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アンコラに屈折した魅力を感じてしまったぁ~

この話しは事実です。
まだイタリアへは行った事がなかった頃の事でした。
近所にある小磯美術館からの帰りに数人のご婦人がル・ボナーに立ち寄られた。
その時ハミが接客していて、私は黙々と仕事を続けていた時の事でありました。
一人のご婦人がハミに尋ねている。
「この鞄は奥で仕事しているイタリア人の職人さんが作られたものですか?」と。
えぇ~!私の事を白人だと思ったぁ~それもイタリア人と国名まで限定して。
これはこれは私にとって最高の賛辞ではありませんかぁ~!。
黙々と仕事してるフリをして、心の内は甘い喜びでニヤついていた。
これは事実です。嘘だと思う人はハミに聞いてみてくださぁ~い。

そんな事があったからではありませんが、その頃からイタリアに強い興味を抱いているボンジョルノでありました。そして私の身の回り品にイタリア製の品が増えてゆくようになった。
その後私の容姿に似た?人たちが多く暮らすらしいイタリアに2度訪れ、精緻と粗雑の混沌の中から生まれる、安心は与えてくれないけれど、色々な問題点を抱えてはいるけれど、当りを引くとこれほど魅力的なモノを生み出す国は他にはないと思うようになった。しかしその当りがなかなか引けない。だから益々悪女に惹かれるように深みへと堕ちてゆく。

イタリア的なモノたちに魅了される。
車はイタリア・ナポリ近郊で作られたアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型。
スーツの生地はすぐに擦り切れそうだけど、珠玉の肌触りのイタリアンウール。
帽子だってイギリスモノは頭の形に合わない事もあり、イタリアンハット。
手袋は縫製はいい加減だけど味あるフィレンツェ・マドバ社製。
仕事で使う革もメンズバッグと革小物のメインはイタリア革だ。

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今気に入っている靴も、フィレンツェで修行した靴職人に作ってもらった。
パパスショルダーでも使っているイタリア・バタラッシー社のミネルバボックスのグリージオ色使ったオーダー靴は、良い感じにエージングしてきてイタリアン。

そんな風にイタリアモノが私の身の回りには存在している。
前世はやはり私はイタリア人であったのだと確信するのでありました。

当然私の物欲の筆頭である万年筆においても、何本かのイタリア万年筆を持っている。
「アウロラ85周年記念・レッドが欲しい~!狂想曲」で極狭い世間をお騒がせした私でしたが、皆様が思っているより少ししかもっていない。数えてみると5本でした。
イタリア万年筆は華やかで魅力的だ。しかし価格は高めに設定されていると私には思えて、そのハードルを越えてでも欲っしたいと願う品となると限定される。

そんな中日本では正規輸入代理店はない老舗万年筆メーカー「アンコラ」の存在を知った。
そのアンコラのペルラという万年筆を見せてもらった。

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軸はイタリア万年筆が得意とする万華鏡カラー。現行品でも美しい軸カラーだけれど、変更前のペルラは抜群に美しい色だったと言う。しかし変更前の軸はテーブルから誤って落下させようものなら木端微塵に砕けたそうで、そのため変更されたという。儚さが生み出した美しさだったということだろうか。

軸のネジ切り部分は普通書く時丁度指が触れる部分になってしまう。
それでは気持ちよく書けないだろうと、ネジ切り部分がニブ直下に切ってあるデザインも面白い。

そしてこの万年筆に惹かれた最大の理由は旧アウロラ88に似た形状をしたハイレグなペン先。
それも18金で、イタリアの万年筆メーカーでは数少ない自社製のペン先。
書いてみるとこれが今まで味わった事のない書き味ではありませんかぁ~!。
サスペンションの効いた跳ね返りを感じる書き味は別世界。手に入れたいと思った。


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しかし横にペン先を走らすと引っかかる。
よくペン先を見てみると切り割が斜めに切ってあって、イリジュウム部分が7・3分けになっている。なので調整してまろやか書き味に調整してもらいたいと思っても、研ぐ時に万が一イリジュウムがなくなるのが不安で調整出来ずにいると所有者の弁。

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魅力満載の万年筆だけれど、このような個体差が甚だしいようだ。
これこそイタリア製品の真骨頂。だからネットでの購入には勇気が必要だ。
やはり実際にイタリアに行って個体を確認して購入しないといけないということか。

でもって分度器.comの谷本氏は「世界一周雑貨バイヤー」の投票は現在21位。
まだまだ投票は続きます。皆さん応援宜しくお願いいたします。
一般投票20位までが最終面接に残れます。
それには皆様方の日々の応援の積み重ねが必要であります。
決まった暁には、私はイタリアで谷本氏と落ち合おうと思っております。
そしてその時アンコラのペルラを入手する事にしようと思っています。

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コメント (3)

ノブ:

 私のANCORAも、ペン先の切り割が6:4でした。しかしWAGNERで調整していただくと独特の弾性を楽しみながら、スルスルと書くことができるようになりました。
 確かに日本での正規代理店の流通価格は高いと思います。日本人の几帳面さを考えると伊太利亜万年筆を購入してクレームが出るケースはかなりあるでしょうから、中間マージンが高くなるのかもしれないと想像してしまいます。
 私が持っている万年筆の半数は伊太利亜のものですが、筆記具の実用性という点では日本製、ドイツ製に敵わないと思います。少なくとも同価格の品では。
 しかし、デザインや色使いの魅力に惹きつけられます。やっぱりいいですよ。

Re: ノブ さん

日本人やドイツ人とはモノの価値基準がイタリア人は違うのでしょうね。その部分に魅了されます。ノブさんは変更前の落下させると木っ端微塵になるアンコラのペルラをお持ちだと聞いております。実際に見てみたいです。それにしてもノブさんのお持ちのアンコラも6:4ですか。私は5:5のペン先のアンコラが欲しい。これは叶わぬ事なのでありましょうか。イタリア万年筆素敵です。

                          ル・ボナー松本

今、分度器さんを応援するをプチッと押したら20位になりましたぞよ!!

Re: たけちゃん さん

応援するをプチッと押したら20位になりましたか。
これからも毎日の日課として宜しくお願いいたします。
私のイタリア行きの口実のためには、是非分度器さんには行って頂かないとと考える次第であります。

                         ル・ボナー松本

イタリア人のボンジョルノ、万華鏡カラーのアンコラは楽しい表現ですね、ただボンジョルノが世間をお騒がせされ縁を取り持ってくれたレッドはアウロラ85周年ではないかと?(笑)来年は個体差魅力のイタリアに行ってみたいなぁ~

Re: 夢待ち人 さん

85周年でした。すぐに訂正させて頂きました。
赤ペン先生ありがとうございました。
本当にイタリアは面白いです。
私は来年こそは必ず行きます。

                        ル・ボナー松本

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2009年12月25日 21:23に投稿されたエントリーのページです。

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