2009年9月アーカイブ

2009年9月30日

跳んだカップル 卓ちゃんとチクさん

突然「卓袱堂」の卓ちゃんがやって来た。
それもエチオピアにいるはずの恋人のチクさん同伴で。

25年前、私たちが初めて東京多摩の聖跡桜ケ丘にお店を持った時、
高校3年の卓ちゃんが私達のお店でアルバイトしたのが知り合った最初だった。
その後陶芸の道に進み、自分のカタチを陶磁の中に求め続けている11歳違いの友人だ。
私たち家族の波乱万丈紆余曲折の歳月を知る友人でもある。

湘南茅ヶ崎の自宅兼工房で日曜まで「卓袱堂展」やっていた。初めての工房での展示会。
多くの人が訪れバカ騒ぎしてパトカーまで来てしまうほどの盛況だったそうだ。
そして今日は神戸に二人で来ている。

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二人はエジプトで知り合った。

恋人のチクさんはJICA(国際協力機構)の仕事で、
現在エチオピアの教育問題に取り組んでいる。
その前はインドネシアで仕事していた。

卓ちゃんも年末あたりから、陶工の仕事は2年ほど休止して、
南米のコロンビアへ陶工のアドバイスのために旅立つ。

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チクさんからエチオピアの本場のコーヒーをお土産で頂いた。チクさんは良い人だぁ~。
数日後にはまたエチオピアに戻ってゆく。

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卓ちゃんにはコロンビアへ行く祝儀として時計ベルトをプレゼント。
だって最初に祝儀もらいに来たぁ~なんてほざくから。
早速愛用の時計に装着してみると、これが良い感じ。
まあチクさんへのプレゼントでジーンブルー色のプティ・トート買ってくれたからまあ良いか。

この二人は名声や安定を求めず、自分らしい生き方を求めてる。
二人が会えるのは年に1~2度だけれど、素敵に輝いている二人。
人の人生なんて短いし小さいけれど、楽しかったと言える生を全うしたい。

二人は今夜神戸空港から湘南茅ヶ崎に戻って行った。

2009年9月29日

万年筆愛好家が集う鞄屋

販促活動の一環としてこのブログを書き始め、
本職の鞄以外に、私のモノ好きな部分をオーバーに演出しながら書いた。
実際は仕事一筋で物欲などそれほどでは・・・・なぁ~い。
特に万年筆ネタは多く登場し、その間そんなに興味はない?のだけれど私の万年筆は増えていった。

そしてここ数年の間に、多くの万年筆愛好家がル・ボナーを訪れるようになった。
「万年筆は売っていなくて、カバンを売っている万年筆屋さん」などと揶揄されながら。
ただその間に、3ヶ月で35本の高級万年筆を入手してしまった人とか、
イタリア万年筆の摩訶不思議な魅力に心酔した人とか、
ここ何年かの間に万年筆菌重症患者を生み出した私の罪は重い。
でもその事によって引き起こされる金欠状態、夫婦の不和など諸々の諸問題においては、
私の知るところではなぁ~い。私だって感染という洗礼を受けた犠牲者なのだ。


そんな中、フランク・ミュラーダイヤルコレクターを返上することなく、
アンティーク・ペリカンに舵を切ったお人がいる。
ここ半年ほどの間に本当に増えた。

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その人物は、ペリカンのヴィンテージ万年筆だけでは収まらず、
ペリカンの周辺グッズまで収集し始めたのだ。その一部を私に見せるために持参された。
素敵なヤレ具合のインク瓶は良い味わい。
これからも増え続けるであろうヴィンテージペリカンたち。
なぜ人は収集癖という魔物を内に持ち続けるのか。

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珠玉の50年代までのヴィンテージ万年筆と一緒に、
いつの間にか初期700トレドまで捕獲していたぁ~。
私はもうそんなに万年筆はいらないと思ってはいるけれど、
手に入れたいと切望する数本の内の1本。

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この初期型700トレドは素敵だ。
私も近々手に入れる事が出来そうだ。
が私の手元に届く前に迷子になっているようです。
お~いトレド何処へ行ったぁ~。

2009年9月27日

困った時は長田の「田中ミシン」さん

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現在革がいっぱいだ。今年最大の仕入れ量の革たちが仕事場の奥を覆っている。
その奥に見える裁断機(クリッカー)で現在集中的に大量に裁断を決行中だった。
その裁断機が動かなくなった。今回は本当に参った。
私と同じぐらいの年月現役を続けるこの裁断機は今までも何度も動かなくなった。
しかしなだめすかしながら何とか使い続けてきたけれど、今回は相当重症のようでグアーンと油圧はきているようだけれど、ボタン押しても動いてくれない。
しかたなく手断ちで裁断なんてことになり、これでは作業はいつまで経っても終わらない。

こういう古い重機の修理は製造メーカーでも直してくれない。
新品を購入すると150万円オーバー。
その上1トンほどある重量のこの裁断機の処理と移動にかかる金額はバカにならない。
私が鞄作り続ける間は修理しながら使いたいと切望するのでありました。

そんな時に「田中ミシン」を思い出した。
縫製機械全般の新品と中古を扱う神戸下町長田にある田中ミシン機工株式会社は、
修理職人多く抱えるアフターケア充実のミシン屋さんで
ル・ボナーで使う機械類の駆け込み寺。
休日の木曜日を利用して久しぶりに訪ねた。

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行った事あるから近くまで行けば何とかたどり着くだろうと、
住所も電話番号もメモせず行ったものだから道に迷いながら到着。
マイアルファに装備されたこんな時便利なはずのカーナビは私にとって無用の長物。

その上万年筆&筆記具愛好家を自認するボンジョルであるはずなのに、
メモする筆記具を何も持たずに来てしまったようで、
マイ作業机周辺にディスプレイされている筆記具たちは何なんだぁ~。

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神戸には長田のケミカルシューズという地場産業があるので、
地方都市の中では縫製用工業機械その他の私たちにとって必要な専門業種を営む商店が、比較的多くあり助かっている。その中でも修理調整をフットワーク軽くやって頂ける田中ミシンさんの存在は本当にありがたい。

専門ではない裁断機の修理のご相談に伺い、軽く断られると思っていたけれど、
快く相談にのって頂き、知り合いの修理屋さんを紹介して頂いた。
ル・ボナーにあるレトロな裁断機は、色々な事情もあるけれど、何より懐かしさ漂う昭和の味わい大好きで、中の基盤その他全てを交換してでも使い続けれるものなら使い続けたいと思っているボンジョルノでありました。

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中古の機械たちはこの屋根付き半野外にて修理調整されて販売されている。
消耗品でない機械たちは、修理調整する人がいて長い年月頑張り続けてくれる。

多くの人たちに助けて頂きながら、ル・ボナーの鞄たちを作り続けていられるのだと、
改めて感じ入りながら田中ミシンさんを後にしたボンジョルノでありました。
今度行く時は、住所と電話番号控えてカーナビの操作方法も覚えてから行く事にしよう。
それと筆記具は持参して行かないと。

「ブログ時々見ていますよ」と田中ミシンの2代目に言われ、
万年筆が相当お好きなようでと知っていたぁ~。
なのに自慢の万年筆を1本も持っていなかったなんて何てことだ。

2009年9月25日

木星も見る会(かい?)

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今夜は天体マニアなHさん主催の「木星を見る会」が、
六甲アイランドのル・ボナー店舗前にて開催されましたぁ~!。
今回は前回の「土星を見る会」の時の立派な望遠鏡だけではなくて、
立派な双眼鏡も加わってバージョンアップ。月は双眼鏡で十分大迫力。

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夜空のロマンチズムにうっとりもの思いにふけるハミ。
月はその空想的リアリズムにいつ見ても飽きさせない。
木星はこの立派な望遠鏡をもってしても、やはり写真で撮った時の色は望めない。
でも気流の状態が安定していてはっきり見る事が出来た。

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金曜日の夜は、六甲アイランドのル・ボナー前が一番賑わう夜。
大迫力の天体観測の機材が人を呼び、通りすがりの人たちが興味深々集まり、
多くの人たちが月を見て感動し、木星を見て感嘆の声をあげる。
それにしても、六甲アイランドはコスモポリタンな街だ。
目の前のベンチでは現代のエトランゼたちがバーべキューしてる。
金曜日の夜のいつもの風景。


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同じショッピング街の整骨医の先生も途中参加。


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隣のスペイン料理店のマスターも途中参加。

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お店を閉めてから神戸元町のP&Mの吉宗&スタッフK女史も、
遠路はるばる参加して素敵な夜の一時。
豊かな時間を過ごさせて頂いて、本当に心からHさんに感謝。

2009年9月23日

仲間と肉のケーキ「KOKUBU」へ

50歳を過ぎて万年筆という、沢山持っていなくても支障ない筆記具が面白くなった。
そして万年筆は売っていない鞄屋だのに、万年筆愛好家の人たちが多く訪れ、
何が何だか分からないまま3年の月日が過ぎて行き、万年筆は増え続けた。
その間その深みにはまった多くの人たちと知り合い、万年筆趣味はメージャーな趣味だと勘違いする環境の中に身を置くボンジョルノであったのでした。

万年筆に興味を持たなければP&Mの吉宗さんやスタッフK女史や工房「楔」の永田君とも知り合う事はなかった。もっと平和な日々を過ごしていたでありましょう~~~?。

19日から工房「楔」の永田君がPen and message.2周年記念イベントと銘うって、
筆記具と筆記具関連商品だけでなく、椅子や時計も持ち込んで展示販売会開催中。
好評のようで永田君は元気はつらつ。吉宗さんとスタッフK女史はヘトヘト。
そのお客様たちが神戸といっても相当離れたル・ボナーにも来店されて、不思議な連帯感。

その4人で初日の夜食事に行った。
いつも参加する分度器.comの谷本さんは体調崩して初めて欠席。
若い永田君の強制的希望によって、私たち3人は少し及び腰ではあったけれど、
肉のケーキと誰かさんが称した神戸ビーフの「KOKUBU」へ。
旨いのは間違いない。でも決して手頃な値段とは言いがたい。
そしてメタボ気味の私と吉宗さんにはあの霜降りは大敵なのだ。

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シルバーウィークの初日だのに1時間と少々お店を早く閉め、
待ち合わせ場所の元町駅少しだけ山の手側にあるP&Mへ。
元町駅西側の改札口を出て山側のこの階段上がり数分歩けば
創業してまだ丸2年ではあるけれど神戸を代表する万年筆店に到着。

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すぐ横には中学校(小学校~?)があって、
子供達の使う文房具置けばそこそこ売れそうな場所に位置しているのに、
子供たちが買える文房具は全然置いていないオトナのための文具店。
それがPen and message.というお店。2周年おめでとうございまぁ~す。

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P&M店内は今日から4日間は工房「楔」に占拠されている。
筆記具と筆記具関連グッズだけではなくてチェアーまで今回は持ち込んだ。
これが思いの外売れているのだそうだ。
永田君は家具職人でもあることに気付かされたのでありました。

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私を待って早速KOKUBUへ。
タクシーで行くと思っていたら、一駅分歩いて行くことと相成りました。
急ぎ足で歩く3人。年長の私を気遣ってくれる人は誰もいない。
そしてKOKUBUに到着。

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吉宗さんと知り合って3年ほどだ。他の皆とは2年たらず。
それぞれが個々に自己責任で商いし、夢をカタチにしたいと思っている。
色々な部分で関わり持ちながら、年齢も職種も違う異業種交流会はこれからも続く。
それぞれは小さな個人商店。小さいから自由でオリジナルな個性を勝手に表現出来る。
神戸をキーワードに、モノが生み出す楽しい関わりから生まれる文化のようなカタチを、
仲間たちと発信して行けたら良いなと思うボンジョルノおじさんでありました。

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それにしてもやはりKOKUBUの神戸ビーフは美味しい。
そして82歳になる看板娘イヤ看板おかあさんは素敵だ。

お腹いっぱいになって、その日から残り3日間のイベント続くことだし、
いつものバー「バランザック」に行くのは中止してその日の内にお開き。
スタッフK女史に、ボンジョルノには似合わないなんて言われながら、
珍しくまだ六甲ライナーが動いてる時間だったので、電車に乗って帰りました。

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その後4日間のP&M2周年記念スペシャルイベントの工房「楔」展示販売会は、
盛況の内に幕を閉じました。永田君は来年もやる気満々。
私は歯が痛くて、歯医者閉まっていて、鎮痛剤飲みながらシルバーウイークを過ごす日々。
でもいっぱいお客様来店して頂き、今日は連休最後の日。
あと1日頑張れば歯医者さんで治療が受けられる。
歯が痛くて寝ていられなくて、早朝ブログ書いているボンジョルノでありました。

2009年9月20日

ポーチ・ピッコロのファーストロット登場

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思っていた以上に早く新作のポーチ「ピッコロ」を店頭に並べる事が出来ましたー!。
コンパクトサイズながら、思いのほか多くのかさばる身の回り品を納める事が出来る、
スリムでジャストフィットのポーチ「ピッコロ」を是非実際に見に来てください。
その時日常使う身の回り品をお持ち頂いて、実際に入れてみてください。
思った以上の品を納める事が出来る事に驚かされると思いますよ。

装飾性を一切なくした「ピッコロ」のシンプルなデザイン。
サイズからは想像出来ない内容量を確保するため生まれた機能美と縫製方法。
その事を追求してこのカタチになりました。

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ボックスカーフ系の最高級クローム革・クルスペルカーフで作ったピッコロは、
強靭な革の持つコシが跳ね返りの力を生み、
予期せぬふくよかなフォルムの特別なポーチ「ピッコロ」になりました。
黒はフォーマルでも違和感なく使える同色ステッチ。
ダークブラウンは革が引き立つワインの糸で。
価格は税込み42,000円。

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ブッテーロではワインと茶。
ワインは同色ステッチ。茶はグリーンステッチで。
エージングを楽しむならブッテーロタイプの方が手入れ次第で素敵に変わります。
ル・ボナーにとってなくてはならないピュアタンニンなめしのイタリアアンオイルレザー。
価格は税込み33,600円。

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ブッテーロの黒で赤のステッチと内装赤のタイプは、
サンプルでこの色を紹介した影響もあって、ファーストロットは完成前に完売。
ご希望の方はセカンド生産完成までお待ち頂く事になります。

ブッテーロの黒以外も反響多くあり、予約多数在庫あとわずか。
続けてセカンド生産に入ります。次回完成予定は10月末あたりです。
セカンド生産では今回作った革と色以外でも作る予定です。

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長財布を入れて使ったとしても、
この程度の量は充分収まります。

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内側のポケットにお札などを入れて使うと、
より余裕のある収納能力を発揮します。

このポーチ「ピッコロ」は使用方法色々。
メンズポーチのイメージを変えるサイズバランスに仕上げられたと思っています。
使ってみると新鮮な驚き感じるシンプルだけれど不思議がいっぱい。
ル・ボナーらしいカタチ作れたと思っています。

2009年9月18日

T&Yのシルバーリング登場

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東京国立の「T&Y」村田ご夫妻の作るシルバー製品を、
ル・ボナーでも販売させて頂いていますが、今回リング(指輪)も加わりました。
価格は税込み7,800円~28,000円まで色々取り揃えています。
是非一度指にはめてみてください。柔らかな豊かさ感じます。

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私はシルバーという素材に対して最近まであまり興味がなかった。
プラチナなどに比べて磨耗しやすく永遠ではない素材。
しかし万年筆で使われるシルバー軸のエージングがこの上なくしっくりくる。
使い手の思いに馴染む素材だと思うようになった。
ということは革に似ているではありませんか。
滅び行く美学と折り合いつけながら、
人の琴線に触れる金属素材はシルバーだと感じた。

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そして「T&Y」のシルバーアクセサリーをよく見てみると、
多くのインデアンジュエリーに共通する猛々しい攻撃的な印象は薄く、
お二人の優しさ伝わるソフトな印象のシルバー。
私の好きなイタリアを思い起こす彫り模様とか、古代ギリシャ的な部分も感じたりする。
私はイタリアオヤジを標榜するランドセルオヤジではあるけれど、
結婚指輪すら違和感感じてはずしていたらなくしてしまうような人間で、
それ以来リングは指に通したことがないけれど、
「T&Y」のシルバーリングをしてみたいと思った。

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革と共通する滅びの美学を持った金属素材・シルバー。
その素材で、村田ご夫妻の心をカタチにしたこのリング素敵です。
どのリングにしようかと今思案中のボンジョルノ。

人の人生はそう長いものではない。
自身の滅びの過程と同歩調で、馴染みながら滅び行くモノは愛おしい。
そんなモノたちと出会い歩いていけるなら、豊かな心持ちでいられる。
小さな幸せ感じてもらえるカタチ作っていきたいし、
そんなモノを持ちたいと思う。心豊かに沿うモノが好きです。。

2009年9月17日

ハミの帰神

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今日は木曜日でル・ボナーはお休みの日。なのでチャーと長めの散歩に。
六甲アイランドの南端・マリンパークから見る海が好きだ。
港町・神戸を少し距離を置いたこの場所から見るのが良い。
今日昼過ぎにハミが一週間ぶりに帰神する。

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機能不全に陥っていたボンジョルノ松本家も、今日から回復する。

初めて飛行機乗って神戸空港から東京に向かったハミは、
飛行機が気に入ったようで、帰りも飛行機で。
でも神戸空港まで六甲アイランドから1時間ほどかかったから、
迎えに来てねといわれたので、迎えに行った。

神戸空港は神戸沖に作り続けた埋め立て島の先の先にある。
訪れるのは初めてのボンジョルノ。
ハーバーハイウェイをマイ・アルファで疾走すると15分ほどで着く。
意外と近くてこれは便利だ。次回の神戸出張は私も使ってみようか。

海の広がりの中 橋を渡り、殺風景な埋立地に神戸空港はある。
こじんまりとしたターミナルビル近くに車を停めて待つ。
ハミの搭乗する旅客機到着までまだ1時間ほどある。早く来すぎてしまった。

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神戸空港周りをチャーと散歩しながら思う。
土建都市・神戸と揶揄され、社会保障に目をつぶっても、
空港作りたかった市長の気持ちが分かるような気がした。
地方都市が自力でここまでやれてしまうのだ。

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そしてハミが一週間ぶりに神戸に戻って来た。

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チャーの喜びようは尋常ではない。
ハミをなめまくり、でもオシッコ車内でちびらなくて良かった。


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ハミがお昼はあの美味しいホカ弁屋さんのお弁当が食べたいと言うので、
六甲アイランドを通り過ぎて西宮ヨットハーバー近くのホカ弁屋さんへ。
ボンジョルノのサービス精神、今日は尋常ではない。

そのお弁当屋さんは「カフェテリア・たんと」。
カフェテリア?きっとお弁当屋さんする前喫茶店だった時の看板そのままなのだろう。
ここは注文聞いてから揚げ始める。だから相当待たないといけない。
でもチェーン店のお弁当とは別格。
海老フライ弁当は立派なエビが3本と白身フライと盛りだくさん。

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夕方ハミとチャーと散歩に。
「やっぱり六甲アイランドに戻って来るとホットする」とハミ。
ここで私たちこれからも生きてゆく。

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どこに行くにもカメラを手放さない今日この頃のボンジョルノ。
そんな私が撮った今日の一枚。

2009年9月16日

BELLAGO(ベラゴ)の牛尾君

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地方都市神戸には何人かの独立系鞄職人がいます。
そんな中神戸の下町・長田で革鞄&革小物を作っているベラゴの牛尾君は、
そのエネルギッシュな製作姿勢に刺激を感じさせてくれる若き独立系職人だ。

自分らしい個性を表現したオリジナルな製品たち。
そしてフルオーダーでの製品作りもこなす。

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私が若かった頃の我武者羅に作り続けた鞄作りへの情熱を、彼の今の姿の中に見る。
死に物狂いで作り続けて、へとへとになるまで作り続けて、
その先には夢見るオリジナルな鞄たちとの関係が築けると思っていたあの頃。
今のまま我武者羅にがんばって、牛尾君の世界を作って欲しいと思ってます。

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ル・ボナーのホームページでは「作品紹介」などと書いてはいるけれど、
実際自分達の作る鞄たちは「作品」だとは思っていなくて「製品」だと思っている。
創造したカタチは私たち自身を表現するカタチであることは間違いない。
しかしコストとか市場性とか色々な事を考慮して妥協も加えて生まれる製品なのです。
牛尾君はそんな私の考え方を理解してくれる数少ない独立系鞄職人です。

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つい最近、牛尾君がフルオーダーで頼まれたブリーフケース。
頼まれた納期が極端に短かったので数日徹夜して出来上がった鞄です。
これから京都まで納品に行く前に立ち寄って見せてもらった。
丁寧な仕事です。彼の鞄作りへの情熱感じとれます。
刺激を強く感じました。私も頑張るぞぉ~!。

2009年9月15日

ブッテーロ革で作ったデブ・ペンケースと革の話

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デブ・ペンケースの定番中の定番革の、イタリア・ワルピエ社のブッテーロでも、
黒、チョコ、茶、ワイン、オレンジ、グリーン、赤の7色が店頭に登場です。
今回からこのデブ・ペンケースは「Pen and message.」さんと「分度器.com」さんの
仲良しトライアングル?各店舗でも販売しています。

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私は使っているタンニンなめしの革の中でこのブッテーロという革が一番好きです。
このピュアタンニン100%のイタリアンオイルレザーは大変小規模なタンナーで作られていて、
使い手の愛情に比例して良くもなるし、悲惨な状態にもなる革です。
同じイタリアの同じ村にあるバタラッシー社が作るバケッタ製法のミネルバ革は、
気にかけなくとも魅力なエージングを約束してくれる革ですが、ブッテーロはそうはいかない。
何もしないで使っていると爪キズいっぱいつくし、雨粒のシミも残ってしまう革です。
でも時間をみては細かな目の生地(ハンカチetc)で磨き続けてあげると、
清潔感のあるエージングをしてゆき、爪キズも収まってくるし雨粒のシミも残らない。
そんな風に使う人の愛情に比例して、その能力を発揮する革です。

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img085.jpgル・ボナーがタンニンなめしの革の場合イタリア革を中心に使うのには訳があります。好きな質感というのが最大理由ですが、それに加えて100%ピュアタンニンであることを認定する機関がある唯一の国なのです。認定されるとこのラベルが付きます。

なめしとは本来腐ってゆく皮という素材を腐らない革にしてゆく工程です。
タンニンでなめす場合は本来持っている生の部分をより長く保つ為、
クロームなめしの場合はその生を断って、別の新しい生に生まれ変わらせる為、
それぞれのなめし技法があるのだと私は思っています。
なのでタンニン(シブ)なめしの場合は相反するクロームが含まれた革は、
それぞれのなめしの良さを相殺してしまう革になると思うのです。
なのでル・ボナーでは100%ピュアタンニン革が確認できる革を使うようにしています。

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使う人の接し方次第で大きく表情変わる革です。
本来この革が持っている生命力と復元力は素晴らしい。
育て愛して接してあげた時にこのブッテーロという革は活きます。
そんなブッテーロでデブ・ペンケース作りました。

2009年9月14日

チャーの憂い

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いつもはふんぞり返って我儘放題のチャーが元気がない。

ハミが千葉の実家に帰っていて4日が過ぎた。
家事はまったくもってしないボンジョルではありますが、
そんな時娘がいてくれて助かる。なんとか支障なく日々暮らしている。
ただハミがいないと機能不全なボンジョルノ松本家ではあります。


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そんな中最大のダメージを受けているのは私ではなくチャーであります。
普段はお店にお客様が入って来られると、ここぞとばかりに高音で吠えて、
オヤツを要求すという悪知恵覚えて実行するチャーだのに大人しい。
精神的ダメージは体にも及び、食欲も減退し下痢気味だ。
夜家に帰る時は普段以上にパワフルに引っ張って帰宅を急ぐ。
ハミが今夜は帰っているだろうと思い込んでであろう。
そして我が家のドアを開けハミが今夜もいないという事を理解すると、
玄関のところでキュンキュン泣き続ける。
それが今夜で4日目。今日もドッグフードは少ししか口にしないチャーでした。


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「二人でイタリア行けばいいのに」と多くお客様たちに言われる。
私だってそうしたいと強く思ってはいるけれど、チャーが元気な間はそんな事は無理だ。
もしそんなこと決行したら、チャーは精神的ショックで死ぬでしょう。
チャーを飼ってから私たち夫婦はチャーを残して旅行など夢のまた夢で、
食事にすらここ十年一緒に行ったことがない。

すべてここまで甘やかして育てた私たち夫婦の責任だとは重々理解しているけれど、
それにしても本当に困った小心者のチャーであります。
「お父さんにそっくり」と我が家の皆も、親しいお客様たちも言うけれど、
似てるけれど私はデリケートなだけ?で、ここまでひどくはないと思っている。

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寝る時も、体の一部を私のどこかに触れていないと、
安心して眠れないチャーであります。この状態があと2日続く。
精神的な痛手の代償にダイエットが出来るであろうチャーでありました。
ハミが戻ってきた時オシッコちびって喜ぶだろうなぁ~。前にもそういう事があった。

2009年9月12日

デ・ラ・ルー オノトが戻ってきて

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ユーロボックスの藤井さんのところに修理に出していたデ・ラ・ルー オノトが、
4か月ぶりに私の元に戻ってきた。
プランジャーの中軸が摩耗したためかインクフロー良過ぎるというより、
書いていてインクのボタ落ちが起こる状態を修理して頂いたのだ。
届いたオノトはたっぷり墨を含ませた小筆のような書き味は残して、
クラシック万年筆の書き味を支障なく伝える万年筆に復活していた。

ユーロボックスの藤井さんと知り合えた事で、
私はヴィンテージ万年筆の世界へ安心して突き進んでいった。
これはありがたいことではあるのだけれど、
私の万年筆趣味の世界を広げる結果になった。

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オノトはず~と欲しかった。
このオノトと出会えるまでに、マガイモノのオノトを2本つかまされ、
ビンテージ万年筆の危険な罠にはまりながら辿り着いたのがこのオノトだった。
私の所有する唯一純粋なヴィンテージ・オノトです。
書き味にノスタルジー感じる、私にとって珠玉の1本であります。

なんて言いながらここ何年間かで、万年筆という筆記具をいっぱい所有するに至った。
私にとっての珠玉の1本は能書き色々つけて多くある。
そんなには無くてもいいのは分かっているけれど、
魅力感じて彷徨い歩き続けたここ数年でありました。

最初日本独特の轆轤で削る胴軸の非合理的な作り方に魅力を感じ、
その後イタリア万年筆のここまでやるかというイタリアンデザインの罠にはまり、
ユーロボックスさんを知った事で、面白過ぎるヴィンテージ万年筆の大海に船出した。
幻のオノト、革新的技術のシェーファーとヴィンテージは多くの魅力を私に教えた。
そして行き着いた先が50年代のモンブラン。

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現在一番気に入って使っている万年筆はこのモンブラン146テレスコープ後期型。
でべそ万年筆くらぶ会長の所有する146テレスコープを半強制的に譲り受けた品です。
146テレスコープの柔らかいけれど芯のようなものを感じる書き味に魅了された私でありましたが、この146はその中では固いと感じる書き味でした。
しかし書き続けている内に、そのバランスがいつまでも書き続けたいと思わせる絶妙の珠玉の1本だと感じるようになったのです。
そして柔らか書き味の魔の手から脱出したボンジョルノでありました。


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だからいつも持ち歩く3本差しペンケースにはそのモンブラン146テレスコープ。
この万年筆で書いている時が一番楽しさ感じている今日この頃。
あと2本は色気で勝負のアクセサリー的魅力を持ったそれどれ珠玉のイタリアン。

まだまだこれからも不条理な筆記具・万年筆の魅力は感じ続けるだろうけれど、
この大人の書き味のモンブラン146テレスコープと出会えた事で、
少し落ち着きを万年筆においては保っている私でありました。
でも次回の東京出張時にはウォーターマン№7をと考えているボンジョルノでもありました。

2009年9月11日

リスシオ・ワン使ってダイアリーノート完成~そして

「万年筆の書き味良い紙でノートを作ろうよ」と大和出版印刷株式会社の会議室で、
社員の皆々様の前でプレゼンしたのは何年前のことっだったでありましょうか。
そしてバカス紙を使って、神戸一の製本師に頼んで特別な上製本仕様のノートが生まれた。
その後バカス紙の生産停止で、このプロジェクトは一旦終わると思っていた。

しかし大和の若社長の情熱は予想外に凄かった。
オリジナルの紙を直接製紙工場で作ってもらうというのだ。
問屋を通せば好きな量だけ買えるが、直接製紙工場に頼むとそうはいかない。
そして試行錯誤の末に10トン超のリスシオ・ワンが出来上がり、
大和出版印刷の湿度管理された倉庫にその特別な紙が存在する。

紙製品をそのリスシオ・ワンで色々作らないと宝の持ち腐れだ。
そこに「分度器ドットコム」さんと「Pen and message.」さんが加わって、
大和の社員の人たちとリスシオ・ワン使った製品作る事になりました。

そして今回2010年度のダイアリーが商品化された。
デイリー、ウイークリー、マンスリーの3種類。
それぞれ表紙にはP&Mの吉宗さんと分度器の谷本さんの描いた絵入り。
分度器ドットコムの谷本さんがこだわる16cm四方の個性的なサイズバランスの中に、
書き綴り記録するのが楽しくなるレイアウトの特別なダイアリーノートです。

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ウイークリーは見開きで一週間。税込み2,950円

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マンスリーは見開きで一ヶ月。税込み1,150円

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デイリーは日付は自分で記して、使い方自由自在。税込み2,450円


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でもってこのダイアリーノートが売れるか売れないかは、
ル・ボナーの革カバーの良し悪しにかかっていますなんて吉宗さんに言われて、
プレッシャー感じながら、その革カバーのサンプル作りました。

シンプルな2冊まで収める事の出来るシングルタイプと、
4冊まで収められて2冊だと2冊を個々に完全にホールドしてくれるダブルタイプを、
ドイツ・ペリンガー社のクリスペルカーフとシュランケンカーフで作ってみました。
内側は全部ブッテーロ革を使って日独伊枢軸同盟だぁ~。古い。
そして裏表には芯材サンドイッチして上製本のようなハードカバー仕上げ。

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前回A7手帳カバーの時コラボ商品としてWネームでP&Mさとル・ボナーの刻印入れましたが、今回のダイアリー革カバーには分度器さんの刻印が入ってトリプルネームで登場。

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シュランケンカーフで作るシングルタイプは税込み12,600円。ダブルタイプは税込み18,900円。
クリスペルカーフで作るダブルタイプは税込み21000円です。
クリスペルカーフは黒とダークブラウンで決まってます(その2色しかない)が、
シュランケンカーフはどの色で作るか思案中(いっぱい色あって)。

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それにしてもクリスペルカーフの上等な質感には惚れ惚れいたします。
まさに牛革の王様の風格です。
ル・ボナーの定番革として徐々にこの革で作ったアイテム増えてゆきそうです。

このカバーはTさんとの共同作業での生産となります。
10月中頃完成をメドに、私は裁断を始めるところです。

2009年9月 9日

Pen and message.2周年記念で工房「楔」の展示会

いやいやカバンの事書いたらコメント&メールがいっぱいあった。
やはり本職の事書くと一番反響が多いと実感します。
でも今後も唯我独尊?思いのまま書き綴ってゆきますので、
宜しくお願いいたします。

神戸元町の片隅で万年筆愛好家にとってなくてはならない大事な場所となった、
「Pen and message.」さんがオープンして2年を迎えます。

万年筆に興味を感じて古山画伯に教えてもらって訪れた、
三宮センター街から少し離れた場所にあったペンシルビルの5階の万年筆売り場。
そこは眼下の雑踏からは想像出来ない静かに万年筆を愛でる事の出来る場所だった。
その心地よい売り場の担当者がP&Mの店主・吉宗さんとの出会いでした。
私はそのペンシルビルの5階の万年筆売り場を知らなければ、
ここまで万年筆に夢中になることはなかった思う。
それほどその場所は私にとって居心地の良い場所だった。
その場所の指揮者が吉宗さんだった。

その場所はその後閉鎖され現在は空きビルだ。
そして吉宗さんは独立し、ペンシルビルの5階の万年筆売り場と同じ静かに時間が流れる空間を神戸元町の地に作った。その「Pen and message.」も2周年を迎えました。


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その2周年記念で、P&M店内にて工房「楔」の永田くんの展示会開催します。
去年の1周年記念に続き、この展示会は恒例になるのか。
今回は前回からアイテム数も増えてバージョンアップした
工房「楔」を見る事が出来ると思います。
9月19~22日の秋のゴールデンウイークは
是非神戸元町のPen and message.に行ってみてくださぁ~い。
その日までに私は「楔」の永田君に頼まれている事やらないといけません。
彼は親子ほどの年齢差ある私をこき使います。

「大和出版印刷」「Pen and message.」「ル・ボナー」の神戸組と近隣西宮の「分度器ドットコム」と神戸と色々関わり強い岐阜の「楔」の異業種が力合わせて進める神戸セレクションプロジェクトチームは、豊かなカタチを創造して力合わせて楽しい未来を求めて協力していきます。
最年長の私は頼りないけれど。

2009年9月 8日

ポーチ「ピッコロ」生産開始

ブリーフケースの中にも納まるサイズで、必需品は一通り収める事の出来る、
スマートなメンズポーチ作りたいと思った。
そしたら出張時のオフタイムの夜など、ブリーフケースやボストンバッグはホテルに置いて、
邪魔にならないスマートなポーチに必需品だけ入れて、颯爽と夜の街へ。
冠婚葬祭時にも重宝するスマートなメンズポーチ。

メンズポーチは今の時代流行らない。
一時メンズポーチはブリーフケース並の容量を持った巾のある大きいサイズが流行って、
それを小脇に抱えて持ち歩くおじさんが多くいた。
その姿を見ていたその時期中年予備軍の世代はカッコ悪いと感じたのでしょうか、
最近本当に大容量でマチ巾広いメンズポーチは人気がない。

でもポーチは便利だ。
最小限の必需品を納められるスマートなポーチなら、
これからの時代でも支持されるはずと思った。

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そして考え出したカタチがこのポーチ。
このサイズバランスと縫製方法が相まって、
スマートな外観からは想像出来ない容量を持ったメンズポーチです。

ただ最終的な組上げを手縫いに頼らないとカタチにならなかった。
それでは価格が上がり、市場性が損なわれる。
なんとかミシンで全て組上げられないものかと試行錯誤を繰り返した。
足立の名人職人と何度かのサンプルを作りながら、
縫製方法の案のキャッチボールを繰り返し、
ミシン縫製でこのカタチを損なわずに縫う手立てを探り続けた。
凝り固まった作り手の方法論を少し違った視点から見るようにしたら、
出口見えなかった1ヶ月ほどが嘘みたいに、見つかったぁ~!。

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見えない部分での工夫は色々していますが、
外から見ても中から見ても手縫いで作った時との見える部分の違いは、
ファスナー周りのステッチが二重になった違いしか発見できない。
でもこれが今まで何度かサンプル作っては失敗に終わったこのカタチを、
スムーズにミシンで組上げる要です。
これでこのカタチも10月には登場させる事ができます。


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スーツのポケットに入れるとかさばる携帯品もこのように納まります。
それでいて巾はスレスレ収まるサイズで作っているので、
ブリーフケースの中にも違和感なく収める事が出来ます。

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最終的にこのメンズポーチの内装部分の財布として使えるマチ付きポケット部分は無しで、
ポケット付きの仕切り部分のみのシンプルな内装にすることにしました。
その方が持ってる長財布を入れてその上他の身の回り品もこの巾の中に収める事が出来るというお客さまのご意見多くあったからです。

それとこの高さでも少し横長のコンデジのGRDも収める高さありますが、
ギリギリなので少し余裕をもたせるため1cm高さを増やしました。
横幅とマチ巾はこのサンプルのままいきます。
出来上がり外寸 縦12cm×横21cm×巾4cm での登場です。


ファースト生産では表ブッテーロとクリスペルカーフを使い、
内装にはオールブッテーロ革使って作る事にしました。

表をブッテーロで作るタイプは
 クロ     内装   赤     ステッチ   赤
 茶      内装   茶     ステッチ   緑
 ワイン    内装   ワイン   ステッチ   ワイン

表クリスペルカーフで作るタイプは
 クロ        内装   クロ    ステッチ   クロ
 ダークブラウン  内装  チョコ    ステッチ   ワイン

で作ります。価格は現在思案中ですが、
表をブッテーロ革使ったタイプで3万円前半の価格で販売する予定です。
クリスペルカーフで作るタイプは3万円後半で納める事が出来るといいけれど。

スーツスタイルをスマートに決めたいと思っている人には必須のアイテムとなるはずです。
出来上がったら私も使いたいと思っています。
私はスーツ着ないので、愛用のパパスショルダーの中に入れて使う予定です。

このポーチの名前は「ピッコロ」と命名。
量産可能な状態に辿りつけて、本当にホットしています。
メンズポーチの復権を託してル・ボナーが考え出したカタチです。

2009年9月 6日

武装したGRDⅢのフードをちゃんと着けました

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レンズのフードすらまともに着けられないボンジョルノであります。
まったくもってお恥ずかしい限りであります。
コンメントでのご指摘、そしてメールでの御大の優しいお言葉ありがとうございます。
マニュアル読み直して、90度移動して、これでよろしいでありましょうか?。

カメラに興味を感じて1年ほどの初心者の私は何も分かっておりません。
だのにマニュアル読まず、ボンジョルノ的本能のままカメラと接しております。
これからもおかしいと感じた時は、遠慮なくご指摘ください。
真摯に受け止め、より楽しいカメラとの関わり合いを楽しんでいく所存であります。

この顔になったGRDⅢが愛おしい。
私はスペックよりカタチから入る人間で、だからこの顔になって愛せる。
この相棒を使いこなせるオヤジになりたいです。
それにしても可愛いなぁ~。

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それでもって、友は友を呼ぶとでも言いましょうか、
マニアックなコンデジ・シグマDP-1も、どさくさに便乗してF氏から入手した。
F氏夫妻は躊躇無く辛辣に私を責める二人だけれど、良い人だなぁ~と思う事にしよう。
このDP-1でチャンとした写真を撮れるようになったら、私も一人前だ。
広角域はこの2台が受け持って、商品その他の撮影は愛しのキャノン10Dとレンズたちが。
これで撮影機材は十分満足しております。

次は銀塩へと私を導くのだろうか。
イヤイヤその前によりこの道具たちとの蜜月の日々を確固たるものにするために、
私の撮影技術の進歩が大事であります。日々楽しく鍛錬の日々。

諸先輩のご忠告&指導を仰ぎながら、
素敵な空気感を写し撮れるようになりたいものだと思っております。

そして週末に撮った広角生かそうと試みた写真たち。

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2009年9月 4日

21ミリ広角レンズで武装したGR DIGITAL Ⅲ

3日の木曜日はル・ボナーはお休みだけれど、
「デブ・ペンケース」が出来たので、
神戸元町のP&Mさんと西宮夙川の分度器ドットコムさんに納品だ。
仕事熱心なボンジョルでありました。

でも一番のお目当てはGR DIGITAL Ⅲのオプション部品が届いたと連絡があり、
このGRDⅢを購入したカメラ屋さんの元町本通商店街にある「カツミ堂」さんへ。
もう神戸にはカメラ専門店で私の知っているお店はここだけになった。
電化製品の量販店やネットで購入するより、こういった専門店で椅子に座ってゆっくり説明を聞きながら購入した方が楽しいと思っている私です。

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そしてGRDⅢはこのような姿に変身したぁ~!。
あのシンプルでコンパクトな外観が、コンパクトとは言えない戦闘的な容姿に。
最初からこの容姿を想定してGRDⅢを選んだ。
21ミリの広角域を初めて手に入れたボンジョルノでありました。

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このワイドコンバージョンレンズを装着したことで、
コンデジの小さなレンズ部分が堂々としたたたずまいに変身。
無くても困らないファインダーは、撮影するスタイルが大事なボンジョルノ?には必需品。
ワイコンを付けるためのカーバー部分はもろにプラスチッキーだったので革を巻きました。
簡単に革を巻けるのは、職業上の役得。

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P&Mさんの店内を写してみました。
21ミリだと店内の約半分を写し撮る事が出来ました。

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初めて訪れる阪急夙川駅近くにある分度器ドットコムさんの店内。
お洒落だけれど懐かしさも共存する文房具屋さん。

P&Mさんと分度器ドットコムさんを21㎜の広角使って写したけれど何か変。
家に戻って調べてみると、露光がおかしかったようです。
また新しい撮影技術的知識を吸収したのでありました。


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そして露光を調節して広角らしい写真を撮ってみました。
面白い写真が撮れそうな予感を感じています。

2009年9月 3日

デブ・ペンケースはシュランケンカーフから

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愛おしさ感じて付けた名前が「デブ・ペンケース」。
愛らしいフォルムをした、少し大きめのペンケースです。
このカタチ作り始めて30年です。大好きなカタチです。

今回「Pen and message.」さんと「分度器ドットコム」さんでも販売することとなり、
ル・ボナーとしては大変多めの生産となりました。
そのためTさんと私のコンビでの生産方式では大変で、
信頼する名人量産職人さんにお願いして作っていただきました。

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その「デブ・ペンケース」がまずシュランケンカーフから出来上がってきました。
カラフルで柔らかな質感のシュランケンカーフで作るこのペンケースは、
定番のブッテーロ革で作るタイプより少し革厚を増やして作っています。
それでもブッテーロ革で作るよりフワァ~と柔らかくて、
触ると優しさ伝わる心地良さ。

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シュランケンカーフで今回作った色は、
オレンジ、ジーンブルー、ライムグリーン、イエロー、バイオレットです。
P&Mさんではオレンジ、ジーンブルー、ライムグリーンを、
分度器さんではオレンジとジーンブルーを販売する予定になっています。

定番のブッテーロのデブ・ペンケースは9月中頃出来上がります。
色はル・ボナーで使っている大部分のブッテーロの色が登場します。
デブ・ペンケースの購入希望のお客様方、
申し訳ありませんがメールでもう一度確認してくださぁ~い。


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2009年9月 2日

GR DIGITAL Ⅲ と シグマ DP-1

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ブログに載せる画像撮るなら携帯電話の付属で付いているカメラで十分だ。
でもそれでは楽しくないのだ。モノ好き男の悲しい性(サガ)とでも言いましょうか。
そして深みに堕ちてゆく。

私はこの少し古くなったキャノン10Dと3本のレンズたちで十分満足している。
写真を撮っている感覚が十分感じる事が出来るレンズ込みで2キロ弱ある重さも、
充実感の一要素と考えて苦とは考えないように思おうとしていた。

しかし旅先で写真を多く撮り続けるには苦痛も伴う。
イタリアに行く時は身軽な方が楽だろうし、
なのでコンパクトデジタルカメラをセカンドカメラとして手に入れることにした。

色々悩んだ。
オリンパス・ペン、ルミックスG1、シグマDP2、リコーGX200。
綺麗で簡単に撮るなら他の選択もあるのだけれど、どこか本格的な風情を感じさせるコンパクトデジカメに惹かれる。満足出来る写真が撮れるまで訓練が必要だのに。
一長一短決めるのは難しい。

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そんな時F1,9という明るいレンズでGR DIGITAL Ⅲが登場した。
その上液晶が最新のフルサイズ一眼と同じレベルの鮮明さになっている。
まだまだ値頃感はないけれど、これなら愛せると思った。そして入手した。

そのGRDⅢで六甲アイランドを撮った。


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神戸六甲アイランドの南端マリンパークから見た海と空。

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六甲ライナーの終点マリンパーク駅あたり。

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阪神淡路大震災前には、ここに大遊園地があった。

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島の中央を流れる人工の川の南側の終点あたり。

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私たちが住んでいるマンション群の入り口にある彫刻。

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この超高層ビル群の地べた部分にル・ボナーのお店はあります。

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円盤型したホール。

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六甲アイランド中心部遠景。

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ライトアップされた結婚式場。

なかなか思うような写真が撮れない。
私は撮った人の思いを伝達出来ている写真が好きだ。
そんな写真撮りたいけれど、GRD Ⅲはまだまだ思ったより硬質に写る。
撮り続けたらきっと大好きになる素質十分だ。
私のカメラ撮影技術が進化すれば、それと同時進行して愛着強まるだろうコンデジだ。

このシンプルな外観の高性能コンデジは、
今週中に21㎜の広角になるワイコンと光学ファインダーで武装して、
風景をワイドに撮るため専用のボンジョルノ仕様に進化する。
キャノン10Dでは体験できなかった超ワイドな世界をこのGRDⅢで写し撮れる。

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そんな風に、GRDⅢを自分色の相棒として使いこなそうと思っていたら、
F氏がシグマDP1を持って来て、このマニアックなコンデジ貸してくれた。
今まで銀塩高性能コンパクトカメラ(TC-1etc)オンリーだったF氏が、初めて触手が動いた1年前に入手したAPS-Cサイズの撮像素子のこだわりのデジカメだ。
しかし思い描く写真が撮れないとギブアップし、今年からオリンパス・ペン。
そのF氏ギブアップした硬派のコンデジ使ってみようじゃありませんか。

確かに難しい。その上シャッターを切る快感もなく無骨なカメラだ。
大部分ハズレの写真になってしまう。
でも時々驚くほど鮮明な「奇跡の一枚」が撮れたりする。
それが下の2枚。GRDⅢで撮った最後から2枚と同じ場所で撮った2枚は、
このシグマDP1の潜在能力の高さを感じさせる。

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作り手が熱い思いで作った道具は面白い。
欠点多々あったとしても、その道具が悪い訳ではなくて、
使い手の技術のなさが原因と思わせる力を持っている。
このカメラで素敵な写真が撮れたら満足度数十倍。
金利なしの5年間毎月1000円払って入手しようかな。
10Dと3本のレンズとGRDⅢで十分カメラは満足しているけれど。
それに銀塩が待っている。

2009年9月 1日

本当に行けるのだろうか~イタリア

年に一度で良い。一週間で十分良いからイタリアの空気を吸いに行きたい。
そしたら陽気な心で日々仕事が出来る。
去年は行けなかった。それは精神衛生上ボンジョルノにとって良くない事です。

しかし有限会社ル・ボナーの社長としては、行くには行くで大義名分がいる。
それと一人で行くのは心細いし楽しさ共有できる仲間と行く方が楽しい。
ハミと二人で行ければそれが一番なのだけれど、
我が家にはチャーという極度に過保護に育てた息子がいて、
二人のどちらかがいないと、精神的パニックを起こすことは間違いない。
だから彼が元気な間は、ハミとは一緒にイタリアへは行けない。

今年は必ず行くぞとまず画策したのが、
神戸の仲間との「イタリア万年筆ブランド取材旅行計画」。
この計画は一時成功するかに見えた?が脱落者多数出て、最後は私一人・・・・ショボ~ン。


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ボローニャの町並み Photo by F氏

次にライターN氏と一緒に、ボローニャで毎年10月に開催される世界最大の革関連の見本市「リニア・ペッレ」と、フィレンツェの日本人カバン職人取材旅行計画。
出版社の取材OKがとれたら行きましょうと乗っては頂いたが、「リニア・ペッレ」が開催される10月13日まで1か月半となったけれど、まだ確定のメールは届かない。

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不安です。
エミリアロマーニャ州でしか食べれないというブロードなるスープ餃子のような料理食べたい。
日本では手に入らない5年モノのパルミジャーノ・レッジャーノが手に入るボローニャのお店や、40年モノのバルサミコ酢が格安で入手出来るモデナのお店も地図付きで頼まれている。
私の必需品のオーデコロン「キューバ」もあと少ししか残っていないから、
フィレンツェのサンタ・マリア・ノッヴェラ薬局に行って購入しないといけない。
いやいや一番大事なのは始めて見に行く「リニア・ペッレ」視察。

ハミはもう諦めたらなんて言うし、お客の多くは私よりハミがイタリアに行くべきだと言う。
その通りかもしれないが、しかし私は行きたいし行かなければいけないのだ。

一人でも行くぞと思っている。
一人でも15ほどのイタリア語の文章丸暗記すれば何とかなると、
海外自由旅行のベテランは言ってくれたので、
それを信じて今一週間のイタリアでの日程を思い描きながら必要な文章を丸暗記中。

しかし口の悪い常連客は、フリーでのボンジョルノのイタリア一人旅は不安だと言う。
何とか宿まで辿り着けたとしても、一人では初めてのお買いものをする幼児状態で、
ホテルの部屋から一歩も出られなくて、一週間その部屋の中に籠って理解出来ないイタリア語のテレビとにらめっこして暮らすことになるなんて言う。
もし勇気出して街を一人で浮遊してしまったら大変。格好の餌食となって身ぐるみ剥がされたボンジョルノの姿しか思い描けないなんて言うのだ。
そんなに私は頼りないオヤジに見えるのだろうか。


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ハミも常連客の口車にのってイタリアへ行く気満々になっている。
ボンジョルノは行かなくていいから、ハミさんが行くべきだと全員言う。
ハミも行くべきだとは思っているけれど、私も行きたい。
今年の秋はボローニャ~フィレンツェの空の下にボンジョルノの笑顔はあるのだろうか。

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