2011年3月アーカイブ

2011年3月30日

銀塩カメラで試行錯誤中

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デジカメの35mm版換算値との違いにストレス感じた。画角と明るさの両方に。フルサイズデジカメを入手すれば解決する話しではあるけれど、高価だし日々持ち歩くには重くてかさばる。そんな事思いつつ持っているカメラを眺めていたら、撮ったその場で確認する事は出来ないけれど、フィルムカメラならそのストレスを解消してくれる事に気がついた。ずっとお飾り状態だったライカのM3にフィルムを入れて撮り始めた。1957年製のこのカメラで撮ってみると、その質感と操作系のメカニカルな感触が、今まで味わった事のなかったカメラ趣味の奥深さを伝えてくれる。

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ただオールアナログの心地良さはあるけれど、露出計測の不安があって使えなかった。それを解決したのが上部に装着しているコシナのコンパクトな露出計。私の好みのレトロな風情を少々損なうけれど、これで抵抗なくこの素敵なカメラを実用で使える。

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現在練習中。ISO400でフィルム2本撮って思ったより良い感じに撮れた。それで今度はISO100のフィルムで撮ったら、上3枚の写真。露出が少しいや相当変だ。色が出ていなくてセピアカラーに。なぜISO100だと露出が思うようにいかないのか。カメラ初心者の私には疑問だ。でも思うようにコントロール出来ない事もまた面白いなんて思いながら楽しんでいる。

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今借りている高級コンパクト銀塩カメラT3。
このカメラでPで撮ってみると〜。

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なんの苦もなくよく撮れる。これなら構図だけに意識集中して撮る事が出来る。でもこの楽さだと、デジカメがなかった頃に意識する事なく撮っていたフィルムカメラと同じで、撮る事が面白いとは私には感じる事が出来ない。この部分は私の場合持っているデジカメに任せよう。

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仕事はデジカメ、趣味は銀塩でと考え始めている。趣味ならライカM3は凄い相棒だという事を今頃気づいた。この1957年製ライカM3ボディにツァイス50mmF2のコンビで、デジタルのAPS-C機だと35mmF1.4、マイクロフォーサーズ機だと25mmF1のレンズで撮るのと同じ程度の画角とボケ味を手に入れた事になると理解している。撮ってみてその事を実感させられる。その上撮るまでの多くの操作という儀式を経て撮る一枚の写真はかけがいがない。思ったように撮れていなくても。

今後私のカメラ趣味は変化していくであろうけれど、今はライカM3で撮る事が楽しいと感じている。やはりその意味でもノクトンクラシック35mmF1.4は必要だという思い強まっている。今度はリバーサルフィルムを入れて撮ってみよう。

2011年3月28日

音楽聴きながら手縫いしている




これが先週決行した仕事場の模様替えの全容です。お店を訪れた事のある人は、どこが変わったのと首を傾げると思います。でも今回は相当大変でした。大きく変わってはいないけれど、この結果を導き出す為に、一度全部の什器を移動してみてから得た配置なのです。そして私は少しギックリ腰気味。



一番目立つところでは、仕事場中央にオーディオを配置した事。このオーディオは10年以上前に大学浪人中の息子がアルバイトして貯めたお金で購入した品で、それを譲り受けて使っている。インテリアとしてもなかなか様になるオーディオだと思う。

聞いているCDはキャロル・キングの「つづれおり」。1970年台初頭の銘アルバム。私が高校生だった頃ラジオの深夜放送から流れるこの曲たちを聴いていた。10代に聴いたアメリカンミュージックがこのところ心地良い。このアルバムに入っている曲は、英語音痴な私ではありますが大部分一緒に歌詞見なくても口ずさめる。



そんな音楽ある仕事場での初仕事はせっせと手縫い。フラボナの絞り技法のペンケースの黒は今回赤ステッチと青ステッチで頼んでいたのに、届いて見てみると全部今までと同じ同色だった。周知徹底しなかった私が悪い。このペンケースをミシンで縫うには縫い代が必要で、先にステッチかけてから本断ちしてコバ処理して出来上がる。その為縫い代を断ってしまっている状態の完成品はミシンで縫い直せない。なので手縫いで縫い直すしかない。工賃計算すると合わない作業。でも手縫いは楽しい作業だと感じながらチェーンステッチしている。

2011年3月25日

ネイビー色が加わって絞り技法のペンケースが久々勢揃い

フラボナのペンケースが3本挿しと1本挿しの両方共全色揃って登場です。今回はネイビー色が新色で加わりました。このネイビーが加わりフラボナペンケースは6色になりました。これからも作り続けていくこのペンケースは、色も少しづつ増やしていこうと考えています。

久々にこのペンケースの事を書くので、少し能書きを書かせてください。絞り技法とは木型で凸と凹を作りその間に革を挟んでカタチを成形する技法です。一枚革を絞るのは楽なのですが、革二枚を貼り合わせた状態で絞るのは至難の技です。私の知る限りプレスする機械を加工して2枚貼り合わせた革を絞れるのは東京下町の老職人しか知らない。2枚貼り合わせた革を絞ると、多くの場合革が裂ける。しかし2枚貼り合わせた革を絞れた時の膨らみは頑強で、鎧のように大事なペンを守ってくれます。特に3本挿しはお願いしている名人絞り職人さんと出会えなかったら、量産では出来なかったカタチでした。



3本挿しはそれぞれのペンを収納する部分に柔軟性を持たせた作りをしているので、モンブラン149やペリカンM1000などの太軸も収める事は出来るけれど窮屈ではあります。元々太軸3本を入れるようには考えて作りませんでした。入る事は入りますが。


そういった大事な太軸の万年筆はこの1本挿しがお勧め。
その事を想定してサイズは決定しました。


このフラボナのペンケースは私も使っています。3本挿しは各色計5本と一本挿し3本を大変気に入って使っております。万年筆を収めた時の様子が上の写真。もう随分長く使っていますが絞った膨らみは今も頑強なままです。ただ購入されてお手入れされて艶々になったお客様が使われているこのタイプのペンケースを見る度に、もう少しお手入れしてあげないとと反省させられます。使っているブッテーロという革は本当にお手入れしがいのある魅力的な革です。

フラボナの絞り技法使ったペンケースは3本挿し税込23100円一本挿しは税込12600円で好評販売継続中。ただ主戦場はこれまた分度器ドットコムさんとPen and message.さんです。ネットでの購入もこの2店経由の方がスムーズです。英国在住のGさん、ず〜っとお待ち頂いていた黒革にブルーステッチは作りましたよ。

2011年3月23日

またまた仕事場の模様替え

私は仕事場の模様替えが好きです。ある理由があって今日は朝から模様替え。仕事場側のドアも使えるようにしたいというのが模様替えする目的だった。仕事場の外が見える側は2人の作業机を設置しているので、仕事場側のドアは使えない状態。それを変更するための大々的な模様替え。それぞれの什器は重量級なので相当腰に負担がかかる。でも模様替えは好きなのでせっせと頑張る。その結果仕事場のガラス面側はスッキリしてドアも使用可となった。しかし何だか狭く感じられる配置。ハミは体育館ぐらいの広さで作業したい人だから大いに不満感じ、結局元の位置に作業机をまた戻した。やはりこの位置が不変の定位置のようだ。結局仕事場のドアは開かずの扉。



ただ同じではない。ハミと私の机が入れ替わった。お店から見て私が前で、ハミが奥。同じサイズと仕様の作業机をそれぞれ使っている訳だけれど、上に敷いているビニ板の状態とか色々違っている。なのでそれどれ自分の作業机が良いので、同じに見えても作業机も位置が入れ替わっている。まだ他の部分は整理出来ていないので画像は作業机部分だけを公開。明日の木曜日も模様替えは続く。

私たち2人が独立してカバン作りを始めた30数年前は、目黒の風呂なしの6畳間と6畳のキッチンの1DKのアパートのキッチン部分に作業台と機械類を置いて仕事していた。その後府中市の借家に引っ越してからも、仕事スペースは4畳半の部屋で2人で作っていた。途中から庭に大家さんには無断で8畳ほどのプレハブを建てて仕事場にした時は、本当に広いなぁ〜と感じた。18年前に神戸のこの場所にお店を持った時も、最初は現在のショップ部分(8坪)しかないお店で、その半分が作業場だった。その後隣りのお店が閉店されたので、壁を貫いて今の広さのお店になった。現在の作業場の広さは約10坪。ショップ部分より作業スペースの方を広く使っている。今までの事を考えると2人の作業スペースとしては十分過ぎる広さのアトリエです。でも私たちが一番長く居る場所なので、もっと広くて居心地良い場所だと良いななんて思ったりする。そんな贅沢な望みはなかなか叶える事出来ないので、より広さを感じれて作業をスムーズにする事の出来る導線持った、作業場の什器の配置を試行錯誤する私たちです。

ル・ボナーの仕事場で使っている什器は機械類は別として大部分譲り受けた品か格安で入手した米軍払い下げ家具。作業机と付随する引き出しは、近所の企業の研究所が閉鎖する時に譲り受けた特注品。天板はホームセンターで入手出来る一番厚いベニヤの3倍ほどの厚みはある。カウンターやカット台やパソコン机は米軍払い下げ。だからどの家具も大変重くて、動かすのは一苦労。でもどの家具も今ではかけがいのない品々。

2011年3月22日

レインバッグカバー

ブッテーロ革のバッグは雨の日に使うのには抵抗感じる方は多い。
雨の日使うと雨粒の跡が残ったりするから。
雨に濡れても革の本来の能力に大きなダーメージを与えはしないし、
雨粒の跡も使い続けると気にならない程度まで収まってくるけれど、
気になる人は気になるし、雨に濡れないでいられるのであれば濡れない方がいい。

雨の日ブッテーロの天ファスナーブリーフケースのチョコ色を、
最近購入されたお客様がそのバッグを持って来店された。
それも雨合羽着た天ファスナーブリーフケース。
画像はそのお客様のブログ(http://rikyudo.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-7a4d.html)から借用させてもらいました。


ブッテーロの天ファスナーブリーフケースが、
雨合羽を本当に着ているぅ〜。
このサイズだと幅広な太ダレスも、
パンパンに荷物が入ってない状態であれば着れそう。


収納時にはこんな感じでコンパクト。
価格は1200円ほど。
ネットで検索すと色々な便利グッズがあるんだなぁ〜と感心させられる。
雨の日もこれさえあれば安心してブッテーロ革使ったブリーフケース類も使えます。

ブッテーロの天ファスナーブリーフケースは現在色々な色で製作中。
今月中には店頭に並ぶ予定です。
出来上がり次第このブログで紹介します。



2011年3月19日

アップル社製品のデザイン思想に魅了される




メインで使うパソコンをMacに変えてまだ半年ほどです。
アップル社製品の宣教師・K先生の度重なるアタックによりその気になった訳ではあるけれど、今では変えて良かったと思っています。
元々パソコン音痴の私だからそれを仕事にしている方たちとは違って違和感なく移行出来たし、今までパソコンを仕事の一部として特別な思い入れもなく使っていたけれど、今は楽しみながらパソコンと接するようになっています。

特に統一感のあるデザインされたアップル社の製品たちは、所有して使う事を楽しくさせてくれます。工業製品のデザインは、フォルムと素材の質感とデザイン思想が三位一体となって使う事を楽しくさせるし大事に使い続けたいと思う事が出来ると思っています。それがアップル社の製品たちのデザインから私には感じ取れるのです。

メインのネット関連の製品たちは勿論素晴らしく魅力的ではあるけれど、その関連アクセサリーも梱包までも手抜きなしにデザインしている事により驚かされます。



iPhoneとiPadに付属で付いてくる電源アダプターもコンパクトで持つ喜びを感じれるカタチ。今までこの手の部品まで意識した道具とは巡り会っていませんでした。アップル社製品を知るまで無骨な電源アダプター類は、使う喜びは与えてくれませんでしたし、持ち歩く時かさばり邪魔な必需品でした。今は持っているだけで楽しいし可愛い。


私には必需品のiPad用のカメラとの接続コネクターだって統一感あるデザインが持つ喜びを感じさせてくれます。それにしてもアップル製品の統一イメージ素材の白いポリカーボネートは特別ではないはずなのに、質感が特別に感じるのは私だけだろうか。近々白いiPhone4が発売になるらしいので、その時はハミと2人で買い換える予定。


このところiPadは市販のキーボード付きのiPadケースを使っているので使用頻度が少なくなった純正キーボードだけれど、美しいフォルムと素材感は惚れ惚れする。白いポリカーボネートのキースイッチは汚れやすいけれど、汚した自分が悪いと思えて、その汚れも愛おしくなれるフォルムはオブジェ。



-- iPadから送信

2011年3月17日

銀塩カメラが面白いと気がついた

銀塩カメラが面白い事に気がつきました。
O大先生が入手されたコシナのノクトン25mmF0.95を、
E-P1に装着させて頂き撮ってみると面白い。
でも普段持ち歩くにはレンズが重くてバランスが悪いと思った。
そしてよく考えてみたら、今持っているライカM3にツァイスの50mmF2のコンビで、同じ能力をコンパクトな佇まいでありながら持っている事を。
早速フィルムを入れて撮り始めました。

一枚ずつ光と距離を考えて、露出とピントを合わせながら撮る事が面白い。
手間をかけて一枚一枚撮った方が楽しめる事に気がつきました。
すぐに撮った写真をデジカメの液晶画面やパソコンにつないで確認したりはできないけれど、撮り終えたフィルムを写真屋さんに持ち込んで現像してもらう間のタイムラグも、思っていたより苦にならない。

まだまだだけれど。














2011年3月15日

カバンを作り続けるしか能のない私

東北地方太平洋沿岸を襲った未曾有の災害は現在進行形です。
その痛ましい惨状をテレビを通して見ていると、
脳天気なモノ好きブログを書くのは躊躇う。
しばらくの間私なりに自粛しながら「ル・ボナーの一日」を書く事にいたします。


エレファント革使ったオーダーのブリーフケースが出来上がりました。
エレファントの革は貴重品革の中では私の好きな革です。
革強度が大変ある革で、耐久性も群を抜く革です。
バッグスキン状の深い文様を持った表面は、使い込むと摩擦でツルツルになっていきますが、強度は変わらず持ち続けます。
非常に魅力的な貴重品革だと感じています。

このバッグの注文主は、15年以上前から同じカタチのブリーフケースを革を変えてオーダーして頂いている。出来上がると取りに来られた時に、どうせ2年ほどは待たされるのだからと次回の注文もされて行かれる。現在フルオーダーでのご注文はお休みしているル・ボナーですが、長いお付き合いのこのお客様のご注文は断れない。
神戸に地震があった後もこの方の同じカタチのバッグを作っていた事を思い出す。あの時はイタリア・フラスキーニ社のネットリした独特のイタリアンカーフ使って作ったのを記憶している。

阪神淡路大震災の時、一時加古川にある実家に家族4人で避難していたけれど、何もしない出来ない状態は一週間保たなかった。電気だけは使える状態になっていた六甲アイランドに家族4人で戻り、店頭での販売など出来る状態ではないし、売れる状態でもなかったけれど、仕事が出来る場所は幸いにも無事だった。その当時はオーダー中心のお店だったので、3年分ほどあったバックオーダーを順次作り始めた。その時私は鞄作る事しか出来ない人間だし、それが自身のアイデンティティだと実感した。仕事に対しての集中力もあの時が一番だったように思う。

ル・ボナーのお客様の友人の方が気仙沼でレストランを経営されていて、ご家族は無事だったけれど津波でお店は流された。流されるお店を眼下に見た時の気持ちを思うと、他人事とは思えない心の痛みを感じる。災害があった地域にはそれぞれ個々の小さな幸せがあった。それを全て押し流してしまう。今回の災害の影響を受けないで済んだ私には、私たちが出来る事(募金など)をしていきたい。

2011年3月11日

東北地方太平洋沖地震




午後3時過ぎ来店中のお客様とカウンター越しにお話ししていたら、
小舟に乗っている時のような揺れを感じた。
最初私自身がめまいを感じたのかと思っていたら、
どうやら地震の揺れである事に少し時間が経ってから理解出来た。
ネットで地震情報を検索すると東北地方沖が震源地で、
マグネチュード8.8の国内最大規模の地震が発生した事が分かった。
それにしても遠く離れた東北沖の地震の揺れが神戸まで来るという事は、
これは尋常ではない被害を震源地に近い地域に及ぼしているはず。

阪神大震災を経験した私たちは、
地震に対して他人事とは思えないのです。
親戚、知人、取引先に電話してみるけれど、
携帯電話は全滅状態。
固定電話は大部分繫がらないけれど、何軒かは繋がった。
無事を確認出来ただけで安心出来る。

古山万年筆画伯から電話があり、
今名古屋に居てこれから帰ろと思っていたら、
東海道新幹線は全線止まっていると言う。
3月14日はドイツ・ペリンガー社の社長さんとのミーティングがあり、
私は東京出張する事になっている。
サライ商事さんの固定電話はかけても通じない状態。
東京は今どうなっているのか。

日本の色々な場所や東南アジアの色々な国に居たりする息子と連絡が取れない、
何時もは電話が通じなくても全然気にもしないけれど、
こういう事があると、大丈夫だとは思うけれど気になって仕方がない。

日本に住んでいる限り地震に遭遇する可能性が何所に居てもあるのだけれど、
被害が少しでも小さい事を祈る私たちです。

2011年3月 9日

人気の「デブ・ペンケース」は永遠なり〜

またまたデブ・ペンケースが欠品していた色を補充する形で登場です。ご入学のプレゼントに最適なこのペンケースを、何とか3月前半に店頭に並べる事が出来てホッとしています。それにしてもこのペンケースは衰えを知らないで売れ続けております。25年ほど前から作り続けている息の長いペンケースではありましたが、元々販路の少ない野中の一軒家然とした場所に店舗を構えるル・ボナーですから、少しずつ作り続けていたのが現状でした。それをネット文具販売の風雲児・分度器ドットコムさんと、関西万年筆フリークの憩いのお店・Pen and message.さんの2店での販売を始めて頂いた事で大ブレーク〜。私は東にも西にも足を向けて寝れません。全くありがたい事であります。と私は思っていますが2社のご主人は、私たちは鵜でボンジョルのは鵜匠だなどと言っておられます。そんな風には夢々思ってはいないボンジョルノです。いやほんと。



デブ・ペンケースの定番革・ブッテーロでは今回ネイビー、ワイン、黒(赤ステッチ)を補充しました。これで全色揃ったと思っていたら、作っている間にそれ以外の色が続けざまに欠品となり作らないと。


ミネルバボックスではコニャック、タバコ、グリージオの3色。グリージオがダントツ人気。革別だとブッテーロで作るデブ・ペンが安定して人気があるのだけれど、単体で見るとミネルバボックスのグリージオが群を抜いて人気がある。今回はこのグリージオのデブ・ペンは、特別いっぱい作ったので当分あるはず。


シュランケンカーフではこの2色を作りました。シュランケンで作るデブ・ペンでは一番人気はこのバイオレット。それと唯一新色でターコイズブルーでも作ってみました。発色が素晴らしいシュランケンカーフの中でもこのターコズブルーは特に発色が素晴らしい。染料中心の染色でありながらこの蛍光色のような色を生み出すドイツ・ペリンガー社の技術力には驚かされます。バッグに使うと動きが鈍かったこのターコイズブルー色のシュランケンカーフですが、デブ・ペンケースだと良いのでないかと作ってみました。大変目立ちます。

デブ・ペンケースは大きめのサイズの筆入れです。大好きな筆記具をいっぱい入れて使ってください。分度器ドットコムコムさんとPen and message.さんとル・ボナーの3店で、税込9450円で好評販売継続中。

2011年3月 7日

アンコラ「ベスビオ」美しさと醜さと


多くの万年筆愛好家から無視され、でも私は強い興味を感じているイタリア万年筆ブランドがある。その名は「アンコラ」。このブランドは謎に満ちている。イタリアの万年筆ブランドだのにイタリアに行った時に文房具屋さんで「アンコラの万年筆ありますか?」と尋ねても、アンコラという万年筆の存在すら知らない。どうやらロシアで主に販売している万年筆らしい。オリジナルで作っているらしい伸びやかなハイレグペン先に魅了され、私は何本もいらないけれど1本は入手したいと思い続けている万年筆なのであります。




そのアンコラの限定万年筆「ベスビオ」をヤフオクで落札したよぉ〜と見せびらかしに来た御仁がいた。落札価格は2万円以下だったようで、羨ましい〜。いっしょにもう1本限定アンコラ万年筆もご持参頂いたが、そちらの方は名前を忘れた。ピストン吸入式だったけれど、吸入しようとしたらピストンの軸が折れたようで、付けペン専用アンコラ。それにしてもこのブランドの限定万年筆はいつも88本だけれど、そのぐらいの数しか売れない万年筆なのかも。

「ベスビオ」の軸の赤色は魅力的だ。しかしその魅力的な赤レジン軸を過剰で雑な金属(バーメイルらしい)装飾が損なっているぅ〜と私には思える。でもアンコラに対してはひいき目で見てしまうボンジョルノなので、祭りの夜店で売っているような破綻した軸の意匠ではあるけれど、それもイタリアらしさだと思う事が出来る。


外観は目をつぶって、ボンジョルノにとってアンコラに魅力を感じている最重要部分の、自社製らしいハイレグペン先部分をルーペで見ると〜。素晴らしい〜切り割が五分五分(ここが重要)でハイレグペン先独特のサスペンション効いたフヨンフヨンした書き味を楽しめそう。18金ペン先の荒い表面の仕上げは我慢出来る。

問題点多々あるけれど、出来の悪い子が可愛いように、アンコラの万年筆はイタリア的な美しさと醜さの両方を、デルタの限定万年筆以上に色濃く内包しているように思えた。やはり1本はいつか入手したいイタリア万年筆だ。ただ限定品に比べてまだシンプルな軸デザインの定番品らしい「ペルラ」がいいな。

2011年3月 6日

FUJIFILM FinePix X100




5月5日に発売したばかりの「X100」を実際に触って撮ってみた。
早速入手した人がル・ボナーの顧客の中に居たのだ。
持って最初に感じた事は、見た印象からは想像出来ない軽さへの驚き。
APSーCサイズの撮像素子とF2.0の明るいレンズが楽しい写真を生む可能性を秘めている。
その上ファインダー越しでの撮影はカメラの愉しさを増幅してくれる。
そして何より外観の銀塩カメラ的佇まいが良い。
まさにボンジョルノ的で一瞬私もと思う所はあるけれど、イヤイヤすぐに飛びつかないのが理性ある大人である?私の行動。



特に上部から見た時の質感とダイヤルの配置は素晴らしい。
でも正直何かが私的には足りない気がする。
それが何なのか言えないけれど。

しかし常連客F氏にはこのX100でハイアマチュアへの道を進んで頂く事を、祝福するボンジョルノでありました。
だってデジカメは一台だけ所有して極めたいと願うF氏ですから、今私がF氏から無償レンタルして楽しんではいるけれど居心地悪かった?E-P1は晴れて格安にて私の元へ。



このオリンパス・ペン E-P1気に入っている。良い塩梅の銀塩カメラ風な外観。そしてレンズ交換出来て、クラシックな佇まいのレンズ装着すると、これこそボンジョルノが願うコンパクトカメラのお気に入りの姿。その上シャッターをきった時の指に伝わる感触と音は秀逸。

ノクトン25mmF0.95をこのE-P1にと心が動いていた。
しかし外観一番のボンジョルノカメラ趣味から考えてみてこれはベストな選択だろうかと思い始めた。外観と重さが気になりだし躊躇し始めている。
そしてノクトン・クラシック35mmF1.4のコンパクトで質感あるデザインに惹かれる。あゝ悩ましい。
でも冷静になって考えると、買わないという選択もあるのだけれど、そういう風には考えない様にしているボンジョルノ。
レンズ沼という言葉が頭をよぎる。

2011年3月 4日

ワイルドスワンズの「ベルエア」新価格で登場〜

ワイルドスワンズの「ベルエアMサイズ」が新価格で登場です。
シュランケンカーフにサイドにガルーシャ革あしらった大きなトートバッグは、今回から税込69300円での登場となります。

銀座にある「C.O.U.」さんは阪神間以外で唯一ル・ボナー製品を実際に見て購入出来るお店です。
そのC.O.U.さんはケイズファクトリー社の直営店で、そのメインブランドが「ワイルドスワンズ」です。
茨城に自社の革小物工房を持ち、素敵な革製品を作り続ける豊かなモノ作り集団です。

ベルエアはそんなケイズファクトリーが作り出した大人気のトートバッグ。
ル・ボナーでも展示販売していましたが、人気で品薄状態続いておりましたが久々の納入です。









今回ル・ボナーには黒、ゴールド、ダークブラウンの3色での登場です。
旧価格58800円でトープ色がまだル・ボナーには残っています。
ベルエアの黒をご予約頂いているF様、出来上がりましたよぉ〜!。

2011年3月 1日

新作「コンフェッティ」のファーストサンプル




小さいけれどいっぱい入るレディースのバッグの新作をハミは考えていました。
そのバッグのファーストサンプルが出来上がりました。
縦17×横20×最大幅14のコロンとしたバッグ。
ハンドルは肩掛け出来る長さで作っています。
シュランケンカーフのターコイズブルーとパールグレーのコンビで作ってみたけれど、いい感じに出来上がったのではないでしょうか。
ふくよかな表情最優先で作ったバッグです。

定番バッグとして末長く作り続ける予感感じるバッグです。
この後細部を詰めて型紙の修正をして、お願いする職人さんとの詰めの作業です。
本生産用のサンプルを職人さんに何度か作って頂き、
より美しくスムーズに仕上がる方法を導き出し、
設定価格を落とし込んでいきます。そして本生産。
このバッグの場合は、色をコンビで作る品と単色で作る品を色によって使い分ける事になりそうです。
どちらにしてもシュランケンカーフの華やかな発色の色を中心に作っていこうと考えています。



来店される女性のお客様に感想を聴くと、すこぶる好印象。
お持ちの身の回り品を試しで入れてみてもらうと、この程度収まりました。
厚手のマフラー入れなければ、それ以外の身の回り品の倍ほどは収納できます。
小さいけれどマチ幅が広いので、思った以上にいっぱい入ります。

名前にはいつも悩む。
今回も常連客F氏夫人に助けて頂き命名した名前が「コンフェッティ」。
カラフルな色の楕円の甘いお菓子の名前です。
フランスだと「ドラジェ」。同じお菓子のイタリアでの名称が「コンフェッティ」。
コンフェッティの方が可愛いじゃないですか。
今回はファーストサンプル段階で名前を決める事が出来たぁ〜!。
F氏が考えたのは「ソフトキューブ」・・・・これはいけません。

日々の生活の中でル・ボナーのカバンを持つ事で、小さな幸せ感じて頂ければと思いながらカタチを創造する私たちです。「コンフェッティ」もそんなル・ボナーのカバンたちの仲間に加わります。


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