2008年12月アーカイブ

2008年12月31日

2008年大晦日の一日

今日は2008年の大晦日。
お店は昨日までで、今日はのんびりボォ~とすることにいたしました。
今年は京都に住んでいる息子も戻ってきたので、
家族4人と1匹勢揃いの行く年来る年を迎える事が出来る松本家であります。

%EF%BC%90%EF%BC%98%E5%A4%A7%E6%99%A6%E6%97%A5%E3%83%BB%E6%95%A3%E6%AD%A9.jpg

朝一番はハミとチャーとの休みの日恒例の、のんびり六甲アイランド周遊散歩。
今日は日差しが眩しくて良い天気。空気も澄んでいるような。


08%E5%A4%A7%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%81%8B%E3%83%BB%E6%95%A3%E6%AD%A9.jpg

六甲アイランドの南端のマリンパークで日向ぼっこ。チャーももうすぐ10歳。
顔の毛は真っ白になって年齢は感じるけれど、相変わらず落ち着きのない薩摩ビーグル。
飼い主に似ると言うけれど、恥ずかしながら確かに私そっくりだ。

08%E5%A4%A7%E6%99%A6%E6%97%A5%E3%83%BB%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%81%A0%E6%99%AF.jpg

マリンパークから見る、海越しに見える神戸の中心地の遠景が好きです。
この距離が私の神戸に対して持っている心象風景。
少し距離を置いて神戸と接することで、神戸を好きだと思い続けられる距離。
今年も神戸港に停泊する船たちが一斉に鳴らす汽笛を聞きながら新年を迎えます。

%EF%BC%90%EF%BC%98%E5%A4%A7%E6%99%A6%E6%97%A5%E9%8F%A1%E3%81%AB%E6%98%A0%E3%82%8B%E9%A2%A8%E6%99%AF.jpg

マリンパークにあるお店のガラスに写る神戸の海と空。
ハミは神戸の空がお気に入り。東京にいた頃より空が広く大きいとハミは言う。
いつまでも日向ぼっこしながら見ていたい神戸の空と海。そして背後の六甲山。


%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3.JPG

午後近所にあるショッピングセンターに息子と行った。
するとつい最近ネットで購入したアディダスの傑作スニーカーと私は思っているタイタンが、
半額以下の4500円で売っているではないですか。買わない訳にはいきません。
半月で2足めのタイタン購入とあいなりました。
価格以上の価値感をキーワードに、私のモノ好きは来年も続くのかぁ~。

後ろにボケて写っているのは、いつも私の工房の仕事机周りに鎮座しているモノたち。
今日から正月明けまでは自宅のいつもブログを書いているパソコン横に引っ越し。
時計は毎日朝のリューズ巻きの儀式を続けるにはこのぐらいの数が限界であります。
なのでこれ以上は増えないと思っておりますがどうだか。
万年筆はペースはスローになっていくと思いますがまだまだ増えていく気配です。
煩悩はまだまだ消えそうにない53回目の除夜の鐘。

背後の食テーブルで家に戻って来てもパソコンに向かって論文と格闘している息子に、
俺が死んだらこのお宝はオマエのものだぞと言うと、息子「いらなぁ~い」だって。
そうか興味のない者にはただのガラクタなのだなぁ~。

08%E5%B9%B4%E8%B6%8A%E3%81%97%E8%95%8E%E9%BA%A6.JPG

夜は一家4人と1匹団らんの夕食。当然大晦日は年越し蕎麦です。
日本の色々なしきたりは実行するようにしている松本家です。
そんな風に大晦日の夜は過ぎてゆく。

来年も楽しく充実した日々を過ごしたいと思っている私たちです。
皆様も良いお年を~!。

2008年12月30日

今年最後の営業日に今年を振り返る~

12月30日がル・ボナーの2008年最後の営業日。
2009年は4日からです。

大部分のお店が今年の営業を終えた商店街ゆえに、いつも以上に寂しい街ですが、
掃除をしながら静かさを楽しんでいる私たちです。
昨日はいつもの常連客が何人か来られ、ワイワイガヤガヤお話しながら、
今年1年を振り返ったぁ~。やはりアルファロメオMiToは良い~?。
今日も午後から遠方からのお客様。東京、福岡、静岡、滋賀からと来て頂いた。
本当にありがたいことです。
多くのお客様たちに支えられてル・ボナーは今年も無事終わることが出来ました。
世の中は景気の悪い話ばかり。来年は相当に厳しくなるでしょう。
私たちもそんな2009年を乗り切るために、心して日々過ごそうと思っています。
2年連続イタリア旅行なしなんて事にならないように、頑張らなければ。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%99%E5%B7%A5%E6%88%BF%EF%BC%92.jpg

今年は多くの若き革関連の職人の人たちやそれを目指す人たちと出会った一年でした。
特に11月~12月にかけて多くの若き職人の人たちと出会った。
それぞれ自分を表現する手段として革製品を作りたいと願い、
表現したそのカタチで日々の糧を得たいと考えている。自己表現することで糧を得れるなら、
普通に生活出来るだけの収入が得れればそれで十分と皆思ってる。
しかしそのビジネスモデルがなかなか構築出来ないで皆苦しんでいる。

1229%E5%B7%A5%E6%88%BF%EF%BC%91.jpg

でももがき苦しめばその先に希望は見えて来るはず。
苦しくてもやめないで続ければ、自立した表現者として生きてゆけるはず。
モノを創造し作る事は地球上で人間だけが持っている特権。
若さは何よりの武器です。私にはその若さが眩しく見える。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%99%E5%B7%A5%E6%88%BF%EF%BC%93.jpg

多くの若き職人たちと出会い、刺激を受けながら今年も終わる。
本当にあっという間に終わってしまった1年でした。もったいないと思う52歳。
来年は今年出会った多くのモノ作りすることに希望を持った若者たちや、
これから出会うであろう若き才能に刺激を受けながら、
夢の語れるモノ作り世界を構築出来ると良いなと強く思うボンジョルノでありました。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%99%E5%B7%A5%E6%88%BF%EF%BC%94.jpg

2008年12月29日

エレファント革で作ったポーチ

1228%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%81.jpg

オーダーのポーチと並行していっしょに作ったエレファント革のファスナーポーチ。
カードがいっぱい収まって薄い携帯電話は違和感感じず収まるほどの薄い仕上げです。

エレファントは丈夫な革です。革という素材の中で一番丈夫ではないかと思います。
私の持っているエレファントの財布は20年以上元気に頑張ってくれています。
一時ワシントン条約で輸入出来ない時期がありましたが、
現在は限定的でより高価になりましたが使えます。

貴重品革はあまり使わないル・ボナーですが、
エレファント革は好きな革で使い続けています。
哺乳類の革の中では一番高価な革です。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%98%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%81.jpg

内側は赤の革。
昔見た古き良き時代のイタリアのハンドバッグで表がシックな黒で、
開けるとドキッとする赤の内貼りのコンビネーションが素敵だった記憶から、
ル・ボナーでは時々使う黒と赤の世界。ステッチも赤は少しやり過ぎかも。

%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg

革という素材の魅力は生地とは違って厚みを持っていて
色々な部分で均一ではないゆえに作り方のセオリーが確立しにくい。
それゆえ合理的なモノ作りが思考しにくくて、試行錯誤の繰り返し。
このミステリアスが飽きさせない。
私たちは30年以上鞄を作り続けてもまだまだ多くの発見の繰り返し。

2008年12月28日

今年最後のベルト作り

1228%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88.jpg

今年最後のベルト作りもあと手縫いを残すだけ。
今年も毎月末12ヶ月間欠かさずベルトのオーダーはあって、ありがたい事であります。

今回から新型バックルになりました。
ワイルドスワンズのケイズファクトリーさんに協力して頂いて作った今回のバックルも
素材はブラス(真鍮)の削り出しですが、エッジを丸く削ってまろやかなバックルにしました。
金色は真鍮そのままに少しコーティングして仕上げ、エージングが楽しめます。
銀色はその真鍮にロジュウムメッキです。最強のメッキであります。


%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%90%E6%96%B0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB%EF%BC%92.jpg

リングをつけて革の表面の負担を軽減したタイプのバックル。


%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%90%E6%96%B0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB%EF%BC%93.jpg

今回一番人気はこのタイプ。
スマートだけれど堂々としたバックル。

1110%E6%96%B0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB%EF%BC%91.jpg

初めてシンメトリーなタイプの登場です。
両側にリング付けて革への負担を少なくしています。
ループ(ベルト通し)が必要ないのでスマートです。

この3種類です。

ベルト以外にもまだまだ作らなければならないモノいっぱい残して、
今年ももう数日で終わりります。時間が足りなぁ~い。

2008年12月26日

悩ましいアルファロメオ MiTo

私はイタリアが大好きです。
馬鹿馬鹿しさと精緻な技巧のアンバランスが良いのです。
遊びに真剣に取り組む国民性の中に豊かさ感じています。

そんな私は現在アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型という
10年前のアルファロメオに乗っています。
この車滅茶苦茶運転が面白いし、アルファのエンブレムがイタリア好きのハートに直撃し、
程度最高状態でありながら格安で手に入れ、大変満足な車生活を過ごしております。
ただ多くの方から、今後起こるであろう災難を聞かされ続ける日々ゆえに、
実際にそう多くの災難は経験していないのに、
安心してはアルファとの蜜月を楽しめないでおります。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%96%EF%BC%AD%EF%BD%89%EF%BC%B4%EF%BD%8F.jpg

そんな時145を購入したディーラーの八光自動車から来年のカレンダーが届いた。
1月のカレンダーに写っている車の写真に衝撃を受けたぁ~。
この車は来年の春頃日本で発売になるアルファロメオMiToではないですか。
いけません。この車は知ってはいましたが、この写真は私の脳天に直撃した。
フロントの曲線が私の求めた曲線を描いていて、この写真に目が釘付け。
ネットで調べてみると益々私好みであることが判明。
このコンパクトハッチバックはあまりにも魅力的であります。

私は今まで何台かの車を所有し手放した。
どの車も愛着を持っていて長く乗りたいと願ったけれど、
経済的理由や、実用には色々な弊害があったりして乗り換えてきた。
現在載っている10年前製造のアルファは本当に気に入っています。
ただあるフィアット・プントを長く乗っているS氏の弟さんがやはり私と同じ145に乗られていて、
去年何度目かの車検時に56万円かかったそうです。
可笑しな費用としか言い様がありませんが事実です。
そのな事が私の身に起こったとしたら私は手放すでしょう。

そしてメンテナンス保障のついた始めての新車のMiTo購入かぁ~。
そんなこと言っていたらハミに「何馬鹿なこと言っているの!その時は車なし生活です」と。
そうだよね。年間走行距離5000キロ弱の私は車なくても実は困らない生活。
やはり現在の愛車アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型が
奇跡的にアクシデント少なくいてくれることを願うことにしよう。

でも来年MiTo が日本で発売されたらすぐに試乗しに行こう。
そして細かな見積もりもしてもらってMiToを親しい人に勧めよう。
最初の犠牲者は誰かなぁ~?。

2008年12月24日

ウォシュレットが我が家に~

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%92.JPG

ウォシュレットが我が家にも設置されたぁ~!。

我が家にウォシュレットが無いことを話すと多くのお客様たちは
「快適に日々暮らすために最もありがたい家電製品はウォシュレット~!」とおっしゃる。
顧客のF奥様にいたっては、汲み取りから水洗に変わった時もう戻れないと思ったように、
ウォシュレットのある生活を知ってしまうと、無かった時代には戻れないと。

そこまで多くの人たちを魅了するウォシュレットなるものを、我が家にも設置すことにした。
実は今までホテルとかに泊まるとトイレにはウォシュレットが設置してあり、
操作わからず使ってみたら熱湯が肛門を直撃しヤケドするかと思った経験がトラウマとなり、
敬遠していたボンジョルノでありました。

そんな折、月に一度の大阪出張のたびに我が家に泊まる
横浜在住の店長(これはニックネーム)がやって来た。
彼はウォシュレットにつては詳しく把握し、取り付け作業には自信があると言う。
だったら取り付け作業工賃なしで付けれるということではないか。
今を逃してはもったいない。翌朝量販電気屋さんに店長と向った。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%93.JPG

ウォシュレットに詳しい店長はスイッチ類が別になっていて壁に設置できるタイプだと、
掃除の時楽だからと最新タイプにターゲットを絞った。
最新タイプは割高だ。でも横浜ナイズされていない大阪商人風な店長は、
我が家のために値切り倒し4000円ダウンを獲得。

早速持ち帰り無料で店長に取り付けてもらった。
店長は便器の下に潜り込んで作業しながら、ボンジョルノも次から取り付けられるようにと、
説明してくれるのだけれど、理解できないのに分かったぁ~と言いながらシガリロをプカプカ。

店長の涙ぐましい努力によって1万円以上安く設置できましたぁ~!
感謝、感謝。このことは記憶の隅の方で感謝しつづけます。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%91.JPG

正確な操作によって使ってみてわかった。これは快適です。
便座に座った時温かい。今までのように座った時ヒヤァ~とする不快感がない。
そして程よい温度のお湯での洗浄。持病持ちの私には何よりではないか。
ウォシュレットは20世紀最後の大発明。21世紀に語り継がれるであろう金字塔~?。

ただこれを知ってしまったことによる不幸もある。
ウォシュレットの付いていない公衆トイレは出来るだけ敬遠してしまいそう。
海外旅行の時、携帯ウォシュレットを持っていく人間になってしまうのか。
ますます野性から遠く離れていくのを感じる。でも快適な方を選んでしまう私です。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89.JPG

我が家にもとうとうウォシュレットが装備され、ハミも喜んだ。
量販電気屋さんでウォシュレットを購入した時に年末恒例の抽選会でゲットした
ドナルドダックのぬいぐるみ枕はチャーのお気に入り。

2008年12月23日

クリスマスイブ前日のル・ボナー

今日はクリスマスイブの前日の祭日。
ル・ボナーが一年でいつも一番活況を呈する日です。
不景気な話ばかり世の中を覆う今日この頃ですが、今日は特別なはず。
私はいつもよりおめかしして出社することにしました。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF.jpg

いつもより少し遠回りしてマリンパーク経由でチャーと仕事場に。
今日は前日までより少し冷え込む朝です。ここから神戸港が一望できます。
神戸という街が16年住んで本当に好きになった。
広い空と海と隣接する六甲山。独特のハイカラが生み出す文化。
この地にお店を出して良かったぁ~。
それも少し繁華街から離れたこの六甲アイランドでお店を持てたことが。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%83%90%E3%83%A9.jpg

近所の花屋さんから売り物にならないからといっぱいのバラの花をもらった。
バラは大好きな花。香りも素敵でお店のドアを開けた時香り広がる。
私たちは買って頂き感謝する立場だのに、お客様から色々なモノを頂く。
恐縮しながら、感謝しながらありがたく頂く。
数日前にも福井の若狭から干魚とへしこがいっぱい届き、
昨日も茨城の鹿島から蛤届いた。12年モノの初めて見る大きな蛤。
感謝しながら頂きまぁ~す。幸せ者の私たちです。


1223%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84.jpg

こんなに革小物のアイテムと色が揃ったクリスマス前のル・ボナーは初めて。
華やかにカラフルな品揃えでお客様たちをお迎えできる12月。
世の中暗い話題多いけれど小さな幸せが一つ二つと数集まれば、
優しい心持ちでクリスマスから初春に向けて、温かい心でいられるように思う。

今日も多くの顧客と新しいお客様に来ていただいた。
奥様や恋人へのクリスマスプレゼント。遠路ル・ボナー目的で来神して頂いたお客様。
そんなお客様たちとの交流は、お店を持ってカバン作りしている私たちにとって何よりの喜び。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%BC.jpg

六甲アイランドの特にル・ボナーのお店辺りは、
ゴーストタウンと揶揄されたりする人影まばらな場所だけれど、
ル・ボナー目的でこの街を訪れるお客様たちに支えられながら、
16年続ける事が出来て、今年も素敵にメリークリスマス。


1223kekkonn.JPG

ハリボテのクラシック風結婚式場も今夜はロマンチック。
明日は小さな幸せいっぱいのクリスマスイブがあちらこちらにあるといいな。

アディダスのタイタンが届いたぁ~!

1221%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3.jpg
入手した黒のシックなタイタン。
奥に鎮座する初代スエードのタイタン。イタリア旅行もこの靴履いていた。


三宮界隈に行く度に探していたけれど見つからなかったアディダスのタイタン。
仕方なくネットで探してみたらすぐに見つかった。
私の今一押しのスニーカーの2代目が届いたのだ。

私の人生の大半はスニーカーを履いて歩んできた。
高校時代はお洒落な連中はローファーやタッセルの革靴はいて、
不良な連中はコンチネンタルな先が尖った白い靴履いてたりした時代、
私はオニツカタイガーの青いスエードのリンバというスニーカーを履いていた。
陸上部だった私はその靴で部活もやっていたので、
いつも靴下が真っ青になって母さんに怒られた。

その後レッドウィングのアイリッシュセッターや国産手作りのチロリアンシューズも
履いていた時期もあったけれど、フランス製のアディダス・カントリーに出会ってからは、
25年ほどスニーカーしか履かない人生を過ごした。
フランス製のカントリーは素晴らしかった。
中敷きが絶妙の履き心地を提供し、外観のデザインは私の勝手な美意識に訴えた。
その後中国生産となったカントリーはまるで別物の履き心地となったけれど、
外観はその優美なデザインを少し残していたので、その後もず~っとカントリー。

1220pu-ma.JPG
プーマの底薄スニーカー

私はバスケット系の底が厚く見えるタイプのスニーカーは好みではなくて、
薄く見えるスニカーが好みです。
一時プーマが底薄でファッショナブルなスニーカーを矢継ぎ早に出していた時期には、
プーマも何足も入手したけれど、履き心地が私にはイマイチ。でまたカントリーに戻った。
フランス製カントリーを知っている私には大いに不満はあったけれどそれ以上のスニーカーも見つからない。ヤフオクなどを見るとフランス製カントリーのデッドストック品が出品されていたりするけれど、スニーカーに5万円前後の値段はいかにスニーカー好きの私でも躊躇する。


そんな時偶然このタイタンに出会った。
スパイクはついていないけれど、まるで陸上用のスパイクシューズのような形状。
若かりし頃、陸上競技の試合の時強い選手はアディダスのアステカゴールドという派手な金色のスパイクシューズ履いて輝いていた。私は小遣い貯めてやっとコメットという地味なアディダスのスパイクシューズ履いていた。そのコメットの色合わせはカントリーと似ていた。タイタンは金色ではないけれど憧れのアステカに似たフォルム。カントリーに変わる私のベストスニーカーが見つかったぁ~!。


その後カジュアルな服装での接客は失礼(?)だと、クラシカル紳士風なファッションに身を包むようになり(口の悪い顧客はまるでコスプレ風と言うけれど)、それに似合う革靴を何足か入手し履いていた今日この頃ではありましたが、やはりスニーカーが好きだ。不似合いだろうがやはり私はスニーカー。サラリーマンでない私の特権。


1222%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC.jpg

私はハミにカントリーを勧め続けた20年でありました。するとハミは拒否反応の20年。
ハミもやっとこの頃カントリーを履く様になった。履くと外反母趾強烈なハミには最高の履き心地のようで、その良さがやっと分かったようであります。
女性にカントリーは可愛い。

数日前ゲタ箱整理していて初めて知った。私はスニーカーだけで20足ほどあった。
紳士靴を30足以上持っている靴愛好家に、ムカデじゃないのだからそんなに靴はいらないでしょうなんて偉そうに言っていた私。
値段は違えどもスニーカー20足他色々何足か持っている私は同じ穴のムジナ~。

2008年12月22日

カラフルに揃った革小物たち

クリスマスから新年にかけてのちょっとしたプレゼント用にと
いっぱいの革小物たちが揃いましたぁ~!
こんなに店頭に革小物が揃う師走は何年ぶりでしょうか。
売れる売れないは別にして、嬉しくなってしまいます。

1219%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%A9.jpg

それも大改革。カラフルなシュランケンカーフを使って作った品が多くなったので、
今までのように革小物はタンニンなめしの渋い色の品が大部分を占めていたのと違い、
よりお店が華やいで見えます。

ジャバラの折り紙小銭入れもこんなにカラフル 色いっぱい。
まるでお花畑のようであります。
これで11色。シュランケンカーフは20色ほどの色が揃いましたぁ~。
ル・ボナーはシュランケンカーフ好きであります。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%99%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99.jpg

折り紙折財布も色いっぱい。
札バサミのように使ってもらおうと考えて作ったこの折り紙折財布は
見た目より贅沢に革を多く使い、シンプルだけれど豊かさ提供している。私も使ってます。
イタリア旅行のとき重宝したチョコ色の今まで使っていた品は引退していただき、
新しくライムグリーンの品を使うことにしました。少し傷が完成後見つかった品を(弁解)。
良いです。シュランケンカーフの革の豊かさをストーレートに感じ取れる品であります。

1221%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3.jpg

2008年12月20日

ペリンガーから革がいっぱい。

ドイツのペリンガー社からオーダーしていた革が届いた。
6月にペリンガー社社長が来日した時にオーダーして
3ヶ月で出来上がるというのが6ヶ月後の12月に届いた。
今までスポットで入手出来るシュランケンカーフだと
入手が限定的だった色をオーダーでお願いしていた。
ライトレッド・ライムグリーン・ターコイズ・イエロー。

これで大好きなシュランケンカーフの色々な色が揃いましたぁ~!。

%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%AD.jpg

今回シュランケンカーフと一緒に現在ボックスカーフ系の革では
最も素晴らしいなめしをしていると私は思っているクリスペルカーフも入手した。
本当に良く出来ている。ベビーカーフを使って作っているだけに肌のキメも細かい。
でも驚くほど高価です。牛の革だのに高級コードバンより高いです。
クロームなめし革の最高峰です。

%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3.jpg

クリスペルカーフは今回はブラウンもあります。
でもブラウンはまとめて買う財力なくて、サライ商事さんの棚にまだあります。


%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%8D%E3%82%A4%EF%BC%92%E8%89%B2.jpg

と言いながら初めて別の問屋さんから、
フランスのアノネイ社のカーフを、色が素敵だったからと入手してしまいました。
革の在庫が益々一杯になって良いのか悪いのか。

革山積み状態の12月のル・ボナーです。

2008年12月19日

「楔」の永田さんと共同作業

1213%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB.jpg

「楔」の永田さんが先週の土曜日来神した。
その時作ったテーブルを車に乗せて持ってきた。
ル・ボナーの店内で写真を撮るためだと言うのだけれど、
それは完全に営業妨害じゃないですかぁ~!。
でも渋々承諾して店内の什器を隅に移動して、そのテーブルを持ち込んだ。
長さ2メートル×横70~80センチ×高さ70センチの極太一枚板のウォールナットで作った、
木の魅力を伝えるに十分な迫力を持った永田さんらしい一品。
永田さんが本当は本職が家具職人であることを気付かされた。

このテーブルの販売先はまだ決まっていません。
興味のある人は「楔」の永田さんまでご連絡くださぁ~い。
それにしても重かったようだ。天板と足の部分は別々に持って来れるのだけど、
2人で持ってもヒィヒィ言っていた。永田さんと顧客のF氏が運んだ。
年老いた私はぎっくり腰になってしまう?のでそんな重労働はイヤです。

%EF%BC%91%EF%BC%92%E8%8A%B1%E6%A2%A8%E3%81%A8%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%88.jpg

それでその時、一枚板を削って仕上げた木箱を持ってきた。
花梨のこぶとウォールナットの2種類。素敵な表情しています。
これは「楔」の永田さんと私の共同作業で作ることになった
太めの万年筆が10本入るペンケースの外部分。
革で仕上げる内装部分が私の担当です。木と革のコラボレーション。
どんな内装になるかは、出来上がってからのお楽しみ~。

%EF%BC%91%EF%BC%92%E8%8A%B1%E6%A2%A8.jpg

それにしても花梨のコブの表情は魅力的です。
この外観に負けない内装にしないといけません。
異業種交流は面白いじゃないですか。

2008年12月16日

私の東京のワンダーランド・学士会館

1210%E5%AD%A6%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E9%A4%A8.JPG

今回の東京出張も私の常宿となっている学士会館に泊まった。
どこに行くにもアクセスが良い神保町駅近にあるこの昭和初期に建てられた学士会館は、
旧帝大卒業生のサロンとして長く使われていた場所でしたが、
現在一般人も泊まることが出来るようになりました。それで私も利用できるようになった。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%AD%A6%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E9%A4%A8%EF%BC%95.JPG

日帰りで済ませられる東京出張でも一泊する。
そして次の日の朝一番で帰神したりする。
ここに泊まるのが東京出張の楽しみとなっている私です。

このクラシックな風情がたまらなく居心地良い。
建物は当然古くて、その上すべての調度品が年代モノで、
私は泊まるたびにドキドキしながらこの建物の中を探索する。
レトロ好きの私には、ここは東京のワンダーランド。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%AD%A6%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E9%A4%A8%EF%BC%92.JPG

天井が高くて照明も豊かさ伝える。古い家具たちも格調高い。
私にはこの古さが居心地良い。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%AD%A6%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E9%A4%A8%EF%BC%93.JPG

宿泊階の廊下はシック。
静かな時間が流れる。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%AD%A6%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E9%A4%A8%EF%BC%94.JPG

学士会館の部屋はイギリスの寄宿舎風。
モダンなホテルに一人で泊まると落ち着かなくてテレビなんかをボ~っと見てしまうけれど、
この学士会館の部屋に泊まるようになってから、都会の静寂を楽しむようになった。
手帳に万年筆を走らせている知的風なボンジョルノ~?。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%90%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%83%B3.JPG

朝食は素敵にクラシックなインテリアのダイニングで。
私はここのコーヒーの濃い味が好きだ。
だから朝食は洋食で。たまごは当然プレーンオムレツ。

偶然顧客のKさんと会った。
今は高知に転勤したKさんは東京出張の時はいつも学士会館を利用されている。
東京での宿に学士会館を利用するようになったル・ボナーの顧客の方が増えているようです。
当日予約ではこの頃泊まれなくなってきたのはそのためか。
そんなことはないと思うけれど、豪華な朝食付き9,200円でこの大人のワンダーランドは、
大変お得で豊かな気分を味わえます。

今回チェックインの時住所を書こうとしたら、
お名前だけで住所と電話番号は分かっていますので結構ですと言われた。
常連のお仲間に加わったようで、嬉しくなったボンジョルノでありました。

2008年12月14日

ユーロボックスそしてフルハルターへ

東京出張2日目の午前中浅草界隈の材料屋さんと道具屋さんに行った。
問屋街のお店は午前9時には営業を始めているので助かる。
今では電話でまとまった量をお願いして送ってもらっていますが、
東京にいた頃は作る鞄に使う材料をギリギリしか買えなくて何度も足を運んだ場所です。
ここに来ると30年の歳月が止まったままのように変わらぬ街並みなのだけれど、
お店に入って顔馴染みの店主たちに会うと、年月が過ぎた事を感じる。
みなさん年をとった。でも変わらず商売を続けていて頂いているだけで、
同志と再会したような感慨を感じる。私も年をとったぁ~。

その後午後3時の打ち合わせまでの間を利用して、銀座の「ユーロボックス」に行った。
これは完全に私用です。出張中唯一の私用。
今まで一度しか伺っていない私の事を店主の藤井さんは覚えていてくれた。
目的は当然146テレスコープ。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%92.JPG

ユーロボックスにはアンティーク万年筆がいっぱいある。何千本あるのかわからない。
この在庫過多は感動モノです。1本1本見てるだけで楽しいけれど、そんな事していたら何時間いや何日もかかってしまうし、店主の藤井さんの後には山のような在庫が隠されているのですから、一点集中目的の品を伝えるのがてっとり早い。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97.JPG

1本だけ146テレスコープがあったぁ~。
程度抜群ワクワクしながら書き味を試した。素晴らしい~!。でもペン先がオグリーブ。
私は146テレスコープの最初の1本はノーマルなペン先と決めていたので躊躇した。
私の希望の146テレスコープが見つかるまで待つことにした。
あせってはいけない。待つ楽しみも知らなければ。それが大人?。

で他の万年筆の書き味も楽しんだ。
するとこれは面白い~!という書き味の万年筆に出会ってしまった。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%EF%BC%91.JPG

それがこのモンブランの50年代のウイングニブのペン先の#254。
面白すぎます。ペン先走らせ始めると快感一直線でいつまでも書き続けたくなります。
我慢できる私ではなかった。入手してしまいました。

そのまま持ち帰りたいと私は強く願った。
が藤井さんは調整が必要だから後ほど送ると言う。
それではハミにバレてしまう。こっそり購入しようと思っていたボンジョルノだったが。

いつまでも居て、万年筆と会話したい気持ち山々なれど、
仕事の打ち合わせが迫ってきた。午後3時過ぎに某所にて落ち合わなければいけない。
その某所とは大井の「フルハルター」~?。
いやいやこちらは本当に仕事なのであります。

%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%9C%80%E7%B5%82.jpg

上のロゴに関しての秘密の企て。他言無用の計画らしい。
フルハルターでは森山さんが怖い顔して「いよいよやる気になりましたか」と迎えてくださった。
後ほど万年筆くらぶ会長中谷でべそ氏が来られて、秘密の企て?のご相談。
あとはK氏の仕様が決定すれGO~です。

真剣な仕事の話はすぐに終わったので、色々四方山万年筆話。
新米万年筆コレクター・ボンジョルノ松本は現在50年代のモンブラン、
特に146テレスコープに強い興味を持っていることを二人の達人に伝えると、
お二人とも同意見。私の興味の方向性に共感していただいて新米としては心強い。

森山さんは50年代のモンブランの万年筆は特別だという。
モンブランの工房で最高の万年筆を作ろうとした
50年代現役だった誇り高きドイツの老職人たちに会った事があるそうです。
現在のように機械化され合理的に作れなかった時代だから、
鍛造の繰り返しから生まれたバネのような弾性を持ったペン先。
そのペン先をより魅力的な書き味にしようとする妥協なき工夫。
第二次世界大戦で敗れたドイツが復興しようとする時代に、
世界一の万年筆を作ろうと切磋琢磨した職人集団がいた。
それが50年代のモンブランの魅力的な書き味の万年筆を生み出した。
だから50年代のモンブランの万年筆は特別なのだと。

でべそ会長も146も大好きなお人。
先日雑誌の取材で持っているモンブランの146を並べて撮影することになったそうです。
その時初めてでべそ会長は自分の所有している146の数を知ったそうです。
全部で同じ146が18本。そのうちテレスコープが9本。
私はそんなに万年筆を持っていないなんて真顔でいつも会うと言うでべそ会長。
画伯が言うように悪魔だぁ~!。持っていないと言うのは、
何千本も持っている著名な万年筆愛好家に比べてということがその時わかった。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%EF%BC%91%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%9F%E3%81%A1.JPG

楽しく有意義な一泊二日の東京出張は休日を返上しての過密スケジュール?
結構エンジョイしながら一泊二日の東京出張は終わりました。
午後6時過ぎには新幹線の車中。

今回の私はライトグレーのボウラーハットに重~いウールのコート。
それに一眼ぶらさげおのぼりさんスタイル。一眼は実に重い、少し持ってきたのを後悔。
学手風ブリーフケースは思いの外いっぱい荷物が入る。太ダレスより沢山入る感じ。
車中私は熟睡モードですぐに神戸。神戸は優しく私を迎えてくれた。

2008年12月12日

今回は新色登場~!紐財布

%E7%B4%90%E8%B2%A1%E5%B8%83%EF%BC%91%EF%BC%90%E8%89%B2.jpg

紐札が出来上がりました。
新色、久し振りに入った色など、こんなにカラフルな色が並んだのは初めてです。

%E3%83%92%E3%83%A2%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%95.jpg

女性を意識して考えた財布ですが、意に反して男性にも好評で嬉しく思っています。
色によっては、数に限りがありますので、お早めに!

色の紹介です。
ブラック・ネイビー・チョコ・トープ・ジーンブルー・
ターコイズ・オレンジ・ライトレッド・ライトグリーン
イエロー・
それから、少しオレンジかかったレッド、の11色

「クレマチス銀座」と「C.O.U.」

半年ぶりの東京出張です。東京午前10時13分着。
親しくしている著名な時計ライターN氏が東京駅まで来て頂いて、
今日は一日行動を共にすることになりました。

ライターN氏はいつものようにレトロなスーツスタイルにボリサリーノの中折れ帽。
私は52年前の親父が誂えたウールのコートにライトグレーのボウラーハット。
コスプレ風と言われようがへっちゃらの伊達男?二人。

1210%E9%9A%8E%E6%AE%B5.JPG

猪瀬さんの工房は昭和を強く感じる工房。1階が事務所と裁断その他手配全般をこなし、
写真の階段を上がった二階にはサンプルその他鞄作りの工房がある。
テレビドラマや映画で使われたこともある味わい深い工房です。私はここが大好きです。

フラソリティーの猪瀬さんと来年の最重要プロジェクトの打ち合わせが主な目的でした。
私は独立系鞄職人の中では珍しく既存の鞄業界とのつながりも持っていて、
そのバランスの中で鞄業界の現行のシステムを少しでも変えていきたいと考え、
丁寧な仕事をする量産職人の人たちが今より豊かな鞄作りが出来る環境を
日本の中で生み出したいと願っています。
その橋渡しができないものかと思っている私です。
その思いを来年は猪瀬さんと一緒にカタチにしていきたいと思っています。

その打ち合わせを終え、ライターN氏の案内でつい最近開店した「クレマチス銀座」に行った。
鞄職人の小松さんと靴職人の高野さんが共同で始めた独立系職人のショップです。
もう、みなさん御存じですね。

%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%82%B9%E5%B0%8F%E6%9D%BE.JPG

渋谷の「フジイ」さんで8年修行した小松さんの作る鞄たちは洗練された高級を伝える。
金具もスターリングシルバーを使ってオリジナルで作った鞄たちは本当に見事です。
私は大いなる刺激を受けました。

%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%82%B9%E9%AB%98%E9%87%8E.JPG

高野さんの作るハンドソウで作った靴も本当に素敵です。
ライターN氏は高野さんが昔作った靴を履いていた。その靴は無骨だけれど魅力的。
その後経験と共に洗練されていった高野さんの作る靴たちは
色気を感じさせる洗練されたフォルムに昇華していった。
私もいつか作ってもらいたいと思った。

若い独立系の鞄と靴を作る職人二人に会い私は幸せな気持ちを感じながら、
二人の夢の工房を後にした。

そして「C.O.U.」に表敬訪問。
ル・ボナーの太ダレス、細ダレスやフラボナのバッグも置いてもらっている
仲間のケイズファクトリーが銀座で11月始めにオープンしたお店。


%EF%BC%A3%EF%BC%8E%EF%BC%AF%EF%BC%8E%EF%BC%B5%EF%BC%8E.JPG

ケイズファクトリーのオリジナル(ワイルドスワンズetc)が中心のお店だけれど、
親しくしている仲間たちの品も紹介したいとの鴻野社長の思いから、
ル・ボナー製品も並んでいる神戸以外の唯一のお店です。


ケイズファクトリーは会社組織として上質な革製品を作り出そうしている
夢を持ったモノ作り集団。
私や猪瀬さんはケイズさんの人たちと一緒に面白い企てをやっていきたいと思っています。
親しくしている高名な造形作家の人にお願いしている
店内の中心に鎮座するはずのオブジェな什器はまだ完成していなくて来春になるとの事。
そのオブジェがお店に鎮座したらまた伺う事にしようと思っています。


%E9%8A%80%E5%BA%A7%E3%81%AE%E5%A4%9C.JPG

夜の銀座を歩くと表通りは世の中不景気と言いながらも多くの人が行き交う。
ただ昔あった銀座の顔のようなお店の何軒かが消えブランドショップが多くなり、
私的には大好きな銀座が様変わりしていて寂しい気持ち。
ただ一丁目界隈の裏通りには面白くて魅力的な独立系のお店が増えて、
そんな新興のお店と今も残る老舗のお店が
新しい銀座の魅力を醸成していくように思うボンジョルノでありました。

夜遅くいつもの東京出張の常宿・学士会館へ。
ほろ酔い気分で夜は過ぎて行く。

2008年12月10日

シュランケンカーフは素敵な革です。

1209%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89.jpg

現在製作中の色々な形のラウンドファスナー・ポーチ。
シュランケンカーフの質感殺さないように、芯材にも革を使って作っています。
フワァ~とした質感がいつまでも感じられるように。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%99%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AB.jpg

本断ち終わった今回作る小銭入れの全色並べてみました。
カラフルな色がいっぱいあって、心もウキウキ。
今回はターコイズやイエローが加わり今まで以上に華やいで見える。

1209%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2.jpg

ハミのシュランケンカーフを使ったティアーも最終段階。
入手したシュランケンカーフの中から特別厳選した革と場所を使った贅沢な一品。
今回は3個出来上がります。まだまだバックオーダーは続く人気のバッグ。
シュランケンカーフの豊かな表情と質感伝えているバッグだと思います。

今週ペリンガーから特別にオーダーしたシュランケンカーフが届きます。
どんな特別を私たちに提供してくれるのだろうか。
今からドキドキワクワクしています。

2008年12月 9日

クリスマス限定?グリーンのブリーフケース登場

1209%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3.jpg


クリスマス限定のつもりはなかったけれど、
いつもは定番のメンズバッグでは使わないグリーン色で
ブッテーロ天ファスナーブリーフケースを5個作ってみました。

ブッテーロのグリーン色は発色の良い明るめ。
絞りのペンケースでは定番で使っていますが、
久しぶりに鞄にしてみると、ル・ボナーのメンズバッグコーナーが華やかな感じ。
クリスマスが近づいてきたのだと、その時初めて気が付いたボンジョルノ。

クリスマスから始まり年末年始へと続く日々を、明るい気分で迎えたいものです。
それにしても、1年があっという間に終わろうとしている。
充実した日々を過ごさないともったいないと思う今日この頃。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%99%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3.jpg


人気のワイン色も久々に並びます。
ブッテーロのこの色のル・ボナー製品は特別人気があります。
ル・ボナーのホームページのバックカラーがワインだからなのか、
神戸のイメージカラーによく使われる色だからなのか、
(阪急の電車、サッカーのヴィッセル神戸etc)。

2008年12月 8日

3本のレッドとLA91

12月だというのに静かな週末の土曜日。本当に寒~い週末。
お客様来なくて心も寒~いと思いながら仕事に集中してたら、I先生ご夫妻来店。
あのペリカンのトレド6本他いっぱい万年筆持っている万年筆コレクターなI先生。
私の恋い焦がれたアウロラの85周年レッド「マダム・モニカ」を
私の希望落札価格で落して頂いた恩人でもあります。
そのI先生が取り出したペンケースから出てきた万年筆を見て驚いたぁ~。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%EF%BC%93%E6%9C%AC.JPG

アウロラの85周年「レッド」3本。これは何と言うこだぁ~!。
この蛮行、この暴挙が許されていいのだろうか。私は嫉妬の思いで写真を撮り続けた。
私は「マダム・モニカ」1本で十分満足と自分に言い聞かせながら。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%96%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86%E3%81%9F%E3%81%A1.JPG

I先生の3本のレッドに私の「マダム・モニカ」が加わって4本のアウロラ85周年レッド揃い踏み。
これはなかなか見られない壮観な図柄だぁ~!。
あれ奥に見えるのは何だろう?。1本は私のスティプラのダビンチのクロのコッホだけれど、
もう1本の青い万年筆は~?。

途中から顧客のKさんも加わって万年筆談議。
そのKさんのお持ちの見慣れぬ万年筆。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%96%EF%BC%AC%EF%BC%A1%EF%BC%99%EF%BC%91.JPG

収納時に91cmになるのでLA91というスティピュラ得意のリトラクタブル(繰り出し)式の
日本未発売の2005年製の一品。美しい~。
まさにアドリア海のブルー・・・?
アドリア海はベネチアのグレーブルーの海しか知らないボンジョルノですが。

Kさんは驚きのフランク・ミュラーのダイヤルコレクターとしてこのブログでも紹介した御仁ですが、
万年筆まで触手を伸ばされつつある。
イヤイヤ私は万年筆にはそんなに興味を持っていないなんていうけれど、騙されはしません。

フットワーク軽いレッド3本のI先生は次の日、
東京の某万年筆愛好家集団の会に参加したそうな。

「マダム・モニカ」入手後なりを潜めて3ヶ月目。
多くの誘惑と戦いながら大人しく仕事一筋?のボンジョルノ。
そろそろ行動開始となってしまうのだろか。いやいやもうしばらく我慢していよう。

2008年12月 5日

夜空が美しい~!

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E5%85%AD%E7%94%B2%E5%B1%B1.jpg

昨夜から降り始めた雨は今日の午前中まで降り続いた。
昼過ぎ雨が上がり六甲山に目を向けると、紅葉の峰にかかる雲模様。
六甲山のその時々で違う表情は、疲れた目を癒してくれる。

夜には晴れて、月や星も美しく輝いているようだ。
私たち二人は、天気の状態も気付かず夢中で仕事していたら、
天体趣味の顧客のHさんがやって来たぁ~。

今日は月が美しいからと、夜空を一緒に見ようと
自慢の大きな双眼鏡と支える3脚持って来られたのだ。
仕事終わって車飛ばして大阪の堺から。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1.jpg

早速組み立てて頂いて月を見た。美しい~。
昼まで降った雨のおかげで空は澄んで月のクレーターまではっきり確認出来る。
Hさんが連休に信州まで車飛ばして夜空を見に行く気持ちが理解できる。
神戸の明るい夜空だと月は見れるけれど、
信州の星が降り注ぐような夜空は見る事は出来ない。堺ではなおさら。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%8F%E3%83%9F%E8%A6%8B%E3%82%8B.jpg

ハミは夢中で見てる。
冷たい六甲おろし吹く中でも、いつまでも見続けたいと思った私たち。
神戸旧居留地では神戸の神戸らしいイベント、光の鎮魂歌「ルミナリエ」が始まった。
その喧噪の街から少し離れた六甲アイランドで、
夜空の淡い光が織りなす会話を楽しむ私たちでした。
私たちに夜空のロマンチズムを見せたいと、
重~い自慢の双眼鏡を持って来て頂いてありがとうございます。
老いた脳が少し覚醒したような。
Hさんのあたたかい情熱、帰られてからジーンと
心に響いた私たちであります。

ボンジョルノの神戸元町周遊~

今年の最後になるのかなぁ~。ボンジョルノの休みの日の神戸定番コース周遊。
朝一番にハミと一緒に少し長めのチャーのお散歩。
その後いそいそとアルファ145の快感エンジンのエクゾースト聞きながら
20分でいつものpen and message.すぐ隣の有料駐車場へ。

まずはpen and message.でコーヒー飲みながら一休み。
誘惑の声が委託販売の万年筆たちが並ぶケースから聞こえてくる。

%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%A9%EF%BC%98%EF%BC%90%E5%91%A8%E5%B9%B4.jpg

吉宗さんの「書いて見られます?お出ししましょうか?」の声が拍車をかける。
アウロラの80周年は前から魅力は感じている。
このスターリングシルバーの軸の細工は本当に素晴らしい仕上げ。
一昔前の長刀のようなペン先ならば無理をしても買っていただろうけれど、
幸いににも現行のペン先なので85周年レッドで十分。でも美しい軸だぁ~。

あぁ~あまり長居をしてはまずい。
コーヒー飲み終えたら先を急ごう。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E9%9A%8E%E6%AE%B5.jpg

旧県庁のレトロな建物の庭を横切って、少し歩くと水谷時計修理工房。
この階段を下った路地裏に私のワンダーランドがひっそりとあります。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E4%BB%95%E4%BA%8B%E6%9C%BA.jpg

水谷さんの工房はいつも静かな時間が流れていて居心地良い。
修理を終え持ち主が引き取りに来てくれるのを待つ
掛け時計たちのチックタックだけが響く空間。
水谷さんはお気に入りのムーブメントの修理だと、
子供のようなキラキラした目でその時計について話していただける。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89.jpg

今修理を終えた懐中時計は、ウォルサムのバンガード。
駅長以上でないと持てなかった21石の高級鉄道時計。
ムーブメントの中に時の天使が住んでいるようなオーラを感じるムーブメントです。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%91.jpg

次に控える修理はルクルトのハーフローター。
私がスイス・ルクルト本社に修理をお願いしているフューチャーマチックとは違って、
リューズでも巻けるタイプで安心感がある。落ち着いた意匠のダイヤルは渋いヤレ具合。
そうだった。フューチャーマチックが来春には修理を終えて届く。
嬉しい反面、修理代が怖~い。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%92.jpg

ルクルトのムーブメントはいつ見ても特別な清さを持った機械。
特に50~60年代のムーブメントには創意工夫のロマンチズムを私は感じている。

いつまでも水谷さんと時計たちを愛でていたいけれど門限?がある。
急ぎ元町本通商店街の杉本酒販という屋号なのに、
タバコの種類の方が神戸一揃っている酒屋さんへ。
そこで今年中は買わなくて済む量のシガリロ入手。
そこしか私の吸うシガリロを置いている神戸のお店はしらない。
ダビドフが作っているジノ買った後、少し商店街をブラブラ。
近くにある神戸一のネクタイ専門店の「元町バザー」の名物マダム居るかな?と覗くと、
居た居たぁ~今度特別なネクタイをマダムに見立てていただこう。
ハミに頼まれていた品を急ぎ購入し、元町高架下商店街(モトコー)を少し冷やかして急ぎ帰途。
1時過ぎには六アイのル・ボナーの工房に到着。
3時間ほどのボンジョルの神戸元町界隈周遊のタイムトリップ。

2008年12月 3日

カンダさんのboccoがル・ボナーに

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%E4%B8%89%E8%89%B2.jpg

独立系鞄職人のカンダミサコさんの「bocco」が
ル・ボナーの鞄たちの仲間入りをしました。
彼女の素敵な感性を感じさせるboccoが3本、
シュランケンカーフのトープ・パープル・ブルーでル・ボナーに登場です。

カンダミサコさんとは3~4年前に
鞄作りを目指したいのでお話を・・、と来店したのが初めての出会いです。
ミサコさん自ら探した工房での修行を終え、もうすぐ独立します。

[bocco]    シュランケンカーフの質感が、ふんわり優しく形になっていて、
一目ぼれして、お願いしました。

パターンの数はまだ少ないけれど、他にもミサコさんらしい優しく可愛いバッグたちが
ありますので、HPものぞいて見てください。


%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%E3%81%A8%E3%83%BC%E3%81%B7.jpg
トープ

全体のライン、ハミは大好きだそうです。
贅沢なつなぎなしの1枚でぐるりと仕上げています。

1202%E7%B4%AB.jpg
パープル

思った色が出ていません。まだまだだぁ~。
カンダさんのホームページの写真は実際の色に近いです。
取っ手は女性だと肩に通す事の出来る長さがあり、
上にいくにつれて薄くなるフォルムは体にフィットします。
内貼りピッグシルキー革で贅沢仕上げのポケットは見てのお楽しみ。
A4サイズの本が納まる大きさ。でもスマートに見えます。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC.jpg
ブルー

前回初めて入荷したシュランケンカーフのブルーは落ち着いた青。
内貼りは水色のピッグシルキー。
価格は税込み75,600円です。

カンダさんが直接納品するというので、
同じように独立系鞄職人の道を進もうとしているTさんに声をかけた。
Tさんは現在ル・ボナーの革小物の組上げをお願いしているハンサムボーイ。
志同じくする者同士実りある会話が出来ると思って呼んだ。
Tさんフットワーク軽く大阪から来てくれた。

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1.jpg

今の独立系鞄職人の道を進もうと考えている若い人たちの多くが、
私たちが始めた頃に比べてレベルが高い。
それでも現実にオリジナルなバッグを創造して生活していくには
色々な困難を経験していくでしょう。
私たちは頭が悪くて不器用だから人一倍困難を経験した職人夫婦。
でも続けていてよかったと思う。だってカバンを作るって楽しい仕事だから。
自身のアイデンティティーをカバンに表現しつづけてください。


ル・ボナーではTAKUYA君とフラソリティーに加え
カンダさんのバッグたちを扱うことになりました。
刺激を受けながら私たち自身のカバンたちも成長していくように思っています。
みんなでお話している手前に見えるリュックはTさんのオリジナル。
良いから作ってよと私たちは言っているのだけれど、
Tさんは「まだまだ」と言って置いてくれません。もう十分魅力的なリュックだと思うのだけれど。

2008年12月 2日

イタリア・デロンギ社のオイルヒーター

1120%E3%83%87%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%AE.JPG

我が家の冬の暖房はこのイタリア製のデロンギ社のオイルヒーター。
スイッチ類の操作は分からないまま5~6年使っています。
色々なスイッチ類を分からないまま押してゆくと赤いランプが点いて
作動し始めた事を理解するのだけれど、時々そのランプも途中で消えたりする。
それでも暖かいのでまあいいかなんていう曖昧な感じで使っております。

温かさは今のマンション住まいであれば十分な温かさを提供してくれてはいるけれど、
東京の府中に居た頃の安普請の借家住まいの時だと暖房しているのかどうかを
体感する事の出来ない程度の心細い暖房能力。
あの頃敷布団2枚ひいて寝ていたけれど
真冬の寒~い朝敷布団を畳む時バリバリという異音がした事が何度かあった。
畳と布団の間に発生した水分が室内だのに凍ったようです。
北海道ではありません。東京の郊外の府中市でです。
畳をはがしてみた事があります。
畳の下には隙間だらけの板がひいてあるだけでその下は冷たぁ~い地面。
外気温とあまり変わらない室内温の借家でした。
息も室内でも白かったなぁ~。その借家に10年居ました。

その借家に比べて現在のマンション住まいは快適そのもの。
暖房効果の弱い、操作難解なイタリア製オイルヒーターで十分役にたっている。
空気は確かに汚さない暖房器具ではあるだろうけれど、
電気代が痛すぎる。だから本当に寒いと感じる時以外は使わないようにしています。

それにしてもなんとも愛着を感じる意匠です。我が家の家電製品の中で、
昭和40年代(中途半端)の水色に塗られたオール鉄製のナショナルの扇風機と、
素晴らしく戦闘的な意匠と音のダイソンの掃除機に匹敵する愛着を持っている私です。
イタリアという国が作りだすモノの多くに共通して感じる、
おおらか(いい加減)で遊び心(真面目じゃない)を持った家電製品。
いつ壊れてもおかしくない危うさを持ちながら、
愛情を持っている間はなんとか頑張ってくれるところもイタリア的ではと思ったりする。

2008年12月 1日

2008年の師走が始まったぁ~!

%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%E7%B4%85%E8%91%89.jpg

いよいよ2008年も最後の12月に突入です。
11月途中に急に寒くなったからなのか、紅葉がいつもの年より素敵な色模様に思える。
ル・ボナーが一番忙しくなる月なのですが、今年の世の中の景気もあるしどうなることやら。
ただ仕事の方は私たち二人いっぱい抱えたまま12月になったので、
年越さないように頑張らないといけません。忙しくなるのは目に見えている~。

でもモノを作る仕事でよかったと思う。
忙しさと達成感が正比例していてややこしくなくて、
疲労からくるヘラヘラと笑ってしまう感覚は、それはそれで充実感も伴う。
自分好きの私なんぞは、「俺って偉いなぁ~」なんて自分で自分を褒めていたりする。
他の誰も褒めてはくれないけれど。

さあ頑張るぞぉ~!。

1126%E3%83%8F%E3%83%9F.jpg

ハミは現在オーダーのティアの製作中。
まだまだいっぱいバックオーダー抱えているティアだけれど、まずはこの3本。
話しかけても返事してくれないハミ。夢中でバッグ作っています。

ところでハミはバッグはル・ボナーのカラフル・シュランケンカーフのレディースバッグ色々使っているカラフルおばさんだけれど、洋服は黒が多い。
冬になるとそれが顕著で、黒ずくめ。

%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%96%E3%83%8F%E3%83%9F%EF%BC%92.jpg

しかし若かりし頃パフスリープ(ちょうちん袖)好きの赤毛のアン風少女だったハミです。
その影響はハミのデザインするバッグに色濃く感じ取ることができるのだけれど、
黒ずくめの一見シンプルにみえる普段着もひとひねり。
足元がパフスリープではないですか。そんな趣向がハミらしい。

%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%93%E8%A6%AA%E7%88%B6%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88.jpg

私は寒くなってきたので真冬の定番の親父が52年前に誂えたウールのコートの出番です。
ホームレスみたいと言う人多くいるけれど私は気にしない。
家と仕事場の往復はだいたいこのコート。大変温かです。でも重い。
毛布を着ているようというより絨毯を着ているような感じで、重くて肩がこる。
でもいいのだ。このしっかりした編み込みが重い理由なら我慢しよう。
現在売られているウールのコートは2分の1かそれ以上軽い。楽です。
でもどんなに高価な素材でも軽さ求めたら50年はもたないと私は思っている。


%EF%BC%91%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%91%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%90.jpg

手袋はフィレンツェのポンテ・ベッキオ近くの「Madova」のシープナッパの手袋。
イタリア感じてお気に入りの冬のマイアイテム。
今年はイタリアに行けなかった。来年は何としてもイタリアの空気を吸うぞぉ~!。

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2008年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年11月です。

次のアーカイブは2009年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。