またサンプル品(ボンジョルノが自ら作った一点物)、etcお店では販売しない製品も並べます。私も終日ではありませんが会場におりますので、明日のご来店をお待ちしています。

2017年1月23日

「タンク・トート」が店頭に並びましたが

ル・ボナーにおいて長きに渡ってレディースの一番人気の座を維持し続ける「タンク・トート」が出来上がりました。今回もいっぱい作りましたが、製作中に予約が連続して在庫がこのブログをアップする前に怪しい状況になってしまいました。トープに至っては店舗に並べる事が出来なく売り切れと相成りました。卸先店舗への納品も多くは出せない状況になってしまい急遽生産計画を変更し、4ヶ月後にはタンクトートのリピート生産を決断しました。

トープは店頭に並べられなかったので撮っていませんが、それ以外の現在並んで居るタンクトートの画像をアップ〜

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トープより少し濃いティングレー。先日のパパスのブログのトープとティングレーの違いを撮った画像でその違いを確認してください。

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アイリスは発色くっきりの紫色。タンクトートには合う色だと感じています。

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ゴールド。キャメルとかライトブラウンという名でいいのにゴールドと呼ぶかと言うと、シュランケンカーフの色を決めているパリの超有名メゾンがそう命名している為。

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ダークブラウン。この色でタンクを作るのは久々かもしれない。

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ジーンブルー。

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そして黒。

税込み59,600円にて好評発売中というか残りわずか。次回製作予定は黒、ティングレー、ライムグリーン、オレンジとライトグレーとトープのコンビ、5色。宜しくお願いいたします。

2017年1月22日

「サピエンス全史」

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アマゾンで注文してから届くまで10日ほどかかった「サピエンス全史」。読み始めて現在上巻の2/3ほどまで読んだ。相当に面白く読み進めている。今まで読んだ中で最も刺激的だった部分は132ページ後半から始まる「想像上の秩序」。人々は生物学的に同等でないことは承知しているが本質的に平等であると信じれば、安定し、繁栄する社会を築けると・・・・そして思った。アメリカ合衆国国民はトランプ大統領を選んだ事でパンドラの箱を開けてしまったと。

2017年1月20日

シュランケンタイプ「パパス」12色並ぶはずが

シュランケンカーフタイプのパパス・ショルダーが完成しました。毎回予約の都合で色が色々変わるのですが今回は多色で作る事になり、店頭に12色並ぶはずでしたが製作中予約も有りお店に並ぶのは10色。それでも十分多いです。

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今回特筆すべきは、この似た色3色、左からライトグレー、トープ、ティングレー。これに加えてティングレーより濃いアントラジス加えてシュランケンカーフのグレー系のグラーデーションは圧巻。それを生み出すパリの大メゾンの色への拘り具合は半端ではない。定番色にないティングレーとアントラジスを特注したけれど底をつき始めたので、再び各5000デシ頼んだので今後ル・ボナーの定番色になる気配。

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という事でトープとライトグレーは発売開始前にル・ボナーでは完売。卸先店舗には明日以降に発送するのであるかな?。

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トープは売り切れましたが、その色を濃くした定番色にはないティングレーはありますよ。それとオリーブも人気あるので作ってみました。これも定番カーラーではありません。オリーブ色のシュランケンカーフは次回注文は未定なのでどうしようかなぁ〜。

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ネイビーと黒はやはりパパスでも人気です。実際に店頭で見比べるとステッチ変えなければ判別不可能なほどネイビーも黒に見える。

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ゴールドとダークブラウン。革製品では定番中の定番のこの2色でも今回予約があったので作ってみました。ル・ボナーではあえて避け気味だった2色ですが、飽きが来なくて良いかもと思うのでありました。

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そしてそしてシュランケンカーフらしい派手めのライムグリーンとジャングルグリーンの緑系。ライムグリーンはボンジョルノ愛用カラー。その派手なライムグリーンも地味に思えてしまうジャングルグリーンの発色に圧倒されます。

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ジーンブルーとオレンジは前回製作分の残った各一。

今年最初に出来上がったのはシュランケンカーフタイプのパパス・ショルダー(税込70,200円)。この後ミネルバボックス4色のパパス・ショルダーの製作も続きます(完成は3月下旬かな)。ル・ボナーのパパスは不滅です。

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