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大正時代のケースの復刻

カラー入れ外.jpg        カラー入れ内.jpg
戦前の旅する紳士は、ワイシャツはスタンドカラーで、襟だけは何枚も交換用に持ち,旅をつづけました。
上の写真は、その襟を入れるカラー入れです。
欧米では丸い筒型のものしかないのですが、日本ではこのような馬蹄型のカラー入れも作っていました。この形は日本独特で、正面には帯締めのようなひっぱりもデザインされています。ケースの内側の中央はカフス入れになっています。
手のかかった、この日本独特のカラー入れを、現在に甦らせたいと思い、下の写真のハンドバッグ、ジャポネを作りました。手縫いでないとこの形は作れないので、お値段は高めになってしまいますが、歌舞伎やクラシックのコンサートに行くご婦人をイメージして作りました。
ジャポネ.jpg
日本の戦前の鞄職人の仕事は素晴らしい。無名の名人鞄職人の技術を見つめ直し、継承してゆきたい。
戦前のトランクを分解してみたことがあります。トランクは厚ボール紙に革を貼り込んで、口元に鉄の枠を入れて、手縫いで作るのですが、日本製のトランクの場合だけ、革と厚ボールの間に新聞紙を大和糊で何枚も貼り、強度を高めています。そういった手間をかけているトランクは日本のものだけです。そういった見えない手間をかけた戦前の日本製トランクは平成の今でも古道具屋に存在します。欧米製の戦前のトランクは現存するものは少ない。消費社会の現代に逆行して、末永く使ってもらえる鞄を、戦前の日本の鞄職人のように作ってゆきたい。

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コメント (2)

谷:

このバッグのサイズと価格を教えてください。
それとアンティークドールのキャリングバッグは作られたことはありますか?

ル・ボナー松本:

税込み120,000円です。
サイズは縦17cm×横16cm×巾8cmです。
名前をジャポネと言います。
アンティークドールのキャリングバッグは作ったことがありません。

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2006年04月04日 21:13に投稿されたエントリーのページです。

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