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ル・ボナーの一日を始めるにあたって

鞄を作り始めて三十年経ちました。
十九歳で手作り鞄のグループに加わり、二十一歳で結婚し、二十二歳で独立してから苦しい事の方が多かった。
鞄職人としての月日で、何度もやめようと考えましたが、今は続けていてほんとに良かったとおもいます。
今、続けられているのは、人との出会いだと思っています。
苦しくても心の貧乏人にはなりたくないといっしょに歩いてきてくれた妻であり鞄作りのパートナーであるハミ。物作りをつづける道筋を優しく教えてもらった村田さん夫妻。
手縫いの魅力を教えてくださった藤井さん。
本物を世に問おうといっしょにがんばろうとして下さった長島さん。
生き方の巾を広げてくれた卓ちゃん。
苦しいときでも逃げずに横に居てくれたイガ。
パターン(型紙)の豊かな可能性を教えてくださった金田さん。
夢を一緒に紡ごうとしてくれたタケちゃん。
二十年、見守りつづけてくれてる店長。
そして、名もない私たちの鞄を使ってくださっているお客様一人ひとり。
出会った多くの人たちに感謝しつつ、これからも夫婦二人で優しい鞄を作ってゆきます。
そんな鞄作りの日々をこれから綴ってゆきます。

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2005年10月03日 18:35に投稿されたエントリーのページです。

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