2010年8月アーカイブ

2010年8月30日

残心ZANSHIN革小物シリーズ始動

かつて日本人は簡素だけれどその中に作り手の心を感じ取れるものを大事にする国民だった。
余白とか間合いに豊かさを想像出来るのが日本人の文化を形作ったと思う。
そんな日本が素敵だと思う。
今世の中にはおまけがいっぱい、無くてもいい飾りがいっぱいの品が氾濫している。
その方向性は、使い手にも作り手にも幸せ生まない消費消耗ビジネスサイクルだと私は思う。

そんな事を思いながらル・ボナーの今年最大のプロジェクト「残心ZANSHIN」革小物シリーズは始まった。シンプルだけれど必要十分な機能を持ったデザイン。使い手には心豊かに思える要素を内包し、使い手が関与する事で豊かさ増幅してゆくような革小物たちを思い描いた。素材は妥協をいっさい考えずにチョイスし、作り手は最小限の仕事の中に質の高さを求めた。

それを可能にするデザイン。
バウハウスとか色々迷走したけれど、日本の茶道の世界が参考になった。
そこに私らしいエッセンス加えて発想する事が出来ました。

この革小物シリーズの量産は、(株)猪瀬さんとの共同作業です。
なのでフラソリティーbyル・ボナーZANSHINの名で登場です。
その量産ライン使った最初のサンプルが届きました。

IMG_8218.JPG

折財布と名刺入れです。
折財布は0、5ミリ厚の2枚の革を、破壊強度の圧着張り合わせで強度と腰感を持たせ、札ばさみより薄くしなやかに仕上げました。その上カードを納める部分が3カ所あります。かさばるのがいやで札クリップを使っていた人も、この折財布なら使う気になるはずです。

名刺入れは、自分用の名刺を40枚以上納める事が出来て、その枚数をばらばらこぼれ出る事なく角を痛めずグリップしてくれます。その上頂いた名刺は別スペースに納める事が出来ます。いっぱい名刺を納めて閉じた時のこの名刺入れのふくよかな表情がなんとも言えず良いのです。

IMG_8216.JPG

そしてこの折財布と名刺入れは、簡単な仕組みでドッキングすることが可能で、こうすれば6っ箇所のカード入れスペースになります。小銭入れも作りますが同じようにドッキングする事が可能です。使う人が使いやすいようにアレンジすることが出来るのも、ZANSHINシリーズの大きな特徴です。

ZANSHINシリーズは全10型。ブッテーロとシュランケンカーフを主に、クリスペルカーフ、黒桟革でも作ります。内装の革はフランスのデュ・プイ社の肌触り絶妙なソフトカーフを使います。価格はまだ決定していませんが、ブッテーロとシュランケンカーフ使ったタイプは、折財布8,000円台、名刺入れ7,000円台での発売となります。

まずは折財布、小銭入れ、名刺入れ、キーホルダーの来月末完成目標で生産開始です。予定より計画が1ヶ月遅れてしまっています。裁断は私が担当です。シンプルなデザインの中に革の質感を十二分に感じれる。その上十分な機能を持ち合わせながらかさばらない革小物たち。自信を持って世に問います。発売開始までもうしばらくお待ちください。

2010年8月29日

電子書籍で「ル・ボナーの一日」セレクション発売間近〜!

IMG_8159.JPG

ブログ『ル・ボナーの一日」が本になりまぁ〜す。といっても電子書籍としてです。
親しくしている大和出版印刷さんが、今話題のこの分野も知る必要があると考え、
その実験台第1号としてブログ「ル・ボナーの一日」に白羽の矢が立った訳であります。

約5年の間に書きも書いたり長文ブログ約1000話あまり。
本来35年も鞄作りを生業として生きてきた職人である訳ですから、
これから職人を目指す人たちの参考になるような内容を中心に綴るのが本道なのでしょうが、そういった内容もあるのですが少ないブログとなっております。
そため多くの同業者に「ブログ職人」と揶揄されておりますが、
気にせず日々思い感じた事を勝手気ままに綴ってまいりました。
その中から厳選したお話しをセレクションして一冊の本になりなりました。
この長編ブログを大和出版印刷のKさんが全編残業を繰り返しながら読み切り、
セレクションして頂いたその情熱には頭が下がります。

IMG_8155.JPG

この「ル・ボナーの一日セレクション」の電子書籍は300円での販売となります。
同じ内容は、ブログ「ル・ボナーの一日」の膨大な量から検索してもらっても読めます。
ただ電子書籍ですが、本として編集し直したセレクション版は読みやすくなっています。
大和出版印刷さんのオンラインショップkobe.jpにて販売しますので、皆様宜しくお願いします。
iPad、iPhoneなどの機器使って読めます。
なので私もiPadを購入しないといけません......?。

本を自費出版したいと思っている人は、
今まで結構高額な出費が必要でした。
でもこの電子書籍という方法を使えば、
編集のみの出費で自分の思いを多くの人に伝える事が出来ます。
やはり製本した紙の本にしたいと思う人は、
そのデーターつかって印刷製本すればスムーズでしょう。

「印税入ったら全額ボンジョルノで宴会だぁ~」と分度器ルータンが勝手に決めた。
宴会費をまかなえるほどの印税を得れるほどは売れないだろうと思いつつ、
もしかしたら売れたりしてなんて想像したりするのも楽しい。
9月1日発売予定。皆様宜しくお願いいたします。

2010年8月27日

ミネルバボックスのデブ・ペンケース

IMG_8161.JPG

去年の秋からP&Mさんと分度器ドットコムさんと3社でのトライアングル販売戦略を開始した「デブ・ペンケース」は大好評で、革の種類もブッテーロに始まり、シュランケンカーフ、ミネルバボックスと増やしていきました。その中で後発のミネルバボックスで作ったデブ・ペンケースの売れ方には驚いた。発売して売り切れるまでの時間が短かった。そのミネルバボックスのデブ・ペンケースが再登場です。

このミネルバボックスという革は、イタリア・バタラッシー社が作るバケッタ製法の革の中でも特にエージングが凄い。プレーンなミネルバリスシオとの違いは手揉みするかしないかの差だけだのに、リスシオより均一に濃くエージングする。

今回から革の色の名前は、作っているタンナーが付けた色の名前で表記していく事にします。

IMG_8168.JPG

グリージオ色は緑かかったグレー色。
この色は購入当初の色が想像出来ないほど色変化する。

IMG_8169.JPG

タバコ色は、色は変わらず深く光沢を増していく。
汚れが気になるなら、この色は汚れても目立ちにくい。

IMG_8170.JPG

コニャック色は、ミネルバボックスらしさを十分楽しむ事が出来る色。
使い続けた年輪刻むなら、この色がお薦めだ。

という風に今回はこのミネルバボックスの3色で作りました。
万年筆および筆記具愛好家の神戸の隠れ家Pen and message.の吉宗さんと、
文具ネット販売の風雲児・分度器.comのルータンの二人が大々的?に販売しています。
少し不便な場所にある本家ル・ボナーでも当然販売していますので、
宜しくお願いいたしまぁ〜す。
税込み9,450でご期待に応えて再登場。

で今夜はこの3社にカンダミサコさんも参加で、
強烈にまだまだ猛暑続いている中、
神戸東灘のダウンタウン深江で焼き肉だぁ〜!

2010年8月26日

チャーの手術の日

今週も水、木と連休を頂いた。
どうもル・ボナーの二人はスランプのようです。
気分転換をはかって復活しないと。
そんな理由もあって、今回も本業以外のお話し。

826%E3%81%8A%E8%8C%B6%E7%9B%AE%E3%81%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC.jpg

水曜日は前からいつか実行しなければいけなかったチャーの切開手術が決行された。
卓球の球サイズの脂肪腫が4か所あって徐々に大きくなっていた。
これを取り除くためオタニ動物病院で手術だ。可愛そうだけれど仕方ない。
午後1時にオタニ動物病院、怯えるチャーにお構いなしで血液検査その他の準備して、さあ手術。全身麻酔は直ぐに効き始めている。

チャーは入院させてもらえない。日頃甘やかし続けた事で、閉所恐怖症&極めて淋しがり屋で、私たちと一緒でないとダメな犬に育ってしまった。入院が必要な場合も自宅療養になってしまう犬です。チャーの切ない啼き声が動物病院内に響き渡り続け、それが特別強烈なので日帰り要請の電話がかかって来る。どうしょうもない犬だけれど、私たちには可愛い犬です。オタニ動物病院を出たのは1時半。今日は何時に電話がかかって来るだろうか。今回は結構立派な手術なので迎えに行くのは遅くなるのではと思いつつ。

825%E3%83%A9%E3%83%9F.jpg

お気に入りの洋食屋さんの「ラミ」でお昼ご飯を食べた。
もう午後2時になろうとする時間なのに満席だ。
順番待ちしてハミは海老フライカレー。私はやはりビーフシチューオムレツランチ。
神戸の良心感じる洋食屋さんです。

825%E5%96%AB%E8%8C%B6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B9.jpg

食後元町商店街の何軒かのお店を覗きながら、昔ながらの喫茶店が気になった。
看板には 珈琲、珊都異知「純喫茶 元町サントス」。珊都異知はサンドイッチと呼ぶそうだ。この店の昭和の風情良い。若いお客さんがあまりいない。私たちは2階の窓際に席をとり、その昭和な風情を楽しんだ。コーヒーの味には期待はしていなかったけれど、これが予想に反して美味しいではありませんか。この喫茶店良い。

なんて少しのんびりした心持ちで、美味しいコーヒー頂きながら外を眺めていたら、突然電話が。呼び出しがかかってしまった。まだ病院を出てから1時間半。そんなに早く麻酔がぬけるはずないのになぜ?。久々のハミと二人だけの時間は今回もすぐに終わった。

病院に到着するとお座りの姿勢でチャーは待っていた。目はうつろで焦点が合っていない。麻酔で朦朧としている状態でず~っとヒィーヒィー切ない声を上げていたようだ。
重いチャーを抱きかかえて車に乗せ家路へと向かった。その後夜中までチャーは麻酔が抜けていない目線だった。

825.jpg


翌日縫合部分に張った絆創膏を剥がさないといけないのだけれど、傷口痛々しくて臆病な我が家のメンバーは誰も剥がす勇気がない。結局長田のオタニ病院まで片道40分かけてまた行って剥がしてもらった。2日連休とっていてよかった。そんな感じで来週の抜糸まではチャー中心に動く事になる。手がかかる犬だけれど、チャーは可愛い。

2010年8月23日

50歳過ぎて5回目の誕生日を迎えたボンジョルノ

IMG_8146.jpg


私宛てに花束が届いた。
見覚えのある個性的な花束。
オリジナルな表現が素敵な花屋さんの花束。
去年も同じ花屋さんの前衛的な花束頂いた事を思い出した。
分度器ルータンからだった。
分度器さんは私の誕生日を覚えていた。
見た目はワイルドな風貌だけれど、
心はデリケートなナイスガイ。

今日が私の54歳の誕生日だった事を忘れていた。
50歳代の前半戦もあと1年だ。
いつも何かに追われながら職人人生を生きた50歳まで。
それが50歳過ぎて緩く平和な年月を重ねる今日この頃。
ボンジョルノと自分で言いながら、ブログ職人と揶揄さても、
気にせずマイペース。

私はずーっと劣等感を内に持ち続けて生きて来た。
開放されるであろうと思って始めた鞄職人としても、
思うようなカタチを作れない技術力への劣等感を持ち続けた。
その事でもがき、独立系の多くの職人とは違い、
多種多様な鞄との関わり合いをしてきた。
それは劣等感と背中合わせ。

多くの優れた能力に刺激を受けながら、鞄職人として少しずつ引き出しを増やしていった。
「松本さんの作るカバンは、ラフだけれど味があるんだよなぁ~」と言われた事がある。
その言葉を素直に受け止められるようになるまでには時間がかかった。

50歳過ぎて自身で鞄を作るという本来の職人として以外に、
多くの職人さんたちとの共同作業を構築する事が、私には向いている事に気付いた。
そして私は劣等感から開放された。でもまた新たな劣等感が。
そろそろ鞄職人としてのカタチを作りはじめないとと思い始めたこの頃。
そんな事思いながら54回目の誕生日を迎えた。

夜分度器氏が自転車で西宮苦楽園からプレゼント持って突然やって来たぁ~!。
今年前半の私たちにとって最大イベントだったヨーロッパ周遊旅行時、
そのハードな日程の日々に、私も体力のなさに苦しんだが、
分度器氏も人生最大の肥満状態が災いして相当へばった事がショックだったようで、
帰国してから自宅から事務所への往復も毎日自転車だそうだ。
片道40分の自転車通勤。そして家に帰宅してからも野菜中心の食事とウォーキング。
その結果ヨーロッパ旅行時のセイウチがアザラシへと変身で6キロの減量。
六甲アイランドからは自転車で2時間ほどの時間かけて、
分度器るーたんは帰路についた。
やると決めたらとことんやる分度器氏の行動力が、
今年の私への最高の誕生日プレゼント。
私も頑張らないと。

(追伸)

今回初めてiMac使って画像をアップする事が出来ました。
ありがとうございますT先生。
Mac使い名人の皆々様これからも宜しくお願いいたします。
これでMacにおいての操作上の問題点は基本的に解消された。
私はメールが出来て、ブログがスムーズに書ければそれで十分なのですから。
54歳にしてMac一年生。新鮮だぁ~。

2010年8月20日

白いiMacがル・ボナーに

819%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9.JPG

東京出張の時、商談までの時間にビッグカメラに寄った。
その時家のパソコンのマウスが壊れていたのを思い出し、マウスを買った。
私好みの可愛いフォルム。
デザインすることで、工業製品が特別になる。
使いたくなるカタチ。大事にしたくなるカタチ。

ビッグカメラではこのマウスしか購入しなかったけれど、
アップル製品のコーナーにあったiPadを操作していた。やはり面白い。
携帯電話をiPhoneに替えてから、アップル製品にそれまで以上に興味を持つようになった。

次の木曜日も休みだのに、日帰り出張したのには訳があった。
アップル信奉者のK先生が、買い替えたので今まで使っていたiMacを使ってみてくださいと、セッティング兼ねて忙しい中そのiMacを持って来て下さると言う。
現在使っているノートパソコンは絶不調だった事もあり、
その申し出をありがたくお受けすることにした。
その約束の日が東京出張翌日の19日の木曜日だった。


819imac%E8%A1%A8.JPG

そのiMacはバージョン10.6,4 で2GHz Intel Core 2 Duoでメモリ4GBで、現行品と能力的に遜色ないiMac(その性能の意味がよく分かっていなくて書いているけれど凄いらしい)。
私にしてみれば、現行のシルバーボディーよりこの白いiMacの方が好みという方が優先事項。
セッティングして頂き、旧パソコンからデーターを移動して頂き、至れり尽くせり。
そして私はマックユーザーとなったのでありました。

使い勝手はこれから徐々に覚えます。ただそれまでのWindowsだってまともに操作出来ないまま使っていた訳だから、何とかなるでしょう。
それより何より美しいと思えるパソコンである事が嬉しいではありませんか。
有機的な乳白色のボディーに、シャープなフォルムのバランスが絶妙だ。

操作を色々教えて頂き、まだまだ全然だけれど面白い。
この面白いというのが大事だ。それにこのiMacの液晶画面の深み違う。
そして今まで私が使っていたパソコンどれも打ち込む文字の「ぱ」と「ば」が同じだったけれど、ちゃんと「ぱ」の丸が点々じゃなくて丸くなっている事に感激。
初めてパソコンを使い始めた時のようにワクワクドキドキ。

819iMac%E8%A3%8F.JPG

後ろ姿も素敵なiMac。
今まで躊躇していた事は何だったのか。
なんか新しい刺激感じられそうな予感。
パソコンの操作が初めて面白いと感じているボンジョルノでありました。

2010年8月18日

東京にはもう何度も行きましたよねェー

今日はル.ボナーにとっては今年最大の商談の最終打ち合わせのために、東京への日帰り出張です。本当はせっかくの東京だし、学士会館に泊り明日は開いているユーロボックスさんにも久しぶりに行きたいなァーなんて思っていたのに、そりゃあ日帰り出張でしょうと言うお客様の言葉にハミも同調して、日帰りとなってしまった。

6時45分の六甲アイランドから新神戸駅までの直通バスの始発に乗り出発。このバスがあるのでスムーズに新幹線を利用出来る。ハミは実家の千葉に行く時は神戸空港から飛行機。私は絶対新幹線だ。予約して時間を確定してしまうのがダメなのだ。決して飛行機が怖い訳ではありません。

東京に行く時はいつも「東京へはもう何度も行きましたよねぇー君の住む懐かしい都ォ~」と鼻歌を歌ってしまう中途半端に古い人間です。


今日は日帰りだし、商談も一件だけなので、こんな感じで身軽な装備。イタリア旅行以来行動時はいつもこの装備だなぁ~。ただボンジョルノらしく使わないのに万年筆は6本持参。キャノン50Dはこの暑さの中での移動を想像してやめる事にした。今新横浜。関西とは違って曇り空だ。気温の方はどうだろうか。


今日はいつもの東京出張とは違い品川で降りて山手線山の手側を通り新宿へ。目黒駅のホームは変わらない。実は私の本籍は目黒区なんです。理由はただ結婚した時住んでいたから。原宿駅周辺のビルはやはりファッション系の企業が多い事が見てとれる。いつも行っている浅草界隈とは違ってお洒落な東京~?。そして新宿。ハミと付き合い始めた頃は、よく東口のエトワールという喫茶店で待合せた。談話室タキザワはまだ健在かな。ゴールデン街も懐かしい。でも今の新宿を歩いても過去の思い出は蘇ってこない。西口のモザイク通りもいつの間にか露天の通りじゃなくてビルの中の通りとなっている。



商談先の代々木のビルヂングに到着。iPhoneに道先案内をしてもらおうと、相手先住所をインプットしたのに迷ってしまった。操作方法を私の頭にインプットはしていなかったため。無風で滅茶苦茶蒸し暑い新宿で迷って冷や汗かきながらなんとか辿り着いた。

商談はスムーズに進んだけれど、大手との商いにおいては提出書類の多さに恐れ入ります。説明はハイハイと一応聞いたけれど、よく理解していないボンジョルノでありました。商談が終わったのは4時近く。銀座のレモン社だけは寄ってから帰ろうと画策していたのだけれど、新宿界隈の不快指数100パーセントの蒸し暑さに脅威を感じ、そのまま神戸への帰途へと着いた。新幹線でも乗るはずの「のぞみ」じゃなくて、間違って各駅停車の「こだま」に乗ってしまい冷や汗またまたかいたけれど、なんとか無事神戸に戻れそう。そんなボンジョルノの日帰り東京出張でありました。学士会館に泊まりたかったなぁ~。



午後8時過ぎには六甲アイランドに到着した。やはり神戸は良い。六甲アイランドは特に住みやすい。ただ東京より風があって過ごしやすいと書く予定だったけれど、今夜はメチャクチャ暑いではありませんか。その上風が全然吹いていない。厳しい暑さが続きますが、皆様乗り切りましょう。日本中どこも暑いようです。

2010年8月17日

ル・ボナーの8月後半は週休2日で

8月18日(水)19日(木)はお休みさせて頂きます。
8月25日(水)26日(木)も連休とさせて頂きます。
やはりこの暑さはこたえます。
東京出張その他色々雑務もある事だし、
合わせて秋に向けて英気を癒す必要を感じた次第です。
突然の決定でご迷惑をおかけしますが、宜くお願いいたします。

アウロラ85周年レッド「マダム・モニカ」がより美人に

万年筆関連話し2連続。
ボンジョルノ松本と言えば、やはりアウロラ85周年レッド。この万年筆に惚れ込んでこの万年筆が「欲しい~!」とブログで叫び続けて、1年以上の月日を経て多くの道連れも生みながら手に入れる事が出来た。そんな事もあって一部の万年筆愛好家の皆々様には、ボンジョルノ=アウロラ85周年レッドのイメージが強い。

このアウロラ85周年レッドは、上代157,500円の高価な万年筆。その値段では買いたくないし買えないけれど8万円以下で欲しいと1年間ダダをこね続けたボンジョルノの我儘に見かねたつきみそう先生が、イーベイでその我儘価格で落札して頂き私の元にやって来た。元の持ち主がパリ在住のイタリア人女性モニカさんだったので、私はこのシリアルナンバー1862の85周年レッドを「マダム・モニカ」と呼んでいる。

私にとってアウロラと言えば、昔作っていたハイレグペン先。アウロラ85周年レッドの外観は今もって私にとって一番だ。しかし現行のペン先じゃなくて、旧88などに付いているハイレグペン先が付いていたら私にとって理想の万年筆になると思い続けていた。アウロラのハイレグペン先はフォルムだけで見た時最も好きなペン先形状だ。色気を感じる。ただ私の持っている唯一のハイレグペン先はアウロラ88の金色のペン先。これを移植すると金属部分がシルバーのレッドには違和感あり過ぎる。その悩みを先日解決してくれる御仁が北海道から飛行機に乗ってやって来たぁ~!。

先日第2回私的ペン先調整教室が行われた。今回は金色ペン先をロジウムメッキしたいと願う数少ない人たちの要望に応えて、北海道から毎回この集まりに参加されている御仁がメッキするための道具持参でやって来た。85周年レッドをトレードする気など全然ない私は、私にとって理想のアウロラ85周年レッドになれば大満足な訳で、88のハイレグペン先を移植する事にしたのでありました。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20455.jpg

そして生まれたハイレグペン先の、それもロジウムメッキ仕上げの、アウロラ85周年レッドだぁ~!。これは良い。マダム・モニカがキャップを開けても美人になった。この1本だけがあればもう万年筆はいらないと思えるほど大満足なレッドになった。実際は思うだけでまだまだ増え続けるであろうボンジョルノ。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20452.jpg %EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20449.jpg

本来レッドには18金ロジウムメッキ仕上げのペン先が付く。今回移植したハイレグペン先は14金を目の前でロジウムメッキして頂いたペン先。18金のハイレグペン先も作っていたけれど、こちらはサスペンションが柔らかすぎて書きづらいと聞く。それに比べてこの14金ハイレグペン先は適当に固くて気持良く書ける。その上ロジュウムメッキをした事で、固さが少し加わったように感じ、それにペン先の裏のロジウムメッキがペン先の表面を滑らかにしたようで、インクフローの良さも増した。その事で格好だけではなくて、特別な書き味を持ったレッドにもなったとボンジョルノは思ったのでありました。

ここのところ携帯する機会が少なくなっていた「マダム・モニカ」だったけれど、この改造をしてからは毎日持ち歩いている。本当に素敵に変身したとボンジョルノは思っている。アウロラは85周年レッドよりシルバー軸の80周年の方が本当は価値あるよなと本心は思っている。でも私はやはり85周年レッド。改造して益々私好みへ。かけがいのないボンジョルノの1本がより私好みに変身したぁ~。

高蒔絵のクローズドエンド

ブログで「万年筆大好き〜」なんて書き続けている事もあって、
多くの万年筆愛好家の方々が、自慢の万年筆を持って来店して頂ける。
先日もPen and message.の顧客のMご夫妻が初めてル.ボナーに来店頂いた。
当然のように自慢の万年筆を見せて頂いた。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20435.jpg

その時見せて頂いた万年筆がこの工房「楔」の永田君が作ったクローズドエンドに、
立体感のある高蒔絵を施した一品。
蒔絵に詳しくない私のような者が見ても、
違いが歴然とわかる凄い蒔絵だ。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20436.jpg

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20434.jpg

まさに工芸品。この領域は愛でる万年筆。
私はこの領域には行かないだろう。行けないだろう。
でも特別な万年筆の世界。

2010年8月15日

アップルのキーボード&パテックのプチコン

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20441.jpg

誕生日のプレゼントを渡すには早すぎますがとおっしゃりながら、
アップルのワイヤレスキーボード頂いちゃったー!。
私はこのシンプルで美しいデザインに前々から惹かれていた。
量産工業製品も媚を売らない信念を持ったデザインによって特別になる。
その事をこのキーボードは伝えてくれる。

使っているアップル製品はiPhonのみの私には、
魅力的な品だけど購入するには躊躇があった。
でも頂いちゃったぁ~。という事はiPadを買えという事か。
仕事場のパソコンも寿命感じる状態だし、
ここで一気にパソコンもMac道へ進むのも悪くない。
それにしても、アップルのデザインには惹かれる。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20432.jpg

そんな風にささやかな幸せに浸っていたら、
30半ばのエリートサラリーマンのカメちゃんがやって来た。
その腕を見ると見覚えのあるマークのDバックルが目に止まった。

あの天下のパテック・フィリップのエンブレムではありませんか。
「何それ、見せてよ」と言うと、気付かないと思ったなんて言いながら、渋々見せるカメちゃん。
本当は見せようと思って付けて来たくせにぃ~。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20430.jpg

雲上ブランドのパテック・フィリップのプチ・コンプリケーションではありませんかぁ~!。
「選ばれしサークルにようこそ」と社長自ら言い放つ特別な時計ブランドの、
それも90年代のケース径36ミリの18金ホワイトゴールドケースの上品なパテック。

「もう時計はこれで上がり~」なんて言いながらカメちゃん買っちゃった。
なんて奴だ。中産階級のカメちゃんが時計だけは特別なサークルに加わった。
パテックのプチコンが欲しいと何度も言っていたカメちゃんだったけれど、
こんなに早く買うとは買えるとは思いもしなかった。その情熱恐ろしやぁ~。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20431.jpg

それにしてもパテックのムーブメントは実に美しい。
金無垢のスモールローターがムーブを引き締める。
パーツ一つ一つの丁寧な研磨は群を抜く。

こうしてカメちゃんのプチコンによって、
ささやかなボンジョルノの至福の時間は何処かへ行ってしまった。
私はカメちゃんのような暴挙?は出来ないけれど、
楽しくささやかにモノたちと関わっていく事にしようっと。

2010年8月13日

チャーの初恋そして我が家は懲りずにアクアパッツァ~

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20290.jpg

仕事場のパソコンの待ち受け画面に使っている写真は奇跡の一枚だ。
愛らしさ100パーセントの良い写真だ。
いつでもこんな可愛いチャーだと良いのだけれど、
現実は我儘で臆病なのに強がる困った薩摩ビーグルだ。

お客様がお店の扉を開けるたびに吠える。
これは接客中吠えないようにと、
おやつをあげてしまったのがいけなかった。
吠えればおやつが貰えると解釈したようで、
お客様が来店するたびに吠えるようになった。
今ではもっとずる賢くなって、電話している時も吠える。
これは参った。おやつあげないと電話がまともに出来ない。


%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20414.jpg

そんな風に食欲だけが楽しみだったチャーに異変が。
チャーは他のワンちゃんと仲良く出来ない。
今までまともに仲良く出来た犬はいなかった。

それが会うとシッポをブルンブルン回しながら、
クンク~ンと切ない声を発する雌のワンちゃんが唯一出現した。
チャーにっとっての初恋、それももう老年になるチャーにっとては老いらくの恋。

仕事場のガラス越しにそのワンちゃんが通ると、
ガラスに顔を擦り付けて切ない声を発する。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20417.jpg

そのワンちゃんの名は「さくら」ちゃん。
彼女の前でだけは、従順な内気な犬に変身するチャーである。

去勢しているチャーにとってはプラトニックラブ。
でも食欲以外にときめく出来事がチャーに訪れた事は、
かけがいのない素敵な事だと思うのでありました。

ただおやつを食べている時にさくらちゃんが通った時は、
おやつの方が優先事項のようだ。なんてヤツだー!。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

804%E9%A3%9F%E5%8D%93.JPG

804%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2.JPG

チャーとは全然関係ないけれど、我が家の夕食はまたまた「アクアパッツァ」。
タジン鍋が我が家に来て、アクアパッツァを初めて作った。
これがすこぶる美味しくて、数日してまたリクエストした。
今度は金目鯛とアサリで、シチリア旅行に行ったF夫妻のみやげの「干しトマト」と丹波の農業もやっている?T先生からのプティトマトもいっぱい入れて、美味しさ100パーセント。

809%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD.JPG

そしてそれから数日してまたまたアクアパッツァをリクエスト。
今度はスズキ使ったアクアパッツァ。
これはもう少し香草を沢山入れた方がよかったかな。
でも十分美味しかった。

809%E3%81%8A%E3%81%98%E3%82%84.JPG

そして残ったスープにご飯入れてパルミジャーノ・レッジャーノ振り掛けて雑炊で食べたら、
これは驚異の旨み全開の雑炊ではありませんかぁ~!。
こんな美味しい雑炊は初めてだ。次回はハミにリゾットに挑戦して頂こう。

私は和風の魚の煮物は基本的に好んでは食べない日本人だった。
それがこの「アクアパッツァ」というイタリアの魚の煮物料理に出会って、
心の底から「美味しい~!」と叫ぶのであった。
私はやはり前世はイタリア人だったと確信するのでありました。

2010年8月10日

CONTAX T3とSAMYANG85㎜F1,4レンズ

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20319.jpg

お店の作業場側で、お客様からは見えない場所に思い出の写真を貼っている。
どの写真も普通にフィルムカメラで撮った写真だ。
10年前まではフィルムカメラが当たり前で、
デジカメがここまで進歩普及するとは思っていなかった。

カメラに詳しくなく当たり前に何も考えずにそれらの思い出を撮っていた。
それが便利で簡易なデジカメを知ると途端に、
フィルムカメラで撮るという事が特別な行為のように感じてしまう。
でも面白さ再発見。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20333.jpg

名機ライカM3は装備充実してなんてカッコイイのでありましょうか。
ただ私にはまだまだ使いこなせる自信が全然ない。
35mmレンズ入手して付ければ何とかなるのだろうか。
いやいやそんな簡単な問題ではない。
まずはカメラオヤジとしての私のスペックを高める事が最重要課題だ。
そしたら面白い世界を新しく知ることが出来るだろう。


%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20316.jpg

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20317.jpg

そんな風にフィルムカメラが面白いなぁ~なんて思っていたら、
私の元に10年ほど前製造された高級コンパクトカメラのコンタックスT3がぁ~。
チタンの外装が質感高く、レンズはカールツァイスだ。
構図だけに集中出来るオール電子制御の銀塩カメラ。銀塩世界はここから始めよう。
そして徐々に私が生まれた時代に作られたカメラへと進んで行けると良いな。


%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20369.jpg

なんて思っていたら、凄いスペックのレンズが登場したとの情報が私の元に届いた。
それは韓国・SAMYANG社の85㎜F1,4の明るいレンズ。このスペックのレンズは今まで10万円を軽くオーバーする高級レンズで、欲しくても買えるなんて思う事もなかったモンスター。そのレンズが3万以下の価格での販売なんて、完全にレンズ界の価格破壊だ。思わず入手してしまった。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20368.jpg

そのモンスタースペックのレンズは持つとまず重さに驚かされる。
そして玉(レンズ)の大きさに圧倒される。
被写界深度が浅く、手動オンリーのこのレンズでの開放状態でのピント合わせは大変シビアで、経験と技術が必要だ。その上ピント合っても開放のF1,4で写すと大部分ボケボケ写真。その難しさと危うさが面白い。
この面白さをこの価格で楽しめるとは、ありがたい事であります。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%204011.jpg

このレンズを私に教えたF氏が85㎜F1,4開放状態で撮影した奇跡の一枚。
私はまだまだこのレベルでは撮れない。
ただこのシビアな手動でのピント合わせは、オールアナログ銀塩カメラの世界への近道のようにも思うボンジョルノでありました。

それにしてもボンジョルノのカメラ道は何処へ行こうとしているのだろうか。
カメラは面白い。レンズも面白い。深く考えずに楽しむ事にしようっと。

2010年8月 8日

絞りのペンケースを分度器.comさんでも販売開始~

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20312.jpg

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20309.jpg

絞り技法を使ったペンケースも、登場から3年ほどが過ぎました。
2枚張り合わせの状態で凸と凹の木型を使って平らな状態から立体にしていきます。
2枚貼り合わせた状態での絞りが出来る職人さんと出会ったのが、
このル・ボナーの絞り技法を使ったペンケースを作るきっかけだった。
その浅草の老職人は絞りのマシーンに改良を加え、
手絞りの領域に限りなく近づいた絞り技法を機械を使って出来る名人だ。

そしてその職人さんに出会えた事で、このフラソリティーバイル・ボナーの絞り技法のペンケースは生まれた。端の絞った丸みは頑強で固く、大事にしている筆記具を鎧のように防御する。その絞りを量産の領域で実現する事でこのペンケースは多くの方から支持を得て今日まで作り続けてきました。

このフラソリティーバイル・ボナーのペンケースは主にル・ボナーとPen and message.さんで販売してきました(大半は万年筆専門店のP&Mさんで)。という事は購入された多くの人たちは万年筆愛好家の皆々様だったと言う事。これは相当コアな世界でのこれまでの需要であった訳であります。

そこで分度器るーたんの要望もあり、このペンケースたちを、文具全体を広範囲にカバーしている「分度器ドットコム」さんでも販売を開始する事になりましたぁ~!。万年筆だけでなく、筆記具全般を愛する皆々様からも、この絞り技法を使ったペンケースは支持されるかどうか楽しみです。


%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4%EF%BC%96%E6%9C%88%20305.jpg

私は1本差しの方は使う事があまりないので使っていませんが、
3本差しは全色使っています。使い勝手やブッテーロのエージングその他、
このペンケースをより良くする工夫を加えてゆくため、
自らあえて実験台として使っている訳?でありますが、
私の知っているブッテーロ革お手入れ名人の人たちに比べて、
相当お手入れ程々で荒い使い方していて素晴らしいエージングとは正直言えませんが、
それも味と思って気に入って使っております。
ブッテーロ革の製品は使う人と呼応して変化していきます。
それをル・ボナーのペンケースたちは正直に伝えてくれます。
ブッテーロ革の変化は使い手次第。それが面白い。

海外も視野に入った分度器ドットコムさんでもル・ボナー製品のアイテム増えつつあります。万年筆専門店として全国区となったP&Mさんと共に、筆記具関連の革製品中心にル・ボナーのカタチを多くの方に使って頂ければ幸いです。
1本差しペンケース 税込12,600円、3本差しペンケース 税込23,100円で色は黒・チョコ・茶・緑・ワインの5色です。今後革色を増やしたり、ステッチの色を変えたりしたタイプも作っていければ楽しいなぁ~。絞り技法使った違ったアイテムも増やしていければとも思ったりしています。

2010年8月 6日

初めて知った事実 そんな夏の休日

「お盆中の休みの日は?」と電話やメールを頂きます。
ル・ボナーは通常の木曜日の休みは頂きますが、通常どおりの営業です。
皆様休みを利用して是非ル・ボナーに来店宜しくお願いいたします。

住んでいるマンション周りで好きな木々たち。

802%E5%90%88%E6%AD%93%E3%81%AE%E6%9C%A8.jpg

合歓の木は薄紅の花が咲く。
「ねむの木の子守唄」はなぜだか歌詞を覚えている。
この街で一番大きな合歓の木。

802%EF%BD%BE%EF%BD%BA%EF%BD%B2%EF%BD%B1.jpg

メタセコイアは木の化石だと、
植物を研究することを生業としていた私の親父が言っていた。
その事が記憶に残っていて、私にとって特別な思いを持って見てしまう木。
私の住むマンション周りには、不思議なくらいこのメタセコイアが植樹されている。

昨日のお休みの日、
チャーを垂れた耳の宿命である耳中お掃除&治療のため、
チャーにとって恐怖の館・オタニ動物病院に、
愛車のアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型で強烈な暑さの中走った。

私はアルファロメオのエアコンの効きは悪いと思い続けていた。
だから夏の炎天下での走行は今まで極力避けてきた。
しかし私は新事実を知った。

804%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF.JPG

このUターンの標がついたスイッチの意味を始めて知った。
夏の炎天下で走っていてもこのスイッチをオンにすると、
驚いた事にアルファの車内が快適に涼しくなるではありませんか。
つい最近その事実を知った。

確かに今でもライトとワイパーのスイッチは完璧に把握していないボンジョルノではあるけれど、このスイッチは分かるでしょうと言われるけれど、本当に知らなかった。今まで所有した車たちはこのスイッチがなかった。アルファは夏の暑さに十分打ち勝つエアコン能力を持っていた。ますますアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型が愛おしく思うのでありました。

804%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC.JPG


そしてチャーはいつものようにオタニ動物病院では、口輪されて「もうやめてぇ~」と言っているように聞こえる低いうなり声をあげながら、耳の中を綿棒でグジグジかき回されるのを耐えていた。当然3人がかりで押さえ込んで。

そのチャーは体の数箇所に卓球の玉ほどの脂肪腫が出来ていて、これを近々切除手術する事が決定。これはチャーにとって去勢手術以来の恐怖の一大イベントであります。はたしてチャー君どうなるでありましょうか。そんな事がこの先起きる事など知る由もない迷犬・チャーでありました。

オタニ動物病院からの帰途、山手幹線から有馬街道北に少し上がった静かな商店街に立ち寄った。お客様に教えて頂いたアンティークカメラ専門店を訪れるため。神戸の繁華街からは相当離れた場所で、生活必需品以外は商売には厳しい立地。でも訪れて驚いた。素晴らしい品揃えで、どのアンティークカメラも素晴らしく整備された品々。それもいっぱい。物静かな店主も渋い。こういったカメラ屋さんで買いたいと思った。

805%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E5%89%8D.JPG

805%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E5%BE%8C%E3%82%8D.JPG

そして私はそのお店で、ライカのユニバーサル・ファインダーを入手した。
このファインダー欲しかった。素晴らしく程度の良い一品だ。
こういうお店が神戸を彩る。神戸はやはり素敵だ。

2010年8月 4日

暑い夏は過ぎ去りし青春の思い出

802%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%95%E6%96%B9.jpg

ル・ボナー店舗前の人工の川では、この時期になると多くの親子連れが訪れ水遊び。
ル・ボナーに訪れる人の多くが、「まるでプールみたいですね」とおっしゃる。
その人の多さは商売には全然影響ないけれど、窓越しに見えるその風景は和む。
蝉も一斉に鳴き始めた。ただいつ頃からだろうか、神戸もクマゼミが主な鳴き声だ。


それにしても暑い日が続く。若かった頃は夏を積極的に楽しんだ(苦しんだ)。
しかし今の私はこの暑さと強い光の季節に、消極的に接するようになっている。
暑さに打ち勝てず、傍観者として早く過ぎ去って欲しいと願うのであった。
ただ夏の終わりだけは、「サザンオールスターズ」を聴きながら、
華やかな季節が過ぎ去る哀愁を楽しむ事にしよう。

802%E3%81%8A%E6%98%BC%E5%AF%9D%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC.jpg

チャーも寒暖どちらも弱いけれど、特に夏の暑さには完全グロッキー状態。
太陽に照らされて暑くなったアスファルトは40度以上。
その地面に最短の位置を歩き続ける座高の低いチャーは、
私たち人間の大人が感じている外気温以上の温度を体感しているはずだから、
それは相当きつく、少し歩くだけでハァーハァーしている。
お昼の散歩は自分からすぐ戻りたそうにしている。
食べる事が何よりのチャーでも、この季節は食欲減退。

802%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg

今日は仕事しながらキャロルキングの「タペストリー」を流していた。
40年ほど前の、私が高校生だった頃流行ったアルバムだ。
他にサイモン&ガーファンクルやニール・ヤングをその頃よく聴いていた。
なぜかその頃聴いていた歌を聴きたくなる今日この頃。
その頃聴いていた曲は、歌詞見なくても一緒に今でも口ずさめる。


802%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%B3.jpg

オーダーメイドでの注文を休止してから久しいけれど、
その前に受けた注文がまだ残っていて作っている。
ただ秋に向けての企画もいっぱい抱えていて、
そちらも同時進行しなければいけなくて、思うように進まない。
8月は秋に向けての大事な月。でも頭の中もオーバーヒート気味。

802%E7%99%BD%E9%BB%92%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88.jpg

20歳代は毎年海や湖でキャンプしていた。
千葉・館山のキャンプ禁止の海水浴場でテント張っったら、暴走族の集団に石を投げつけられ、じっとテントの中で身を潜めて悪夢の過ぎ去るのを願った事もあった。
西伊豆でのキャンプでは台風が直撃して、一昼夜強風に飛ばされそうになるテントを支え続けた事もあった。台風過ぎた次の日の夜は仲間たちと花火大会。ロケット花火を手で持って撃ち合い戦争ごっこ。熱くて火のついたまま落しちゃった奴がいて、大量に山積み状態の花火に引火。実際の戦場のようになった事も今ではいい思い出。ただ何人かがその時やけどした。
そんなキャンプを毎年ひと夏に2~3度していた。ヘトヘトになりながら遊び仕事した20代の夏だった。貧乏だったけれど体力は十分あった20代のボンジョルノの夏の思い出。

あの頃はエアコンなんて買えないから、汗をかきながら鞄作っていた。
あの頃に比べてなんて恵まれた今の作業環境。その上夏を遊ぶ事からも遠のいている。
そんな恵まれた状況下なのだから、仕事をしっかりこなしていかないといけないと、ボンジョルノは思うのでありました。あの頃には二度と戻れないから、違った50代のボンジョルノの夏の思い出を作りたい。

2010年8月 3日

「アクアパッツァ」は美味しすぎる~!

802%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%B3%E9%8D%8B.jpg

「タジン鍋が欲し~い」とハミは言い続けていた。
そのタジン鍋をハミの58歳の誕生日プレゼントで頂き、
ここのところその鍋を使った料理が連続している松本家です。

野菜の旨みが抜群に引き出す事のできるこの鍋使って、
温野菜いっぱいの料理食べて 夏バテ解消だぁ~!。

802%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1.jpg

そして昨夜は少し高等なタジン鍋を使った料理をハミは作った。
イタリアンな料理「アクアパッツァ」だ。

スーパーで尾頭付きの魚もアサリも売っていなかったから、
切り身の鯛とシジミで見栄えはしないけれど、何て美味しいんだぁ~!。
スープに旨みが凝縮していて、パンにスープ染み込ませて食べるとこれまた格別。
大好きなペペロンチーノを合わせて、食卓は格上イタリアン。

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2010年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年7月です。

次のアーカイブは2010年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。