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一歩一歩スローライフ

私は実力が追いついていないのに出だしだけトップ集団で頑張って、へとへとになって酸欠状態になって最後は歩くより遅い状態でなんとか完走するマラソンランナーのような生き方を繰り返した。
身近でそんな私と生活する人たちはたまったもんじゃない。実力の範囲より少し頑張って生きるという術を知ったのはつい最近です。

そんな私を見て育った息子は多くの部分で正反対の生き方をゆっくり模索している。
息子は小さな頃から全てが遅かった。運動神経は鈍く逆上がりは放課後一人頑張って6年生で出来、家族で大喜びしましたし、球技をして楽しむ息子の姿を見たことはない。学力も小さな頃からぎりぎりで覚えは遅かった。そんな鈍い息子は当然のように学校でいじめられて育った。

高校もぎりぎり入ったけれど先生には「大学進学は君の成績では難しいから、お父さんの後を継いで鞄職人になるのがいい」と強く言われたけれど、一浪して地方の国立大学に入った。それから研究が面白くて修士、博士課程を名古屋で続けた。そんな息子は今年の4月から京都の大学で研究を続けるという。30歳間近の息子です。

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息子が子供の頃描いた絵

私たち夫婦二人がカバンを作ることが自分たちの生の表現であるように、息子にとってオリジナルな発想で調査研究したことを論文というカタチで残すことに自分が今を生きている価値を見出している。
不器用な私たち夫婦と同じように、不器用な息子です。一生をかけて美しい公式を研究の中から導き出したいと願う息子です。ドクター資格を得たのにまともな就職先のない人が多いと聞き不安になる部分はあるけれど、好きなこと続けて欲しいと願う私です。

現代社会に順応しうまく生きていけないけれど、不器用だけどゆ~くり生きた証を残していきたい。
不器用だから、器用に生きる人だとスムーズに通り過ぎて見落としてしまう事に、四苦八苦することで見えてくるものがあったりする。そんなに急いで何所へ行く?ゆっくり確実に個がその時代に生きた証を少し残せればいいじゃないか。

生きていくにはお金が必要です。お金で大部分は買える。でもお金では買えないモノがある。それを大事にした生き方が尊いと思う私です。

いいえ、父さん。そう思える様になったのはつい最近よね。先を急ぐ貴方、のろまな私。

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コメント (8)

kazubon:

息子さんを思う気持ちが伝わる日記。
小さい頃に書かれた絵をずーと持っているっていうことからも分かります。
二人の背中を見てきた息子さんなら、きっとこれからも大丈夫だと思いますよ。

ル・ボナー松本:

kazubon さん

コメントありがとうございます。
二人の背中を見てきたから不安という部分が多々あります。まあ反面教師という意味でいいかぁ~。

yuko:

こんにちは
素敵な絵ですね。細かいところまできちんと描かれていて、きっととても楽しく描いていたのでしょうね。
素敵な時間が流れていたのでは!!

ムーミンが窓からのぞいていたり・・・・・・窓のカーテン・ひびがはいっていそうな玄関ドアー。。
優しい人の絵ですね。
この絵、大好きです(^^)

そうそう今日のお昼から、私が勤めている園の園長とお邪魔する予定です。

では・・後ほど・・・・
            

ル・ボナー松本:

yuko さん

今日はありがとうございました。
私たちは息子の子供の頃の絵が大好きで他にも沢山残しています。色々想像が広がるところが好きなんです。それに比べ娘の絵は迫力があって大胆で、面白いです。子供の頃の息子や娘の絵や文を色々大事に残してしまいます。

ノブ:

これだけ描きこむ集中力は、鞄作りをされていたご両親の背中を見て育ったからでしょう。受け継いだ才能ともいえます。研究の世界に必要な力です。息子さんへすばらしいプレゼントをされたと思います。私が両親から受け継いだものは何だろうかと考えてしまいます。しかし、そんな両親へプレゼントをすることにしました。詳しくはメールで。

ル・ボナー松本:

ノブ さん

子供の頃の親や家庭環境の影響、若い時は気が付かなかったけれど、年齢を重ねるごとに節々で影響を感じています。良いにつけ悪いにつけ。その事が不思議な懐かしさを心に残します。
息子や娘も年齢を重ねた時そんな事を思うようになるかもしれません。メールの返信後でします。

pretty pun-chan:

昼間の様なのに、月や星、宇宙船があり、ムーミンパパが顔を覗かせたり、一番気に入ったのは、唐傘小僧ですね。はるき悦巳の名作「じゃりン子チエ」に出てくるヒラメちゃんは、何をしてもスローモーでドンくさい女の子でしたが、誰よりも絵がうまかった。この絵を見てヒラメちゃんを思い出しました。パイプを咥えた紳士風のイヌ以外はみんな目を丸くしているのが愉快です。特にキューベルワーゲンに乗っているネコとオバケの表情は、オッサンには描けない。じわじわと面白さが湧き出るいい絵だと思います。

ル・ボナー松本:

pretty pun-chan さん

中学校1年の頃書いた絵だと思います。親が言うのも変ですが、見れば見るほど色々なことが見つかり飽きない絵だと思います。息子とヒラメちゃんは似ていると思います。その頃息子はドイツ軍のプラモデルを色々作っていました。

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2008年03月07日 21:05に投稿されたエントリーのページです。

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