2009年12月アーカイブ

2009年12月31日

2009年大晦日

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ル・ボナーの大改装も年内に何とか終わった。
革棚があった部分をなくしミシンその他の機械類を置いたのが大きな変更点。
そんなに変わっていないように見えるけれど、ゆったり動ける導線を確保する事に重点を置いた今回の工房部分の改装。
ただ移動した革&在庫のカバンの整理がまだまだ終わっていない。
これからが本当に時間を費やす部分。ゆっくり着実にやってゆきます。
それにしても倉庫に移動した革を見て、
なんでこんなにいっぱいの革があるのかと呆れてしまう。
でも今年の作業は今日の午後3時でおしまいにしました。

息子が福岡から戻って来ていて、久しぶりに家族4人と1匹で迎える大晦日&元旦だ。
彼は福岡と京都の大学を行き来きしながら、東南アジア各地の熱帯林にある研究サイトを月に1~2度訪問して論文を書き続ける日々。

そんな息子が言った。
「母さんと一緒になった事が親父の最大の成功だと思うよ」と。

私は21歳でハミと結婚した。その時ハミは25歳。
自転車の荷台に座布団くくり付けて二人乗りして東京周遊デート。
500円あれば二人で十分楽しむ術を持っていた。
そして文学青年だった私は、多くのメルヘンを語る事が出来た。
そんな私の事が特別な人と誤解したハミは、私と一緒になった。

しかし夢は多く語るけれど、現実の実行力が伴わない私と一緒に暮らす事は、
多くの苦難をその後ハミは味わい続けなければいけない運命を背負わされた。


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(20年ほど前の松本家の4人。乗鞍のキャンプ場にて)

しかしハミは今も私が始めて逢った時感じた感受性失わずに現在57歳。
改めてハミと一緒に生きて来て良かったとしみじみ思う。
私たち3人?と1匹の子供たちの太陽。

そんなハミの今年の最大の思い出は11月に行ったイタリア旅行。
私とだと拒否するであろう娘も、お母さんとだと喜んで一緒に出かけたイタリア周遊の旅。
ハミの感受性は異国の文化をストレートに受け止めて、来年も行くそうだ。
絶対私の方がイタリア好きと豪語するハミ。日本に一時帰国しただけみたいなんて言っている。
私はいいのだ。ハミがイタリアに何度か訪れ刺激受けてくれれば。アッハハァハァ~

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そんなハミにお客様のAご夫妻から銀座トラヤで購入した、
ブラックシープ使ったウールの帽子とマフラーをプレゼントして頂いた。
染めずにウール本来の色のグラデーションが素敵です。
ハミのピュアな服選びにぴったりで、感謝の心いっぱいで幸せそうなハミ。
私は久しくプレゼントらしいプレゼントをハミにあげていないなぁ~。

今年も今日でおしまい。もうすぐ港町・神戸恒例の新年を祝う汽笛が響きます。
改装して作業が効率的に出来るようになったであろう工房で、来年は満足出来る仕事しながら、より心豊かになれる何かをハミと一緒に求めてゆきたいと思っています。

皆様に多くのご迷惑をかけながら、そんな二人を温かく見守って頂けるお客様に助けて頂きながら1年を過ごす事が出来ました。また多くの神戸の異業種の仲間たちや全国の同業の仲間たちに助けて頂きながら、楽しい企て色々する事の出来た1年でした。
来年もそんな皆様と一緒に楽しい明日を夢見て過ごしてゆこうと思っています。
皆様よいお年を迎えてくださぁ~い。

2009年12月29日

ル・ボナー大改装途中

あと2日とちょっとで2009年も終わりと言う年の瀬、
ル・ボナーの大掃除兼ねて大改装する事にした。
昨日から始めて今日で店舗部分は完了~!。
と同時に筋肉痛はピークを越え、ぎっくり腰寸前の53歳。

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店舗部分は今まで正面の棚後ろにあった在庫置き場を片付けて、すっきり裏まで伸ばした。
在庫の革の多さに驚きすら感じながら黙々と革の包みを運び続けて生まれた空間。
この作業が大変で、重い革の束を丸一日運び続けて筋肉痛。
すっきり広くなって、これで3組以上のお客様たちが店内でゆったり見てもらえる。

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店舗と工房を仕切るカウンター部分は一直線に低くしたことで、
工房は隠す部分なくなってスケルトン状態に。
その工房部分は現在お見せする状態ではなくてグチャグチャ。
明日から工房部分の改装が始まるけれど、
店舗部分の改装どころではない大変な改装となるだろう。
お店の営業は明日(30日)までだけれど、改装&大掃除は終わりそうにありません。

手伝いに来たのか、邪魔しに来たのか分からないプンちゃんありがとうございます。
ゆっくり出来ない状態の中、来店頂きル・ボナーでお買い上げ頂いたお客様の皆様、
ありがとうございました。
こんなに体力を消耗しながら過ごす年末は久しぶりのボンジョルノ。
きっと来年は良い事があるでしょう。

2009年12月28日

年末年始のル・ボナーの営業予定

前もって決めるのが苦手なル・ボナーの二人です。
年末年始の営業予定を決めました。

年末は30日までで、年始は4日からの営業にしました。

ただ今年の年末は大掃除&模様替えを大々的に決行する予定にしているので、
年末に来店されるお客様たちは優雅にお買いものは出来ない状態を呈しています。
そんな状況での営業となりますが御許し下さい。

私は掃除はあまり好きではありませんが、模様替えとなると俄然ハッスルします。
今回はホームセンターで部材を色々入手し大々的に変えます。

新春4日のオープン日には店舗部分も今までの1、5倍ほど?の広さにする予定です。
仕事スペースも雑然とした状況を一掃して、ジブリの「耳をすませば」の夢屋のバイオリン工房のようなイメージ描きながら改装したいと思っています。

「なるわけないじゃないの~」とハミは言っていますが乞うご期待~。

2009年12月26日

今年の最後を飾るのはネコリュック

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今年最後に新たに並ぶバッグはネコリュックです。
15年前まで国産のグローブ革使って作っていたネコリュックでしたが、
しばらく作っていませんでしたが、15年前に購入されたお客様の要望が多くあり、
復活して登場させる事にして4年と少し、好評で何度もまとめ作り繰り返しています。

復活バージョンでは、グローブ革ではなくてシュランケンカーフで作る事にしました。
そして何度か作る内に、せっかくカラフルな色多く揃うシュランケンカーフなので、
カラフルな色のネコリュックも作るようになりました。それが大変好評です。


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そして今回初めて登場した色は、左からライトグレー、ホース、スカイ。
どれも良い感じに仕上がりましたぁ~!。

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前回作った時の1~2番人気だったパープルとライムグリーンも、今回も作りました。
ネコリュックには無くてはならない2色です。

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ホース色はシュランケンカーフの定番カラーのゴールド(茶)より少し濃い茶。
一枚仕立てのネコリュックにはシュランケンカーフの厚みと質感がピッタシだ。

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スカイは優しさ感じさせる淡い水色。
本体への入口は背面にあり、背負うと隠れる場所に位置しているので安心感がある。
それと小さなファスナーポケットも付いています。

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パープルはシックに素敵な深い色。光の具合でダークブラウンと間違えるほど深い紫色。
後ろトップ部分は、猫の顔のデフォルメ。

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ライトグレーは人気色のトープとクリーム色のエッグの中間の色。
思っていた以上にネコリュックのカタチになった時、素敵な仕上がりになった。
前回から2本の背負いベルトは、中間に伸び止め用の革をいれて表裏シュランケンカーフでサンドイッチした仕様にしたので、フィット感が格段に向上した。

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私はやはりシュランケンカーフの色の中で、このライムグリーンが一番好きだ。
染料中心仕上げという色が鈍くなりやすい染色方法使ったシュランケンカーフだのに、
華やかなこの発色をよく色出し出来たものだと感服いたします。

そんなシュランケンカーフの5色で今回は登場です。税込33,600円。

2009年12月25日

アンコラに屈折した魅力を感じてしまったぁ~

この話しは事実です。
まだイタリアへは行った事がなかった頃の事でした。
近所にある小磯美術館からの帰りに数人のご婦人がル・ボナーに立ち寄られた。
その時ハミが接客していて、私は黙々と仕事を続けていた時の事でありました。
一人のご婦人がハミに尋ねている。
「この鞄は奥で仕事しているイタリア人の職人さんが作られたものですか?」と。
えぇ~!私の事を白人だと思ったぁ~それもイタリア人と国名まで限定して。
これはこれは私にとって最高の賛辞ではありませんかぁ~!。
黙々と仕事してるフリをして、心の内は甘い喜びでニヤついていた。
これは事実です。嘘だと思う人はハミに聞いてみてくださぁ~い。

そんな事があったからではありませんが、その頃からイタリアに強い興味を抱いているボンジョルノでありました。そして私の身の回り品にイタリア製の品が増えてゆくようになった。
その後私の容姿に似た?人たちが多く暮らすらしいイタリアに2度訪れ、精緻と粗雑の混沌の中から生まれる、安心は与えてくれないけれど、色々な問題点を抱えてはいるけれど、当りを引くとこれほど魅力的なモノを生み出す国は他にはないと思うようになった。しかしその当りがなかなか引けない。だから益々悪女に惹かれるように深みへと堕ちてゆく。

イタリア的なモノたちに魅了される。
車はイタリア・ナポリ近郊で作られたアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型。
スーツの生地はすぐに擦り切れそうだけど、珠玉の肌触りのイタリアンウール。
帽子だってイギリスモノは頭の形に合わない事もあり、イタリアンハット。
手袋は縫製はいい加減だけど味あるフィレンツェ・マドバ社製。
仕事で使う革もメンズバッグと革小物のメインはイタリア革だ。

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今気に入っている靴も、フィレンツェで修行した靴職人に作ってもらった。
パパスショルダーでも使っているイタリア・バタラッシー社のミネルバボックスのグリージオ色使ったオーダー靴は、良い感じにエージングしてきてイタリアン。

そんな風にイタリアモノが私の身の回りには存在している。
前世はやはり私はイタリア人であったのだと確信するのでありました。

当然私の物欲の筆頭である万年筆においても、何本かのイタリア万年筆を持っている。
「アウロラ85周年記念・レッドが欲しい~!狂想曲」で極狭い世間をお騒がせした私でしたが、皆様が思っているより少ししかもっていない。数えてみると5本でした。
イタリア万年筆は華やかで魅力的だ。しかし価格は高めに設定されていると私には思えて、そのハードルを越えてでも欲っしたいと願う品となると限定される。

そんな中日本では正規輸入代理店はない老舗万年筆メーカー「アンコラ」の存在を知った。
そのアンコラのペルラという万年筆を見せてもらった。

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軸はイタリア万年筆が得意とする万華鏡カラー。現行品でも美しい軸カラーだけれど、変更前のペルラは抜群に美しい色だったと言う。しかし変更前の軸はテーブルから誤って落下させようものなら木端微塵に砕けたそうで、そのため変更されたという。儚さが生み出した美しさだったということだろうか。

軸のネジ切り部分は普通書く時丁度指が触れる部分になってしまう。
それでは気持ちよく書けないだろうと、ネジ切り部分がニブ直下に切ってあるデザインも面白い。

そしてこの万年筆に惹かれた最大の理由は旧アウロラ88に似た形状をしたハイレグなペン先。
それも18金で、イタリアの万年筆メーカーでは数少ない自社製のペン先。
書いてみるとこれが今まで味わった事のない書き味ではありませんかぁ~!。
サスペンションの効いた跳ね返りを感じる書き味は別世界。手に入れたいと思った。


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しかし横にペン先を走らすと引っかかる。
よくペン先を見てみると切り割が斜めに切ってあって、イリジュウム部分が7・3分けになっている。なので調整してまろやか書き味に調整してもらいたいと思っても、研ぐ時に万が一イリジュウムがなくなるのが不安で調整出来ずにいると所有者の弁。

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魅力満載の万年筆だけれど、このような個体差が甚だしいようだ。
これこそイタリア製品の真骨頂。だからネットでの購入には勇気が必要だ。
やはり実際にイタリアに行って個体を確認して購入しないといけないということか。

でもって分度器.comの谷本氏は「世界一周雑貨バイヤー」の投票は現在21位。
まだまだ投票は続きます。皆さん応援宜しくお願いいたします。
一般投票20位までが最終面接に残れます。
それには皆様方の日々の応援の積み重ねが必要であります。
決まった暁には、私はイタリアで谷本氏と落ち合おうと思っております。
そしてその時アンコラのペルラを入手する事にしようと思っています。

2009年12月24日

2009年のクリスマスイヴ

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24日のイヴの日は木曜日。臨時営業しようかなとも考えたけれど休むことにした。
午前中は家電量販店に行ってお店用の空気清浄機を購入することにした。
私が喫煙するためお店は今時珍しい喫煙可。ただ吸わないお客様への配慮は必要だ。
それで購入を決意した。

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アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は快調な走りだ。
またまた新車でアルファロメオ147の1600ccを3年前購入したという先日ル・ボナーに来店されたお客様が、ディーラーでの車検の見積もりしてもらったら50万円オーバーの提示に参ったと。その方に車検と税金、保険それに法定点検してオイル交換、ワイパーブレード交換込みで10万以下で済ませた事を自慢した。

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まだ走行距離は23295キロ。まだまだ頑張ってくれそうだ。
それにしても10年以上前の年式でこの走行距離は奇跡だ。


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家電量販店のあるこのショッピングセンターは、昔フェリー乗り場だったところ。
クリスマスイヴだというのに六甲アイランドのショッピング街同様寂しい気配。
当然のようにチャーも一緒だ。こんな風につないでると遠吠えして迷惑。

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チャーの顔をまじまじと見ると、頭良さそうな犬に見える。
すべて理解しているけれど、飼い主が甘やかすから我儘勝手にしているのではと思ったりする。
そんなチャーも我儘放題でもうすぐ11歳を迎える。

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六甲アイランドに戻ってスーパーでお買いものするハミを車で待っていたら、前も後ろも走り去る車もドイツ車。私のイタ車の方が楽しいよぉ~なんて独り言。

今夜は娘が食事作ってくれる。成人した3人と1匹のクリスマスイヴだけれど、
クリスマスケーキはやはり頂く松本家です。
この街では例年だとあちらこちらにクリスマスイルミネーションの装飾するお家が多くあり、楽しませてもらえるのだけれど、今年は少ないように思う。
それでも心はメリークリスマス。あと少しで2009年も終る。

2009年12月22日

今回でブログ「ル・ボナーの一日」900回

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2005年10月3日から始めたこのブログ「ル・ボナーの一日」も、今回で900話目です。
4年と3ヶ月弱続けて来ました。その間2日に一度以上のペースで更新してきた事になる。
書き始めた頃はまだ40代だったんだなぁ~と気付くボンジョルノ。
鞄職人じゃなくてブログ職人だぁ~!なんて皆様に言われながらも、
中傷罵倒にも負けないでボンジョルノ松本は頑張り続けましたぁ~!。
ひとえに読み続けてくだっさた皆様のおかげであります。

HPのアクセス数を増やすにはブログが効果あると言われ始めた「ル・ボナーの一日」
その効果を実感しながら書き綴っていたら、途中から販促活動なんて事は考えずに書く事が楽しくなって、今日へと続いています。

私は今でもパソコンは全然使いこなせておりません。
多くの人たちに助けて頂きながら、ブログだけは出来るようになりました。
最初キーボードもまともに操作出来なかった私ではありますが、
今では何とか片手ではありますが文章を綴れるようになりました。
多くの方に支えながら迎えた900話です。

それにしてもブログは恐ろしい。
万年筆、時計、カメラ、アルファロメオ、イタリア旅行その他いっぱいブログ書き始めてから知ったことばかりであります。それまでは収集する趣味も海外へ行きたいという衝動もなかった。
カバン作り一筋であったように記憶します。
幅広く多くの人にこのブログにアクセスして頂くための私の身を削る奉仕の心からか、
それとも潜在的に持っていた欲求がブログを通じて開花してしまったのか。
誰もが後者だと思うだろう。今もモノが販促活動のためという言い訳しながら増えている。
しかしこれからもこれらの趣向と鞄を両翼にして書き続けたいと思ってます。

来年にはこのペースだと間違いなく1000話を迎えます。
神戸でお店を始めて17年。何周年記念とかいった形で行事を計画した事はなかったし、オープンの日も3月後半であった事は確かなのだけれど何日だったか覚えていないボンジョルノではありますが、ブログ「ル・ボナーの一日」1000話記念は何かやりたいなと思うのでありました。

2009年12月20日

パパス・ショルダーのコニャックは遅れて登場~

新型に変更してから1年が過ぎたパパスショルダーでありますが、その間何度かの生産を繰り返し、多くの方々に支持されル・ボナーのメンズカジュアルバッグの中で不動の定番品となっています。
今回イタリアからの革の入荷が遅れ、グリージオとタバコの色より1ヶ月以上遅れてコニャックが完成しました。パパスらしい色はやはりこのコニャック色。

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パパスは新しくなって1年が過ぎた。
その新パパスの実際の使用感をインプレッションするために、私は実験台?として使い始めて11ヶ月あまりが経ちました。
そして私は自信を持って言えます。旧タイプより価格は高くなったけれど、その価格以上の喜びを加える事が出来たと。
フィット感と使い勝手の向上を意識した変更によって、豊かさを持ったカジュアルショルダーになりました。

旧パパスと比較して変更点を今一度ご説明させて頂きます。
比較品の旧パパスは私が使っていた同じコニャック色がエージングした品です。

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旧パパスはワイン色のナイロン生地でした。
新パパスは国産原皮のピッグシルキー革。
前ポケットと内側ファスナーポケットの中側はナイロン素材使っても良いのではと思ったけれど、顧客の多くが「オール革が良い~」との意見尊重して全てピッグシルキーを使った。そのため表革の倍の量を内装で使っています。

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ショルダーベルトも生地テープから革巻きに変更して厚みと質感が向上した。
ただ革だけだと片掛けした時すべり落ちやすいので裏は生地テープ使っています。

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旧パパスだとA4ファイルを曲げながらでないと入らなかった開口部も工夫して、4cm広げる工夫をしました。これでA4ファイルはスムーズに入れる事ができるし、中に入れた品たちを確認するのもし易くなった。ファスナー口もバインドをして厚みふやしてしっかり感加えました。

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ショルダーの付け根部分も肉盛りして質感と強度を高めた形状に変更。
カシメもフジ鋲使いました。


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前ポケットのカブセもバインドして厚みを加える事にしました。

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これからも作り続けてゆくル・ボナーのカタチです。
このミネルバボックスの3色を定番として、時々違う革や色で作るパパスも作ったりしながら、ずーと作り続けていきます。

2009年12月19日

小さな展覧会

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なんかここ数日急に寒くなってきました。
そんな師走の木曜日も雲模様を見に早朝にマリンパークへ。

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寒さをある程度大丈夫なのだけれど、
風が吹くと急にその寒さが身にしみる。
長いすることなく家へと戻って朝ご飯。

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元町界隈に行く事にした。
マイ・アルファを飛ばして約20分でPen and message.横の有料駐車場に。
20分を切るタイムで到着しようと試みているけれど思うようにはなかなかいかない。

それにしてもこのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は大変気に入っている。
悪名高く維持費が大変と言われているイタリア車なれど、運転する楽しさとアルファロメオのエンブレムの誘惑は、十分な満足感を私に与えつづける。
リーズナブルに維持する方程式も確立出来た事で、私はこれからもこの車を愛し続けられる。
1台だけ所有する現状では私にとってベストなチョイスだと思ってます。
もしもう1台所有出来るとしたら60~70年代のアルファのジュリエッタ・スパイダー。

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P&M店内では”万年筆で描こう”教室卒業展と銘打って小さな展覧会が開かれていた。
万年筆との関わり合いの中から、文化的楽しさ生まれたたら素敵なことだと願い始まった試み。
小さな試みの積み重ねが、この場所を優しい空間にしているように思います。

親しくしていて勝手に公開しても、
訴訟問題にはなりそうにない人たちの絵をチョット紹介。

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万年筆愛好家の須磨のFさんの絵はよく見ると色々な発見があって面白い。
ノートの代金10冊計580円は吉宗さんに渡しておきましたぁ~。

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スタッフK女史の自虐的な絵・・・・・?本当はこの何倍も。
絵からはみ出して1本書かれているのが、
今後も活躍が予感されると思える私であります。。

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プンチャンはやはりモノとの深い絆感じさせる絵。
この絵をライターと本とで押しつぶされそうな部屋で描いている姿を想像した。

それにしてもこれらの絵は面白くて漫画チックで、
絵の川柳か狂歌という印象感じて楽しい。小さな文化がそこにあった。

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みずうみのほとりのそれも名古屋の方が全然近い場所にお住まいの万年筆愛好家のTさんが、新幹線に乗ってやって来ていた。
心の停留所をこの場所に感じている人がいる。通勤の帰りに途中下車してこのお店に買う目的なくても立ち寄る人たちが何人もいる。
そんなPen and message.は3回目の師走を迎えて、神戸には無くてはならない万年筆専門店になったと感じた。
Tさんが近所の農家から頂いたというキンカンをかじりながら思った。

2009年12月16日

分度器ドットコム谷本氏の挑戦

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分度器ドットコムの谷本氏は、世界から面白い文房具を集めて来て、
自前のネットショップを使ってオリジナルなビジネスを構築して活躍する、
文房具業界の話題の一匹狼。

先週の土曜日の忘年会には来れなくてどうしているのかなと、
分度器さんのブログ「文房具だけ?」を覗いてみたら~驚きました。
面白い企てに参加しているではありませんかぁ~!。
ショッピングポータルサイト「カラメル」の面白いキャンペーンに応募していたぁ~。
内容は下記のような内容。

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世界中での雑貨の買い付け

世界中の都市を周り、雑貨を買い付け、週に1度買い付けた雑貨を領収書と共に日本の事務局に国際便で発送していただきます。雑貨の販売はカラメルのスタッフが運営するネットショップで販売します。

買い付けレポート
買ったものの内容・金額、使用感、買い付けの様子などを、ブログなどでレポートしていただきます。ブログは、最低1日1回更新していただきます。

報酬
期間中最大200万円 (100万円最低保証+出来高報酬最大100万円)

応募資格
20歳以上の方
※告知メディアや当社WEBページへの掲載が可能な方、1〜2ヶ月の長期海外渡航が可能な方

待遇/海外旅行渡航費用支給、海外生活費支給、買い付け費用支給、PC・携帯電話・デジカメ貸与

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは分度器・谷本氏のためにあるようなキャンペーンではありませんかぁー。
一般審査の20位までに滑り込ますことが出来たなら、
必ず彼は選ばれる事でありましょうと私は確信する。
皆で投票して彼の世界一周バイヤーの道を後押ししましょう。
そして1~2か月間毎日更新されるであろうその間の分度器さんのブログ「文房具だけ?」を覗いて笑いましょう。

当選した暁にはイタリア編だけ私も自費にて合流させて頂こうと思っております。
下記の「応援する」をクイックして皆様投票いたしましょう。
24時間に一回投票出来ますので、1日一回の日課としてお願いいたしまぁ~す。

2009年12月15日

突然の朝の二人と一匹の散歩

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夜が明ける前に目を覚ましてしまった。
50過ぎてから早朝に目覚める事が多くなった。


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パソコンを点けてコーヒーを入れたりゴソゴソしていたら、
チャーも傍に来た。そしてハミも目を覚ましてしまった。
じゃあ明るくなるのを見計らって二人と一匹で散歩に行く事にしようという事になった。

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チャーは私だけだとあまり嬉しそうには散歩には行こうとはしないけれど、
ハミが一緒だと嬉しくて玄関先で何度もジャンプして喜びを表す豹変ぶり。

外は本格的に寒くなってきた。
でも風なくて空気がしゃきっとしていて気持ちが良い。

神戸に住んで17年になる。
東京に居た頃に比べて空を見上げる事が多くなった。
東京の空に比べて神戸の空は広いと感じる。
そして雲が色々な表情見せて私たちを楽しませてくれる。


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わぁ~!雲ができてるぅ~!と大はしゃぎのハミ
六甲アイランドの南端・マリンパークから見る今日の雲模様も素敵です。
雨雲とその雲に隠れながら朝日を放つコントラスト。
工場の煙突の煙が雲と同化して浄化してるよう。

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南の空はまた全然違った表情で楽しませてくれる。
雲の先には大阪湾を隔てて紀伊半島が見える。
寒いけれどいつまでも見ていたい雲模様。

何か得した気分とハミ。
早起きして良かったぁ~。


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チャーはそんな二人の気持ちなどお構いなしに、
下ばかり向いて、匂いを嗅ぎ続けている。
彼が上を向く時は他のワンちゃんと遭遇して戦闘モード突入時か、
オヤツを持っている事を確認した時だけだ。
どうしようもない犬だけれど、可愛いヤツだと思っているお馬鹿さんな二人。

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気持ち良い朝の散歩でした。
帰って朝ご飯を食べる事にしよう。
今日は旅館風の朝ご飯。卵かけご飯は最高~。

そして今日も充実した一日でありました。
この街でこれからも頑張っていこう。

2009年12月14日

メンテナンス&修理の日

あれもこれもと仕事をしているとどれも終わらない。
そこでハミと二人会議して一週間の予定を決めました。
その中で最大の懸案事項がメンテナンス&修理の日。
17年もカバンを作って販売していると修理品は必ずあってやり続けないといけません。
しかし目の前の仕事に追われついつい貯めてしまいます。
そこで土日は基本的に修理&メンテナンスの日にすることにしました。
お客様はあまり訪れないル・ボナーではありますが、
それでも土日は普段の日よりはお客様が多く来られるので、
接客で多くの時間を使うその二日間を修理の日と決めました。

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その手始めに、頼まれている中で最も困難な修理から始める事にしました。
10年ほど使い続けたブッテーロ革で作った細ダレス。
10年ぐらいでは全然大丈夫なブッテーロ革なのですが。
汚れと後から付加したオイルで完全に革の気孔を塞ぐ結果になってしまい、革がもろい状態を呈して重みのかかるトップフレームを縫い付けている手縫いの本体のステッチ穴の部分の端から裂けた。
革が元気な状態なら粘り腰があってその部分が裂けるなんて事はないのだけれど。

部品はいくらでも交換修理可能だけれど、本体のダメージは修理出来ない場合が多い。
でも気に入って使っているのでなんとか復元できないものかと頼まれた。
そこで大手術を決行することにした。

フレーム&ハンドル部分は交換して、裂けた手縫いの菱目穴少し下までの約5ミリまでの部分を裁断し、新しく菱目を打ち直し縫い直す事にした。これは相当大変な修理です。
出来る事なら諦めて新品を買って頂き、ちゃんとしたお手入れして頂きながら使っていただけるならありがたいし、そしたらもっと長く使える。
でもどうしてもこのダレスに思い入れがあり復元して欲しいと頼まれれば、作った品だけに要望には答えたい。

日曜日から始めたこの修理、いつも以上にお客様多く来られた日曜日だった事と予想以上に困難な修理だったため仕上げる事出来ずに、月曜日までずれ込んだ。

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そんな月曜日の朝一番、福井からお客様。
色々なル・ボナー製品を使って頂いていて、
今日はパープル色のティアを下げて中からパープル色の紐財布が素敵です。

私たちにとってこの島で唯一よく利用している娯楽施設の映画館も1月末で閉めるそうです。
そうでなくても商圏としては厳しいこの人工島・六甲アイランドは益々寂しくなります。
そんな街で17年続けられた。これからもル・ボナーを大事に思って頂けるお客様たちに支えられてこの地で続けていきたい。続けていけると思う。

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ランチは少し贅沢して石焼ビビンバランチ。
出前は普段しない御隣さんの韓国料理屋さんに近所のよしみで持って来てもらった。
美味しかったぁ~その上お腹いっぱい。

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修理完了。
この後何度か水拭きして革にしみ込んだ汚れとオイルを拭き取って緩和すれば、
ブッテーロは驚異的な復元力を秘めた革だから、
瀕死寸前だった革もある程度復活するはず。
この後何度か水拭きしてブラッシングしたら、ご主人様の元に戻って行きます。

2009年12月11日

ハミが先作りして組上げた学手風鞄

ハミが学手風鞄製作中です。先作りしていた1本がカタチになりました。
この後残っている何本かを順次組上げていきます。
学手風鞄はル・ボナーらしさ伝えるメンズの代表的な鞄です。
このカバンもダレスバッグ同様年に一度作り続けているカタチです。

以下ハミが久々ブログに文章綴りました。

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何本かご注文いただいています学手風鞄、先作りした一つが出来上がりました。
中でも最もお待たせしている方の鞄です。

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一つは店頭用に、と考えていましたが、製作中にご予約頂きみんな嫁いでゆきます。
それぞれ使い人の思いやりが、豊かさを育んで素敵な表情を醸し出してくれることでしょう。

この後も作ってゆきますが、お待たせすると思います。待っていてくださいね。
心込めて作っていきます。

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ハミの文章は綴るというほど長文ではありませんでした。
失礼をいたしました。私も太ダレス作り頑張ります。

2009年12月10日

カメちゃんのローマ&パリ

イタリアには色々な屁理屈考えてでも1年に一度は訪れたいと願う異国です。
しかしここ2年行っていない。今年は一人でも行くぞと考えたけれど、日本での日々の生活においても社会性の欠落が目立つ人格のボンジョルノが一人で行くのは危険だと憂慮する声が顧客の多くから上がり、保護者同伴?でないと、行くと何か事件を必ず誘発するなんて言われた。
そんな事は本当は無視できたけれど、諸事情重なって今年もイタリアには行けなかった。
そんな可哀想な私にはお構いなしに、親しい人たちの何人かが欧州への外遊へと旅立った。

親しい顧客のカメちゃんもその一人だ。彼は大々企業に勤めるエリートサラリーマン。
勤めて10年に一度ある長期休暇を利用してパリ&ローマへと旅立った。
この外遊はカメちゃんにとって一大決心でありました。
今時の高学歴の若者は語学堪能で何度も海外を経験していると思っていたのだけれど、彼は全然ダメ。外国人に話しかけられると逃げ出したくなるそうで、今回が初めての海外旅行なのだそうだ。
だから「俺を一人にしなでぇ~」という心の叫び声を上げながら、きっちり拘束型ツアーを選んでいく事にした。ローマとパリで自由行動はそれぞれ半日のみのツアーを選択。それでも不安なカメちゃんでありました。

そして戻ってきてすぐに来てくれた。
旅行のために購入したDR DIGITAL Ⅲには1000枚以上の写真。
怖ぁ~い思いもせずに、楽しかったようであります。良かった良かった。
もっと自由時間のあるツアーを選べば良かったなぁ~だって。

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カソリックの総本山・サンピエトロ寺院はやはり大きい。
上の方に見えるモザイクで出来たラテン語の文字は、人より一文字が大きい。

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スペイン階段ではミサンガ詐欺の洗礼も受けず、
そしてパリへ。

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エッフェル塔の夜景を100枚ほど撮ったカメちゃんはまさにおのぼりさん状態。

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エルメス本店にはル・ボナーのディプロマ下げて行った。
店員さんに興味を持たれたようです。
私もこの本店には一度行ってみたいと思っています。

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シャンゼリゼ通りを訪れると日本人は「おーシャンゼリゼ~」と歌いたくなる衝動に駆られるらしいけれど、カメちゃんは若くてその歌を知らなかったので歌わなかった。
私が訪れたなら必ず歌うだろう。

新婚旅行のカップルが多く参加したツアーなれど、カメちゃんは一人で参加した。
帰りの飛行機ではそのツアーに参加した一組のカップルと同席になった。
そしてカメちゃんに尋ねた。「どうして一人で参加されたんですか?」と。
余計なお世話だぁ~と叫びたい気持ちを抑えながら沈黙するカメちゃんでした。
でもローマにはまた行ってみたいと思うカメちゃんでありました。
次は10年に一度の長期休暇になるのか、それとも新婚旅行になるのか。

他にも何人かイタリアへ行った。
イタリアに私も行きたいなぁ~。

2009年12月 9日

万年筆菌に侵された人たちとダイアログ3

私の作業机から万年筆&時計が消えた。
趣味を仕事に持ち込まないで、修行僧のように生きたいと願うボンジョルノ?でありました。

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でも万年筆&時計たちは作業机上からは消えたけれど、
誰かさんのおっしゃる通り、作業机下の左の上から2番目の引き出しに収納されていて、
仕事の合間に心の安らぎとして存在している事は変わらず、
朝一番のインクのチェックとリューズ巻きの儀式も変わらず行っている。
ただこの狭い引き出しに私の趣味のグッズたちの大部分を収めてしまえたということは、
まだまだ重症ではないなと思ってしまうボンジョルノでありましたが、
公にハミも確認出来る場所から消えたという事は、
隠密裏に増殖していく可能性もまた増したということでもあるのか。

ル・ボナー界隈では私の万年筆趣味の増殖を完全に上回る勢いで、
それぞれの趣向で増え続ける人たちが存在する。恐れ入ります。

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万年筆の仏壇と称された黒壇のコンプロットに収まった万年筆たちは、
仏壇には似つかわしくない、派手な発色のイタリア万年筆中心の品揃え。
そしてその派手なイタリア万年筆趣味は、これからも続く。

限定品乱発のデルタの仁義なきイタリア魂に確信犯的に同調して、
またまた手前の仁義無きデルタの少数民族シリーズの
ブルー色が強烈な「サーミ」という万年筆も最近入手したそうだ。
気に入って使っていた高価なデルタのエンリコ・カルーソはどうしたの?と聞くと、
ドイツ出張時に可愛いウエイトレスの娘さんがいて話がはずみ、勢いであげちゃっただって。
この人助平心もイタリア的だ。

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フランク・ミュラーダイアルコレクターから鞍替えして、
ペリカニストの道をひた走るドクターKの増殖ぶりも唖然とする。
いつの間にやら100&100Nがこんなに増えている。
それもオールトートイスやリザードまであってイヤイヤ恐れ入ります。
次に会う時にはまたいっぱいアンティークペリカンが、
ペリカン周辺グッズと一緒に増え続けているのでありましょう。

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ル・ボナー随一のブッテーロ革製品お手入れ名人のFさんの趣向は私好み。
私にモンブラン146テレスコープの魅力を伝授したお人ですが、
フラボナの3本差しペンケースの中に収まる万年筆は、256、146、136とモンブランの6が3本。その上フラボナの1本差しには何と149テレスコープが収まっているではありませんか。
もう充分でしょう。でもこれからも増え続けるでしょう。

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256のニブをルーペで見ると珍しい18金ペン先だ。
256にしてはしっかり感のある書き味で、十分実用域の書き味。
やはり50年代のモンブランは魅力的だと再確認するボンジョルノ。

そんな風に万年筆狂想曲を傍観者として眺めていたら、
分度器.comの谷本さんから小包が届いた。

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開けてみるとメガネケースをスマートにしたようなデザインされたケース。
そして中には~。

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おぉ~!ラミーのダイアログ3だぁ~!
もう新品の万年筆は買わないだろう思っていたが買ってしまった。
今年登場した万年筆の中で唯一欲しいと思った万年筆。
少ない資金の有効利用をせざるおえない私にとって、
価格以上の価値を見出せないと買わない(買えない)。

この繰り出し式の万年筆はバウハウス的シャープなデザインフォルムとドイツの精巧な技術が相まって、シンプルなフォルムの中に特別なすがすがしさを感じる。
その上ラミーの14金ニブは調整しなくても珠玉の書き味。

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クリップ部分はペン先と連動していて、ペン先を繰り出すとクリップ部分が沈み込む。
そんなメカニカルな工夫が素敵だ。

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繰り出す時半球の蓋が開く時の様も楽しい。
繰り出す時何回転も回さないとペン先が出てこないスティピュラのダビンチ持っているけれど、
このダイアログ3は半回転で出てくるクイックさ。現代人の繰り出し万年筆。

こうして今年最後?の万年筆は私の元にやって来たぁ~。
私の万年筆の迷宮も続く~。

2009年12月 7日

時計ベルト作りは面白かった

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何本かの手縫いのオーダー時計ベルトを組み上げて、
今回のいっぱいの時計ベルト作りも終了。
手縫いは楽しい。リズム良く縫い上げるとステッチが伸びやかな表情伝える。

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今回作った時計ベルトの中で、
中央に写っているレディースの小さな時計のベルト作りが一番苦労した。
約5ミリの巾は鞄作り用に調整されたミシンたちでは綺麗には縫えない。
そのため1寸12目のステッチ巾で手縫いしたけれど、この繊細な手縫いもまた大変です。
元来鞄職人の私には繊細過ぎる仕事です。
多くのこの巾の時計ベルトの場合は圧着仕上げだけれど、やはり縫った方が丈夫だ。
そして私は5ミリ巾のベルトを縫い上げる事に成功しました。
時計ベルトのオーダーを休止する前に、満足出来る仕事が出来ました。

「時計ベルトを作るのが本当に好きなのね。だって時計ベルト作っている時は鼻歌を歌いながら作っているもの」とハミが言いました。
確かにウエストベルトを作るより、結構楽しんで作っていた。
時計にとってベルトは、絵にとっての額縁のようなモノ。
そのコンビネーションの妙が面白かった。
時間がある時はこれからも既製で時計ベルトは色々作ってゆけたら良いなと思っています。
そして私自身が持っている時計たちと自身で作った革ベルトたちとのコンビネーションを、
これからも楽しみたいと思っております。
ベルトを作る事で時計たちへの愛が増幅するボンジョルノでありました。

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でもって今回作った時計ベルトたちの中でいの一番に組上げたのは、
私のフューチャー・マチック用の時計ベルト。なんてヤツだぁ~。
作業中に着けていて、染料で今まで付けていた時計ベルトを汚してしまっていたので、
新しく新調したいと思っていたのでありました。公私混同・・・・ハイ。
新しく作る時計ベルトでは既存ではあまり使われない色で作りたいと思っていた。
シュランケンカーフのスカイの色が、フューチャー・マチックのレトロポップなダイヤルデザインに、非常にピッタシ合っているではありませんか。
あまり着けていてはまずい繊細な時計なれど、時計ベルトを替えてから頻繁に着けてしまっている。大変に気に入っております。

現行の時計も好きだけれど、時計に融通出来る私の資金は限られている。
そんな時アンティーク時計を知って、魅力を強く感じた。
そしてその時計たちにオリジナルで作った革ベルトをセットした時、
より強くその時計たちに愛おしさ感じています。

万年筆ケース、時計ベルトとボンジョルノ自身の趣味の延長線上の革製品を作って来た。
次に考えているのはカメラの革ストラップと革ケース。
いつ作れるかは未定だけれど、いつか作りたいと思っています。
でも公私混同の革製品作りはしばらくお休み。
趣味の延長線上の革製品作りは楽しい事ではあるけれど、
しばらく本業のカバン作りに集中することにいたします。

2009年12月 5日

今年最後の紐財布勢揃い

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ル・ボナーでは最も人気のある財布の紐財布が色々な色で登場です。
今年になって3度目の生産です。今年一番多くの数作ったル・ボナーのカタチです。
女性は勿論男性にも支持され、これからもずーっと作り続けることになるであろう財布です。
紐で止める所作がどこか和風で、私たちも大好きな財布で二人とも使っています。

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左からライムグリーン、オレンジ、スカイ。
ライムグリーンは私も使っています。オレンジはハミが使っています。
紐財布をスカイで作るのは初めて。素敵な優しい色です。

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左からイエロー、パープル、トープ。
イエローは財布では人気のある色。明るい色は革は汚れやすいと思う人は多いけれど、シュランケンカーフは大丈夫。、汚れたら消しゴム使って消せば、購入時の色が維持する革だ。
パープルは紐財布では一番人気の色。室内照明下ではダークブラウンと見間違う深み持ったパープルは絶妙の色出しから生まれた珠玉の紫。
2番人気はトープ。少し濃いめのグレーのトープは落ち着き感じる安心感与える色。
トープ色は今後廃止になるかもしれないという情報があり、特別注文しようかどうか思案中のボンジョルノ。特別注文だと一度にいっぱい作らないといけない。

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黒は今回2種類の革で作ってみました。
左がフランスのデュ・プイ社のネゴンダ。もう入荷不可能な革です。艶消しの表面が使い込んで艶が出てくる様が素敵なシュリンク&型押し併用のカーフ革。
右はシュランケンカーフの黒。黒は特別シボがはっきりして光沢ある本シュリンク加工。

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左からブルー、ライトレッド、ターコイズブルー(ミント)。
前回作ってあと少しだけ在庫がある3色。

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今回内装に使った革は北欧のNTRのヌメ。
フランスの有名ブランドのビニールバッグの付属で使っている革です。
その革に汚れ止め加工して今回使ってみました。
表に使う革の何倍も使う内側の革ですが妥協せずNTR使ってみました。
5層に分かれ、前後にカード収納スペース12枚分。
中央はファスナーが上部について小銭入れ部分。
固定方法が紐なので融通が効いていっぱい入ります。
銀行通帳だって納める事が出来て、スモールセカンドバッグとしても使えます。

価格は税込み29,400円。

2009年12月 4日

「ディプロマ」が台湾の雑誌に載りまぁ~す。

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新作の「ディプロマ」ショルダーバッグは好評で、初回生産分も残りわずか。
来年初めにはセカンド生産することになりそうです。

その「ディプロマ」が台湾の雑誌に載ることになりました。
雑誌の名前は「ラグジュアリー・ウォッチャー」。
いやぁ~参ったなぁ~嬉しいなぁ~。
中国語でメールが届いても対応出来ないけれど、
台中市の顧客の毛さんには連絡しておかないと。
きっと喜んでくれるはず。

この雑誌の記事はワールドワイドに活躍している、親しくしているライターN氏とカメラマン高橋さんが担当している雑誌で、そんな縁もあって載るのですが、
メールで送られてきたライターN氏の日本語の原稿読むと、いつものスタイリッシュな文章ではなくて、親族を大事にする中国の人たちを意識したアットホームな感じ伝わる優しい文章。
高橋さんはどんな風に「ディプロマ」を撮ったのだろうかと気になって、
もしかしたら高橋さんのブログで見れるかなと思ってチェックしてみたらぁ~ありました。
やはりプロが撮ると違うなぁ~と関心するボンジョルノ。
高橋さんが撮った「ディプロマ」は質感伝えながらナチュラルさが素敵な写真。
その台湾で出版される雑誌が届く日が楽しみです。来年1月に発売されるそうです。

そんなお二人も加わってウェブマガジン「グレッシブ」がこの秋に生まれた。
あの素敵だった時計雑誌「タイム・シーン」の元編集長の田中さんが編集長で、副編集長がライターN氏で、写真部主任が高橋カメラマンのゴールデンキャストで作られたウェブマガジン。
時計好きには大変面白いウェブマガジンです。是非覗いてみてください。

2009年12月 3日

少しの間ベルト&時計ベルトのオーダーはお休み

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腕時計は着けなかったハミですが、一週間の旅行の時必要だったので、
小ぶりの50年代初期のメンズのアンティーク時計を勧めた。
シュランケンカーフのライムグリーンのベルトでアレンジしたその時計を着けて旅立った。

それをきっかけにその時計が気にいり普段も着けるようになった。
これをきっかけに私のアンティーク時計趣味を理解してくれるといいのだけれど・・・・?。

私がアンティーク時計が好きになってまだ日は浅い。
そんなには多く持っていないけれど、時計ベルトを自分で作って楽しんでいる。
私の場合、時計には革ベルトでないと着ける気がしない。
永遠を感じる人間の手によって作られた時計には、
滅びの美学を持った革ベルトとのコンビネーションが愛おしい。
そしてそのコンビネーションは優しくフィットする。
そんな趣向が高じてオーダーを受けるようになった。

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材料費はほんの少しなのに1万円オーバー、手縫いだと2万円オーバーの価格設定なので、
そんなにオーダーは来なくて毎月数本楽しみながら作る程度と考えていたら、
思っていた以上に毎月の注文数が増えていった。

もう6年近く続けているウエストベルトのオーダーも加えると、
毎月3分1以上の時間をこの仕事に費やすようになっていた。
これはまずいと思った。カバンを作る時間をもっと持たないといけない。
それで決めました。ウエストベルトと時計ベルトのオーダーはしばらく休止することにします。


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今休止前最後の時計ベルト作りをしています。いっぱいあります。
これからは時計ベルトもウエストベルトも展示している品の販売はしますが、
オーダーでの制作は今回で休止します。

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ボンジョルノの作業机上からは、万年筆&時計も消えました。
万年筆&時計たちが仕事の合間にボンジョルノに与える安らぎも封印して、
カバン職人の道を全うしたいと思っています。

2009年12月 2日

カンダミサコさんのペンシース

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「Pen and message.」&「分度器.com」さんでも販売開始した
カンダミサコさんのペンシースがル・ボナーでも登場です。

シュランケンカーフのカラフルな色が全19色並びました。
シュランケンカーフと言えばル・ボナー得意な革ですが、
全色揃えて作った品がなかったので、そんなに多色あるだなぁ~なんて他人事のように実感したボンジョルノでありました。

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このペンシースは大事なペンを優しくシンプルに包み込む。
18㎜の大径の万年筆も少しきついですが収まります。
上の画像の左端が18㎜径のペンが収まった状態。

ジャラジャラ筆記具入れて使うル・ボナーのデブ・ペンケースの中に、
大事なペンも一緒に入れる時などに、このペンシースに納めて入れておくと安心。
このペンシースにペンをすべて入れてデブ・ペンケースに収めると5本まで。
これを筆記具愛好家でない人に話すと過保護だぁ~と言うけれど。


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内側を覗いてみると、クリップを差す革の輪があり、最初その輪にクリップが差しにくく感じますが、馴染むと自然に差せるようになってきます。
ペンのクリップより上部分の有る無しを考慮して、ペンシースの入口から距離を変えてある。
ネームの入っている方向からは深めで、その逆は浅くなっている。

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カンダさんの作るカタチは、シンプルな機能美のような個性が感じられ、それを丁寧な仕事で仕上げていて、私たちは刺激を感じています。
そんなカタチが徐々に増えてゆき、「カンダミサコ」の世界が広がってゆくと楽しいなぁ~と思っています。

このカンダミサコさんが作るペンシースは税込み2,800円。
カンダミサコさんのホームページからのメールでの購入も可能です。
使い始めると楽しさ感じるペンシースです。

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