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シェーファーのタッカウェイ

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先週の木曜日(休日)、東京から同業者が来店した。
夕食でもという私の願いを固辞し、夕方には急ぎ帰京していった。
夜にはバー、バランザックでこれまた東京から急遽帰神した悪魔の使いのN氏と、
飲む約束をしていたので、少し時間が空いてしまった。

その空白の時間を埋めるため、某万年筆屋さんに行ってしまったのがいけなかった。
委託販売の悪魔のブースを見ると、増えている。
それも現在万年筆の歴史を後追いしている私にとって見過ごすことのできない、
魅力的な万年筆が展示されているではないですか。

その万年筆はシェーファーのタッカウェイ。
1948年あたりに秘書の女性が使うことをを想定して作られた、
その時代のシェーファー独特のペン先の可愛い一品。
それもケース付きでシャープペンもセットでの出品です。

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31回目の結婚記念日の翌日、ハミへのプレゼントを買わずに、
ペリカンの100Nを購入したばかりです。
もうすぐユーロボックスから2本のシェーファーのスノーケルも届く。
このシェーファーのタッカウエイを購入したら、ハミが呆れるのは必至。

しかしこの可愛い筆記具の魅力は、
そんな現実は無視して、私の手元に来てしまった。

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矢継ぎ早に万年筆を購入し続ける私の愚行を、
ハミにどういう風に説明、誤魔化すか頭悩ませる問題であります。
某万年筆屋さんのお二人には、口止めの賄賂の意味合いも含めて夕食をご馳走し、
バー、バランザックではN氏と呆れるほどの周到な計画を練った。
だがどの案も良い妙案とは思えなかった。

その結果単純だけど、ほとぼりがさめた頃を見計らって伝えるのが、
やはり一番いいのではないかということになった。
それまでは机の中に隠し持って、
時々見てはにんまりする隠密作戦。

が、それは私には二日ともたなかった。
多くの万年筆好きなお客様たちが来られる我がお店。
その上見せたがりなボンジョルノ松本には到底無理な計画でありました。
土曜日の正午には、ハミに告白するボンジョルノ松本でありました。

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コメント (13)

pretty-punchan:

ショートクリップのタッカウェイ、実はこっそり買ってボンジョルノさんに見せびらかそうと企んでいたのですが、買っちゃったんですね。タッカウェイは女性しかも秘書むけに開発されたものだということで、そのためやや硬めの書き味らしいのですがどうですか?まあそれよりもブタペンにショートクリップ、さらにホワイトドットとこれだけでいいたたずまいです。言った通りでしょ?50過ぎてからのモノ好きは歯止めが効かないって。ハミさんに隠し通せるわけもなく、見せびらかしてしまう他愛なさに大笑いです。

ハミとボンジョルノ:

punchan様

私としては、punchan様の見せびらかしをニコニコ眺めてる方が良かったんですが・・・。   悪魔のN氏と吉宗さんは、秘密の策を練っていたようですがその前に白状してしまいました。
それにしても、ど、どうしようもない父さんには優しい味方が付いているようです。

ビンテージの大海原に船出したボンジョルノは、もう帰る港への航路が見つかるまでは、愚行を続けるでしょう。プンチャンは年末まで取り置きしてもらっている例の大物2点があるのですから、寄り道してはダメですぞ。

O:

Tuck away って、「しまい込む」とか「隠す」という意味みたいですよ。

ル・ボナー松本:

O さん

ありがとうございます。つっかえていた部分がすっきりしました。私はハミに黙ってしまい込みませんでしたが。
事務所をビクトリア風もしくはアンタッチャブル的なアメリカのインテリアにしましょう。そしたら頻繁に私は訪れたくなるでしょう。迷惑だと思いますが。

ノブ:

万年筆評価の部屋で先週水曜日に紹介されたタッカウェイですね。ショートクリップがかわいいですね。しかし凄い収集ペースですね。ヴィンテージの迷宮からは簡単に抜け出せないと聞きましたが、大海原ですか、難破しないでください。私は定例会で素晴しい品を見せていただくだけで十分と感じています。そう言い聞かせています。はい。
今度伺った際にはコレクションを拝見させていただければ幸いです。

tsugu_u:

ボンジョルノさんが某万年筆店に行った翌日、私もその悪魔のブースに魅入られて、デルタのものを1本購入してしまいました。私は本来イタリアものはあまり欲しいと思わなかったのですが、どうもこの万年筆が「おまえの所に行きたい」といっているような気がしたのです。どうもボンジョルノさんの万年筆菌が元々あった私の菌に複合感染したようです。
ところで、シェーファーのスノーケルはまだ届いてなかったのですか?

ル・ボナー松本:

ノブ さん

私は元々アンティークな品が好きで、車でアンティーク趣味を満たされない現状を万年筆で満足させているのかな?。
国別の万年筆と車の違いはよく似ていると思います。ノブさんはイタリアの万年筆にぞっこんのようですが、間違いなく危険です。私のアルファ溺愛主義に似ています。危険過ぎて私は3本しか持っていません。イタリア万年筆の甘美な誘惑は、私以上の泥沼まっしぐらぁ~。オマスの後、何か入手されましたか?。

tsugu_u  さん

あのデルタは買いだと思いました。イタリアモノは悪女に似ています。裏切られ続けて、それでもそんなはずはないと錯覚したくなる魅惑を持った万年筆たちです。デルタは特にその最たる万年筆で、理解不能な魑魅魍魎な不可解世界に招待する悪魔ご用達の万年筆メーカーです。私はその誘惑と戦い続ける日々であります・・・?。だから私は現在イタリア万年筆はレッド以外は見ないことにしています。
スノーケルは一か月経ちましたが、まだ私の手元には届いていません。早く来ないかなぁ~。

ノブ:

多少ですが・・・
伊太利亜物は独逸物とは違い、何か隙があるところが人間臭くて好きです。

ル・ボナー松本:

ノブ さん

伊太利亜モノは媚を売るような工夫は抜群で、それを割高な値段で売ってしまう。いい加減にしろよと言いたくなけれど、万年筆だからまあいいかと、その隙間を楽しみ出したら、もう戻れない。官能第一主義で、機能の工夫は人まかせ。私はそれを車で楽しんでおります。イタリアばんざぁ~い。

500E:

ご無沙汰しています。
いっその事、車もアンティーク趣味を貫徹しちゃって下さい。
某所に、35年程前のシトロエンSMの出物があるそうです。
エンジンはマゼラーティV6!!
仏・伊融合の蠢惑的なエスプリに身と心を打ち震わせてみませんか。
JAFのサーヴィススタッフと親友になれると言う、望外のオマケまで付いてきますぞ(笑)。
アル君をファーストカーに、SMをセカンドカーに。いいじゃありませんか、ラテン三昧の生活。
いや、ホントは私が欲しいだけなんですけどね。
すみません、万年筆の話題に割り込んで。
また伺わせて頂きます。

ル・ボナー松本:

500E さん

お久しぶりです。
是非マセのエンジンのSM購入してください。私は見るだけで充分です。先日ベントレーに乗っているというお客様と車談議になり、マイアル君の方が素晴らしいと真顔で言っている私でありました。
来られる時はそのSMであることを期待いたしております。マセのエンジンのシトロエンSMは、世界で最も世話が必要な快楽車と認知しており、それを維持するオーナーは愛すべき大馬鹿なラテン人です。私には到底達しえない(行ってはいけない)高みであります。

悪魔の使徒:

せっかく元町の本店で吉宗さんと口裏も合わせたのに・・・、プラモデル屋に内緒で行ったことを家内に白状してしまう5歳のわが愚息と同じではありませんか。
竹天井の懺悔部屋でみるマエストロの横顔は、万年筆と時計とアルファの話をするときは、ランドセルを背負った小学生、しかし、鞄と研鑽中のご子息のお話をするときは、格好いい頼れるオヤジで、つい惚れぼれしてしまいます。なお、ハミさんに話が及ぶと少し目が泳ぐのはどうしてでしょうか?

ル・ボナー松本:

悪魔の使徒 さん

バランザックが竹天井の懺悔部屋ですか。私には誘惑いっぱいの居心地良い悪魔の巣窟ではないかと。目が泳いでいましたか。きっとNさんが奥様のお話になった時の目と同じではないでしょうか。

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2008年06月23日 05:43に投稿されたエントリーのページです。

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