2010年4月アーカイブ

2010年4月30日

何度目かのブッテーロ天ファスナーブリーフケース

ゴールデンウィークが始まりました。私たちのようなショップを経営する者にはこの時期逆に忙しく働いております。でも普段来店されないお客様たちとお会い出来たりする一週間です。常連客F夫妻は今年もイタリア。今回はシチリアだ。行ってみたいな南イタリア。

そんなゴールデンウィーク前にブッテーロの天ファスナーブリーフが店頭に揃い踏みです。モデルチェンジしてから何度めの生産になるでありましょうか。繰り返し生産することで熟成されて、魅力を増幅させていくル・ボナーのメンズの定番バッグです。

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人気の黒とワイン。ずーと欠品状態だったブッテーロ天ファスナーブリーフの2色でしたが、久々登場です。ステッチはワインは同色。黒は今回ネイビーにしてみました。輪郭がはっきりしてブッテーロの黒が引き立ちます。

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この2色の内貼りのピックシルキーは赤にしてみました。
優しい赤色なので良い感じです。

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定番の4色以外に前回はグリーンで作ってみましたが、今回はネイビーで作ってみました。ブッテーロのネイビーは限りなくクロに近い深いネイビー。違いが分かるようにステッチはブルーで縫ってみました。

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内装も爽やかブルー。

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在庫限りなく少なくなっていた茶とチョコも作りました。

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前回までは内貼りはグリーンのピッグシルキーでしたが、
今回はこの2色は若草色にしてみました。

ブッテーロという革はお手入れ次第で特別なエージングを楽しめる革です。
その革の魅力を楽しむには、このブリーフケースは最適です。
変形しない形状を第一に考え、その本体を包みこむベルトが負担を均一に逃がす工夫に大きく貢献している。あとは使い手の愛情というエッセンス加えれば特別なブリーフケースになる素質十分。お手入れは基本は磨く事。あとはこのバッグと会話しながら育てていけば、10年~20年いやもっと一緒に過ごせる可能性持っている。
税込81,900円で5色ル・ボナーに並びました。

2010年4月27日

ヌーヴォ・レコルドとクローチェ・ダウネ

このところ自転車に興味の矛先が向いている。そのきっかけは何だったかな?と思い起こしてみると、自転車のパーツの機能美に魅せられたのがきっかけだったように思う。その中でもイタリアのカンパニョーロ社の一昔前のパーツには特に魅了された。初めて見たカンパニョーロは1990年前後のパーツだったと思う。機能美だけではない色気のようなものも表現したそのパーツたちに憧れた。無駄なく早く走るためのパーツなら、現行のパーツの方が優れている。でもモノ好きボンジョルノが自転車趣味を楽しむには、少し前の時代のパーツたちの方が良い。そんな私がどうしても入手したいと願うカンパのパーツがあった。それは1968年から80年中頃まで製造していたヌーヴォレコルドシリーズのリアディレーラー。自転車パーツの中でカンパのヌーヴォレコルドのディレーラーは特別に思うようになった。今すぐではなくてもいつか手に入れたいと思っていた。

ある日初めて来店されたお客様と自転車の話で盛り上がった。使っていない自転車のパーツが色々押入れにしまってあるはずだから、今度持って来ると言って帰って行かれた。そしてそのお客様は先日来られた。持って来られた自転車のパーツたちの中にその憧れのヌーヴォレコルドのディレーラーがあるではありませんか!。それもデッドストック品です。私は迷わず譲り受けた。なんてラッキーなボンジョルノでありましょうか。発信し続けると向こうから幸福が訪れてくる。


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そのカンパニョーロのヌーヴォレコルドのディレーラーがこれです。1978年製造の未使用品。実物を見てその存在感に圧倒される。このディレーラーはその時代ロードレースでも活躍した最高の機能を持ったディレーラーであった。でありながら現行のパーツとは違って機能を犠牲にすることなく美意識をデザインしようとしている。


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この自転車パーツはあまりにも魅力的すぎる。私のノスタルジックランドナーに装着すれば、シルバージュエリーのような輝きを見せるだろうけれど、転倒して傷つける事を思うと付けれない。しばらくの間は愛でて楽しもう。それに十分見合うだけのオブジェだと私には思えるのでありました。

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その珠玉のパーツと一緒に1990年代のカンパのクローチェ・ダウネのクランクも。これはこれで素晴らしい。新しい鋳造技術の発達と共に、2次曲線を多用して抽象彫刻のオブジェのように仕上げたこのクランクは、他のパーツメーカーは真似出来ない(しない)領域。単純な曲線がない。硬質な金属が有機的な表情を見せている。私には動物の骨のように思える。
このクランクは同じクローチェ・ダウネのデルタブレーキをいつの日か入手した時に組上げて乗ってみたい。

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自動車の最高峰レースF1において、多くのチームは早く走るための機能と技術で無骨にマシーンを組上げる。その中でフェラーリだけは美しいフォルムや仕上げにもこだわってマシーンを作っているそうだ。それゆえレース会場で間近かでフェラーリのマシーンを見ると、その美しさに圧倒されるそうだ。それと共通するイタリア人の美への意識が、20世紀のカンパニョーロの自転車パーツたちから感じ取るボンジョルノでありました。これからも少しずつ魅力感じるパーツを時間をかけて入手していきたい。

乗り物の中で自転車は隠れたパーツは一つもなくて、全てが見えてしまう。興味のない人が見ると自転車のパーツは自転車全体の中に埋没しているように見えるかもしれないけれど、野に咲く可憐な花をよく見ると独立した美しさを持っている事を発見するよに、人の思いを注ぎ込んだパーツは単独でも美しく思いを伝える。そんな集合体は美しいと思う。

2010年4月26日

ポーチ・ピッコロが黒革赤ステッチメインで一挙登場~

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ブリーフケースにも入るコンパクトなサイズでありながら、普段常時持ち歩く品が収まるメンズポーチを作りたいと思って、この「ポーチ・ピッコロ」は生まれました。
過不足ないサイズバランスと、内外どちらにも縫いしろの出っ張りが出ない縫製方法を、熟考し試作を繰り返し生まれたル・ボナーのカタチです。
作るたびに黒革に赤ステッチがまずいの一番に売り切れになるので、今回は黒革に赤ステッチ中心に作りました。

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ブッテーロではエージングが楽しいワインと黒。
黒は赤ステッチをいっぱい作りました。内装は両方ブッテーロのワインです。
前回作った茶(グリーンステッチ)と黒(黒ステッチ)は少量まだ在庫あります。

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クリスペルカーフでは今回は黒のみ作りました。
ステッチは赤とブルーを半々。
毎回感じる事だけれど、クリスペルカーフで作るポーチ・ピッコロは独特のフォルムをしている。革の質感が特別である事が影響するのだろう。

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内装のブッテーロの革は今回赤ステッチはワインで、ブルーステッチはブルーの革にしました。赤ステッチに内装ワイン色は今までの赤の革に比べて落ち着いた感じに仕上がり良い感じです。ブルーステッチに内装ブルーはより新鮮な魅力増幅しているような。

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シュランケンカーフではパープルと黒で。
光の具合によってダークブラウンのようにも見えるシュランケンカーフの深いパープルは、男女問わずル・ボナーでは人気のカラーです。
シュランケンカーフの黒はグレーステッチで仕上げました。シックに仕上がったのではないでしょうか。
傷付きにくいシュランケンカーフ使って作ったポーチ・ピッコロは、普段使いには安心が付録で付いてきます。ブッテーロとクリスペルはその安心は付いて来ないけれど、お手入れ次第で素敵なエージングが付いてきます。
ブッテーロとシュランケンカーフは税込33,600円。
クリスペルカーフは税込42,000円です。

このポーチのサンプルを私も使っています。普段は荷物いっぱいの私はパパス・ショルダーに入れて持ち歩いていますが、このポーチだけ持って外出した時に実感しました。服のポケットにいつも収めている品をこのポーチに収納して歩くと、動きが急に軽やかに感じて爽快感を持って街を闊歩する私がいた。この「ポーチ・ピッコロ」良いです。

2010年4月24日

小さめのダレスバッグ製作中

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朝からどんよりした雲に覆われ肌寒い一日でしたが
夕焼けがが美しい!
明日は晴れますように・・・ 我が家の迷カメラマン撮影
マンション群の六甲アイランドですが、
どの建物も天辺は三角屋根のため逆光で写ると
木造家屋の街並に。

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ル・ボナー製品を幾つもお使い頂いてる方の、そして
長くお待たせしていたB5サイズのダレスバッグを製作中。
シュランケンカーフのバイオレット
内装はお任せ、ということでデュプイのカーフ、ソフト感溢れるアテナを使用
枠物のダレスには芯材を使いますが,
経年でシュランケンの質感が損なわれぬよう、胴部分はそのままの厚みで
ぐるりを少し斜め漉き。
コバ面はいくつもが重なりあい厚くなりますので、アテナのぐるりも漉いておきます。

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贅沢取りの私
均一で綺麗なシボです。
迷カメラマン、上達しましたね!質感感じ取れます。

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愉快な形ですね。楽しくて踊りだしてるみたいでしょ!
マチに仕切り2つを挟み縫いしたところ。
鞄を作ってゆく過程で、これは何もの?と、
完成品では想像出来ない面白いカタチに出会うのも楽しさの一つです。

肉盛り革の上に胴の革張りが終わりましたので
ステッチ掛けに入ります。
もうしばらく、お待ちくださいね。

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A4ファイルサイズのトートバッグ
上のダレス枠を注文中に作りました。
ディプロマ完成後、さり気なく持てるトートが欲しい、と仲良しさんからの希望があり
一枚仕立てなので直ぐ出来るかなと思っての試作、
ディプロマトートです。
お稽古バッグみたい、ということで久し振りのブログ参加でした。

2010年4月23日

雨の中携帯ウォシュレットを買いにいったぁ〜




休みの木曜日は朝から雨が降っている。チャーの一年に一度の狂犬病の注射をするためオタニ動物病院へ。雨が降ろうがどんな事があろうが、チャーにとっては恐怖の館である事は変わりない。今回もいつものように恐怖の館までの行程の半分行くか行かないかあたりから切ない泣き声出して私たちに訴えかける。「お願いだからあの場所には連れて行かないでぇ〜」と。でも駄目です。ついでに耳穴を綿棒でグジグジとして頂き(これが相当痛いらしい)、その間三人がかりで押さえつけているのだけれど必死でもがき逃げようとする。口輪されたチャーの「ウウゥ〜」という声が病院内に響くのであった。



その日のメインイベントが終った後の帰りにまずホームセンターへ。 ホームセンターでのお買い物時はいつもチャーと私は車でお留守番。六甲山は降り続ける雨の中白黒の幽玄の表情。その六甲山を見ながら神戸でお店持って続けていられる事を幸せに思った。港と六甲山のバランスが、神戸という街の魅力をより高める額縁のような役目しているように思う。この街でこれからもかけがいのないモノを作り続けたい。たいやきとソフトクリームを食べながら思った。

その後家電量販店に寄って海外旅行の必需品を入手する事に。iPhone充電用にエネループというバッテリー。それと携帯ウォッシュレット。


汲み取りトイレから水洗トイレが当たり前になってから戻れぬように、ウォッシュレットを知ってしまうと戻れない。日本では多くの宿泊施設でウォッシュレットを装備しているけれど、海外ではそうはいかない。そんな時のための携帯ウォッシュレット。携帯ウォッシュレットの中ではTOTO製品が抜群との情報を得ていたので、迷わずその品を選んだ。

このように着々と準備を進めている。知ってる人は知っている、知らない人は全然しらない、個人的なイベント決行まであと少し。そして今日もiPhoneでブログの書き込みを試みております。文字をタップするペースは普段使っているパソコンに比べて3倍はかかり、流れのある長文ブログはまず書けない。その上思うように構成する事もまだままならない。でも頑張ります。イベントでの実況ブログを成功させるために。

2010年4月22日

T&Yのメディスンバッグ

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東京国立のT&Yの村田さんからメディスンバッグが届いた。
T&Yのシルバージュエリーを展示販売するようになって、T&Yのメディスンバッグも入手出来ないかと頼まれ、特別に村田さんにお願いしていた品です。

紙箱を開けてそのメディスンバッグを見た時感動を感じた。素朴でありながらシルバーと革が織り成すバランスが絶妙で、小さなウエストポーチだのに無言で多くの事を語りかけてくる。

ル・ボナーが作り出そうとする品とは正反対に位置するカタチだけれど、モノを作り続けて己を表現し続けている心が強く感じとれる。まさに作品だ。村田さんは60歳過ぎてなおインディアンの心持ってモノ作りを続けている。その心の豊かさに憧れる私です。

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モノ作りする者たちは、作り出すカタチの中に自身を表現したいと願う。人間一人の人生は長くて100年弱。歴史に残る人はその中の少数。市井の私たちモノ作りを続ける職人は、生きて死ぬ間の短い時の間に、その時代を生きた証をカタチにする作業を続ける。そして使い手の心の中で大事な宝物に昇華出来れば職人冥利。

このメディスンバッグはそんな要素を十分持った小さな宝物。本体革部分はシンプルだけれど優しいフォルムが素敵だ。表面の革色に同化したようなコバ仕上げは絶妙で、手をかける事でナチュラルさを強調している。シルバーとストーンたちはそのバッグ本体をキャンバスに、多くを語りかけてくる。不思議がいっぱい発見出来てワクワクしてしまう。

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30年前に村田ご夫妻との出会いがなかったら、今の私たちはなかった。お仕着せることなく多くの事を教えて頂き、作り手として今の私たちがあるのだと思っています。ご夫妻のナチュラルな生き方は今も憧れています。このメディスンバッグ素敵です。

2010年4月19日

時代のトレンドに逆行して

此処のところ、秋に大々的に登場させたいと思っている革小物シリーズのサンプル作りに集中しています。バウハウス的デザイン思考で作る革小物と言っていたアレです。しかし私の描き出すフォルムやラインは、バウハウス的なエッジが効いたシャープなイメージとは相容れない事に作り始めて気が付いた。だからこれからはバウバウ言わない事にした。そして出来上がったファーストサンプルは、バウハウスではなくてボンジョルノ的?革小物として、創造出来たのではと自画自賛。

私はこの頃流行の金具ジャラジャラいっぱい付いたバッグや、多機能と銘打ったポケットいっぱい付いた革製品に抵抗を感じております。ある大手通販会社に金具ジャラジャラのバッグを作ってもらえないかと頼まれた事がありましたが、それを私に頼むなんてお門違い甚だしい。私の標榜する革製品のカタチはシンプルでありながら必要十分な機能を満たし、丁寧な職人仕事が感じられる品を作りたいと願っています。、耐久性においても革の質感を楽しむ上でも、装飾のためだけの付属品は無い方が良いと思っています。

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良い革の魅力を最大限伝えるには、料理しすぎない事。美味しいお鮨のような革小物作れたらと思った。職人の包丁の切り方でも味が変わる。手を加えていないようで下仕事をきっちりしていないと生まれないナチュラルな美味しいお鮨。そんな革小物を作り出せたら最高にハッピー。今そんな思い持ってサンプル作っています。

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革の質感を最大限生かす工夫してシンプルに仕上げる。それでいて機能的にも十分な革小物。ル・ボナーの新しいカタチ生まれそうな予感感じて、いつもと違って?夢中で仕事しているボンジョルノです。

秋には堂々10~15型のアイテムをトータルに登場させる事が出来ればと思っています。現在7型のファーストサンプルが出来ました。お客様に出来上がった品の感想を聞きながら改良加えてカタチを詰めているところです。作り手側の視点だけで作ると間違った思考に陥りやすい。使い手側の視点は刺激受けます。ご意見を選択しながら完成形までの工程の中に加味していこうと思っています。今回は出来上がるまでブログでは公開しないぞと思っていましたが、一点だけファーストサンプルを公開~。

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筆記具を巻いて収納するタイプのペンケース。
これは前々から頼まれていたタイプのペンケースなのですが、革の質感を十分感じれながら機能も犠牲にしないこのタイプのペンケースを創造出来なかった。でもこのバウハウス的デザイン思考の革小物シリーズをと考え始めて、お鮨のような革小物シリーズとして完結したこのトータルデザインを考えていたら出来ちゃった。まだまだ部分的には改良しなければいけない部分多々あるけれど、良いのではないでしょうか。海苔巻きなんて単略的な感想を言った人もいたけれど、革の質感感じられて上質感あるロールタイプペンケースが発想出来きたのではないでしょうか。

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このロールタイプのペンケースがこの小物群の中でも一番異端。でもコンセプトとしては共通している。この革小物群の名前は一応決まっている。「ZANSHIN(残心)」いかがですか?。「ZANSHIN」とアルファベットだと「斬新」を思い浮かべる。「残心」だと「私馬鹿よね、おバカさんよね~」と歌ってしまう「心残り」が思い浮かぶ。しかしどちらもかけている部分は無きにしも非ずではあるけれど違う。ウィキペディアで「残心」を調べるとその言葉の深い意味に感動する。まさに日本の美意識。私が今回の革小物群を創造する上で表現したいのは正にこの「残心」。バウハウスよりこっちだった。オーバーなぁ~なんて言われればまったくその通り。でも名に恥じぬシリーズにしていく所存であります。その自信あります。

2010年4月16日

ボンジョルノのノスタルジックランドナー

先週の木曜日から今回で3度目の大阪の自転車屋さんへの訪問。1度目は休み知っていて、それでも実際に見たくて閉まっているお店のガラス越しに確認した。そして次の日にも午前中のお店をハミに任せて、そのランドナーを入手しに訪れた。タイヤ交換その他調整のため、今日が引き渡しの日。この1週間ボンジョルノはワクワクドキドキ。そのランドナーが私の手元に来るのを心待ちにしていた。その大阪の自転車屋さんは休日返上で私を待っていてくださった。本当にありがとうございましたぁ~!。

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30年前の中古のランドナー。その年月前オーナーが大事にしていたから、特別な味わい深めたランドナー。私が引き継ぎ味わい深めていきたいと思わせる車体。

私はこの自転車を入手したいと思ったのはなぜなのか。きっと言い訳にしか聞こえないだろうけれど、青春時代に置き忘れてきた思い出を拾えそうな気がしたから・・・。青春時代に欲しくても得られなかった品々を、50過ぎて入手する私です。それは思い出の大事な欠片。それを強く感じる30年前の素敵にエージングしたランドナー。

大学に入学した友人は、ランドナーにキャンプ道具を積んで日本一周した。そんな友人を羨ましく思った。高校を出て鞄職人見習いになった私にはしたくても出来ない冒険だ。このランドナーを見ているとその時代を懐かしく思い起こさせる。

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持ち帰り早速乗ってみた。新しく交換したタイヤは太めで、乗り心地は緩くて50歳過ぎたメタボな私に合っている。細いスポーティーなタイヤはシャープでカッコ良いけれど、この方が私らしい。

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クロモリのラグ溶接の車体は頑強な印象与える。メインのパーツはサンツアー。
それらが相まって昭和のノスタルジー醸し出す。

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ビギナー用のランドナーだそうです。決して高級品ではないけれど、私にはとっても満足感感じております。ツイードのジャケット着て乗るなら、こんな緩さ感じる乗り心地のランドナーがピッタシだと思う。

フレームサイズ540mmは私には大きいなんて言う人いたけれど、乗ってみて私にピッタシ。私は身長の割に以外にも足が長いという事か。


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ハンドルのテープはブッテーロのワインの革で巻き直す予定。その時トゥストラップも。それと装着するバッグもブッテーロのワイン革で作りたい。私がランドナーを選択したのは、そんな風に自身の職業を生かす事でオリジナル性高める事の出来る自転車だと言う事も一因。

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今まで乗っていた自転車も、徐々に分解掃除始めています。今ボンジョルノは自転車趣味満開状態。きっとそんなには乗らないとは思うけれど、見てるだけで、いじっているだけで、青春時代にタイムスリップ出来る。

この30年前のランドナー大変気に入っています。
この自転車をまじまじと見ていて気が付いた。33年前にハミと二人乗りして東京を走り回った時に乗っていた自転車に似ている事を。やはり荷台も付けよう。そうすれば私のノスタルジックランドナー完成形。

2010年4月13日

エージングして特別に

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ル・ボナーのお客様きってのブッテーロ革お手入れ名人のFさんの名刺入れを、新品の同色の品と一緒に撮りました。このエージングは素晴らしい。ブッテーロという革は使い人の接し方(お手入れ方法)で大きくエージング具合に差が出る革です。

Fさんの名刺入れはまだ1年経っていない。それでこの状態は凄い。日々ハンカチで磨き上げているだけだそうです。使っていると爪傷などは目立つ革ですが、磨き上げればその傷も目立たなくなりこのエージング。素性は抜群に良い革であるブッテーロですから、皆様愛情持ってお手入れしてみましょう。それに応えてくれる革です。磨くだけで良いのです。でもその継続が実は大変。私は途中で挫折しました。でも時々の手入れだってそれなりの味わい深める。


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ブッテーロに比べるとミネルバリスシオは楽していてもエージング強烈。
玉ブチの交換修理でル・ボナーに里帰りしていた旧ビィジーも修理完了。
このタバコ色の旧ビィジーは相当過酷に使用されていたようですが、深いエージングをしている。決してまめに手入れされていなかったようだけれど、皮革オイルや防水スプレーとかで間違ったお手入れするよりはしない方が良い。修理終わって濡れたタオルで汚れを拭き取って、その後乾いた生地で磨くと相当良い状態に復元する。
本体の革はまだまだ元気な状態なので、これからも使い続けていけます。

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革は本体部分の表皮にひび割れが出てくると復元力がなくなった瀕死状態という事です。その状態を回避出来れば、他の部分は修理交換して使い続けられます。愛情持って厳しく接して、素敵なエージングを楽しんでください。その能力を持った革たちをル・ボナーでは使っています。

2010年4月11日

iPhoneで一日

早朝5時前に起きてしまった。そしてボォ〜としていたら明くなってきた。今私たちが住んでいる集合住宅は10年経って大規模修繕中。窓の外は修繕のための骨組が組まれていて、少しいや相当圧迫感ある状態であります。でもまあ日中はいないので、それほどではないのですが。今日は一日iPhone使ってブログを綴ってみます。


テレビではマスターズをやっています。コースが美しすぎる。我が家はまだアナログなブラウン管テレビ。最新の大画面テレビだともっと綺麗なんだろうなぁ〜。でも私は人工的に美しいマスターズのコースより、イギリスのリンクスのようなナチュラル?なコースでのゴルフを見る方が好きだ。全英オープンは夜更かししながらいつも見ている。


午前9時お店に到着。今日は日曜日。ル、ボナーが一番にぎわうはずの日だ。そして今日の私の作業は、旧型ビジィーの玉ブチの交換修理。旧型ビジィーを作っていたころはまだ玉ブチにプラスチックの芯を入れて作る既存の内縫い方法だったので交換修理が発生する。現行のル、ボナーの玉ブチはその問題が発生しない様にプラスチック芯を入れない方法で縫製している。だから現行品はこの修理をする必要がなくなった。


このところ普段一番良く使っているラミーのダイアログ万年筆が朝一番書く時に乾いて書けない。なんて事はない。カートリッジのインクが少なくなっていただけ。インクを注射器使っている入れる事に。私はなぜかコンバーター使うより、一つのカートリッジにインクを注ぎ足し使っている。その方が私は使いやすい。





午後からは昨日とは違って、多くの人が来られた。このところスティープラにご執心のプンチャンや、エリートサラリーマンのカメちゃんは、二週連続の登場。プンちゃんのスティープラがまた増殖し続けているようだ。

二人は私のささやかな物欲を笑う。自身のディープなモノ好き魂を省みる理性を忘却の彼方に置いたまま。



自転車趣味の伝道師Dioさんはまたまた違う自転車で。この自転車はリーズ&ミラーと言うブランドの自転車だそうだ。当然のようにパーツは色々変えてるみたい。

そんな皆様と接しながら思った。皆々様のようにディープなモノ好きではない、浅くほどほどである私であり続けられる幸せ〜。


そして真打登場〜!。1キロ越える荷物は持たない主義?のつきみそう先生だのに、私のためにコンパクトサイズのパソコン色々パパスショルダーにいっぱい入れて持って来てくださったぁ〜。有り難うございました。でもiPhoneで全てまかなえそう。それにしてもつきみそう先生はパソコンコレクターでもあるみたい。怖ろしやぁ〜。


それよりこのエネループなるバッテリーには興味感じた。これは買っておこう。便利そうな旅の必需品。

こんな風にiPhoneで撮った画像載せながらブログをiPhoneで書く事が出来たぁ〜。やりました!。あとは小さな画面とキーボードに慣れれば完璧ではないですか。

2010年4月10日

キャノン10Dは外観だけは進化する

親しくしている大和出版印刷株式会社さんが社用で使うカメラを新しく買い替えるのに便乗して、古い方のキャノン10Dを無償永久レンタルしてもらって現在使わせて頂いている。借りているのに返す気は全然ないので、職業柄の役得利用して外観のカストマイズに勤しむボンジョルノでありました。まずグリップ部分のゴムをはがしてバッファローの革に張り替えた。そして今回ショルダーも革製へと変身させた。

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この10年前製造のデジタル一眼レフは重い。一番愛用しているコンパクトな50mm短焦点レンズ装着時に測ってみると1500gあった。コンパクトなパソコンより重い(今興味を持っているので比べてしまう)。なのでショルダーベルトも丈夫に作らないといけない。ただ出来るだけ軽くも意識して作ったら、純正品のナイロン生地のショルダーと変わらない重さの革のショルダーベルトに仕上がりました。

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肩の部分は4cm巾の一枚仕上げ。一枚仕上げにしたのはケチったからではありません。その方が滑り止め効果と、軽量に仕上がるから。本体にベルトを通す部分は1cm巾で、薄い厚みしか通らない。なので薄くて1cm巾でも強度あるように革の2枚圧着貼り合せにした。そして肩パット部分とは、ビニロンの1番糸で手縫いした。重み加わる状態で使い続けたとしても、まず擦り切れたりほつれたりはしない。選択した糸の色は「赤」。なぜかル・ボナー界隈の流行コンビネーションにしてしまったぁ~。
そんな風に愛着感じた道具たちを、カストマイズして楽しんでいます。





でもってここからはiPhoneで初めてブログを書いてみました。私はネットは全然苦手で、詳しいお客様に助けて頂きながらブログを書きつづける事が出来ております。今回のiPhoneからのブログの投稿においても、全て助けてもらった。

数ヶ月後にどうしてもこのコンパクトな道具使ってブログを更新する事情が生じた。それでそれが可能な状態にiPhoneをバージョンアップする必要性があったけれど、私には出来なかった。特に画像のアップには手こずった。しかし今日ネットの申し子分度器ドットコムの谷本さんから良いアプリケーションがあると教えてもらって、私のネット関連お助け人のF氏に使えるようにしてもらった。そしてiPhoneで撮った写真をアップ〜!出来たかな〜?

成功したようです。これで準備万端。あとはこのアプリケーションに慣れれば本番でも使えます。それにしても老眼が進んでいるポンジョルにはこのiPhoneの画面での書込みはきつい。

2010年4月 9日

桜満開になった休日にランドナーを見に行った

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休日の恒例のハミとチャーと、六甲アイランドの住宅街を周回する遊歩道を散歩。
遅れていた遊歩道沿いの桜もやっと満開だ。

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梅はまだ小さいけれど可愛い実が。

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チューリップもいっぱい。

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椿も。他にも色々な花々が咲き競う4月の六甲アイランド。

朝の散歩から戻ると私はいそいそ出かける用意。
昨日耳よりな情報がメールで届いた。
そして私はその品を直に確認するため大阪へ。

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車で湾岸線を走らせば30分弱で来れてしまう大阪だけれど、
関西の中心都市のこの町に、ここ何年も訪れていなかった。

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アルファに乗り始めてから、渋滞を過度に恐れるようになった。
心のどこかにオーバーヒートへの不安が付きまとうからだろうか。
しかし何の問題もなくスムーズに目的の場所に到着。

この車は、本当にドライブするのが楽しい車だ。
しかし同じ年式のアルファ145が、車検1年まだ残っていて20万で売られていた。
なぜなんだ。今のところ私のアルファ145はそんなに維持にお金はかかっていない。
建付けは悪いけれど、面白くて良い車だと思っているのだけれど、同調者は少ない。

ところで大阪まで来た理由は、1980年代の自転車を見るために。
ロードスポーツは美しいと思う。でも私はランドナー。
50歳を過ぎると昔憧れながら手に入れられなかった品が無性に懐かしい。
私にとっては、自転車はランドナーだ。
しかしはそのランドナーが展示販売してあるお店は水木がお休み。
分かっていた。でもガラス越しでもいいから確認しておきたかった。

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その80年代のランドナーがこの自転車。昭和を感じるフォルム。
そしてフレームカラーはル・ボナーのカンパニーカラーのワイン色。
30年の歳月が程良いやれ具合を醸成し、ノスタルジー感じるランドナー。
年月経っても朽ち果てずに素敵なエージングしている道具は、
多くを語りかけてきて、私にとってのビィンテージになる。

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主なパーツは「SANTOUR」。
シマノがまだ独壇場ではなかった時代の日本の自転車パーツブランド。

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少し上に上がってはの字に外向きなドロップハンドル。
ランドナーの正統派ドロップハンドル。

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ランドナーの個性はこの部分が最重要ポイント。
決して流麗とは言えないけれど、しっかり感は十分。

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サドルはブルックス。これも良いやれ具合。

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ガラス越しではあったけれど、このランドナー良いと思った。
ル・ボナーのモノ好きサークルのつながりから、
このランドナーと出会えた事に感謝するボンジョルノでありました。

2010年4月 6日

お待たせしていた名刺入れが出来ましたぁ~!

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多くの方にお待ち頂いていた名刺入れが、
神戸の桜が満開の季節の訪れと共に出来上がりました。
今回は薄く仕上げる事にこだわってマイナーチェンジしての登場です。
色々な革で、色々な色で作ってみました。

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左から、クリスペルカーフの黒(糸ネイビー)チョコ(糸ワイン)、クラシコバッファローではブラウン(糸ワイン)黒(糸レッド)、そして定番革のブッテーロではグリーン(糸同色)黒(糸ネイビー)ネイビー(糸ブルー)ワイン(糸同色)。


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そしてシュランケンカーフでも少しずつですが、色々な色で作ってみました。
黒(糸ネイビー)ジーンブルー(糸同色)ライトレッド(糸同色)ライムグリーン(糸同色)トープ(糸グレー)ダークブラウン(糸ワイン)オレンジ(糸同色)。

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今回の大きな変更点は、横巾が5ミリ大きくした事。
このことで入れた名刺の角を傷めにくくなったのではと思っています。
その変更のために、今まで使っていた抜き型は廃棄し、全て新しく作り直しました。
内部の仕様は今まで通りですが、使い勝手は格段に良くなったと思います。

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前回生産から付けている後ポケットは、今回も付いています。
この外ポケットが意外と重宝します。

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マチは前回生産品までのマチ巾より5ミリ増やしました。
その事で負担の少ない山折りに変わりました。
今までマチの下角の部分の折り山が2段だったのが1段に。
その方が無理がありません。
既製の多くの名刺入れに無い、底にマチがある形状は変わりません。

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今回薄い仕上げにこだわりました。内装もオール革での限界の薄仕上げ。
それでいて強度は十分なように、内側の革は革表面(吟面)の強度がある革を選んで使っています。ル・ボナーの客層は年齢が高めで、その多くの方が薄い革小物を望まれる。内貼りの素材を合皮や生地使えばそう難しい事ではないけれど、オール革でその上強度も使い勝手も損なわない革小物に仕上げるのは、工夫と技術が必要です。

ブッテーロとシュランケンカーフは税込み12,600円。
クリスペルカーフとクラシコバッファローは税込み14,700円

色々紆余曲折ありまして、今回のこの名刺入れから関東の職人さんに組み上げをお願いした。「ル・ボナーさんの仕事だから特別気合入れて作らないと」なんて言って頂き、組み上げ方法などを直接打ち合わせて今回の製作となりました。

私は日本の量産職人さんは素晴らしい技術を持っていると思っています。ただその技術力を生かしきれないのは、注文側に問題があると思っています。デザインは発想ないしは真似て提案するけれど、作る部分への関与する知識も技術も持っていない。その事で量産職人さんの技術を生かす製品が生まれない。作ると言う事は楽しい行為です。知り合った市井の職人さんたちと、これから一緒に楽しんで行きたいと思っています。
 
今年最大のル・ボナーの計画である、バウハウス的発想での革小物作りは10型以上今秋登場させる予定にしています。その組み上げして頂く職人さんと出会える事が出来ました。有言実行、秋に向かってGO~です。

2010年4月 4日

大好きな50mmF1.4が復活~!

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落下させてもうダメかと思っていた50mmF1,4の単焦点レンズが、修理から戻ってきた。このレンズとの出会いがカメラに興味を持つきっかけだった。このレンズで撮ると、私の大好きな写真を、偶然ではあるけれど多く撮る事ができる。被写体と光が織り成すみずみずしい空気感。

ル・ボナーのお客様経由で東京のキャノンの修理工房で修理して頂いた。レンズとボディーはそのままで、それ以外のモーターその他の部品を全部交換して頂いた。一眼デジカメに取り付けて撮ってみると、なんてスムーズな動きでありましょうか。オートでの焦点合わせも驚くほど素早くなっている。

持ち込んで頂いた方は医学界の大先生。カメラは格好から入ると自認する面白い大先生。キャノンは新しい一眼が出るたびに入手を繰り返し、銀塩カメラ含めるとカメラ総数は三桁だとか。そんな大先生経由での修理なので、きっと気合の入った修理をして頂けたはず。大先生本当にありがとうございました。今度ライカX1が届いたら、是非見せてくださぁーい。


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談笑するハミと最新のオリンパス・ペンを入手した大先生。
そして私は50ミリF1,4のレンズで久しぶりに、
光が織り成すみずみずしい世界を楽しんだ。

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50mmF1.4以外のレンズたち。
光を写し撮る道具たちが光と同化した。

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春色の新緑が、光に映える。
一番心がワクワクする季節がすぐ傍まで来ている。

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チャーの現在の仕事場での寝床は、外が見える場所に移動した。
これでチャーは格段に待遇改善されたけれど、
「此処は俺のテリトリーだぁ~!」と今まで以上に外に向って吠えている。

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ル・ボナーの定番ハンドルの形状は気に入っている。
二次曲線いっぱいのフォルムは、持ちやすさと強度を追求して生まれたカタチ。

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私の使っているペンケースたち。
時々撫で撫でする程度ですが、良い感じに光沢増しています。
こんなにいっぱいなくてもいいと言われればまったくその通り。
でも使い込んだ状態の見本をお客さまにお見せするために、
私はあえて実験台として使っている訳であります。
やはり言い訳に聞こえるだろうなぁ~。


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ハミが顧客のプンちゃんから頂いたプチ・アンティーク。
そのメルヘンなプレゼントを、心象風景的に撮れたのではと思っているボンジョルノ。

最初の写真意外は久しぶりに50mmF1,4のレンズで撮りました。
風景を撮るのには向いていないレンズだけれど、
人やモノを撮るにはこのレンズが私は好きです。
そんな私の心にフィットするレンズが戻って来ました。
写真撮るのがまた楽しくなっているボンジョルノでありました。

2010年4月 2日

大きな蕾「プティ・トート」

ライムグリーン1本のみになっていたプティ・トートバッグの4色が店頭に。
プティは小さいというフランス語だけれど、小さく見えて結構な内容量。
縦×横のサイズからはアンバランスなほどに幅広なマチが寄与しているのだけれど、
その事に違和感感じないような工夫で、小さいのにいっぱいの入るトートバッグ。

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春の訪れと共にジーンブルー。
爽やかな風が吹く季節に似合う。

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オレンジは夏の白い洋服のワンポイントにベストマッチング。

それにしても出来上がったばかりのプティ・トートは革の跳ね返りが強くて、
店頭に並べている時は、カタチの収まりが工夫しても悪い。
しかし、使うと驚くほど素敵なプロポーションに収まってくる。

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ライトレッドは爽やかレッド。
着物姿にも合うプティ・トート。
中でのライトレッドは良いと思っている。

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バイオレットがル・ボナーではシュランケンカーフの中で一番人気の色。
プティ・トートもやはりこの色が一番人気。
光の具合でダークブラウンと見間違う絶妙の色出しのバイオレット。

30年工夫加えながら作り続けているプティトートは、
ル・ボナーのレディースをを代表するカタチ。
複数色違いで使って頂いているお客様も何人もおられます。
使ってその良さ実感できるトートバッグです。

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