2009年7月アーカイブ

2009年7月31日

梅雨ももう終わりかなと思いつつ定休日

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(数日前の六甲山と雲の絶妙なバランス)

今年の梅雨は長い。もうすぐ8月になるというのにまだ明けてないようだ。
そんな梅雨時の六甲山の空模様は刻々変化して見飽きない。
隣接する標高0メートルから急激に1000メートル弱までそびえ立つ六甲山と瀬戸内海が、
神戸独自の文化までも作り出していると思っているボンジョルノでありました。
そしてそれ以上に空が素敵だ。
東京に居た頃には見上げることもあまりなかった空が広がり、
飽きさせない変化を私たちは見せて頂ける。

木曜日はル・ボナーの定休日。
定休日の朝は松本家恒例のハミとチャーと一緒に六甲アイランド一周散歩です。
今日はまだ梅雨は明けていないけれど、
晴れて暑いけれど湿気少ない風が吹いて心地良い外気。
トスカーナの夏のよう。トスカーナには夏行った事ないけれど。


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六甲アイランドの南端マリンパークで一休み。
その南に作った埋め立て島第二六甲アイランドは埋め立て終って久しい。
草が伸びて緑色になっている。でもそこに行くための橋はまだ全然作ってない。
神戸の空は、そんな人間のやらかす無駄も大らかに見ている。

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雲模様は想像力を優しく刺激する。


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シルバーエイジの人たちが楽しんで花を植えている。
あちらこちらの空き地に花や野菜を育てている。
それがこの人工島・六甲アイランドを素敵な場所ににしている。

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休みだけれど散歩から戻って仕事場へ。
月末恒例のベルト作りがあともう少し。
ハミは翌日から娘と一緒に千葉の実家に行くので、
その時持っていく神戸のお土産買いに三宮~元町へ。
つまり金曜日の夜は私とチャーだけで夜を過ごす。
どうもそういった状況に慣れていない私であります。

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内貼りが擦り切れたのでその交換修理で戻ってきた10数年前に作ったセカンドバッグ。
その当時内貼りに合成皮革使っていたのでそれが駄目になった。
こういった事が無いように、今は財布の内貼りも革を使うようにしている。
それにしても表は10年以上経てもまだまだ使えるコンディション。
全部分解して内貼りを革にして、縫い直してコバも磨き直しましょう。
そしたらあと10年は間違いなく頑張ってくれるでしょう。

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注文で作ったポルトギーゼ用のバッファロー革の時計ベルトも装着完了。
前回同じ注文主に作ったエルプリメロ用のエレファント革の品と一緒に写真撮影。
高級な価格の時計には大体純正ベルトはクロコダイル革が付いている。
でも少しカジュアルな感じの種類の革を使った時計ベルトの方が、
大振りな時計には合っているように思ったりします。
それにしても大きな時計だなぁ~。

そんな事考えたりしながらベルト作りする定休日。
あっという間に夕方になり窓越しに外を見ると

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沈みかけた夕日の中で子供たちが水と遊んでる。
この街はやはり良いと思う。
ここで年齢重ねていこう。

2009年7月29日

内縫いの豊かさ求めてキューブ

遠くから見るとどこでも売っている内縫いの長方形したバッグ。
近づくとそのシンプルなカタチの中に良く見ると二次曲線三次曲線が浮かび上がる。
このカタチ、ル・ボナーの内縫いカバンの象徴的なカタチ。

オーダーでハミが作っていたキューブの大サイズが完成しました。
今回作ったのは黒とバイオレット。
まだまだバックオーダー残している人気のハンドバッグです。

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このカタチはフランスH社のプリムと同じサイズバランスです。
内縫いのバッグは量産しやすくて巷にいっぱいあります。
でもH社のプリムは内縫いのバッグではあるけれど、
特別な内縫いの世界を表現していると思った。

それをル・ボナーなりの解釈で、
プリムとは似て非なる内縫いの可能性を表現してみたいと考えて、
キューブシリーズを作る事にしました。

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内縫い部分はあくまで革の質感を最大限表現したいと厚みを持たせ、
プリムとは正反対の革のうねるような豊かさを伝えたくて、
外に飛び出して行きそうなほど革をせり出すよう試みた。
そして量産では作れないル・ボナーの考える特別な内縫いバッグになりました。

このル・ボナーらしい内縫いが確立し、
その後キューブシリーズのブリーフケースやボストンが誕生した。
デザインではなくて縫製方法によってオリジナルな個性を表現しようとしたのが、
これらル・ボナーの内縫いバッグのキューブシリーズです。

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5~6年前に作り始めた頃に比べて、力のかかる部品の強度は何倍も増しています。
シュランケンカーフの中でもキメの安定した革を厳選し、
その革を贅沢な裁断方法でカッティングして作るキューブシリーズは、
ル・ボナーのシュランケンカーフを使って作るカバンの中でも特別な存在です。


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2009年7月28日

工房「楔」のペントレーに革貼り仕事

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発売されたばかりの「趣味の文具箱vol 14」の巻頭で、
工房「楔」の永田君が作った「Complotto-10」が紹介されているではありませんか。
このペンケース良い。私は木の種類違いで3つ持っている・・・・・?。
まあ内貼りを担当した役得と言いましょうか、
どさくさまぎれのコレクター魂といいましょうか、
永田君の作った品は他にもいっぱい所有しているボンジョルノであります。

工房「楔」の製品にル・ボナーが味を添えるシリーズ第二弾ペントレーの試作の革貼りを、
永田君にせっつかれながら決行いたしました。


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マホガニー素材にはサフィアンゴートとデュ・プイのソフトカーフを。

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チーク素材にはシュランケンカーフを。

それぞれ革の厚みを違えて貼りました。
ル・ボナーの技術云々と言うほどの仕事ではありませんが、
ヨーロッパ皮革コレクターの私ですから、革はよりどりみどり。
本生産時にはどの革を貼る事になるのでしょうか。

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万年筆を置いてみますと、なかなか良い収まり具合。
その上このペントレーは重箱のようにきっちり収まるので、
コレクションケースとして良い感じではないでしょうか。
私は特にチーク素材が気に入りました。

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それと書斎のデスクの上にあると良い感じのペントレーにも革貼りで。
革はクッションの役目をして、大事な筆記具を優しく包み込みます。
このサイズだとお釣り銭をお渡しする時のトレーとして使うのも良いかも。

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このペントレーたちは神戸元町のPen and message.さんで展示受注をお受けしています。
私はあくまで工房「楔」さんの下請けなので価格はわかりません。
興味がある人はP&Mさんにご連絡ください。

2009年7月27日

限定革でコラボ手帳カバー

Pen and message.さんとのコラボレーション企画第一弾のA7サイズ手帳(メモ)カバーは、
好評で二度目の生産をしました。
定番のブッテーロ革を使ったタイプ以外に、
今回はクリスペルカーフとクロコダイル革の高級バージョンも限定生産。

鞄職人でずーときた私だと考えなかった製品だろう。
文房具と接し続けた吉宗さんのアドバイスがあって生まれたA7サイズの手帳(メモ)カバー。

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クリスペルカーフはドイツ・ペリンガー社が作った、
ボックスカーフ系の中で現在最も素晴らしと私は思っている革です。
内貼りの革まで全てそのクリスペルカーフを使って仕上げました。
これは上等であります。カーフの王様の質感を味わって下さい。
税込み9,450円での販売です。

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大人のクロコダイル革を使って作ったタイプは、
ベビーカーフのバランス良い収まりはないけれど大迫力。
クロコダイル革は大人の革の方が高価です。
乱暴者のワニは怪我してキズを残さないで成長する事が珍しい。
その上ワシントン条約のため養殖ワニなので、
成長するまでにいっぱい高価な動物系の餌が必要で、
益々大きなワニは高価になる。
そんな大ワニ革を表に使い、内側はクリスペルカーフで仕上げた手帳カバー。
税込み18,900円での販売です。

この2種類2色の高級タイプと、通常のブッテーロ革を使ったタイプを作りました。
この手帳(メモ)カバーはル・ボナーでも販売していますが、
大部分pen and message.さんにて販売しています。
納品に行った時、選択して貰おうと作った全部のカーバーを持ち込んだのだけれど、
P&MのスタッフK女史が大部分仕入れたいっておっしゃるので、
半分ずつ分け分けと思っていたけれど、
作ったル・ボナーには少しだけと相成りました。

これからも色々な製品をP&Mさんとのコラボモデルとして
登場させて行こうと思っています。

2009年7月26日

時計用の革ベルトは滅びの美学

趣味と実益を兼ねて時計ベルトのオーダーもするようになりました。
毎月の仕事としてベルト同様定着してきました。
時計ベルトは普通のベルトと違ってフルオーダースタイルで注文をお受けしてます。

私は時計には金属ブレスより革ベルトとのコンビネーションが好きです。
永遠を願う時計と滅びの美学を持った革ベルトとのコンビネーションが、
時計をより魅力的なモノにすると思っています。

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オレンジのシュランケンカーフを使ったこのコンビネーションは大胆。
その上ベルト通しはライムグリーン。
でも作っていて面白かった。

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50年代のロレックスのオイスターにはシックなクリスペルカーフ使ったベルト。
ブルーの糸が効いている。この時代のロレックスは私は好み。


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右の時計ベルトはIWCのポルトギーゼ用に紫かかったチョコ色のバッファロー革で。
この革はタンニンなめしのバッファロー革なので、
間違いなくエージングして艶々の光沢が出て来ます。
ベルト通しはシュランケンカーフのバイオレットを使っていて、
新品時には同じ革のように見えるけれど、使い続けると違いが出て来て面白い工夫。

左はシュランケンカーフのチョコ色使ったミシンステッチの時計ベルト。
時計ベルトは手縫いでの注文が多いけれど、ミシンステッチでも十分質感がある。
ミシンステッチだとクロコなどの貴重品革使わなければ、税込10,500円。

ル・ボナーで時計ベルトを作り始めた初期の品はベルト通しの厚みが薄かった。
その修理が時々ある。それで現在はベルト通しの厚みを倍以上に厚くして作っています。


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アンティーク時計好きの私ではありますが、夏場はこのストーワの時計をよく着けてます。
汗をかくこの時期は防水に配慮した現行品の方が安心であります。
3回の夏を経験した時計ベルトは汗染みが出て来て厳しい状態になっていたので、
ジャバジャバ水洗いしてみました。
その後陰干ししてデリケートクリームを塗ったっら十分なコンディションに復活しました。
あと何年かはこの時計ベルトで夏場を越せそうです。
ただこの方法は裏表と中に入っている芯部分も革で作ってある時計ベルトに限ります。

大好きな時計にオーダーして作った革ベルト付けて、
自分らしい個性を表現するのって楽しいですよ。

2009年7月25日

チャーの一番好きな場所

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我儘放題に育ったル・ボナーのアイドル犬・チャーは、
日々お客様が来店するたびに大きな吠え声たなびかせ、
飼い主を手こずらせ続けている。

そんな薩摩ビーグルのチャーの我が家でのお気に入りの場所は、
米軍払下げの一人用のソファー。
完全独占状態で人間様は座った覚えがない。

このフワフワソファーも我が家のシンプルライフ推進計画の中で、
リストラ対象家具として処分する予定です。
我儘犬・チャーさんどうする?

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2009年7月22日

一番大事な人

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7月22日はハミの57歳の誕生日。
60歳前後をアラカン(還暦のカン)と言うらしいけれど、その年齢に彼女も完全に突入。
私はまだ52歳なので、一ヶ月間だけは5歳上の年上女房であります。
でも私にとって大事な相棒であり続ける女性です。

彼女は東京板橋で紳士服の仕立て職人の次女として生まれ、
24歳で私と結婚し、その後彼女の人生の5分の3を私と一緒に生きた。
勤め人でない鞄職人である私たちは、一般の夫婦より一緒に過ごす時間が相当長い。

相方に対して配慮する思いやりの気持ちの希薄な私は、
何度も悲しい思いをさせ、何度となく夫婦喧嘩を繰り返した。
でも32年の歳月一緒にカバン作り続けた。
ハミという相棒にめぐり合えなければ、とっくの昔に鞄職人を辞めていただろ。
お互いの誕生日も結婚記念日も過ぎ去ってから気付くような
あわただしさの中で過ごし50代を迎えた。

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ハミは57歳になったオバサンだけれど、
今もパステルカラーとパフスリープが大好きな女性。
その感性で私をドキドキさせるカタチを創造する。

私は思っています。
ハミはゆめゆめそんな悪夢を想像したくはないようでありますが、
生まれ変わってもハミと一緒になりたいと。

いつも買い忘れる誕生日プレゼントは何にしようかな。
奮発して、ダダァーンと46インチの液晶テレビはどうでしょうか?。


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2009年7月21日

リビング改造計画

我が家は広くない。特にリビングはもう少し広ければ良いなといつも思っている。
その不満を解消するために、狭くても広さを感じれる方法論を模索した。
結果考え出した結論は、家具を出来るだけ置かずにシンプルライフ。

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まず食テーブルの退場をお願いし、そしてテレビの位置の変更。
我が家で現在使っているブラウン管テレビは重い。
3人がかりでヒィーヒィー言いながらビデオデッキその他と一緒に、
TANBANANBAの難波さんに作って頂いたチェイストへ移動。
この本棚&テレビ台兼用で作ってもらったチェイストが、
時を経て初めて本来の使われ方をするのでありました。


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そしてこの座卓が一家団欒の場所に。
ブログ書きもここで、食事の時はパソコンを移動する。
このシンプルな住空間良いではありませんかと思っていたけれど新しい問題点が。
椅子生活に慣れてしまった私たち夫婦にとって座る生活が結構しんどい。
しかしそれは続ければ慣れるはず。そのための筋トレしたりしているボンジョルノ~。
狭いスペースを広く使う工夫が最優先。

しかし私の座る位置からだと、映画の字幕スーパーが見えにくいではありませんか。
46インチ(42インチと46インチの間には深ぁ~い壁がある)の薄型テレビが欲しいと思った。
シンプルライフを標榜しながら、それって逆行しているよなぁ~。
でも現在ハミに交渉中。

2009年7月20日

ル・ボナーはセレクトショップ?

ル・ボナーはオリジナルな革製品を作って販売しているのは昔も今も変わりないけれど、
親しい人たちが作り出した製品を展示販売もすることでお互い刺激されながら、
新しいカタチが生まれたら素敵だと思って、
親しい人たちが作りだすカタチがル・ボナー店内に増えてます。

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まず最初に東京下町の老舗鞄メーカー・猪瀬さんが作る
オリジナルバッグ「フラソリティー」が仲間に加わった。
素敵な質感の国産ソフトカーフを立体裁断で組上げたフラソリティーのバッグたちは、
鞄業界の中枢を担ってきた老舗メーカーの新しい挑戦であり、
妥協のないクオリティーは、老舗鞄メーカーの底力感じます。

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そして革小物師TAKUYAのグリマルディーペンケースが次に仲間に加わった。
手絞りと手縫いから生まれる無二のペンケースは、オーダーでご注文頂いて作り上げますが、
注文された皆様に十分な満足を提供出来ている特別なペンケースです。

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カンダミサコさんのboccoは素敵なフォルムにハミが気に入って、
ル・ボナーのバッグたちの一員に加わりました。

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ル・ボナーの気の置けないお客様でもある方が、
カンダさんにオーダーして作ったというショートタイプの大橋堂の万年筆専用のケースを、
カンダさんが作る定番革小物のハンコ入れと一緒に見せに来られた。
可愛さ持った素敵なペンケースに仕上がっていて、注文主も大満足。
彼女の人柄伝える優しさ持ったペンケース。

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今年になってケイズファクトリーの「ワイルド・スワンズ」のA4カバーも置くようになりました。
そして数日前からシュランケンカーフで作った新作のトートバック「ベルエアーM」も展示しています。
ケイズファクトリーさんの東京銀座のショップ「C.O.U.」は、
関東で唯一ル・ボナー製品の一部を実際見て頂けるお店です。
お互い助け合いながら素敵な関係築いていきたいと思っています。

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一ヶ月ほど前から東京国立の「T&Y」のシルバー製品も置くようになりました。
村田ご夫妻の世界は素敵です。
それをカタチにしたシルバー製品はル・ボナーでも好評で、
数か月中にはシルバーリングも多種類置く事が決定しました。

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モノ作りの心を優しく伝える島岡圭子 著 「横浜元町オザワ洋装店物語」も売ってます。
島岡さんはご夫婦でル・ボナーのお客様でした。
いつからかお客様と言うより親しいお友達になっていました。
本屋さんではありませんがこの素敵な本は売っています。

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そして文房具屋さんではありませんが、
大和出版印刷がオリジナルで作った万年筆の書き味にこだわった紙
「リスシオ・ワン」を使った製品も全種類取り扱っております。
A5サイズの便箋とノートそれぞれ2種類も加わりました。
詳しくはfromkobe.jpをご覧ください。

このようにル・ボナーは小さなセレクトショップ状態であります。
そんな仲間の作り出したモノたちに刺激を受けながら切磋琢磨し、
ル・ボナーの私たち二人が創造し作り出すモノたちも進化して行ければと思ってます。

2009年7月18日

19本のモンブラン146

万年筆くらぶ会長の中谷でべそ氏は良い人だ。
400人あまりの会員を擁する万年筆くらぶにおいて、でべそ氏を悪く言う人はいない。
一癖も二癖もある人物多いこの親睦団体において、皆に良い人だなんて思われているなんてこと自体変だ。きっと二つの顔を持った悪党に違いないと古山万年筆画伯は言う。
そんな風に冗談で言う人はいても、本気で会長を悪人だなんて思っている人はいない。

そんなでべそ会長のところに雑誌の取材があった。内容はマニアなモノ好きたち伝々。
その一端を紹介して欲しいと頼まれて、そんなに多く万年筆持ってないし紹介するほどの突出した部分はないなぁ~と会長真顔で思っている。
でもモンブランの146は何本か普通の人より多く持っているからと
初めて持っている146を全部並べてみた。
そしたら同じ146を19本持っていることに気付いた。その内テレスコープ吸入式が6本。
この方種類多くは持たないけれど、気にいった万年筆は同モデルを多本数所有するタイプ。
有名な「4本のヘミングウェイ」の話でも分かるように。
やはり私のような万年筆新参者と違って少ないというレベルが違う。

そんな中谷でべそ会長に、今私は50年代のモンブランにぞっこんで、特に146テレスコープに夢中である事を伝えた。そして会うたび再三会長の所有する6本の146テレスコープの内の1本を譲って欲しいと言い続けた。しかしどれも可愛い愛すべき万年筆だから譲れないとやんわり断られ続けたボンジョルノでありました。

今回東京でのパティーにおいて、でべそ会長と半年ぶりに再会した。
KENSAKI鞄2号でべそ仕様をもう一つ作って欲しいと言われた。
でべそ会長は革鞄好きとしても相当なお方だ。私は冷たい笑顔で断った。
そうするとでべそ会長苦渋の決断。146テレスコープを譲るから作って欲しいと。
その交換条件を断れるほどストイックな職人ではないボンジョルノ。
やりましたぁ~!。2本目のモンブラン146テレスコープ吸入方式。

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そしてそのモンブラン146テレスコープを早速送って頂いた。
50年代に生産された146テレスコープは146唯一のセルロイド軸。
50年代のモンブランの柔らか書き味にぞっこんのボンジョルノでありますが、中でも146の柔らかなれどしっかり支える懐の深さのようなものを感じる書き味が特に好きであります。
1本ユーロボックスの藤井さんから入手したばかりだけれど、これは極太インキドバドバのインクフローの素晴らしいテレスコープ吸入方式の特性を最大限伝えるためのモンスター。普通に書ける146テレスコープも欲しいなと思っていた。持っている他の万年筆で十分なのは分かっているけれど。

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久保さんに研いで頂いたという中細のペン先のテレスコープの書き味は深い。
柔らかさとしっかり感が高次元でバランスを保った大人の書き味。
でべそ会長が求める書き味は、あくまで控えめでしかしいつまでも余韻を残す。


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天邪鬼な万年筆初心者の私は最初モンブランを拒絶していた。
しかし50年代のモンブランを知ってしまってからもう6本。
でべそ会長に苦渋の決断を強いて得たこのモンブランの中細のペン先の146テレスコープ吸入方式は、普段使いとしてバンバン使っていく事にいたします。それにしても深さ伝える書き味だなぁ~。
インキは初めてのモンブランのロイヤルブルーをP&Mさんで早速入手。
万年筆はやはり面白い。多くの愛ある万年筆趣味な人たちに支えられながら、私の万年筆はまだ増殖中。


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2009年7月16日

今回「タンク・トート」はシックな色で

ル・ボナーのレディースのメインは、カラフルな色いっぱいのシュランケンカーフです。
神戸のル・ボナーではカラフルな色から売れていく。
シックな色でも黒やチョコより、トープ(グレー調)やバイレットが人気だ。
この現象は東京銀座の「C.O.U.」さんにもル・ボナーのレディースを置く様になって、
一般的ではない事を実感するに至った。
東京ではやはりカラフルな色は差し色で、
王道の黒・チョコ・茶というオーソドックスな色中心に売れて行く。
カラフルな色がよく売れるのは神戸人の趣向?
それともル・ボナーだけの現象なのか。
でもそれって素敵なル・ボナーの特別だと思ってます。

定番の「タンク・トート」久々登場です。
いっぱいの荷物を持ち歩く女性に支持さてているトートバッグです。
今回はシックな色中心で作ってみました。

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トープ色は茶ぽいグレー。
地味なので気が付かなかったけれど、ル・ボナーでは一番人気の色です。
どんな洋服でも季節を問わず持てる色です。

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前回タンクトートを作った時、最初に売り切れた色がこのブルー。
特別な落ち着きを持ったブルー。タンクトートを作る時は外せない色です。

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そしてブラック。
黒色のシュランケンカーフ使ったレディースバッグが、店内見渡してみると少ない。
定番中の定番の黒色のバッグが少ないなんて、
ル・ボナーらしいと言えばまったくその通りでありますが、
タンクトートは今回は黒を作りました。

このタンクトートも、ル・ボナーのレディースの定番中の定番となり、
もう何度繰り返し作り続けているだろうか。
支持され続ける限り、これからも作り続けていきます。

2009年7月15日

お祝いの夜

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古山画伯からこんな絵入りの招待状が届いた。
KENSAKI御大主催で小間使い画伯による「H女史結婚祝いパーティー」の招待状だ。
2年前の美女とランドセルを背負ったオヤジたちのイタリア旅行を準備&ガイド役をして頂いたH女史が結婚した。イタリア旅行の時お世話になったランドセルオヤジたちが中心になってお祝いの宴を企画。一番迷惑をかけたボンジョルノは当然来なければいけないと言う事で、その宴の末席に加わる事になりました。

場所は日比谷の会員制レストラン。
集まったメンバーは古山画伯を中心として不思議なつながりの輪の中で翻弄される哀れな子羊たち・・・・?。そのつながりの中で心の豊かさを共有する人たち。
20代から70歳の御大まで不思議なつながりの中でここに集まり、ナチュラルな心で仲間の結婚を祝った。途中驚愕の画伯の元同僚の先生のパフォーマンスも登場し、豊かで楽しい時を過ごした。

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画伯の宴会企画力&進行役には脱帽します。遊びの中に文化の香り?。
こういった宴には必ず中谷でべそ万年筆くらぶ会長が静かに酒を飲んでます。
今回はまたまたボンジョルノの魔の手に翻弄された会長でありました。
その事はまたいつの日にか「ル・ボナーの一日」で暴露いたします。

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「クレマチス銀座」の鞄職人の小松さんと靴職人の高野さんも出席してた。
これからの独立系鞄&靴職人のトップランナーの二人です。
小松さんの作る鞄は同業の私でも欲しいと思う素敵なセンスと技術力を秘めた鞄です。
高野さんにはいつか一足作ってもらいたいなと真剣に考えています。その前にお金貯めないと。

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ケンサキ2号鞄も2つ鎮座しておりました。
その横には小松さんの作ったショルダーバッグ。

それにしても眠さも忘れてお祝いの宴だと言うことも忘れて、
楽しい4時間あまりでありました。

古山画伯と知り合って、万年筆菌というやっかいな病の重症患者に堕ちていったけれど、
多くのそれまで関わる事のなかった人たちと知り合う事となりました。
お金では買えない豊かさと、お金で買える馬鹿馬鹿しさの両方を楽しむ術を、
画伯を介して知り合った人たちと共有する不思議な連帯感。
万年筆と鞄を文化として見つめ続ける?画伯は、その仲間たちを翻弄しながら、
小さな幸せをカタチにして、前へ進んでいる。
来年には画伯は大フィーバーすると占い師が預言したそうな。
何でフィーバーするのか本人も見当つかないけれど信じていて、仲間に吹聴している。
もしそれが当たった暁には、また画伯本人司会でパティーだぁ~!。

2009年7月14日

時計ライターN氏とブックフェア会場へ

銀盛堂のお店を後にして、近くのドトールコーヒーで猪瀬さんと打ち合わせして、C.O.U.さんに顔を出して、東京の山奥から出て来て頂いた時計ライターのN氏と「イタリア取材旅行」の打ち合わせ。

一緒に行きたいと思っていた神戸組は皆脱落しそう。あとはライターN氏が頼りです。
一人で行っても楽しさ半減だし、何より心細い。道連れが必要だ。
その事話したら「はぁ~そうなってしまいましたか」と少し後ずさりするライターN氏。
はたしてボンジョルノのイタリア旅行計画は成就出来るでありましょうか。

上京する前夜、古山万年筆画伯とバランザックで飲んでいた時、前回のイタリア旅行の時に私のいびきと歯ぎしりで同部屋になった人を睡眠不足にした事を糾弾された。
最大の被害者は中谷でべそ万年筆くらぶ会長で、人の良い会長は私との同部屋になる事多くて睡眠不足。どうりで私が熟睡して朝起きると、会長はいつもベット脇に腰掛けていた。
そんな会長をいつも朝の散歩に連れ出したのだけれど、その時会長は意識朦朧としていた事を私は昨日知った。何と迷惑なボンジョルノでしょうか。
その事ライターN氏に話したら、もし一緒に行くとしても部屋は別々にしましょうねと言われた。


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日本じゃないみたいな銀座並木通りのブティック街を歩き新橋へ。
いつもこのあたりの時計ブティックに取材に来てる時計ライターのN氏だけれど、
私のライターN氏のイメージは、古道具屋とか質屋を物色する姿の方がベストマッチング。
今日は私がいつか入手したいと願っている時計とカメラを持って来て頂いた。時計は50年代のインターのcal89モデル。それも美しいcal89のムーブメントがいつでも見る事が出来る裏蓋スケルトンモデルに改良した一品。それと重いハッセル背負って何のため?私に見せるため?。でも美しい。美しいと重さも我慢出来て持つ喜び。
ライターN氏のモノ好きは凄い。時計は勿論仕事と趣味の一致で野放し状態で凄いのだけれど、その他広範囲に及ぶ。でもその収集の哲学に私は共感する。勝手な屁理屈かもしれないけれど、価値ある品を格安で。そしてそのモノたちから近代のモノ作り文化を紐解いてゆく文化人類学?が生まれるかも。

新橋からゆりかもめに乗って、仲間の大和出版印刷さんが出展しているビッグサイトのブックフェア会場へ。初めて乗るゆりかもめ、初めて見る車窓から見える東京湾岸の新都市。17年前東京に住んでいた頃には存在していなかった風景。おのぼりさん気分でワァ~ワァ~言っているボンジョルノでありました。時間があったら車窓から見えた期間限定で展示してあった実物大のガンダムを間近で見たかったなぁ~。

思っていたよりビッグサイトは遠かったぁ~。
会場は凄い人。今回の大和出版印刷のこのブックフェアへの出展は、印刷屋がオリジナルで紙を作ったことも相まって盛況のようであります。リスシオ・ワンという紙が大きな夢を描いてくれる事を願うボンジョルノでありました。


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その時社長@大和出版印刷氏とライターN氏と3人で、ブースの前で記念撮影。
ライターN氏が我ブログに初お目見え。

2時間弱しか眠れなかったから、古山画伯にはぎしりといびきを指摘されて新幹線の車中で眠るのを躊躇したから、今頃眠くなってきた。
こんな状態を2年前のイタリア旅行中私のために味わい続けた中谷でべそ万年筆くらぶ会長の悲惨を思い、懺悔の気持ちのボンジョルノ。

2009年7月13日

お世話になった「銀盛堂」閉店

銀座の伊東屋斜め右向かいにある「銀盛堂」が7月26日で店を閉じる。
老舗居並ぶ銀座中央通りで、独特のアイデンティティーを持ったカバン屋さんでした。
私たち夫婦が独立して鞄作り始めた時、最初に置いて頂いたお店です。
店が閉まる前にご挨拶したいと思っていて、この機会にお伺いした。

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背の高い鉄筋のビルが建ち並ぶ中、銀盛堂の木造二階建てのお店は、
銀座商人の意地のようなものを感じる。
事業より好きな鞄の事だけ考えてお店を続けた昭和人でした。

久々に銀盛堂さんの店内に入った。
30年前頻繁に顔を出していた頃とおなじ広さのお店だのに狭く感じるのは、
子供の頃育ったふるさとの町を久々に訪れた時、道巾が狭く感じるのに似ている。
厳しく優しく私に接してくれた下町気質のご兄弟は引退して今はお店には出ておられない。
現在70前後の年齢になるオーナーご兄弟とは会えなかったけれど、
この誇り高き銀座のカバン屋さんは、最後までお二人の個性を残していた。

今は青山にあるヘルツの鞄の原型を提案したのも銀盛堂さんだった。
私たちを含め、オリジナルな鞄作りを生業としようとする若者たちの作った稚拙な鞄も快く置いてくださった。そして御兄弟の大好きなイタリアの庶民風革鞄をイタリアに直接行って大量に買い付け在庫して、我が道を行く個性的なかばん屋として存在し続けた。

20代前半の私たちが独立した頃はネットなどなくて、独立系鞄職人として生活してゆくには、お店出す資金がなけれれば卸しかなかった。卸は小売店舗の方が価格決定権があって、面白いと思っても売れる価格でないと仕入れてもくれなかった。仕事遅い私たちは徹夜続きでカバン作り続けても生活は楽ではなかった。何度やめようかと思ったことか。

そんな時御兄弟は下町言葉で励まして下さった。
「てやんでぇー! グダグダ言ってないで死に物狂いで好きなカバン作り続けりゃいいだよ。血ヘド吐くまで作って作り続けてみろよ。骨は俺がひろってやるから。ばっきゃろうー!」

そしてある時返そうと思わなくていいから生活の足しにしなと札束を私に手渡した銀盛堂の弟さん。その時の私たちにとっては大金だった。それから何年か経った時、ハミが少しずつ生活費切り詰めて貯めたお金を私に手渡し、「銀盛堂さんの弟さんに返してきて」と。返した時弟さんは泣いて喜んでいただいた。返せた時一人前の鞄職人に一歩を踏み出せた私たちだったように思った。

その後鞄に対する方向性も違ってゆき疎遠になった。けれど銀盛堂さんは見守り続けていて下さったことを今日知った。私たちが鞄問屋を通して「アウム by 松本」というブランド名でカバンを作っていた時も、その鞄を仕入れて頂いていた事を。
趣向も方向性も違ったけれど、カバンに対する愛情を持ち続けた部分は同じだったはず。
私たちが今日まで鞄作り続けて来れたのは、見返り求めぬ愛情ある人たちに支えられて。
頑固なかばん屋「銀盛堂」の御兄弟は、そんな私たちの大事な人たちの中の二人です。

銀盛堂は7月26日で終るけれど、私たちの心の中には30年前の銀盛堂のお店の佇まいと、お二人の40歳代前半の黒ベストを着てお店で接客している姿が脳裏に刻み込まれています。
かっこ悪くても、一生懸命鞄作りしてる人を愛した銀盛堂さんでした。
本当に御苦労さまでした。そして本当にありがとうございました。
私たちはもう少しカバンを作り続けてゆきますね。

東京に行く前の日の「神戸の夜」

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実在するが秘密のベールに包まれた?万年筆秘密組織「KENSAKI」のドン以下数人の方に頼まれたランドセル風鞄「KENSAKI2号鞄」が長い月日をお待たせしてやっと出来上がった。注文主それぞれの我儘を、古山画伯のデッサンを元に同じカタチの中に具体化した。スタジオジブリのハウルの動く城をイメージしながら本来の私らしさを出して作れた鞄になりました。
このKENSAKI鞄2号はフルハルターの森山さんのホームページでも紹介して頂いた
そして古山画伯のホームページでも。皆さん本当に長~くお待ち頂きありがとうございました。

この鞄が出来るまで、親しくして頂いているケンサキのドンを筆頭に皆様方と軽口叩いて遊びたかったけれど出来なかった。でも呪縛から解放されてこれでやっと遊びの仲間に負い目なく加われる。明日の夜はその面々と久し振り会う前の日の夜、古山万年筆画伯が神戸にやって来た。明日(11日)の夜の18時から会うのになぜ?。忙しく動き回る画伯であった。
P&Mのお二人にも加わって頂き、神戸のおもてなしの心を十分堪能して頂ける創作おでんのお店「煮・あくつ」に行った。食通の画伯も「神戸はいいなぁ~」と言いながら大満足。


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P&Mのお二人とはそこで別れ、画伯と二人でバー「バランザック」へ。
カスクを色々飲んだ。画伯はしゃべり続けた。
枕言葉のように「俺は絶対許さなぁ~い」と言いながら、
本当はすべてを受け入れる画伯は、魅力的なランドセルオヤジだと思うのであった。

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明日は5時起きで私は東京。画伯は備前へ行って用事済ませて18時東京。
お互い明日はハードスケジュール。時間が気になるボンジョルノ。
画伯はお構いなしで飲み続け午前2時ではありませんか。
家に帰りつき寝たのが3時を過ぎておりました。

職人の私は早寝早起きの日々のため、思考回路が0時を過ぎると全然働かなくなる。
きつい1日になるだろうな~と思いながら、2時間弱の仮眠をとって東京に向かうボンジョルノでありました。


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2009年7月11日

シュランケンカーフでもパパス・ショルダー

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品薄状態が続いていたパパス・ショルダーバッグが勢揃い。
ミネルバボックスの革の質感が生かされたショルダーバッグです。
定番ではミネルバボックスのグリージオ(グレー)・コニャック(茶)・タバコ(チョコ)の3色で展開しています。この順でエージングが顕著です。

メールでのご注文も受けるようになりましたが、実際に見て触って購入された方が良いです。
東京銀座のケイズファクトリーの「C.O.U.」さんでも並んでいますので御覧ください。

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私は現在その中の一番エージングが大人しいタバコ色のパパスを使っていますが、
使い始めて半年しか経っていませんが、このように艶が出てきました。
非常に満足して使っております。

そして今回は少量ですが、シュランケンカーフでも作ってみました。

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ゴールド(茶)で作ったパパスは、定番のミネルバボックスのコニャックと同系統の色ではありますが、少し洗練されて大人なパパスに仕上がりました。シュランケンカーフはミネルバボックスのように驚異的なエージングはしない革ですが、革の素敵さを違った形で伝えてくれる革です。

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定番のパパスにはない黒でも作ってみました。シックなパパスになりました。

このパパス・ショルダーは私自身が使いたいと思ってデザインしたバッグです。
去年の秋にマイナーチェンジして、価格も上がって再登場しましたが、
多くのお客様に支持されて、マイナーチェンジして良かったなと思っています。

子供の心を持ったおじさんが似合うショルダーバッグとして、
秋には登場するハミのデザインしたディプロマ・ショルダーの洗練と、
競っていきたいと思っております。ボンジョルノはパパス派です。

2009年7月 9日

第16回東京ブックフェアに「リスシオ・ワン」登場

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7月9日(木)から12日(日)まで東京ビッグサイトで
「第16回 東京国際ブックフェア」が開催され、
我らが大和出版印刷株式会社も出展していて、今日がその初日であります。
会場から社員のKさんが画像送って来てくれました。
社長自ら陣頭指揮してこの催事出展には力入っている大和出版印刷株式会社でありますが、
この画像には社長いないなぁ~。おぉ~い社長どこ行ったぁ~。

当然万年筆の書き味にこだわって作り上げた特別な紙
「リスシオ・ワン」も東京初お目見えであります。
リスシオ・ワンを使った製品もその場で購入できるそうです。
今日と明日は「国際文具・紙製品展(ISOT)」もビッグサイトで同時開催しているので、
東京近郊の万年筆フリークの皆様、是非会場に足を運んで「リスシオ・ワン」の書き味試してみてください。

神戸からドキドキするモノ作りを
仲間と一緒に発信できる喜び感じています。
大和出版印刷株式会社はそんな仲間です。
「リスシオ・ワン」という稀有なこだわりから生まれた紙。たかが紙されど紙。
そのこだわりの紙を使って新しい文化が神戸から生まれたら素敵だと思っています。
私もそのお手伝いしてゆきたいと思っています。

私も11日(土)になぜか東京に居ますので、
是非会場に表敬訪問したいと思っております。

そう言う訳で7月11日(土)の日は私は不在であります。
12日(日)も午前中はおりません。
ただお店はハミがおりますので通常通り。

一年半ぶりに戻って来たフューチャーマチック

山奥のお宝寺の住職から入手した50年代のルクルトのフューチャーマチック。
少しやれた風情がレトロな未来感じられて気に入っていた。
最初期の自動巻きは独特のハーフローター式。これが壊れた。
水谷さんもギブアップしたので、スイス本国送りでジャガールクルトに修理を頼んだ。
私にとって高額の修理代ではあったけれど、
支払いは1年以上先をいい事に頼んでしまった。
そのフューチャーマチックが私の元に1年半ぶりに戻って来た。

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ドキドキしながら包みを開けて1年半ぶりの再会。驚いた。
まるで新品に交換したのではないかと思えるほどのコンディション。
ケースはそのままで風防とダイヤルと針は交換したのだけれどこれほど綺麗になるとは。
グルグルと音と感触が伝わるハーフローターの巻上げも実にスムーズ。
裏蓋上に付く、独特の時刻あわせもグラグラだったのがカチっとしっかり感のある硬さに。

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瀕死の状態だったこの時計の変わり様に感動を感じている。
現行品の時計はどんな高級時計でもある程度は流れ作業的に作られてゆく。
それに比べ時計の修理復旧させる作業は一人の職人が向き合ってするはずだ。
スイスの工房でこの50年ほど前に作られた時計を修理している時計師の姿を思い浮かべる。
新品の時計を購入する時より、満たされた幸せを感じる事が出来ている今の私です。
自社製品でも古くなった時計は修理しないという時計メゾン多い中、
自分達が作った品は全て直すというジャガールクルトは素敵だ。

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50年代に未来を想像して考え出されたこのダイヤルデザイン。
時刻合わせが裏蓋上にあり自動巻きオンリーの機構のため、
前面から見た時にケースサイドに普通あるリューズなどの突起物をなくす工夫も独特。
そんな工夫とデザインが、フューチャーマチックに特別な雰囲気を与える。

アンティーク市場ではこの時計は程度良いモノで25万円ほど。
ただ独特のハーフローター自動巻き機構のために程度良く見えても、
私のフューチャーと同じ運命はそう遠くない時期にやってくる。
私のフューチャーマチックは50年の月日を動き続けて一度死に、
再びリスタートして新しい50年をこれから生きる。
私にとってかけがいのない時計へと覚醒したルクルト・フューチャーマチック。

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愛おしさ感じながら、フューチャー用にと作って1年半前まで使っていたベルトを装着。
永遠を信じれる時計という機械と、いつか朽ち果てるであろう革ベルトの滅びの美学の危ういバランスが好きな私だ。

ルクルトのフューチャーマチックはスイス本国送りの修理という贅沢を経て、
私にとって今まで以上に特別な時計として存在することになった。
この贅沢の豊かさに十分満足しているボンジョルノでありました。

2009年7月 7日

アルフィスタ谷本氏

7月5日の日曜日はお店前のリバーモール全域で
BMWの車のイベントが盛大に行われていた。
BMWとアルファロメオは裏表と言われることがある。
きっとBMWが表で、アルファが裏なんだろうなぁ~。
そんな日曜日の昼下がり文房具界の風雲児・分度器ドットコムの谷本氏が来店。

ラテン車は不思議な魅力を持っている。
特にアルファロメオは特別だと思っているボンジョルノです。
ごく当たり前のファミリーカーだのに、遊び心を持った大人?を魅了するオーラを持っていると思っているのは私だけだろうか。イイヤそんな事はない。

そんな仲間に分度器ドットコムの谷本氏が加わったぁ~!。
面白いけれど問題多いと噂されるアルファではありますが、
昔フォルクスワーゲンの6Vバスに乗っていた谷本氏なら大丈夫。
ただ夏前購入は少しの危惧を私は感じております。
奥様も運転するからと選んだセレスピード(アルファのオートマ)は夏に弱い。
しょっぱなからセレスピードの洗礼を受けない事を祈るばかりです。
熱でミッションの電子制御がおかしくなって、
ローギアからシフトアップしなくなるというのをよく聞いた。
私の車はマニュアルだからその心配はない。

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谷本氏のチョイスしたアルファは4年落ちの147セレスピード。
私もこれにしようか迷ったノスタルジックアルファデザインのエクステリアが秀逸。
この4年落ちの走行距離18000キロほどの車が新車時の3分の1以下で、
それも芦屋のディーラーで購入できるアルファロメオという車は、
維持費がかかるという風評に目をつぶれば大変お買い得な車です。
私の145クワドリフォリオの後継モデルで、同じツインスパークエンジン。
レスポンス素晴らしいツインスパークエンジンは最高だ。
ブレーキの効きが悪いとか、足回りがチープだったり、電子機器が弱いなどという
マイナス部分はこのエンジンの楽しさの前に一瞬は忘れてしまう。


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早速試乗させてもらいました。
私の145に比べて包まれ感のある運転席周りはまさにコックピット。
黒とシルバーを基調としたパネル周りは質感があって私好み。
アクセルレスポンスは私の145の方が敏感で面白いと思うけれど、
重厚味増した正常進化と言うべきなのだろう。

現行の147のエクステリアより、この前期型の方が個性感じて私は好きだ。
今春デビューしたMiToはもっと私好みだけれど、
私は145クワドリフォリオ前期型で十分満足している。

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アルフィスタになった記念にと私と揃いのキーホルダーで武装する事になった谷本氏。
決して無理強いした訳ではありありませぬ。アルフィスタ谷本氏の意思であります。
親しくしている人でラテン車載る人が多くなると楽しいなぁ~。
その結果多くの問題を抱えたとしても責任は持てないけれど。
来年には谷本氏のアルファも車検がある。
私のようにラテン車でユーザー車検挑戦してみようじゃありませんか。

2009年7月 6日

ディプロマ・ショルダーバッグと命名

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ハミがバッファロー革で作っていたオーダーのショルダーバッグが出来上がっています。
サンプルで作った前作、「気に入った!」とそのままお客様の元へ。そして色違いのチョコでの本生産。
マチ巾少し広くしたこのショルダーバッグ、良いではありませんか。


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縦型はお客様方に好評なので秋に新作で登場決定!
シュランケンカーフの5~6色で初回登場させる予定です。
このマチ巾少し広い横型も裏無し一枚仕立てで新作として作りたいなと思案中。


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(モデル F氏)

このショルダーバッグは似合う人と似合わない人がはっきり分かれる。
長身でスマートな男性は総じて似合う。渋いダンディズム漂わせる人も似合う。
私は全然似合わないのだ。これはどういうことなのか。やはり私はパパスがピッタリだ。

それで決まったこのショルダーバッグの名前は「デュプロマ(卒業)」。
心にランドセルを今だ背負っているおじさんたちはパパスショルダーが似合う。
それを卒業した心が中学生以上のおじさんたちが似合うのがこのショルダーバッグということで「ディプロマ・ショルダーバッグ」という名前となりました。

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縁の処理で悩んでいる。
左のように巻いた革の上を縫うべきか、
右のように一度縫って巻き込んで2度縫いで処理すべきか、
もう少し考えよう。

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ハミはお待たせしているオーダーのキューブを作り始めています。
ショルダーバックは、その後私にバトンタッチ。
秋に向けて、革製品閑散期の夏も私たちは忙しくなりそうです。

2009年7月 4日

島岡圭子 著 「横浜元町オザワ洋装店物語」

神戸の片隅で夫婦でオリジナルカバンのショップ&工房を始めて16年。
東京でのカバン作りを加えると33年カバン作り続けている。
その間夫婦2人でずーと一緒にカバン作っていた。

お金持ちにはなれていないし、有名にもなれていないけれど、
小さなカバン屋を大事に思ってくださるお客様たちに見守られて
心通じ合う人たちと知り合えて、今私たち夫婦は幸せです。
神戸で私たちの小さな歴史を刻み続けてゆきたいと思っています。

そんなル・ボナーの日々の中で親しくしていただいている島岡圭子さんが本を出された。
「暮らしの手帖」でル・ボナーの私たちを素敵な文章で紹介して頂いたお方です。

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本の題名は「横浜元町オザワ洋装店物語」
横浜在住の島岡さんは、モノ作りを生業とする市井の人たちを、
愛おしい眼差しで見つめている女性です。
そんな島岡さんらしい視点から横浜らしい洋装店の小さな歴史を、
横浜元町の歴史を下敷きに描いた素敵な物語です。

オザワご夫妻のモノ作りを包容する横浜元町。
そんなご夫妻の歴史に多くの人たちが関わり合いながら
ハイカラ文化が醸成する心豊かなモノ作り。
読み進めながら思った。ハイカラが自然に受け入れられる都市は横浜と神戸かなと。

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表紙の古知屋さんの版画素敵です。裏表紙の窓越しの老夫婦が印象的。
島岡さんのお友達が協力して出来上がった素敵な本です。

島岡さんのご主人様は現在単身赴任で神戸に住んでおられます。
月に何度か神戸のご主人の処へ来られて、
現在ご夫婦は50過ぎて2度目の恋愛中。特にご主人が。
この本が出版されるまで編集その他忙しくされていて、
奥様の来神少なくて寂しそうだったご主人でありました。


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この本の最後に題字万年筆提供という名目(そんな項目普通ない)で、
ル・ボナー松本佳樹なんて印刷して頂いておりまぁ~す。
恥ずかしいやら、嬉しいやら。
東京大井の頑固万年筆職人のフルハルターの森山さんに研いでもらった
コースニブの万年筆をただお貸ししただけなのに恐縮であります。

この島岡圭子 著 「横浜元町オザワ洋装店物語」はル・ボナーでも販売しています。
ネットでも色々なショップで取り扱ってますので、読んでみてください。

2009年7月 3日

7月最初の休日は仕事だった

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休日の木曜日だったけれど仕事していました。
ハミはオーダー品のクラシコバッファーローのバッグを制作中。
最近扱うようになったこのタンニンなめしのバッファーロー(水牛)は、
シブが災いしてなのか扱いが難儀な革です。特に割漉きが難しい。
あまりに漉きずらいので、割漉き専門でやっている職人さんに聞いてみたら、二枚ほど漉くともう刃が駄目になり砥がないと革が巻き込むそうで、受けたくない革の筆頭だそうです。
ハミも漉きに悪戦苦闘。漉けない部分は革包丁で手漉きしながら作業を進めています。

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私は貯まってきた修理&メンテナンス作業。
16年もお店をやっていると、常時何個かの修理&メンテナンスのバッグがあります。
この細ダレスは10年選手。コバの磨き直しのメンテです。
ル・ボナーの細ダレスの形が確立した頃の品で、底の部分が少し変形しています。
大きな支障はないのですが、少し気になる部分です。

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それでこちらは5~6年前制作の、メンテで里帰りしていた細ダレス。
パターンを修正したので使い続けても良い収まり具合をみせている底部分です。


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少し前にハンドルの交換修理をしたグラス。
グラスに使っている抜き手形式のハンドルはあまり丈夫ではありません。
使い続けるとル・ボナーの定番ハンドルに比べて交換時期が早めにきます。
その交換修理の時メンテもしてお渡ししたら、すごく喜んで頂けた。
芯材を極力使わないで、革なりの腰感生かした表情がよく出ています。
良いなめしだった頃のデュ・プイのチェルケスだから使い込んでもこの味わい。

鞄屋やっていると今まで作ったバッグの修理&メンテは必ずあります。
本体の革が死んでいなければ修理は可能です。
修理する事で使い込んだ後の問題点を知り、改良を加え続けています。

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そんな私たちの傍らで、チャーはいびきをかきながら熟睡モード。
お店のガラス越しにニコニコしながらそんなチャーを見ているご夫婦。
そのご夫婦もビーグルを飼っておられて、近くのペットグッズショップのご主人が、珍しい薩摩ビーグルがいるから見に行ってみたらと言われて来られたそうだ。。
「男前なビーグルでしょう?」とハミが笑いながら言ったら、「私たちの飼っているビーグルも男前だけれど負けました」と笑顔の外交辞令。
チャーは熟睡モードを邪魔されて、いつもの響き渡る高音の雄たけび。
ワンちゃんいっぱいの街だけれど、この頃ビーグルの数が増えているように感じる。
人に対して従順さのない犬種だけれど、なんか本能に従順なバカさ加減が飽きさせない犬種だ。

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昼食に期間限定で販売していた「イタリアン・シーフードヌードル」
イタリア好きのボンジョルノが思わず買ってしまったチーズ&トマト味スープ。
食べて思った。これは定番にはならないだろう。

2009年7月 2日

ボンジョルノの憂い カメラ編

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私は現在カメラが面白いと思っています。
普段出歩くたびにこのキャノン10Dとレンズ2本を持ち歩く日々。
その事をそれほど苦痛と思った事は今のところないのだけれど、
ボディーだけで1キロとそれとレンズ2つで計2キロは軽くはない。

秋に仕事?で行く事が決まっているイタリア旅行に持って歩くには重い。
それでもってGR・DIGITALを購入しようと思った。
価格.comで調べると最安値は一時期の半値ではありませんか。
ハミの許可も得てその気になっていた。

そんな矢先、顧客のF夫妻がカメラのカタログを持ってきた。
ボンジョルノはGR・DIGITALの飾り気のないデザインでは満足できないだろうと、
魅力的なレトロチックデザインのボディーをまとった新たな誘惑を持ち込んだぁ~!
そのカメラはマイクロ一眼という世界最軽量のオリンパス・ペン E-P1。

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トップとボトムをアルミ絞り、サイドカバーと背面はステンレスというボディーは
まさにオートフォーカスのなかった時代の銀塩カメラの風情。
このカメラにファインダー付けて撮っている自分自身を想像した時、
アンリ・カルティエ ブレッソンになったような気分のナルシズム(自己満足)。

このカメラの形だけで参ってしまった。
その上レンズ交換式は未来への無限の可能性~?
E-P1だと持ち歩き楽々でありながら、10Dと同じぐらい愛情持って写真が撮れそう。
技術はこれから、まず形から入るボンジョルノ。
しかしコンパクトカメラにしては高価だ。
私の希望する光学ファインダーとパンケーキレンズのセットだとGR・DIGITALの3倍強。
それでも欲しいと思った。

だがそこに立ちはだかったのがハミ様~。
「駄目です!どうせ1年もすれば安くなるのでそれまで辛抱しなさい。」
その言葉に冷静さを取り戻したボンジョルノは、安くなるのを待つことに。
と言う事はGR・DIGITALも買わないことになってしまったのだから、
秋のイタリアの空気を写し取る道具はこの重い10Dとレンズたち。
秋までに体鍛えないといけません。トホホホ・・・・・・。

2009年7月 1日

T&Yのシルバー製品も仲間入り

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ル・ボナーにて東京国立の「STUDIO T&Y」のシルバー製品を取り扱う事になりました。
「STUDIO T&Y」の村田ご夫妻の創造するカタチは素敵です。
モノ作りしながら柔らかく自由に生きるご夫妻は、私たち夫婦の憧れです。
そんな村田ご夫妻の紡ぎ出すカタチが神戸のル・ボナーでも購入出来るようになりました。

本場アメリカのインディアンジュエリーとは別格の価値をカタチにした
原宿「ゴローズ」出身の村田さんの作るシルバー製品は、
優しいホピ族の空気を加えて、ナチュラルなカタチを創造する。


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携帯ストラップ 税込8,400円から~

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ベルトクリップのついたキーホルダー 税込24,150円から~

その他「T&Y」のシルバー製品の注文もお受けします。
ファッションではない心の豊かさを持っていて感じる事の出来る品々です。

630TY4.jpg

村田さんに頂いた私の「SUTDIO T&Y」のカタチは、
使い込んで良い感じにシルバーと鹿革がエージングしています。
肌身離さずいつもベルト脇に着けて、私のお守りのような存在になっています。

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