2011年4月アーカイブ

2011年4月30日

チャーと12年

ここ数日怒涛の日々だった。ポーチ・ピッコロとパパスショルダーバッグが出来上がりいっぱい送り出した。今回はいっぱい作ったけれどもう半分以下に。ありがたいことです。でも驚きました。

そんな忙しそうにしている二人を横目にいつも通りのチャー。もうチャーも12歳になった。少し老いたかなとは思いもするけれど、お客様がドアを開けるたびに威嚇の吠え声は変わらない。迷惑な存在感を示しながら、私達にとってかけ外の無い奴。





























2011年4月28日

今回はシュランケンでもいっぱい作りました「パパス」

ここのところ2ヶ月に一度のペースで作り続けているパパス・ショルダーです。その人気のパパスショルダーが出来上がりましたぁ〜!。お待たせしていた皆さまには順序ご連絡して送らせて頂きます。老人性痴呆症気味の私たちなので、予約名簿記載漏れの場合があるかもしれないので、このブログをチェックした人でパパス購入希望だった人は自主申告お願いいたします。ル・ボナーのメールアドレスはinfo@kabanya.netです。宜しくお願いいたします。

それにしてもパパスは人気があります。旧パパスから現在のバージョンアップしたパパスに変更する時に価格が1万円以上上がったので、旧パパスほどは売れなくなると思っていましたが旧パパス以上の売れ方を続けています。内装をナイロンからピッグシルキー革にした事やショルダーベルトに革を合わせた事や細部のパターン変更を、価格以上の価値と認めて頂けたのだと思っています。これからもず〜っと作り続けていきたいル・ボナーを代表するメンズカジュアルバッグです。









定番で作り続けているイタリア・バタラッシー社のバケッタ製法革のミネルバボックス3色(上からグリージオ、コニャック、タバコ)。世界有数のエージングが楽しめる革です。






今回はドイツ・ペリンガー社のシュランケンカーフ4色(ダークグリーン、ブラック、ゴールド、オレンジ)でも作りました。こちらは本シュリンク革に。元色が分からなくなるほどエージングするミネルバボックス革とは違って、元色維持しながら光沢が出てくる革です。今私はシュランケンカーフ使ったパパスを使っていますが気に入っています。

定番のミネルバボックスタイプのパパスショルダーは、東京銀座の「C.O.U.」さんでも販売しています。明日以降には店頭に並ぶと思います。関東圏にお住まいの方で実際に見て触れて購入希望の方は銀座の「C.O.U.」さんへ〜。これからもパパス作り続けていきます。税込52500円。

2011年4月27日

「お詫び」と「ポーチ・ピッコロ」

(お詫び)
今日はパパスが出来上がってその事をブログにアップする予定でした。しかし運送上の手違いがあり、届くのが明日になってしまいました。ブログの画像見てから決めたいという方が何人かおられます。手元に新しく出来上がったパパスがないので写真も撮る事が出来ず、パパスの記事は明日アップしますので待っていてください。なので今週も休日出勤です……。



今日は別の職人さんに頼んでいた「ポーチ・ピッコロ」が出来上がってきました。分度器ドットコムさんとPen and message.さんで販売してもらえるようになって、このポーチ・ピッコロも間を置かずリピート生産を繰り返すル・ボナーの人気アイテムに成長しました。今日からしばらくの間残っている在庫も含め、革の種類と色違いで12個のポーチ・ピッコロが店頭を飾ります。お気に入りの革と色が今回の中にあるのなら、5本挿しペンホルダーが出来上がる前にご購入宜しくお願いいたしまぁ〜す。今回出来上がったポーチ・ピッコロを紹介します。


最高級クロームなめしのクリスペルカーフで作ったポーチ・ピッコロは、独特の外向きにせり出すフォルムを生み出す。今回はダークブラウンは在庫で少量あったので、黒のみ作りました。ステッチはブルーです。税込42000円〜。



ブッテーロでは黒(赤ステッチ)ネイビー、ワインの3色。エージングを楽しむならこのブッテーロのポーチ・ピッコロが最適。ブッテーロの黒の内装はステッチに合わせて赤のブッテーロなので、5本挿しペンホルダーで作る事が決まっているブッテーロの赤と黒に赤ステッチは誂えたようにバッチグ〜。税込33600円〜。



傷を気にせず使い勝手の良いポーチ・ピッコロはやはりシュランケンカーフ使ったピッコロ。今回は黒、ブルー、バイオレット、オレンジで作りました。ブルーとオレンジはもう一度作るかどうかは神のみぞ知る。税込33600円〜。

自分で言うのも何ですが、このポーチ良いです。サイズが絶妙で使えば使うほど愛着わくポーチだと思っています。気に入って二個目を購入するお客様が急増中です。Pen and message.さんと分度器ドットコムさんでも好評発売中〜。

2011年4月23日

5本挿しののペンホルダーの試作

万年筆は不条理な筆記具。愛おしさと腹立たしさが交差する中で。ここのところ増えてはいないけれど、この摩訶不思議な感情を内包しながら潜伏している。東京ではペントレ始まっているんだなぁ〜。などと思いながら新しいペンホルダーの試作品を作っておりました。

私もそうですが、美しい軸は見せびらかしたいという思いが万年筆愛好家の一部の人にはあります。絵画にはお似合いの額が対のように、万年筆たちをホールドしながらも浮きた立たせるペンケースがあるといいんじゃないかと前々から考えておりました。そして作ってみたのがこれ。



太軸5本を十分ホールドする5本挿しのペンホルダー。
お気に入りの万年筆の軸が収めた状態でも一目瞭然。
正に万年筆愛好家の為のペンホルダーじゃないでしょうか?



中ほどサイズの万年筆ばかり納めても良い感じに収まっております。
あくまで主役は万年筆なのでおとなしめの色で製品化しようかなと思ったりしています。でもカラフルなシュランカーフで包み込む感じも魅力ではあるなぁ〜。仕切りもきっちりあり万年筆どうし干渉しません。止めている帯も長さ調節可能で、どんな軸サイズの万年筆もきっちりホールドします。心材をサンドイッチして硬さがあるので裏は下敷きとして使えます。紙をホールド出来る部分も裏には付いています。



そしてこのペンホルダーを作る上でまず考慮したのが、ル・ボナーのポーチ・ピッコロにピタッと収まるサイズにする事。この5本挿しのペンホルダーが二つポーチ・ピッコロに最初から付属していたようにおさまります。万年筆10本収めた空きスペースに、小さなインキ瓶が2個その上収める事も可能。まずインキ瓶は持ち歩く人は少ないだろうけれど。


まずは私が自ら実験台になって使ってみて、細部の修正を加えて量産します。設定価格を8500円前後を目標に考えております。万年筆フリークの皆様はきっと触手が動くはず。ポーチ・ピッコロを始めて販売した時からこの構想は持っていました。それがやっとカタチになりました。製品化までしばらくお待ちください。

2011年4月21日

レディーパトリシアの帰還

今週末には東京・恵比寿で第11回ペントレーディングin東京がある。私も少々万年筆には興味を持っているので、お客側で行きたいという希望は強く持っているけれど、小売業を生業としている身である私はなかなか都合がつかない。来年は出展者の立場で再び行けるようにしようと画策している。注目はアウロラのカルロ・ゴルゾーニ。いつか〜。

そのペントレの主催者のWAGNERの森御大が先週の土曜日に突然ル・ボナーにフラボナブリーフケースにいっぱいのカメラとレンズ?を見せびらかすため入れて来店された。しかし本題は吸入部分の修理をお願いしていた1930年代のウォータマンの「レディーパトリシア」をわざわざ渡すために。無料で直して頂いた上に持って来て頂けるなんて恐縮至極。そしてその場は万年筆ではなくてカメラ談義に花咲かせた。


修理完了した80年ほど前に製造されたレディーパトリシアに、インクを吸入するためサイドフィラーを引き上げると、修理前とは違い驚くほどのテンションがかかり気持ち良い吸入。益々この可愛い万年筆に愛着が増す。この万年筆は昨年ベルリンの蚤の市にて30ユーロで入手した品。セルロイドの色合いと鍛造ペン先が生む独特の薄い鋼のような書き味に魅了された。吸入部分も製造時の元気を取り戻し、輝き増したコンパクトなビィンテージ。





現在では作られなくなった鍛造のペン先。その鍛造ペン先の中でもこの時代のウォータマンは特別薄いように思う。その薄さが独特の書き味を生み出している。現行品のペン先では不可能な私好みの危うい書き味にフローも復活して最高です。

それにしても日本という国は良い。古い万年筆を修理して頂きながら、こんな風に安心して使用出来る国は他にはないんじゃないかと思う。森さんたちのような方々が居て下さるおかげ。でも壊れても修理して使い続けられて捨てないから数を増やす必要はないはずだけれど、数はなぜか増殖し続ける。


これでいつも携帯しているA7サイズの手帳カバーに収まる万年筆は、この修理終えたウォータマン・レディーパトリシアの指定席。素敵な佇まい。そして素敵な書き味。

2011年4月19日

リバーサルフィルム




今日ウィーン市街撮影旅行から帰国したばかりの、いやいや仕事でウィーン大学医学部にて講義実習に行かれておられたT先生が愛機・ライカM2&ライツのレンズ群で撮って現像したポジをボンジョルノに見せるべく、忙しい仕事の合間をぬって持って来て頂いた。

ここの所銀塩が面白いと感じ始めたボンジョルノ。しかしまだまだ修行中の身。思うように撮れなくてデジカメに逃避する事しばしば。デジカメで撮った時の鮮明な画像は銀塩では無理かもなんて思ったりもしていた。でも今回T先生が撮ったポジを見せてもらって参ったぁ〜。どの写真も美しい。これは長年の鍛錬とその間養われた構図のセンスがあってこそではあるけれど、美しい写真たちが古いアナログ銀塩カメラでも撮れるという事を再確認した次第です。

夜の撮影だって見事としか言いようがない。ISO100のリバーサルで夜の街角をくっきり写し撮るなんていう芸当は、日頃手ブレッソンなどと揶揄される私には3脚なしには出来ない芸当。F値が明るいとピント合わせが至難の技でスナップ写真は大変だし、絞ると夜の撮影はシャッタスピードが。どうやって撮ったのですか?と尋ねたら種明かしして頂いた。ISO200使用時の露出で撮って、現像時にその事伝えて現像してもらう。そうすれば夜景だってISO100のフィルムでF4でシャッタスピード8分の1秒で撮れるという理屈になるらしい。レンジファインダー機のライカなら8分の1秒であれば、しっかり脇を閉めて撮れば手持ちでもブレないらしい。それでも8分の1かぁ〜やはり今の手ブレッソン松本には無理かも。でもいつか。

それにしても現像したポジフィルムは綺麗だな。これから鍛錬してT先生が撮った写真のような抜けの良い写真撮れるようになりたい。この頃やっと絞って撮るという事に目覚めたばかりの手ブレッソン松本でありました。


2011年4月18日

アイデンティティ




先日久しぶりに大和出版印刷の若社長が来てくれた。何時もは陽気な話しに終始する社長@大和氏なれど、その日の話しは深く私の心に染み入った。去年後半から社長の決断で会社規模から考えるとオーバースペックかと思ってしまうほどのハイレベルの印刷機器へと移行している。会社は当然利益を出す事が大事で、自社内で印刷しなくても営業力があれば利益を生み出す事が出来る。でもそれだけでは印刷屋という家業を続ける企業価値の部分が満たされない。現在でも兵庫県内では高い印刷技術を誇る大和出版印刷株式会社ではあるけれど、日本にはそれ以上にプロの目で見ると素晴らしい印刷物を作り続けている誇り高き印刷屋さんがある。印刷機がどんなに素晴らしくても、取り扱い説明書通りだとその高みには及ばない。印刷業界は現在では最もハイテク化している業界の一つ。ただ操作する職人の経験と研究心から生まれる絶妙な塩梅がその機械をより生かす。要は最後は人(職人)。その職人が思う存分経験と技術を生かす事が出来る環境を整えた。4代家業として続く会社である大和出版印刷は、印刷屋さんとしてより高みを目指す。プロが別格と認める印刷のレベルを求めて。プロカメラマンが写真集を出す時などに名指しされるような印刷屋さんになる日は近い。それが社長@大和氏が願う自社のアイデンティティ。

そんな社長@大和氏から思いがけない素敵な仕事の依頼があった。デザインや仕様はボンジョルノにお任せ。唯一の要望は指揮棒ケースの入るサイズのブリーフケース。制約の少ないこういった仕事はワクワクする。脳下垂体が刺激され即座にイメージが湧いた。この依頼はず〜と考えていたけれど実現できなかったル・ボナーらしさ表現した高級ソフトブリーフケース誕生のきっかけになる予感。



早速発想したイメージを4分の1縮小サイズで描いています。革の厚みも考慮して絵にします。デザインは悶々と考え続けてもなかなか生まれない。背中を押してもらうと、すっと生まれたりする。今回が正にそんな感じ。社長@大和氏の申し出が、沈滞気味だった鞄職人の魂を目覚めさて頂いた。小さな個人企業のル・ボナーだけれど、私たちのアイデンティティも思い起こさせてもらった。

2011年4月15日

「コンフェッティ」最終サンプル完成




レディースの新作「コンフェッティ」の最終サンプルが出来上がりました。ハミの作ったファーストサンプルに修正点を加えて本生産の組み上げをお願いする職人さんに作って頂くのですが、ル・ボナーが求める内縫いが生むふくよかさを十分汲み取って頂いた素敵な最終サンプルが出来上がって来ました。小さな鞄は大きく見えて、大きなカバンは小さく見える。その事を思いながらル・ボナーのカバンを生み出しています。この「コンフェッティ」も小さいけれど小さく見えないで、全ての面がせり出しています。その3次曲線が独特の表情を生み出す。書類以外なら驚くほどいっぱい収まる小さなバッグです。




これで本生産はGO〜です。生産する色は全部で6色で、お菓子のコンフェッティのようにシュランケンカーフの中でもパステルカラー中心にファースト生産始めます。ハミが作ったファーストサンプルのコンビネーションで、ターコイズブルー、ピンク、イエロー、オレンジ。ハンドルとその延長部分のベルトは4色とも限りなく白色のパールグレー。そして単色ではこのライムグリーンとバイオレット。バイオレット以外は夏にも涼しげに持ち歩けるはず。内装のピッグシルキー革は出来上がってのお楽しみ。3色使います。



ハミが持つとこんな感じ。小さなバッグです。でも十分な収納力持っています。5月末完成予定です。価格は税込46200円で決定。5月末の発売までこの最終サンプルのライムグリーンの「コンフェッティ」はお店に展示しているので、来店されていつも持ち歩く品を入れてみて検討してみてください。

セオリー通りの作り方では生まれないカタチ。試行錯誤繰り返しながら目指す方向性を表現したいと願う独自の方程式。それを理解して丁寧な仕事をして頂ける職人さんと作っていきます。ただそういう職人さんの難点は手が遅いという事。なので出来上がりはいつも時間がかかります。かかりますがル・ボナーのカタチはそういう中からしか生まれません。登場までしばらくの間お待ちください。


4月初めての完全休養日




工房の模様替えや材料置き場の移転などで休みらしい休みがとれなかったけれど、久々昨日は完全休養日。桜の季節を堪能する事なく、桜が散り始めている。六甲アイランドの桜は今年は咲き始めから葉桜状態だった。桜の季節らしい暖かさが例年と違っていたからなのか。



チャーの年に一度の注射の為にオタニ動物病院へ。最近私の愛車・アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型が収まる駐車場の横にジャガーが止まっている。セダンでは一番美しいと私は思っている車。やはり維持するのが大変な車。共感を覚える。なんて思いながらマイアルファを駐車場から出して停めていた場所を見ると緑色の液体が床を濡らしている。ラジエター水のようだ。少し不安を覚えながらオタニ動物病院へ。

チャーはいつもの様にオタニ動物病院10キロ圏内からは恐怖心全開。いつもの様に口輪して3人がかりで押さえての診察だ。診察終えてオタニ先生が「良いカメラお持ちですね」と私が提げているライカM3を見て話しかけてこられたので、カメラの話ししたい気持ち山々なれど出来ない。チャーが脅威の馬鹿力でその恐怖の館からの脱出を試みる為。






そのマイ・ライカM3の貼り革が50年以上の歳月を経て硬化して3箇所剥がれていた。ライカは出来るだけオリジナルを維持したい気持ちあって初めての部分補修をしてみました。初めてにしては剥がれは目立たない状態になったのでないでしょうか。同じ問題でお悩みのタケちゃん先生いかがでしょうか?。



オタニ動物病院への行き帰りに通過する「長田神社前商店街」は私たち二人のお気に入りの商店街。


まだ一度も買った事がないけれど、長田神社前商店街で気になるお店。よく学生服着た子供たちが何人もここで立食いしている。

その後途中元町本通り商店街の「海文堂」で本を買い、「カツミ堂」でお目当てのレンズ・ノクトンクラシック35mmF1.4を実際に見て良いな欲しいなという思い強く感じながらも、色々な事情あり今は我慢しなければいけない身である事を恨めしく思いながらその場を立ち去った。ハミによく我慢出来たねと褒めてもらった。

マイアルファはラジエター水の漏れという不安を抱えながらの走行であったけれど、スムーズで心地よいアルファサウンドを奏でながら帰宅する事が出来た。今年は車検の年だ。今回もユーザー車検で行く予定。ただブレーキパッド、バッテーリー、他etc色々交換の必要性感じている。タイヤも今は履いているミシュランでなくてイタリア製のピレリにしたいなという思いも持っている。それにしても今まで色々な変な車を乗り継いで来たけれど、ドライブする事が楽しいと感じた車は初めてだ。

夕方からの囲碁倶楽部では4連勝した。
リフレッシュ出来た平凡なボンジョルの休日でありました。

2011年4月11日

カメラネタ3連続




私の期待に応えてライカM9といっぱいのクラシックレンズ持って岡山からやって来た。なので3連続でまたまたカメラネタです。大部分の興味のない皆様ごめんなさい。



前回持参された時は、その操作性があまりにマニュアル的でデジカメからこの世界の面白さを知った私には手のおえないモンスターと感じたデジタルフルサイズカメラだった。しかしライカM3で写真を撮るようになった今の私なら使いこなせるはず。早速このカメラで撮らして頂く事にしました。

M9は持った時の金属ボディの厚み感じる質感にまず驚かされる。質実剛健さは正にドイツ的で、なぜかタイガー戦車を思った。レンジファインダーでのピント合わせも私のM3に比べて合わせやすい。何より露出がカメラまかせでいいので素早くシャッターがきれる。でも日本の高性能カメラだったら全て当たり前にこなせてそれ以上で4分の1の価格で入手出来る。でも別格の存在感をライカは持っている。持参して頂いた彼はこのカメラをローンで買った。そこまでして入手したいと思わせるオーラを持ったカメラ。こんな製品作りに憧れ感じる。



お客様への接客する事なく夢中でM9のシャッターをきるボンジョルノ。そんな私をキャノン50Dでハミが撮った。ナチュラルないい写真じゃないですか。今回は前回とは全然違った印象。小さな液晶画面は撮った写真のピントが合った写真かどうかを確認するには厳しいけれど、レンジファインダーのピント合わせに慣れた私にとって、このカメラで撮るのがすこぶる楽しい。面白い。相当な枚数撮ってその画像は公開したいけれどすぐには出来ません。iPadに取り込んで画像をブログ用に小さくしようとしたら、元サイズが大きすぎて小さく出来ません。その為画像アップが直ぐにはできません。私好みの写真が撮れたのだけれど。



その時一緒に持参して頂いたクラシックレンズをE-P1に装着して撮ってみました。その時実感した。古いレンズが写し取るノスタルジーを。レンズだけで十分ライカX1、M9で魅了された空気感を撮れるのではと思った。






上の2枚は古いズミクロン50mmF2で撮りました。決してヌケは良くありません。でも良いのです。柔らかな空気が伝わり私好み。古いレンズは面白い。そして再確認した。私は1957年製ライカM3で楽しむ事にしようと。M9とM3に大きな差は感じなかった。その事もライカの凄さであり魅力だと思った。

2011年4月 9日

「ライカX1」で撮ってみたぁ〜!

ここの所、ル・ボナーの常連客の皆さんが集合するとカメラの話題が多い。これは私が現在最も興味の矛先が向いている事が大きく影響しているのは間違いない。そんな私の「カメラは外観が一番〜!」というミーハーな考え方に賛同してくれた唯一の人物が、カメラには強い興味は持っていなかった35歳独身のエリートサラリーマン・カメちゃん。そのカメちゃんに私は冗談半分で無責任に、コンデジカメラの最高値で見映え抜群のライカX1を勧めた。そしたら本当に買っちゃったぁ〜。



そのカメラがこれ。見映え抜群です。ライカらしい佇まい持った外観です。うわぁ〜その上高価なライカ純正のファインダーまで装着している。


それに加えてライカ純正のフィルターを装着するための市販のアダプターまで探し出してフル装備だ。コンデジカメラはレンズ部分がビヨヨ〜ンと伸びるのが格好悪いよねという私のカメラ外観至上主義に賛同したカメちゃんが探し出した逸品。そして実際に撮らして頂きました。


私の愛機・ライカM3を撮って見ると〜良いじゃないですか!。他のデジカメでは撮れないライカの孤高の世界をこのコンデジカメラでも体験出来る事に感銘を受けた。ヌケの良い画像ならGRDⅢの方が上のように思う。でも写真の味わいが特別だと感じれた。



撮った写真を白黒加工すると、よりその味わいが深まる。違いが撮った写真から明確に感じれるとは思わなかった。私の持っている何台かのデジカメで同じ条件で撮ってみるけれど、もっとピントの合い方が明確な写真になる。この柔らかさは出ない。


常連客F氏もFUJIFILMの傑作カメラ・X100を持ってやって来た。彼は私のカメラの先生です。そしてXの揃い踏みだぁ〜。どちらも素敵なデジタルカメラだ。でも私はライカX1に軍配を上げる。やはりデジカメでもドイツ製のライカは孤高の輝き感じた。


カメラらしい味わいの外観と面白さを持った高級コンデジカメラの2台のXと、私とほぼ同じ年齢のマイライカM3。私は遅ればせながらカメラ趣味はフィルムカメラへと歩き出した。でもデジタルカメラはブログを書き続けるには必要だ。だから並行して興味を持ち続ける。カメちゃんがライカX1はボンジョルノの口車に乗って買ってしまったが宝の持ち腐れと感じて半額で手放すと言う時は、是非入手したいので声をかけてと思っている。まずない事だとは思うけれど。

昨日はプロのカメラマンの装備を楽しませて頂き、今日は2台のXを楽しませて頂いた。そして明日は岡山からライカM9持ってお客様が来るはず。レンジファインダーにも慣れてきたので、あのモンスターも今回は楽しませて頂こう。

2011年4月 8日

「神戸ブランメル倶楽部」関連で取材




寒さが長く続いたけれどやっと暖かな日が続くようになり、
桜も遅咲きの満開シーズン。
でも今日は一日中しとしと雨が降っている。



休み返上して昨日も新しく借りた革置き場兼作業場の片づけをしていた。そして工房の方にあった荷物も移動し、工房は少し動線が広くなった。工房の中心に鎮座するオーディオにも、しまっていたターンテーブルを出してきて加えた。LPは捨てられなくていっぱいある。時々かけてみようと思っている。LPは私たちの世代のノスタルジー。



同じ人工島のご近所さんのオーダースーツ屋さんの「石田洋服店」さんが、同じく島内にあるファッション美術館の学芸員のM氏と一緒に、紳士淑女のファッションを楽しむ大人のクラブ「神戸ブランメル倶楽部」という会を発足すると云う。私はそのブランメルって何ですかと聞くぐらいスーツファッションには疎いのではありますが、神戸商工会議所のファッション部会のメンバーでも一応ある訳ですから、足でまといにならない程度に参加させて頂く事になりました。

そして今日はその倶楽部の参加店舗の取材で、東京から遠路はるばる「Men's EX」の取材陣が来られました。私は雑誌の取材を受けるのが好きです。販促に役立つとか言うよりカメラ趣味が今絶好調の私には、プロカメラマンが使う道具を見れるのが嬉しいからという理由で。



取材にはお答えしながらも気持ちは撮影している方向へ。素早く照明付きの簡易スタジオが出来上がっていて、商品撮影は始まっていた。


キャノン5Dとマクロレンズでの撮影。革製品を撮るのは難しいと感じているボンジョルノ。プロが撮ったル・ボナーの革製品はどんな風に撮られているのか、雑誌が発売されるのが楽しみだ。やはりプロは違う。色々なレンズを持参されていて、レンズフェチ気味の私はそのレンズたちを見ていて飽きない。



付けて撮ってみます?と言われたので、すかさず喜んでハイハイとマイ50Dに装着してみたのがこのEF70-200mmF2.8L 。長くて重くて正しくプロ仕様。でもこの大口径の明るさとAPS-Cサイズだと320mmになる望遠レンズは、私にとってドキドキする未知の世界〜。



そのEF70-200mmF2.8を装着して撮った写真がこれ。他にも何枚も撮ったのだけれど、初めての明るい望遠レンズでの手持ち撮影だとブレてしまった。4段分の手振れ補正が付いているとはいえ、320mm開放での手持ち撮影は難しい。でも面白い体験だった。

そんな風にレンズを楽しませて頂きながら取材は終わった。ブログ「ル・ボナーの一日」に載せたいので写真撮らせてもらいまぁ〜すと言いながら。まるで逆取材みたいとカメラマンの方に言われながらカメランマンの方を撮る私をライターの方がコンデジで撮って、訳がわからない状態になりながらメンズEXさんの取材は和やかに終える事が出来ましたと私は思っています。


2011年4月 6日

ル・ボナーの材料置き場移転

隣のお店が閉店されたので材料置き場兼作業場として借り足す事にしました。午前中にデベロッパーとの賃借契約を済ませ今まで借りていた倉庫からの荷物の移動を午前11時スタート。ハミと娘にも助けてもらいながらも、力仕事はボンジョルノの担当。ただこういう事は得意な私。今年55歳になるメタボオヤジとは思えないパワーが、こういう場合だけは200パーセント出る。





2日は丸々かかる移動作業と思っていたけれど、半日だけで大部分終わらせる事が出来た。上2枚の画像が新しく移動終えた材料置き場。まだダンボールに入っている材料を収める棚と収納ケースを、明日ホームセンターで入手して組み立てて収納すれば完了だ。今度借りたスペースは前より少し広くなり固定された什器もない状態だったので、広いスペースが必要な革棚に革を収めてもまだまだ充分なスペースが確保出来る。ル・ボナー杯卓球大会も今度こそ可能だ。やらないけれど。卓球台の上に裁断用のビニ板を敷いて、ここでも裁断が出来るようにする予定。


この神戸・六甲アイランドに最初お店を持った18年前は現在のショップ部分の8坪ほどをお店と工房を半々にして作業していた。その後隣のお店部分を工房として広げ、今回その隣りも借りて100平米のショップへとなった。工房と材料置き場兼作業場の間にある壁を抜いて、室内で行き来出来るドアを付けるかどうか思案中。


それにしても益々ル・ボナーは野中の一軒家状態。このショッピングビルのル・ボナーの左右上とも灯りがない。後ろの外資系の日本本社ビルも全盛期の3分の1の人しか働いていないという。この街はこれからどうなっていくのだろか。でも私たちはここで鞄屋続けていきます。今日は少し腰が不安定だ。

2011年4月 3日

ハミさんへのプレゼント

ハミさんは良い人でボンジョルノオヤジは困った痛い人と、多くの人が思っているようだ。でもこれは大きな誤解で私はただそういう風に見せているだけで、良識ある職人として日々本当は過ごしている・・・・・。信じてはもらえないだろうかれどぉ〜。


遅ればせながらと今日はそんな皆様に愛されるハミへのプレゼントが連続した。エリートビジネスマンのS氏は、横浜元町にある魔女グッズ専門店のオリジナルの魔女人形。魔女は元々薬剤師だったという説があるらしく、台所の守り神に良いそうです。頂いた魔女人形はチャーミング。ハミは大喜び。どこか似ているかも。


家の台所ではなくてお店に飾る事にしました。魔女がホウキに載って飛んでいるように写してみました。これはシャッタースピードを遅くして撮す高等技術。どうでもいい事だけれど。


常連客F氏夫妻は、神戸東灘の甲南本通り商店街近くのチョコレートショップでハンドバッグのカタチを模したチョコレート。大変ローカルな場所説明で失礼しましたが、これまた神戸のエスプリ感じさせてその上鞄職人・ハミさんにぴったしで、ハミは当然大喜び。



一緒にイタリアンなお菓子「コンフェッティ」。このブログを読み続けて頂いている方は気づいたと思いますが、ハミが最近作ったハンドバッグの新作に付けた名前。お菓子のコンフェッティの実物は初めて拝見する。お客様が出来上がりを待つ仕事を終わらせてから私もご賞味させてもらおうと一生懸命仕事して終らせてテーブルの上を見ると、ハンドバッグの形のチョコレートも優しい色のコンフェッティもハミとお客様たちが全部食べちゃった後だった。私の分を残しておいてよぉ〜。



遅ればせずに半月前には律儀に顧客Dioさんがハミの健康(歳が歳なもので)考慮した可愛い健康グッズを。大変お気に入りでハミは使わさせて頂いていまぁ〜す。


ハミがこの街でお姉さんと慕う一回り年上のMさんからは、昨日こんなにいっぱいの花束を頂きました。花束頂くのは大変嬉しい。

そんな風に優しい贈り物色々頂き幸せそうなハミ。そんなハミを見ていると私も嬉しくなる。ハンドバッグの形したチョコレートもコンフェッティも頂く事は出来なかったけれど。私もハミが欲しいなぁ~と珍しく言っている大きなプレゼント入手計画進行中。

2011年4月 1日

新色も加わって久々「ブッテーロ天ファスナーブリーフ」

茶とワインしか在庫がなかったブッテーロ天ファスナーブリーフケースが、新色も加えて久々多色店頭に並びました。このブリーフケースは芯材を貼らずにブッテーロを原厚のままで使い、使い込んで馴染んだ時に豊かな表情が出てくる事を意識してデザインしたブリーフケースです。マチを包み込む本体との関係や、ハンドル下のベルトを浮かしてループで止めて重みの加わる部分を底に持ってくるとかして、変形を防ぎながら使い込んで愛着増すであろう事を願いカタチを創造しました。内装には表に使ったブッテーロの倍ほどの量のピッグシルキー革を使い、オール革にて作ったファスナータイプのブリーフケースです。開口部の広い2つの外ポケットも使い易さ抜群。


黒とネイビー色は前回も作りましたが、まずこの2色が早々売り切れました。先に売り切れにならないようにと、今回はこの2色は多めに作っています。やはりビジネスシーンで使うカバンはこの2色が支持される。


グリーンとチョコ。
ブッテーロのグリーンの天ファスナーブリーフは、何度かブログで紹介したブッテーロ革お手入れ名人が使われている色。あの清潔感を持ったエージングは凄い。でも同じ素晴らしいエージングした状態に、誰でもなれるかというとこれはお手入れ次第。グリーンだけではなくてブッテーロ革はどの色でも、お手入れ次第で素晴らしく深み持った光沢を醸成する。


今回初めて作ったバイオレット。革の状態だと今まで作っていたワイン色との違いを強くは感じなかったけれど、形にすると完全に違う色だ。これは面白い。画像でもその違いは歴然。ブッテーロのバイオレットは微妙なバランスの不思議な色だ。まさにイタリアンバイオレット。


表革がグリーンとチョコの内装には、爽やか若草色のピッグシルキー革。


表革が黒とバイオレットの内装には、妖艶な紫色のピッグシルキー革。


表革がネイビーの内装は、前回と同じブルーのピッグシルキー革。

ブッテーロの天ファスナーブリーフケースが初めて7色(黒、ネイビー、チョコ、茶、ワイン、バイオレット、グリーン)で店頭に並びました。壮観です。税込81900円での販売です。ご予約頂いていたお客様には順次ご連絡と発送させて頂きます。

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