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レトロなモノが大好き

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電波の隙間も埋め尽くし現在社会は情報の洪水状態。チョイスするのも一仕事。
データに裏付けされた合理的なビジネスのシステムをプレゼンできる人が勝ち組。
裏付けなしに好きな事を気合と根性で、無我夢中一生懸命頑張ったからといって、成功する確率は益々少なくなっている。合理的でしゃくし定規な時代であります。
マーケティングやビジネスプランより、作り手の情熱が優先された時代の工業製品が好きです。

このところ私がよく使っている三種の神器?。
時計はオメガの1950年前後のハーフローター。コンステレーションの12画のタイプの原型のようなダイヤルデザインが良い。この時計姿勢差が極端で、腕に付けていると狂わないのだけれど、置いておくとすごく遅れるのです。そんな理由もあり現在一番使っています。
私の回りにはオメガの手巻きのデビルを結納返しで入手した人が何人かいる。そのデビルを大事にしている人はその一つの時計で充分満足し、その時計が防波堤の役目をしているのか、時計趣味に走らない人が不思議と多い(ただその人たちはみ~んな万年筆い~っぱい)。私も最初にこのオメガのハーフローターを入手していたのならば、それ1本で満足していたかも。

ヌ~ラヌラ書き味を求め続ける私の万年筆行脚の旅は現在進行形なのではあるのですが、なぜか普段使うのはこの2,000円で入手したパーカー21。決して書き味は私の希望するヌ~ラヌラではなく、ロデオの荒馬をなだめすかしながら使っている感じ。不自由ではあるのですが、それが良いなんて思ってしまう私がいる。その上私的にデザインは秀逸だと思っているのだけどチープです。でもそれがよかったりする私がいる。
ベトナム戦争の時、米兵に支給されたのがこのパーカー21という万年筆。このペンで故郷にいる家族や恋人に手紙を書いたそうです。

シルバーケースのジッポーは友人から奪い取った品。ケースはデコボコでグラグラだけど、このライターでシガリロに火を点けないと落ち着かない私がいる。

私は少し古い時代の工業製品が好きです。人が作っていることが実感できる時代の誠意を感じられる品。そんなモノたちが不思議と優しさを提供してくれる。

鞄職人で良かったぁ~。革製品の中古品は抵抗感を持つ人は多い。
新品を購入して、所有者と一緒に年月を重ねることを人は望む。
ビジネス優先のモノ作りの時代、独立系の鞄、靴、革小物職人たちの作り出す品は、柔らかな心地良さを提供できると思う。少しアンティークな工業製品に柔らかな心地良さを感じている私は、私が作るカバンを使うお客様たちが柔らかな心地良さを感じていただければ嬉しい。


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コメント (6)

カトウ リョウ:

アンティーク製品は古ければ古いほど、いろいろな方が所有し思い出が沢山詰まっていますよねっ!!
僕はそれを勝手に想像しながら、また自分の思い出も沢山詰めて使うのが大好きです。

僕も柔らかな心地良さを提供できる鞄職人を目指しています!(これからですが・・・。)

ホーチミン在住:

長年神戸に在住し、現在はホーチミンに在住しているものです。毎回楽しく、感染されないようにブログを海のむこうから拝見しています。
ところで、このオメガはいつか購入・・・ということでしたが、ついに、いつ購入されたのでしょうか?

ル・ボナー松本:

カトウ リョウ さん

私のような鞄職人にだけはならないようにしてください(笑)
永遠ではいられない品を作っている私たちですが、永遠を想像する品は作れます。そう思いながら鞄作りを続けていきたいと思っています。

ホーチミン在住 さん

ベトナムは行ってみたい国です。
オメガのハーフローターは1か月ほど前に入手しました。魅力的な時計です。

naka:

先日はお忙しいところ、お邪魔させていただきありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
そのときに見せていただいたオメガですね。

私も長い時間、ともに時を過ごせるものを少しずつ増やして行きたいと思います。
ル・ボナーのペンケースとパパスはその一つになりました。大切にいたします。

pretty pun-chan:

このOMEGAは確か先日、「鞄も扱っている」万年筆兼ヴィンテージ・ウオッチ屋さんで見せて頂きました。いい味が出ていますねえ。ヴィンテージ品の良し悪しは自分が入手するまでにどのような扱われ方をしたかによって単に「薄汚れた」ものにもなったり「味わい深い」ものにもなったりすると思います。それから面白いことは、自分が手に入れてから少しずつ表情が変わってくるところにありますね。ところで買わせていただいた1本挿しの紐付きペンケース、職場でも首からぶら下げて喜んでいます。お蔭様で単なるおバカの一丁あがり!ということのようです。

ル・ボナー松本:

naka さん

フランスに戻られたのですか?
来ていただいて嬉しかったです。ず~と色々なお話をもっとしたかったです。次にお会いする時にはパパスもエージングが進んでいることだと思います。帰国された時にはまたお会いしたいと願っています。

pretty pun-chan  さん

万年筆菌に完全に侵されてる。近々、万年筆菌重症患者の行状を赤裸々に公開します。怖くてその泥沼に近づくことを躊躇すること受け合い。私ではありません。もっと困った人です。
それと、ダンヒルのライターは綿を取り除いても芯は引き出せませんでした。お暇な時に診てくださ~い。

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2008年03月17日 21:42に投稿されたエントリーのページです。

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