2017年7月23日

「コンフェ・チュ」完成〜

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「コンフェ・ヴ」だと少し大きいと感じらた女性が多くおられたので少しサイズダウンした「コンフェ・チュ」(コンフェッティとコンフェ・ヴの中間サイズなのでコンフェ・チュと命名)が完成しました。どうですか?これなら小柄な女性にも持っていただけるのではと思います。

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左「コンフェ・チュ」で右が「コンフェ・ヴ」。縦横サイズをそれぞれコンフェ・ヴより3cm小さくしてマチ幅は同じ。縦27cm×横上34cm下36cmでマチ幅はコンフェ・ヴと同じで上10cm底12cm。ハンドルも少し細く(直径1mmコンフェ・ヴより細い)して良い感じ。肩から提げられる長いハンドルのみ。縦横3cmサイズダウンしただけでこんなに印象が違うんだ。でもこのサイズでもA4ファイルは収まります。

今回は5色で。

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まず黒とネイビー。レディースブリーフケースですがビジネスシーンに使う事を考えたらこの2色は外せないかと。

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黒は薄紫、ネイビーはブルーのピッグシルキーの内装です。

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トープより少し濃いティングレー(トープと並べて比べないと間違えそう)とバイオレット。

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ティングレーは空色でバイオレットは薄紫の内装色。

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そしてそしてシュランケンカーフの新色のトスカニー(Toskany)でも。フランスの大手メゾンが付けたその革色の意味はとグーグルで画像検索したらバラの品種の色だと判明。いやぁ〜シュランケンカーフの色数は多色クレパスの色を超えるかも。

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内装は薄紫のピッグシルキー革。

税込み108,000円での販売となります。

2017年7月 4日

ある小さな尊敬〜

裁断場の壁にちょっと古いクロモリフレームの自転車が有り、それを見た通りすがりの自転車好きの方から「此処は自転車屋さんですか?」と聞かれる事がある。「いいえカバン屋です」と言うと怪訝そうな顔をされたりする。それでも見たいという人にはそれぞれの自転車のヒストリーを長々と自慢げに説明するボンジョルノでありました。

此の所乗っていない。どうも私はクロモリフレームバイクの優美なフォルムが好きで、それを体力維持の為に有効利用する事には強い関心を持っていないようだ。と言いながらどこか乗らない事に後ろめたさは感じている。また漕ぎ出すきっかけが見つかれば〜。

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お店前の喫煙場所で煙草をくゆらせていると、アマレスの試合着?にTシャツで泥だらけの私と同世代のおじさんが荷物をビニール袋に包んでハンドルに括り付けてこれまた泥だらけの自転車を押しながら近づいて来た。一瞬浮浪者かな?と思ったけれどよく見ると自転車は神戸では知る人は知っているフレームビルダーのネームシール。ただ汚いだけだと理解した。「これ、おっちゃんの自転車?」と尋ねられた。同世代におっちゃんはないだろうと思いながら裁断室の鍵を開けマイ自転車を自慢げに説明した。「東叡良いよね〜」「カンパはやっぱヌーボレコードだよね」なんて興味のない人には何言ってるのかという感じの会話を楽しんだ。

そしてその同世代の自転車好きおじさんに「どちらにお住まいですか?」と訪ねたら神戸の六甲山中腹?の鈴蘭台に住んでいると。だったら行きは良い良い帰りは苦しいですねなんて外交辞令のような事を言った。そのアマレス試合着おじさんライダーは何気ない顔で、実は昨日倉敷まで行って来て帰りに自宅に戻る前にもう少し距離を伸ばそうと六甲アイランドまで足を運んだと。がぁ〜ん、倉敷まで何キロあるんだ?全走行距離は300キロ?。昨夜は野宿したみたい、途中雨にもあったみたい、だから泥だらけなんだ。訝る悪しき気持ちから憧れと尊敬の念へと変わったボンジョルノでありました。

私も眺めてニヤニヤしてるだけでなくて漕ぎ出さないともったいないと思った日曜日の昼下がりの出来事。

2017年6月28日

調べたら今年で結婚39周年だった。

私達の結婚記念日は6月4日。その記念日を今年も相当過ぎてから気付いた。いつもの事だけれど二人して。そして気付いてからよ〜く調べてみた。去年2017年で結婚40周年と記したけれど、それは間違っていて来年が結婚40周年だった。つまり今年はルビーをプレゼントする必要はなくて来年。来年こそは6月4日の日を忘れる事なく祝う事にしよっと。

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先日、カメラ趣味仲間のレ・ザルティザンの三島の勤ちゃんがライカ・モノクローム&ズミルックス50mmで撮ってくれた写真。

結婚39年の3/4は七転八倒修羅場の連続でしたが今は平和なので、残り短くなった人生を楽しく二人で過ごせたらと思っています。それと元独立系鞄職人(誰かさんに頭に元をつけないとと揶揄された)の私達二人は冒険はしませんがもう一花咲かせないといけません。もう少し頑張ってこの時代に二人で生きた証を紡ぎたい。

2017年6月26日

「残心長札入れ」久々登場〜

シンプルで薄くて、それでいて使うと豊かな心持ちになれる革小物を創造したいと思った。そしてボンジョルノおじさんなりに考えて登場させたのが残心革小物シリーズです。その中の真打ち「残心長札入れ」が久々どどっと店頭に並びました。「残心」の意味を知りたい方はネットでググって見てください。

今回は特に裏に圧着した革との相性が良かったみたいで、私としては大満足の質感に仕上がりました。

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カーフの最高峰、クリスペルカーフの光沢はこの残心長札には良い感じです。トープ、ダークブラウン、黒で作りました。税込み16,200円。

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シュランケンカーフでは左からネイビー、黒、ミコノス、トープ。税込み12,960円。

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初めてのブレッサカーフでも作ってみました。オレンジ、赤、ジーンブルー、黒、どれもシャープです。税込み12,960円。

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国産の革では、ヨーロッパ原皮を使って姫路で鞣したデンマークカーフのネイビー(税込み12,960円)と国産黒毛和牛原皮に本漆を塗布した坂本さんの「黒桟革」のブラウンと黒(税込み16,200円)で作りました。

この「残心長札入れ」は和装用品屋さんにあった帯の生地を使って作った束入れが原点です。帯の間に入れて使う薄みの財布。これを革で作ったらスーツの内ポケットに収めても嵩張らないし、それより何より支払う時にお札を引き出す所作がクールと思った次第です。

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そんなに入れて使う人はそういないと思うけれど、お札100枚は収納可能。中央仕切部分にカードを挿せる部分が3箇所あってこれが何かと便利。いっぱい入れても一般的な長財布に何も入れない状態より薄みキープ。

薄みでシンプルな上質感を楽しんでみてください。

2017年6月24日

「カンダミサコ」の人気革製品2点

コバの処理が丁寧とかステッチイングが素晴らしいとかいうのも大事だと思うけれど、作る人の個性やセンスが生かされた製品に接した時に最も刺激を感じる。「カンダミサコ」ブランドの二人が生み出す製品にはいつも刺激を受け続ける私達です。そんな二人が作り出す製品をル・ボナーでも少し展示販売しています。今回カンダさんにお願いして「ヴェローズバッグ」とあの超人気のペンシースを多めに仕入れさせてもらいました。

ベローズバッグを初めて見た時びっくりした。この発想はなかなか思いつかない。

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シュランケンカーフの質感がぴったしマッチしたシンプルバッグ。

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畳むとこんな感じになってコンパクト。

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この遊び心満載の「ヴェローズバッグ」はオレンジ、トープ、ブラック、ライトレッド、スカイがル・ボナー店頭に並びました。女性なら肩掛け出来ます。税込み38,800円。

そしてそして文房具屋さんではないのでここのところ仕入れていなかったけれど、多くの方からカンダミサコさんのペンシースは置いていないですかと尋ねられる事が多くあったので、今回いっぱい仕入れる事にしました。税込み3,240円。

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全部で23色。シュランケンカーフがこれだけ多色並ぶと壮観ですね〜。

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このペンシースは内側にクリップを挿す革の輪っかが付いているのがミソ。それも左右そのクリップを挿す輪っかの位置が口元から違えているので、キャップ途中にクリップ付け根のある146でも天冠近くにクリップ付け根のある700トレドでもピタコンに収納可能。149やペリカン1000の太さは厳しいけれどアウロラ85周年レッドなら収納可能。

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万年筆趣味なお人はル・ボナーのデブペンにカンダさんのペンシースに万年筆入れて過剰防御で使っているお方もチラホラおられます。デブペンには万年筆をペンシースに収めて5本は収まります。

どうぞ、実際に見に来てください。きっと微笑んでしまうと思いますよ。

2017年6月23日

久々「ミセス」〜

調べてびっくり、2年半ぶりにフィット感抜群のハンドバッグ「ミセス」を作りました。いっぱい作りましたが2年半という歳月の間にバックオーダーが積み重なり予約分だけで半分は旅立っていきます。今回は5色、ご予約の希望カラー中心に。

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左が新色のティングレー。右が人気のトープ。別々に見ると同じように見えるこの2色も並べるとこのぐらい差がある。

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スカイとライムグリーン。スカイはお客様のご要望にお答えして制作。ライムグリーンはやはり華やかですね。

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そしてミセスの王道?バイオレットを。

口元がファスナーが付いていなくて開いているのが不安というご婦人のご意見をお聞きする事がありますが、このハンドバッグは主に小脇に抱えるように提げるので大丈夫。提げた時のフィット感と思った以上の収納力を持ったハンドバッグ「ミセス」が店頭に並びました。税込み75,600円。

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今回からこのトリオ(EOS6D+EF100mmF2.8+カーボンジッツオ)で製品撮影しています。趣味と実益兼ねています。

2017年6月 8日

ミネルバボックスの「パパス・ショルダー」は不滅です。

不滅の人気を維持している「パパス・ショルダー」のミネルバボックスタイプが久々店頭ににならびました〜。パパスは今ではシュランケンカーフで多色作るようになりましたが、元祖はやはり世界一のエージング王、ミネルバボックスタイプ。そのエージング具合は凄すぎて新品時の色を思い出せないほど変わる、その変化を楽しんでください。いつの間にかバタラッシー社のバケッタ製法の革を使った製品はル・ボナーではこのパパスだけになった。でもミネルバボックス使った「パパス・ショルダー」はこれからも作り続けていきます。

今回も4色で。

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タバコとコニャック。最初はこの2色だった。

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オルテンシアとグリージオ。その後にグリージオが加わり最後に加わったのがオルテンシア。

私自身が使いたくてデザインしたパパス。その後使っていて気になった部分に改良を加え現在のパパスになった。内装をピッグシルキーにグレードアップする時はポケットの内側とかはナイロン素材でも良いんじゃないのと思った貧乏性の私でしたが、親しい顧客がどうせアップグレードするなら全て革でやろうと言うのでそうなりました。ファスナーポケットの内側とかベタポケットの内側とかの部分です。今ではその進言をありがたく思っています。

若者から私より年上の団塊の世代の熟年まで幅広い世代に長く支持されるパパス・ショルダー。値上げした時には人気も衰えを見せるだろうと思っていたけれど、その予測は嬉しい事に外れた。ミネルバボックスのパパスは税込み64,800円。

2017年6月 1日

「ニューヨーク&ニューオーリンズの旅」 ニューオリンズ編

雨のニューアーク空港からあのユナイテッドで初めてのアメリカ南部・ニューオリンズ。ニューオリンズは蒸し暑かった、ニューヨークとの温度差15度。ラテン色濃いUSAがこの町にはあった。

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ヴィンテージなチンチン電車好きです。何度も乗りました1日乗り放題切符3ドル也。

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バーボンストリートのライブハウスは猥雑さと喧騒だけで聴きたかったジャズはなかった。プリザベーションホールでなら「タイガーラグ」を聴けるかと思って行ったけれど、懐かしのジャズ歌謡ばかりだった。雰囲気は良かったけれど。

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これにも乗って来ましたよ、2時間の船旅。

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NHKのBS「入りづらい居酒屋・ニューオリンズ編」で紹介されたお店にも行って来ました。入りづらく全然なくて、この旅一番のフレンドリーな接客。ワニ肉のパテが美味しかった。

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ただニューオリンズ中心部から相当遠くて市電で1時間。

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昼下がりに行ったのでお客様少なく静寂感とシェイクの音が良い感じのサゼラックバー。

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サゼラックバーで最古のレシピのアブサンメインのカクテル「サゼラック」。もう訪れる事は無いであろうニューオリンズ。最後に素敵な時間を味わった。

2017年5月31日

「ニューヨーク&ニューオーリンズの旅」 ニューヨーク編

還暦過ぎてあとどのくらい海外を旅する事が出来るだろう?そんな思いもあってチャンスがあれば行こうと思う。ニューヨークは2年前に初めて訪れて今回が二度目。20世紀の全ての時代が混ざり合った独特の街並みの中を歩くと若かった頃感じた憧れのアメリカを思い描く。住みたいとは思わないけれど時々訪れるには魅力ある街だと思う。

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100年ほど前に建ったフラットアイアンビル、このビル好きなんだよね〜

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タイムズスクエアー、新宿歌舞伎町と心斎橋が頭をよぎった。

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夜のグランドセントラルターミナルとクライスラービル

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昼間撮ったグランドセントラルターミナルとクライスラービル。

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ホテルの窓から午前3時に撮る。

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ウォール街。

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アルゴンキンホテルのマチルダにも会えた。

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御年72歳のピアニスト・テリーワルド氏のラグタイムを2夜追いかけ聴いた。

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セントラル・パーク。

今回は地元の人も通せんぼをくらう地下鉄の改札もスムーズに通過出来た。コーヒーも美味しくなったように思う。2年前より居心地良いニューヨークだった。

2017年5月28日

「ビジィーリュック」新色新革でも

好評頂いて年2回のペースで纏め作りとなっている「ビジィーリュック」が完成して店頭に並びました。今回、ビジィーリュックでは初めて使うシュランケンの色や新革でも作ってみました。今回のニューヨーク&ニューオリンズの旅でも同伴しましたが、非常に役立ちました。

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黒とネイビーはやはりはずせません。なんせスーツスタイルでも背負えるというコンセプトで作ったリュックですから。でもいつも作る色はこの2色。あとは全部〜初お目見え。

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アントラジスとオリーブ。どちらの色も定番ではない特注色。アントラジス(墨色)は今ル・ボナー一押し。ダークグリーンではビジィーリュックを今までに作った事があるけれど、それより明るめのオリーブで作るのは今回が初。

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そしてそしてイエローで作ってしまいました。作ってみたかった色ではあるけれど、小心者のボンジョルノおじさんには躊躇があって作れなかった。欧州と日本を駆け巡るレ・ザルティザンの勤ちゃんが注文して頂いただけたので作る事が出来ました。お店がぱっと明るくなった感じです。目立ちます。

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そして今回デンマーク原皮を国内でなめしたあのカーフでも作ってみました。大好きだった昔あったイタリア・フラスキー二社のねっとりしっとりカーフ。あの質感の革をもう一度復刻したくて特注したデンマーク原皮と日本のタンナーの高い技術力が融合して復刻したねっとりしっとりしたボックスタイプのネイビー色のカーフ。今まで革小物やポーチ・ピッコロで使ってみていい感じだったのでいよいよ大物でも使ってみたのですが良いんじゃないでしょうか。この革、新たに色を加えてル・ボナーの定番革になりそう。

税込み151,200円。デンマークカーフタイプも同価格。

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