2009年10月アーカイブ

2009年10月30日

「ディプロマ」がデビュ~!

多くのお客様にお待ち頂いていた新作ショルダーバッグ「ディプロマ」が、
構想から4ヶ月かかりましたが、やっと店頭に飾る事が出来ました。
思えばこのハミが発想したショルダーバッグは、
多くのお客様方のアドバイスを聞きながら修正をし、
このカタチにて登場するに至りました。

シュランケンカーフの質感を最大限生かした上品なショルダーバッグを構想し、
手をかけ過ぎず元厚のまま裏貼りもなしで仕上げる初期コンセプトは守りながら、
そのことで裏のトコ部分が丸見えで、芯材での補強も出来ないから、
予想を大きく上回る量の革が必要な取り都合の悪いカバンとなってしまいましたが、
素敵なショルダーバッグに仕上がったなぁ~と感慨深く思う次第であります。

ショルダーバッグは基本的にカジュアルなカバンです。
そんなショルダーバッグを少しハイクラスな感じに仕上げる工夫して、
紳士淑女が持てるショルダーバッグに仕上げたのが「ディプロマ」。


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試作で作って好評だったジーンブルー。
それにそのジーンブルーにグレーを少し混ぜたような落ち着きある色のスカイ。
二つ並べると色の違いがよくわかります。
この2色が「ディプロマ」らしさを伝えるシュランケンカーフの色なのかな。

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ライムグリーンとベージュのエッグでも作りました。
メタボな私には似合わないと当初思っていたけれど、そうでもないようだ。
私が持つとしたらやはりライムグリーンのディプロマか。
エッグは中学校の頃の生成りのキャンバスの生地を使った通学用カバンを思い起こさせる。
それがノスタルジックで良いなぁ~と言う顧客の要望でこの色でも作りました。

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革のオーソドックスカラーの黒とチョコ(ダークブラウン)でも作りました。
しかし黒はこのところル・ボナー界隈で大人気の赤ステッチで。
チョコもワインステッチでアクセントつけて。

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変形A4サイズのこのショルダーバッグはスマートだけれど、
A4サイズのパソコンだって入るし、万年筆の仏壇なんて言う人もいる工房「楔」のコンプロットだって4つ納める事が出来る(そんな人いないとは思うけれど)。
サンプルより1㎝マチ幅を広くした事で思った以上にいっぱい入る。女性には少し大きなサイズかなと思いながら作った。
でも少し大きいけれど身長155㎝のハミがかけても大丈夫かな?。
スカイはハミの大好きな色。

外観に手がかかっているように見せる工夫していっぱい付属ついてたり、
使い勝手が良いように見えるポケットを多くつけたり、そういった工夫はしていない。
でもル・ボナーらしいショルダーバッグに仕上がりました。
税込56,700円での販売です。6色でファーストロット登場です。

2009年10月29日

休日出勤のシエスタスペース

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今日は木曜日。お休みの日だというのに早朝4時半に起きてしまった。
この頃年のせいなのか夜眠くなるのが早くなった。そして朝が早い。
朝日が昇り始めたので、休日恒例のチャーの散歩に出かけよう。

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散歩道の木々はいつの間にか秋の気配。
そんな中ムクゲの花が美しく咲いている。

この頃散歩で携帯するカメラはGR DIGITAL Ⅲ。
ぬけた写真撮れないけれど、広角レンズらしい構図。

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六甲アイランドの南端に位置するマリンパークでは必ず釣りする人がいる。
一時期ほど釣れなくなって釣りする人は少なくはなったけれど、
釣れた成果を覗き見るのは楽しみだ。

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椿の実だ。椿野大ちゃんの事を思い出した。大ちゃんは小学校の頃の幼友達ち。
小学校の頃よく大ちゃんの家に遊びに行った。
田舎の家には珍しく、ロダン展のポスターが貼ってあったり、デッサンで使う石膏のギリシャ彫刻の半身像なんかがあったり、「男の服飾 メンズクラブ」などという雑誌もあって別世界を体験できた。ビートルズ知ったのも大ちゃんの家だった。当然オデオン盤のビートルズのLP。

そんな田舎のモダンボーイだった大ちゃんは現在「庭師 だいすけ」という名で、
英国のガーデニングと日本の庭美学の両方をカタチにする職人として活躍している。
そんな大ちゃんの心豊かな生き方に憧れを感じています。
興味ある人は「庭師 だいすけ」で検索すると色々分かりますよ。

昨夜NHKハイビジョンで京都大原に住むイギリス人の婦人のナチュラルライフな日々を綴った番組を見ていたら、バッキーと夫人が呼ぶ若者が登場した。苗字が一緒だし、顔も似ている。間違いなく大ちゃんの息子さんだ。息子さんも同じ仕事に就いて活躍している。見ていて幸せな気持ちになった。

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月末は毎月それなりに仕事がいっぱいで、お店は休みだけれど仕事している。
今日はいつもの夜の囲碁にも行かず仕事であります。
しかし朝早く起きたので昼食食べた後眠くなった。
仕事場の奥にある狭い部屋にサマーベットを置いて昼寝の出来る場所にしました。
シエスタの部屋は狭いけれどその狭さがやけに心地よい。
ぐっすり1時間ちょっと眠って、さあ後半戦。今度毛布も持って来よう。

2009年10月27日

誇り高き箔押し職人

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ル・ボナーに箔押し機という新兵器が加わった。
これは刻印の素押しや箔(金、銀他色々)を革に熱を加えて印字する道具です。
タンニンなめしの革は、革を濡らしてハンマーで刻印を上から叩くと印字出来るけれど、
クロームなめしの場合は熱を加えながら圧力加えないと印字出来ない。
金や銀の箔を使った刻印の場合は、どんな革でもこの箔押し機がないと印字できない。

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革に印字するには刻印を作る。
前の亜鉛の刻印は3ミリ製版で安く作れる。
後ろの真鍮の刻印は亜鉛の刻印に比べて何倍も高価だ。
印字した時の違いは耐久度が数百倍違う事と、
印字した時の線のエッジが鮮明に刻印される事だそうだ。
ただ同じ刻印を長く使うより安価な亜鉛の刻印を作り直す方が効率的だし、
刻印の鮮明さは素人目には違いが良く分からないし、
多くのユーザーはその部分を気にすることはまずない。

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万年筆の書き味にこだわったリスシオ1紙で作ったダイアリー用革カバーを現在作っておりますが、その時入れる3社のトリプルネームを始めてこの箔押し機で入れる事になった。
今まで外注で頼んでいた作業をボンジョルノ自身が初めてやってみました。

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初めての事は何でも少しドキドキする。
何十枚か押した段階でPen and message.の刻印を逆さまに押しているのに気づいたぁ~。
数十枚の逆さの刻印はそのままで作っちゃおうかなんていうよこしまな心が少し脳裏をかすめたけれど、やはりそれはまずいと革を新しく裁断し刻印のし直し。
あぁ~革がもったいない。俺のせいだぁ~。

今までネーム入れは東京堀切の猪瀬さんに頼んでいた。
でも一個あたりのネーム入れの価格がやけに高いのだ。
「いつも市場より高いネーム入れ代を請求するから箔押し機買っちゃた」と猪瀬3代目にいやみを言うと、猪瀬3代目は頼んでいる箔押し職人の事を話してくれた。

その箔押し職人は50年以上箔押し一筋の人で、猪瀬さんは先々代からの長い付き合い。
猪瀬さんが長くメインでやっていた大手カバン会社の指定箔押し屋さんで、
その会社のカバンを作る時はその箔押し屋さんにネーム入れを頼まないといけなかった。
ただ箔押し代はその大手カバン会社が支払っていたので単価は最近まで知らなかった。
カバン業界では伝説のその大手カバン会社の先代の会長がその箔押し職人の仕事に惚れこんでいたようだ。

その後色々な会社の仕事をするようになった(株)猪瀬さんは、その箔押し屋さんのネーム入れ代金を始めて知った。猪瀬さんも高いと思った。

しかしやはり誰も気にはしないことだけれど、その箔押し職人さんの押したネームはすっきりくっきりで、箔ははげにくい。
長らく付き合い続けている大手カバン会社の仕事以外のネーム入れも、
その職人さんに頼み続けている。

「今度ボンジョルノの東京出張時にはその箔押し屋さんのところにお連れしますよ。きっと感動してもらえると思いますよ」と猪瀬3代目は言う。
私の知っている限り箔押し機は電気式でトップの画像のような形だと思っていた。
その浅草下町の箔押し職人が使う箔押し機は、なんと電気は使わず加熱するのにバーナーの火を使う形式で、その上巨大な鋳物の塊で、戦前から使い続けている蒸気機関のような形したまさに重機なのだそうだ。
その箔押し機は、使う職人の長年使い続けた経験と感によってのみ生かされる。

そこで頼んだ箔押しは剥がれにくいと定評だ。
その職人さんに聞くと箔も良し悪しがあって、それを目と手触りで取捨選択し、
その箔の手触りと印字する革の質で、押す時の温度と時間を五感によって調整するそうだ。

刻印は頼むメーカーが所有し、押す革と刻印を渡して箔押しを頼む。
この頃亜鉛の3ミリ厚製版で作った刻印でネーム入れを頼む事が多くなっている。
小ロットの品のネーム入れはそれで十分事足りる。
何度かリピートを繰り返す製品のネーム入れをその亜鉛の刻印で頼んでいた猪瀬さんは、
ある時押す革は送ったけれど、その刻印を渡すのを忘れていたので持っていくと、もう箔押しが終わっていた。
亜鉛の刻印で押すと満足な仕上がりにならないから、自費で高価な真鍮の刻印を作って押していた事がわかった。
人が評価するしないは関係なく、満足できる仕事がしたい市井の箔押し職人なのだ。
その後(株)猪瀬は刻印は高くても出来る限り真鍮の刻印でお願いするようになった。

今度の東京出張の時にはその箔押し名人と巨大でバーナーで加熱する戦前の箔押し機に会いに行きたいと思うボンジョルノです。
そしてこれからも大量のネーム入れは高いけれどその箔押し職人さんにお願いしようと思った。
そして刻印は高いけれど真鍮で作ろうと思った。

2009年10月25日

ポーチ「ピッコロ」再登場

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使い始めたクリスペルのポーチ・ピッコロを「これ良いねぇ~」と称する大和出版印刷の社長。
彼の所有する革製品は全部ル・ボナー製。ありがたくもル・ボナーのヘビーユーザーだ。
今回の新作も早速使ってもらっている。

長財布に入れていた多くのカード類も普段使わないカードはポーチに納めることで、
財布をスマートに使えて重宝しているそうだ。
使い方自由自在で、ブリーフケースにも収まるスマートなこのポーチ・ピッコロは大好評。

それでもって、初回ロットは売り切れた色続出で、
色によってバックオーダーを抱える状態になり、
急遽連続して生産することになりました。
そのセカンド生産品が完成しました。


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クリスペルカーフの黒は、
今回私の願望とお客様の要望もあって3色のステッチで作ってみました。
冠婚葬祭用には黒ステッチでなければと思って、前回黒ステッチのみ作りましたが、
今回黒、青、緑のステッチで作ってみましが、どのステッチもシックに収まりました。

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分かりにくいですが右から青、緑、黒のステッチで仕上げたクリスペルカーフの黒。
どの色のステッチもクリスペルカーフの繊細で緻密な漆黒を引きたてています。
それにしてもクリスペルカーフというボックスカーフ系のこの革は、
素晴らしい表情を持った革だとつくずく思う。
その上しっかりなめされて鋼のような腰を持っていて、
芯材で整形していないのにふくよかな表情のポーチ・ピッコロのフォルムは、
クリスペルカーフで作ると突出している。

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ブッテーロの黒では今回冠婚葬祭用にと同色の黒ステッチでも作った。
前回最初に完売御礼となった内装と糸が赤のタイプは、
今回は多めに作ったのだけれど、またまた店頭に並べる前に完売となりました。

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なぜここまで当店では黒の革に赤ステッチが人気あるのか分からない。
黒革に赤ステッチ人気の火付け役は誰なんだぁ~?。
今年はもう再生産は予定していないけれど、
次回作る時は相当数黒革に赤ステッチのタイプを多く作らないと、
またまた店頭に並べれない事態が発生するかもしれない。
本当にこの人気はなぜなんだろう。

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今回シュランケンカーフでポーチ・ピッコロを作るとどんな感じになるか見たくて、
パープルの一色だけ作ってみました。
ソフトな革なので仕上がり具合が不安だったけれど、
思いの他雰囲気持ったポーチ・ピッコロに仕上がったと思います。

次回はカラフルなシュランケンカーフ使ったポーチ・ピッコロも
何色か登場させようと思っています。
今年の秋の新作ポーチ・ピッコロは大好評で、ボンジョルノは大満足であります。
この後これも多くの人が待っているショルダーバッグ・ディプロマも、
相当予定より遅くなってしまいましたが月末前後には登場します。

ポーチ・ピッコロはクリスペルカーフ税込42,000円。
ブッテーロとシュランケンカーフは税込33,600円です。
前回制作したクリスペルカーフのダークブラウンとブッテーロのワインと茶は
まだ在庫が少し残ってます。

2009年10月24日

時計と万年筆の休日

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チャーは私たちの休日の日が分かっているようなのです。
7時前にはそわそわ興奮気味に散歩をせがむ。
私たちは眠い目をこすりながら散歩に出かける。

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午前中は、常連客に薦められてマイアルファに装着したアイテム着けて、
神戸元町界隈まで走行テスト兼ねて行きました。
このアイテム良いような気がするのだが錯覚だろうか。
高速コーナーでのボディー剛性が高まったような感じがする。
錯覚かもしれないがマイ・アルファ145が益々スポーツする車になったようだ。
20分でP&M横の駐車場に着いた。これは凄いことです。
この車用サロンパスのおかげだろうか。

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まず「水谷時計修理工房」を久しぶりに訪れた。
ジャガー・ルクルトに修理をお願いして、1年半ぶりに私の元に戻ってきたフューチャー・マチックは、外観はケース以外完全に新品状態で、動作も申し分ない。
でもムーブメントがどんな風に変身しているのか見たかった。
自分で開けるのは怖かったので、水谷さんに開けてもらおうと持ち込んだ。

修理前のフューチャー・マチックを何度か見ている水谷さんの反応は、
まず表の美しさに驚き、そして裏蓋開けた時「ワァー!凄い」と感嘆の言葉。

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もしかしたらこれは50年前のデッドストックのムーブメントに交換したのではないだろうか、
非の打ち所の無い状態のムーブメントになっていると。
ここまで完璧な状態に仕上げるスイス一流時計メゾンはやはり誇り高き偉大な職人集団だ。

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ぐらぐらになっていた時刻合わせ用の裏蓋に付いたリューズのような部品の裏の歯車も、
新品に交換してあって動作した時の硬さが心地よい。

私にとっては大金をつぎ込んでの修理だったけれど、
新品の時計を購入する時には味わえない喜びを得る事が出来た。
このフューチャー・マチックは、私が死ぬまで大事な宝物として動き続けるだろう。
そんな事思いながら、美しいハーフローターのムーブメントをいつまでも見ていたいという衝動を抑えて、裏蓋を閉じて頂いた。

「良いモノを見せてもらった」と言う水谷さんに見送られ、次の目的地はPen and message.だ。
女性万年筆コレクターの道をひた走るスタッフK女史からある万年筆を譲り受けるのが目的。
もう万年筆はいらないなどと枕詞のようにほざいているボンジョルノではあるけれど、
実際はちょいとペースがまずい。でも今回の品は私が恋焦がれた特別な品。


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このオール金ピカピカメッキの万年筆が目的の品。
決して金ピカピカが好きな訳ではないボンジョルではあるけれど、
この万年筆が心底欲しかった。

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アウロラ88だ。
現行品でもアウロラ88は売っているけれど、これはある時期まで製造していたハイレグペン先の旧アウロラ88。ボンジョル的には世界で最も美しいラインを持ったペン先だと思って、機会があれば手に入れたいと恋焦がれていた特別なペン先を持った万年筆なのだ。

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ペン先に色気があるとでも言いましょうか、まったくもってイリジュウムに向かう伸びやかな曲線はイタリア人の美意識を純粋に表していると思うのであります。

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私の万年筆趣味は去年の今頃、1年半恋い焦がれたアウロラ85周年レッド「マダム・モニカ」を入手する事が出来て落ち着くかと思っていたら、その後逆に拍車がかかって50年代のドイツのアンティーク万年筆に夢中になり増えた。しかし今フラボナの3本差しペンケースに収めて携帯している万年筆3本はイタリア・トリノで作られたこの3本。やはりイタリアだったぁ~。

今日から2日間東京銀座の「北欧の匠」の上の階では、
年に一度の「万年筆くらぶ」の交流会が開催されている。
親しい人たちがいっぱい集まっていて、一度は参加したいと思っているけれど、
行くとまた万年筆の新しい魅力を発見してしまいそうだから行かない。


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木曜日の夜には恒例の囲碁に行くボンジョルノ。
夕焼け雲がやけに迫力がある。
ハミは「綺麗だね」と言うけれど、私には怒っているように見えた。

2009年10月21日

まず映画で出会った遥かなるイタリアァ~

思い返してみると、私が10歳前後の頃 小学校から帰宅した午後3時頃から
「奥様洋画劇場」というテレビ番組で見た「自転車泥棒」という白黒映画が
イタリアとの最初の出会いであったと思う。あの重たい映画がやけに記憶に残った。

その後も思い返してみると、ハリウッドの映画よりイタリア映画を好んで見ていた。
「鉄道員」「苦い米」にインパクトを感じ、思春期には「青い果実」シリーズに動揺し、
ホラーではダリオ・アルジェントの「サスペリア」に圧倒された。
そしてそんなイタリア映画好きのボンジョルノにとって集大成のような映画が「ニューシネマ・パラダイス」であった。

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「ニューシネマ・パラダイス」の3時間あまりのノーカットオリジナル版を先日衛星放送で見た。
何十回も見たこの映画ではあるけれど、何度見ても私の琴線に触れる。
どのシーンも私が心に思い描く憧れのイタリアそのもので、ローマ帝国とカソリックが生み出した文化遺産以上にイタリア庶民の心豊かな日々に惹かれる私です。

そんな心のどこかに持ち続けた憧れの国・イタリアに4年前始めて行った。
そしてその次の年も行った。イタリアは私の思いを裏切る事なく魅力的な異国だった。
去年は行けなかった。そして今年は必ず行くぞと思っていた。

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行く準備は万端整えた。上の写真のように。
アルミのスーツケースもハミの韓国旅行のためではなく、
私のイタリア旅行を想定して本当は購入した。
GRD Ⅲだってフットワーク軽くイタリアを写し撮るのが本当の目的での購入であった。

そして相当無理な屁理屈を付けて一緒に行く仲間を募る手立てを画策したが、
一人減り、二人減り、そして誰も一緒に行く人はいなくなったぁ~。
一人でも行くぞと思いもしたけれど、仕事は言い訳でイタリアを楽しむのが第一義、
楽しさを共有する人がいない一人旅は虚しい。
その上ボンジョルノが一人でイタリアなんぞに行ったら、
身ぐるみ剥がされ路頭に迷う事必定などと多くの常連客が言う.
ボンジョルノは海外において(普段の生活でも)初めてのお買いものをする幼児と変わらないと言うのだ。イヤそんな幼児より厄介なオヤジだと。
そしてイタリア・ボローニャで毎年開催される世界最大の革の見本市「リニア・ペッレ」の期間は過ぎて行ったぁ~。大儀名文がなくなってしまったぁ~。

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2006年11月ミケランジェロ広場から

フィレンツェは私にとっては革を使ったモノたちの妖精が住む街と同時に、「わが青春のフロレンス」の舞台。出演したオッタリア・ピッコロは私にとって長らく銀幕の恋人であった。

そんなフィレンツェには訪れるたびに新鮮な刺激を私に与えてくれる。
今年はこの後年末に向かって仕事山積みで、イタリアへ行くのは絶望的になった。
でも私は負けない。心にイタリア持ちながら、来年こそは行くぞぉ~の思い持って日々を過ごそう。来年こそ破綻しない理詰めの計画企てて我が心の故郷イタリアへ~。

2009年10月19日

シルバーの誘惑

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国立の「T&Y」の村田ご夫妻の作るシルバーアクセサリーを扱い始めて数ヶ月が経った。
ル・ボナーのお店に置いてはたして売れるだろうか不安を感じながらの始まりだったけれど、興味を持っているお客様が意外と多い事に驚いた。
今回もバングルを少しとリングは新しいカタチをいっぱい仕入れた。
数日しかたっていないのに、仕入れたバングルは売り切れてまた頼まないといけない状況。

インディアンジュエリーに興味を持っているお客様がT&Yのシルバーアクセサリーを見て、その繊細さに驚きを感じる人が多くいる。
「今まで色々なインディアンジュエリーを買ったけれど、この繊細さは見た事がない」と。

今までシルバーアクセサリーに全然興味がなかった私は気付かなかった。
30数年前、銀の板を切って蝋付けして磨いてエンゲージリングを作ったボンジョルノですが、
それは苦肉の策で、その後銀とは関わる事がなかった。

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このリングひとつとって見ても、よーく見ると凝っている。
リング表は銀の羽根が蝋付けされてその羽根も繊細な仕上げ。

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裏には西部劇に出てくるような哀愁ある荒野が彫られている。よく見ると本当に素敵なリング。
これで15,000円はシルバーアクセサリーに詳しい人は驚く。
それでもって私も数十年ぶりに、このシルバーリングを入手して付けることにしました。
万年筆マニアな私にとって羽根はペンの元祖なので、このリングはボンジョルノらしい。

そして数日このシルバーリングをしていて、静かに自己主張しながら人と馴染む感覚が、
革と同種の滅びの美学と言いましょうか、寄り添い感を持った金属素材と感じた。
愛情持って接すれば良い馴染みをし、そうでないと味わい失せる素材。
カタチを表現する時に、銀という金属素材がとても素敵だと思った。

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シルバーは素敵な素材と感じた。
そしてつい最近入手したドイツ・ヴァルドマン社のシルバーキャップの万年筆。
私はオールシルバー素材の軸よりシルバーがコンビネーションされた軸の方が好きだ。
そんな万年筆が増えている。もういらないなんて言いながらも。

ヴァルドマンというメーカー恥ずかしながら入手するまで知らなかった。
しかしドイツらしいシャープなフォルムにシルバー素材と黒の軸のコンビネーションが絶妙で、
これは素敵なフォルムの軸の万年筆だ。見惚れた。

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ただ調べてみると、このヴァルドマン社の万年筆はシルバー軸で定評があるのだけれど、
販売されている万年筆の多くがスティールペン先なのだ。それで25,000円。
スティールペン先を否定はしていないけれど、鉄のペン先は10,000円まででないと購入意欲が半減する。こんなに素敵な軸だのにもったいない。


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だけどこの入手したヴァルドマンは何と14金ペン先。その上少ししなる柔らかペン先。
私の珠玉の1本の仲間入り(珠玉の1本が多すぎるボンジョルノ万年筆コレクション)。

そんな風にボンジョルノはシルバーの無垢素材の誘惑にどっぷり。
永遠を願いながら、永遠でない滅びの美学を愛おしく思う今日この頃。
銀という金属の無垢素材(925)と接しながら。

2009年10月17日

鉄人28号

木曜日にチャーをオタニ動物病院に連れて行った。
いつものように恐怖にビビりまくり、チャーにとって悲惨な時間。

せっかく長田界隈まで来ているのだから
鉄人28号を見に行こうということになった。

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これは良い。
立派過ぎず手作りチックでアナログな感じが最高だ。
鉄板の溶接のつなぎ目が素朴な塗装の上からも確認出来て、
ゼロ戦やSLに共通する郷愁のようなものが感じられる。

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私の生まれた昭和30年初期の漫画のキャクター。
私にはお台場のガンダムより親近感を感じる。

まだ工事途中で工事用の金網の仕切りに囲まれていて、
大きな鉄人28号の全体像を写真に撮るには金網が写ってしまうことになるのだけれど、
ワイドコンバージョンレンズで武装したGR DEGITALの21ミリ広角レンズは金網の上から撮っても全体像を写し撮る事が出来た。広角レンズの威力を感じた瞬間。

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平日のお昼時だったこともあってか、熟年層がやけに多い。
鉄人28号を見ながらテイクアウトでお好み焼き買ってお昼ご飯食べながら思った。
この神戸の下町・長田界隈は阪神淡路大震災の時最も被害に遭った地域です。
建物が新しく建てられて町並みが作りだす下町風情といったものはなくなっているけれど、
見ず知らずの老人が何人も話しかけてきたりして、下町の風情を人が繋いでいると感じた。
それが心地良い。そんな街にアナログな風情の鉄人28号が素晴らしく似合っている。

2009年10月15日

スケルトンの快感

ダイアリーノートのトリプルネーム革カバーの大量の裁断がようやく終わり、
昨日割漉き職人の西成の山西さんのところに送り出した。
高齢の裁断機が途中2度も動かなくなり謎解きのような修理をイイノさんにして頂いたり、
突然大和出版印刷でもオリジナルで作ると言いだしたりで、てんやわんやしたけれど、
後はスムーズにいくはずだ。

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そんな水曜日の夜届いたPIXを撮っていた。
このPIXは珍しいモンテローザのPIXだ。
箱と説明書付きでオランダから届いた。

私はネットオークションはしない、出来ない。海外はなおさら。
でも来店する万年筆愛好家経由で入って来る。このPIXもそんな入手経路で来た。
ネットオークションは中毒症状を悪化させるのと、ハズレをひく危険性がある。
それを肩代わりして頂ける心優しき愛好家の皆様が私の周りには多くいてくださる。
そんな愛好家の皆様に感謝ぁ~。


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PIXはメカニカルペンシルの中で突出していると私は思っている。
半世紀使われ続けてもぐらつきのある不安定な書き味は発生せず、
芯を送り出す時のカチカチと気持ち良いしっかりしたプッシュ感は、
他のメカニカルペンシルでは味わえない精度の高さを実感出来る。

しかし私はまだこのモンテローザのPIXで2本目です。
まだメカニカルペンシル菌に感染しているとまではいっていないけれど、
PIXはシンプルな風貌でありながら、持つ事で豊かな心持ちに誘うメカニカルペンシルだ。

モンテローザのPIXの写真撮り終えて帰宅準備しようかと思っていたら、
大和出版印刷株式会社の営業のTさんが来た。見て欲しいモノがあるからと。

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イタリア・ボルギーニ社のオールスケルトン万年筆だ。これは素晴らしい~!。
スケルトン万年筆数多くあるけれど、キャップしてペン先見えるスケルトン万年筆は珍しい。
それも分度器.comさんで945円で売っている。高価な万年筆も良いけれど、945円で十分楽しめるのだと私に伝えたかったのだろう。確かにこれは面白い。

そんな満面の笑みで自慢げなTさん。
そんなTさんに冷水をぶっかけるつもりではなかったけれど、
私の所有するあるモノをTさんに見せた。

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それは私の持っている同じボルギーニの万年筆。
前が私ので、後ろがTさんのです。透けている本体部分が違うと思うのですが。
実は私もこのオールスケルトンの格安万年筆を所有していた。
その上カートリッジだとそのスケルトンの魅力が半減すると考え、
ヨーロッパタイプのコンバーターを取り付けたスペシャルメカニカルバージョン。
軸の細いこのボルギーニに収まる細いコンバーターがなかなか見つからず、
唯一収まったのがロットリングのコンバーターだった。
唯一の問題は本体よりコンバーターの方が高価だった事。

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Tさんの悔しがる顔見て、ボンジョルノ満面の笑み。
低価格帯の面白万年筆も守備範囲のボンジョルノに恐れ入るTさんであった。
そして私は気分良く家路の途についた。

2009年10月12日

中華な夜

土曜日の夜、毎月恒例の分度器ドットコム、Pen and message.、ル・ボナー(売上高順)の合同食事会がありました。
少し個性的な業態で商売する零細小売業者同士が、より良い明日を助け合いながら築いてゆくための意見交換会が表向きのこの食事会の趣旨ですが、神戸の美味しいお店を食べ歩きたいというのが本音で毎月集まっている。

今回は隠れた神戸の名店を多く知る私?の希望で、神戸の中心地から少し離れた場所まで皆々様にご足労願いました。私がグルメで夜な夜な食べ歩いているから詳しい訳ではありませぬ。ル・ボナーに来店する顧客で、神戸の飲食店に滅茶苦茶詳しい夫妻からいつも教えてもらっている。

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今回は東灘の下町・阪神青木駅近くにある「中華バー・天清」。
カウンター10席ほどの小さなお店だけれど、本格創作中華をリーズナブルな価格で提供する今ボンジョルノ一押しのお店。出てくる品はどれも美しく美味しい。その上私ぐらいの年齢になるとお腹いっぱい中華料理食べると翌日まで胃もたれするのだけれど、ここだとそんなこともない。

今回は前もって予約して高級食材のフカヒレと神戸ビーフもお願いしているから、
少々高くつくかもしれないけれど、このお店なら目が飛び出るほどということはないはずです。


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3人はアルコールは全然ダメで、私もウイスキーは少々飲める程度なので、
このジャスミン茶と中国茶でお疲れさまぁ~と乾杯。

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心は繊細だけれど見た感じはエネルギッシュな風貌の分度器・谷本氏のチョイスはブタの角煮。
風貌そのまんまの選択なれど、濃すぎず薄すぎず絶妙の按配。

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これは焼き餃子です。まるでピザのようであります。サクサクとした食感。

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チャーハンは高菜と醤油の二つを頼んだ。
どちらもパラパラで、その上米粒の中まで色が染みている。
これは美味しい~。


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これは「鳩」です。初めて食べたけれど美味しいではありませんか。

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出てきましたぁ~!。今夜のメインのフカヒレだぁ~!。
今までスジのような細いフカヒレの繊維が少し入ったフカヒレ雑炊なるものは食べた事があるけれど、この高級食材をかたまりで食べるのは53歳にして初めてのボンジョルノ。
丁寧な下仕事されたフカヒレのシコシコ感を楽しみながらトロっとしたスープも全部飲み干しました。

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次は神戸ビーフ2連続。刺身とあぶった2種類。
神戸ビーフの旨みを十分堪能しました。

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前回来た時食したマーボウ豆腐も食べて帰らないと。
他のお店では食べた事のない絶妙の味に仕上げられたこのマーボウ豆腐は感動モノ。

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閉めはアサリの汁そば。
さっぱりした味が最高と前回友達と二人で訪れたハミが絶賛していた品だ。
たしかにすこぶる美味しかった。

これだけを2時間半かけて食べた。お腹いっぱいに吉宗さん以外はなった。
で幸せな気持ちになってお勘定すると、高級食材のフカヒレと神戸ビーフ頼んだのに、
一人当たり5500円。いつもだけれど、今回も予想を大きく下回る金額。
お金を払いながら頭を下げてお店を後にした。

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文房具業界の風雲児の谷本氏と愛車のアルファ147。
谷本氏は私と同じアルフェスタの道を突き進む事になってしまったが、自由を尊ぶ電脳中年。
電脳空間を自由に遊びながら、新しいビジネスモデルを構築する。
そんな氏の愛車で送り迎えまでして頂いて恐縮至極。
でもやはりアルファのツインスパークエンジンは良いなぁ~。

来月の食事会は寒くなった事だし、P&MのスタッフK女史も分度器・谷本氏もまだ食べていないから、絶品鳥鍋食べに「富」に行こう~!。
そんな風な事考えていたらスタッフK女史が、「ダイアリーのカバーどうなっていますか?」と痛ぁ~い一言。分度器ドットコム&Pen and message.&ル・ボナーのトリプルネームの入った革カバーを早く作り終えないと来月の食事会どころではないボンジョルノ。頑張らなければ。

2009年10月10日

カンダミサコさんのキーケース

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カンダミサコさんのキーケースをル・ボナーでも展示販売することになりました。届いてびっくり。
30個頼んだのだけれど、同じ色合わせのコンビネーションの品は一点もなくて全部違う。
なので全部お店に展示することに相成りました。
まるで色とりどりの蕾たちが、開花するのを待っているような。

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このキーケースは実物を見て触って素敵だと思った。
カンダ夫妻のセンス感じるフォルムと丁寧な仕上げに、
漉いたシュランケンカーフの裏表二枚ベタ貼りした時のコシとが相まって、
オリジナルなカタチを感じました。

シュランケンカーフの素敵な発色と質感を最大限生かされた革小物です。
私たち年寄りには発想出来ない感受性がカタチになりました。
無駄を省きシンプルな作りだけれど、丁寧な仕事で仕上げた事で、
心の豊かさを所有する人は感じれるはずです。

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価格税込み6,800円です。
現在ル・ボナーの窓越しに見ること出来る場所に、
同じくカンダさんの作ったハンドバッグのBoccoと一緒に、
一点一点色のコンビネーションが違う20数個のキーケースが並んでいます。

希望の色合わせで特注したいと思っている人は、
カンダさんに直接頼むと作ってもらえるかも~。

2009年10月 8日

玉ネンという新兵器に感動

今年は台風が少ないなぁ~なんて話していたら大きいのが来た。
今日未明に神戸を暴風圏がかすめて伊勢湾あたりから本州上陸。
午前3時ごろ風の音で目を覚ました。窓越しに見える木々は大きく揺れていた。

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朝には台風一過の曇り空。休日恒例のハミとチャーと一緒に散歩。
六甲アイランドの南端マリンパークからは紀伊半島が珍しく端まで見える。
空はその先に台風の中心部があるであろう事を感じさせる雲模様。

昨日は風強くて雨降ってお客様は来なかった。そんな日修理を何点かした。
修理品がたまっているので少しずつ毎月直していかないといけない。
17年もお店をしていると修理するカバンは毎月必ずある。
修理しても使いたいと思っていただけるのはありがたい事です。
でもすぐには出来なくて皆様に待って頂いている。
待った甲斐ががあったと思って頂けるような、修理メンテナンスをしていこうと思っています。

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ル・ボナーのアイテムの中で大好評の紐財布の紐換えの修理。
この紐財布は紐財布最初期の品で、北欧のフェルディナンドカーフを使って作った品。
だから7~8年前に作った紐財布だ。紐以外は全然まだまだ大丈夫。
毎日使う財布は負担が多くてカバンより長持ちしない。
でも内装もオール革で、コバもヘリ返しでないコバ磨き処理だから長持ちする。
あと倍の年月は頑張ってくれると思う。
現在の紐財布は最初期の紐に改良を加えたので、
紐の交換修理の依頼は今のところない。

その交換する紐を作る時、
同業者から教えてもらった新兵器を使ってコバ処理を始めて試してみた。
これがすこぶる良いのだ。早く綺麗にコバが処理できる。

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その道具は玉ネン。その道具の存在は知っていたけれど、今まで写真の左側のネジで幅を調節できるネンの方が使い勝手が良いと思ってそれしか使わなかった。
今まで豆カンナ使ってコバの角を削ってからコバの処理をしていた。
それが玉ネン使うとカンナつかわなくてもコバの角が熱と圧力で固く収まる。これは良い。
先を自分が使いやすい形状に改良して使えば、この道具はスムーズに美しくコバを仕上げるための大きな武器になる。

コバ処理は染料と顔料の二通りの処理方法がある。それぞれ長所と短所がある。
ル・ボナーの製品は両方の処理を使っている。どちらにしても丁寧な下処理が収まったコバに仕上げるためには大事です。そんな時この道具は両方の処理方法で有効だ。

30年以上革カバン作り続けていても、知らない事はまだまだいっぱいある。
それが新鮮で、だから面白い。この玉ネンもそんな驚きを私に与えた。

2009年10月 7日

モノ好き狂想曲

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こんなふうに~


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こんなふうに、50歳過ぎてから馬鹿馬鹿しい状態を呈しているボンジョルノでありますが、
馬鹿馬鹿しいと分かっていながら進み続けるモノ好きの人たちの悲喜劇を、垣間見ることがこの頃多くあります。その度に私はまだまだ良い方だと安心するのでありました。


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先日「木星を見る会」を主催していただいたH氏は筋金入りの天体マニア。
その上双眼鏡が大好きでいっぱい持っている。
天体望遠鏡もあのモンスター以外にもっと大きいのもあるようだ。

そんなH氏は格安でライカと社名を変える前のライツの双眼鏡を入手した。
H氏がず~っと前から憧れて、いつか手に入れたいと願っていた戦前の古~い双眼鏡。
現在販売されている同種の双眼鏡よりヌケの良い見え方するそうだけれど、
素人の私が見るとその違いは分からない。

そんな格安で入手したライツの双眼鏡ではありましたが、
私には分からないけれど、ベストコンデションではないと感じて、
ライカに修理メンテナンスを頼みドイツ本国送り。


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そのライツの双眼鏡が半年ぶりに戻ってきた。本人大満足。
で修理代聞くと10万プラスアルファ。
購入金額の3倍強修理代にかかった事になるではありませんか。
ヴィンテージは怖いなぁ~と心の中で呟くボンジョルノ。
あれぇ~?その状況どこかであったよな。私のルクルトのフューチャーマチックも購入価格の3倍強の修理メンテナンス代払ってスイスから帰還したばかりだった。
何か変だ。でも愛着は支払った金額以上だと思えるからなお怖い。
人は色々な屁理屈を捻出して、自分の理不尽な行動を正当化するものであります。


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新西宮ヨートハーバーを眼下に眺められるマンションに住んでる自転車好きのHさんが、入手したばかりの自転車に乗ってやって来た。
自転車好きなのは知っていたけれど、自転車に乗って来店は初めて。
入手したばかりの6台目で。この後2台が待機しているそうだ。

この方は普段通勤には駅まで電動自転車を使う、
自転車フリークとしては反則技軟弱サイクリスト。
自転車の美しいシンプルなカタチに魅了されてしまったお人です。
当然そういうタイプのマニアは部品はカンパ~。

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この自転車で軽自動車並みの値段するそうだ。恐ろしい趣味だ。
奥様は了承するのだろかと尋ねてみると、ママチャリが1万円以下で売っていたりする現代ゆえに、女性は自転車がそんなに高価だとは思いもしないから大丈夫なのだそうだ。
多くのモノ好きの旦那を持った奥様はそのモノの値段は知らない、知りたくない。
Hさんの部屋には現在6台のロードレーサーがぶら下がっている。この後2台がそこに加わる。

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多くのコレクターが、モノは売れば換金出来るから、飲む打つ買うに消費するより健全だぁ~なんて言うけれど、あまり変わらないと私は思っている。
その上本人が思っているより所有する古くなったモノには価値がない事の方が多い。

そんなモノ好き狂想曲を呆れながら笑顔で見ている東京在住のダンディーT氏が、奥様と同伴で来店された。還暦迎えたT氏は頭脳明晰理路整然とした論理で私のボンジョルノ的蛮行を笑い飛ばすル・ボナーのご意見番。赤いチャンチャンコ着た21世紀の水戸黄門~?。

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こんな喫煙具を愛用して、腕にはルクルトのシックな三針のアンティーク時計。
普段使う万年筆は大井の頑固職人が調整したファーバーカステル。
背筋伸びたスマートな体系で還暦を迎えたT氏は、まさにダンディーと呼ぶにふさわしい。
いつもはネイビーのスーツでキリりと決めているT氏だけれど、今回はオフタイムでの旅行だったので、カジュアルスタイルにパナマ帽被って、ル・ボナーの「ディプロマ」の原型のオーダーで作ったバッファロー革のショルダーバッグでの来店。

このT氏は、熟慮に熟慮を重ねてモノを購入する。
帽子一つ買うのに収拾した資料の量の多さに圧倒されたことがある。
初期型のブリティッシュグリーンのユーノスロードスターを新車で購入し今も乗り続け、
夫婦二人が住むには手頃なサイズのマンションを建築前に内装なし価格で購入し、
親しい職人さんと相談しながら3年がかりで少しずつ内装を仕上げていった。
オーディオ好きの氏は、暇な時間があるとオーディオの視聴室に通いつめ、
これと決めた品を、使い込んで音が馴染んだ頃展示品として安く売られる時に買った。
決してケチではなくて、納得出来る価格でお気に入りの品を入手するのに、
時間をかけて熟成されるのを待つ事が出来る人なのだ。
次のターゲットは自転車だそうです。どんな自転車に落ち着くのか。

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私は「ル・ボナーの顧客限定・GR DIGITAL コンバージョンレンズ友の会」?を勝手に結成し、アダプター部分がプラスチッキーで納得出来なかったので、お仲間には無償で革張りを勝手にしている。T氏もコンバージョン派だった。これで私を含めて3人目の革巻きアダプター所有者。
本来コンデジはかさばらないから良いという一般的な考え方に異を唱え、撮る気にさせる外観が大事だと思うボンジョルノであった。
しかしT氏は光学ファインダーを装備していない。これはいけません。確かに必要性全然感じなくて無くても全然いいけれど、カタチから入る場合コンバージョンレンズの出っ張りにはファインダー付けないと納まりが悪い。でも革巻きした二人は両人ファインダーなしだった。次回からファインダーも装着した人にだけ無償革巻きサービスしようかなぁ~。ファインダーが大人とガキの分岐点なのかもしれない。

でもまあダンディーはイギリス紳士よろしく大人なモノ好きスタイルで渋いけれど、
奥様公認と非公認の差は大きいけれど、GR DIGITALはファインダーなしだったけれど?、
同じ穴のムジナであることは確かだ。

そして私もまた、来店する多くのモノ好き狂想曲の真っ只中におられる人たちを垣間見ながら、
同種の部族の一人ではあるけれど、ボチボチ楽しめばいいよなぁ~なんて。
モノはそんなに持っていなくても支障ないのは分かっているけれど、
なぜか増えてゆく今日この頃。でも万年筆はまだ50本だから少ない方だ・・・・・。
いけない、そう思っている事自体が変なのだという事に気付いていないボンジョルノ。

仕事を楽しみ、モノと戯れる日々。
周りの人に迷惑かけなければまあいいかぁ~。
などと書いていたら「迷惑かけてるぅ~家のモノ何も買わずに。テレビはいらないけれど」と
隣にいたハミさまがブツブツ~。

2009年10月 5日

時計ベルト作りを始めるようになって

趣味と実益兼ねて時計ベルトをオーダーで毎月作るようになった。
それも静かに定着して毎月作ってます。

私は時計に興味を持つようになりましたが、何に一番魅力を感じるかと言うと、
時計と革ベルトの絶妙なコンビネーションに魅力を感じております。
硬質な金属を優しく包み込むように革ベルトが存在し、
そのバランスとコントラストで色々な表情を見せる。
時計はいつの間にやら10数本持ってしまっていますが、金属ブレスは1本も持っていない。
革ベルトの優しい感触を知ってしまい、その事に魅力を感じた時点で、
金属ブレスが使えないボンジョルノになってしまった。

確かに金属ブレスの方が丈夫で長持ちする。
革ベルトを汗のかく季節を何年か付け続けると、交換しないと厳しくなる。
そんな消耗品でありながら、使う材料の量を考えると高価だ。
それでも永遠を感じる時計と、滅びの美学を持った革ベルトのコンビネーションは、
時計を着ける行為をより豊かなものに昇華すると私は思っています。

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私は時計のダイヤルデザインを見ながら革ベルトの素材と色をチョイスする。
私の持っている時計の中で、一番のお気に入りのルクルトのフューチャーマチックは、
黄緑色のシュランケンカーフを使い、ベルト通しの部分はダイヤルのパワーリザーブ部分に使われている赤と黒にした。

こんな感じで私の持っている時計のベルトは、カラフルな革を使ったモノが多い。
そんなコンビネーションのサンプルを見せられるからなのか、神戸人の趣向のためなのか、
一般のショップでは黒かブラウンの革ベルトを選ぶ人が多いと思うのだけれど、
ル・ボナーで時計ベルトをオーダーする人はカラフルな革を選択する人が多い。
地味な選択をする人も少し目立つ個性的な色の糸使ったり、時計趣味を時計ベルトで楽しむ人が多くおられる。


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注文のこのベルトもライムグリーンのシュランケンカーフにベルト通しはスカイ。
そのスカイと同色の顔料をコバに塗った相当カラフルで個性的な仕上がり。
男性のご注文です。

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ル・ボナーの時計ベルトは基本価格ミシン縫いで税込10,500円。
写真のご注文もその値段です。手縫いではなくてミシンで十分だと私は思っている。
使っている革の量から考えると高価だと思うけれど、でもその価格だからオーダーで希望通りのベルトの1点作りが可能なのです。
システムマチックにまとめ作りする方法論を確立すれば、もっと手頃な値段で時計ベルト作れるだろうけれど、これはあくまで楽しみなが私が作っていくアイテムと考えています。

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普段よく着けているストーヴァには、ボンジョルノらしくないシックなクリスペルカーフの黒で作った時計ベルトを現在装着しています。クリスペルカーフの漆を塗ったような光沢のある黒にブルーのステッチが合っていると感じて今お気に入り。

時計ベルトは面白い。愛用の時計が違った表情見せる。
私が売り物として作り始めて日が浅いアイテムで、まだまだ確立したとは言えないけれど、
シンプルな作りの中に私らしさを表現する事の出来るアイテムだと思っています。
これから繰り返し作り続け、問題点を克服しながら進化させていきたいと思っています。

2009年10月 3日

体に優しいボンドと変な形したボンド入れ

革鞄は生地の鞄と違って接着剤を多用する。
つまり1工程増えるということです。

色々なボンドを使うけれどよく使うのがサイビノール(水性皮革用ボンド)。
そしてホルムアルデヒドが入っていないサイビノールがあるという情報を得た。
早速購入すべく問屋に電話をしてみた。
あまり購入希望者がいないので小分けしては売らないとつげない返答。
個人の製造業者は材料にしても消耗品にしてもそんなに一度に多くはいらない。
小規模製造業者は、泣く泣く問屋主導の販売方法を甘んじて受け止めるしかない。
特に地方で作っている我々はその部分でより苦心する。

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で買ったのが18リットル缶。いつまでも持ちそうな量だ。
ぎっくり腰になりそうな優しくない重さだ。本当になりかけた。
体に優しくないボンドを30年以上使っていた私たちは手遅れだろうけれど、
このところ体力の衰えと共に、気にするようになっています。

その体に優しいサイビノールをボンド入れに移す。
この独特の形状のボンド入れは日本では売っていなくて、
同業のバゲラの高田さんがイタリアに行った時のお土産として頂いた品。
四角い部分いっぱいにボンドを入れても、右部分からあふれ出す事はない。
単純だけれどよく考えた道具です。だけれどボンド補充するのに一苦労。
出口入り口共用で入れにくいけれど、だからこの仕組みが成立する。うぅ~ん なるほど。
使わない時は青い部分で蓋をする。塗る筆もカバーする工夫された形状のキャップ。
愛嬌あるカタチした入れ物だ。

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何でこんなとりとめのない話書いているのだろうか。
それにしても18リットル缶でないと売ってくれなくて、
重くてボンドを移し変えるのも一仕事。体力の衰え感じます。

2009年10月 1日

ボンジョルノの休日出勤

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多くのお客様たちがボンジョルノは遊んでばかりいると思っている。
それは大きな誤解でサービス精神旺盛なために作業の手を止めて、
接客に真剣に取り組んでいる姿しか見ないからであります。
万年筆や時計やアルファやイタリアの事を熱心に話しているのも、
それはあくまで販促の一貫で、ちゃんと日々お客様がいない時は働いているのであります。
いやそんな趣味の話をしている時も、接客という名目で働いているのだ。
なんて仕事熱心なボンジョルでありましょうか。

そんな仕事熱心なボンジョルノは、休日の木曜日もチャーと一緒に出勤して作業をしています。
実は毎月末恒例のベルト&時計ベルト製作が思いのほか遅れてしまい、
労働時間どうとか、休日は日頃のストレス解消とか、言ってられない立場にあるのです。
個人事業主はつらいなぁ~。頑張ろう~っと。

そんな私に素敵な心持ち感じれる出来事があった。

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裁断機が動かなくなって困っていた。
田中ミシンさんの紹介で、今週初め裁断機の製造メーカーの(株)イイノの息子さんが出張修理に来てくださった。革粉がスイッチ部分に入り込んで接触が悪くなって動かなくなっていた事が判明した。
分解掃除して頂きながら、まだまだ大丈夫、またおかしくなったら連絡してくださいと他社の裁断機だのに直して頂いた。
数万円はかかってもしかたないと思いながら修理代を尋ねると、今回は部品の交換はなかったから3,000円と。頭を深く下げて修理代金の3,000円を払った。


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マイ・アルファの車検はユーザー車検で見事通ったので、フロントガラス左上には法定点検のシールがなかった。それもオツかなとは思っていたけれどエンジンオイルの交換のついでに、ユーザー車検の時お世話になったオバQ似のYさんに紹介して頂いた修理屋さんに法定点検お願いした。
昨日取りに来て頂き、今日の午後には持って来て頂いた。分解点検して頂いたけれど、問題点はなくてワイパーブレード交換のみで、オイル交換加えて17,220円で法定点検完了。
20世紀最後の問題車などと言う人もいるアルファ145ではあるけれど、
私の145は今のところ順風満帆。そして格安で維持している。

加えて届けて頂いた社長さんが、「この車は運転するのが楽しい車だね」とお褒めの言葉。
その後チャーを載せて、六甲アイランドの外周道路をかっ飛ばした。
ホントに運転するのが楽しい車だとしみじみと思うボンジョルノでありました。

感謝の気持ちを持って払える代金は、
爽やかな気持ちも醸成し、感謝の気持ちのバトンタッチが出来る。

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