2011年7月アーカイブ

2011年7月31日

久々 「ラウンドファスナー財布」登場




ず〜っと欠品していたラウンドファスナータイプの長財布が出来上がりました。同じ内部の仕様のル・ボナー一番人気の財布「紐財布」に比べ他社でも同じタイプの財布は多くある事もあり、作らなくてもまあ良いだろうなんて思ったりしていましたが、要望多くお聞きするに至り久々作りました。


エージングが楽しめるブッテーロではネイビーとバイオレット。
ブッテーロ革のネイビー色は渋い雰囲気がある。
バイオレットは妖艶だ。


扱い気にせず使えるシュランケンでは、
バイオレット、ブラック、トープ。
今回はカラフル系は作らずにシックな色揃え。



内装に使っている革は締まった良いヌメです。
税込27300円でいっぱい作りました。

2011年7月29日

昭和なロードバイク(2)

私は自転車が好きだ。そんなに乗る訳ではないけれど見ていて飽きない魅力を私は自転車に感じる。前にも書いた事があるけれど、私が子供の頃自転車が欲しかったのに親が買ってくれなかった、三つ子の魂百までからなのか。私の青春のノスタルジーは自転車に強く現れる。なので70年代の自転車に特別心惹かれる。そして今度はロードバイクを手に入れる事が出来ましたぁ〜!。Fさん有難うございます。それも私が所有しているランドナーやロッドブレーキのママチャリと一緒のワイン色のル・ボナーカラーの70年代。その偶然に感動を覚えるボンジョルノでありました。



フレームは大阪市内で作っていた頃のZUNOW。


このマークがカッコ良いじゃありませんか。


溶接部分もラグで丁寧な作りのクロモリフレーム。


このリレーラーはデュラエース初期の高級ラインCRANE。


パーツ類は大部分2世代目のデュラエース。
その頃はジュラエースと言っていたらしい。
アルミの質感が良い。


クランクはスギノ。ペダルはミカシマ。


唯一リムだけは日本製ではなくてフランス製。
36本のスポークは美しい。
タイヤは今時珍しいチューブラです。


穴あきブレーキペダルがロードタイプには似合う。これも当然デュラエース。
ハンドルに巻いているテープとブレーキのペダルのカバーそれとサドルは、
持ち帰ってからすぐにボンジョルノ仕様に変更した。


フレームの色に合わせてブッテーロのワイン色で仕上げた。


サドルもブッテーロでと思ったりしたけれど、
実用を考えてお尻に優しいソフトカーフを巻く事にした。


そして入手したボンジョルノのロードバイクの全貌〜!。
30年以上納屋に眠っていたとは思えない素晴らしいコンディション。
フロントフォークの曲線が美しい。

この時代のロードバイクの日本製のパーツは、イタリア・カンパニョーロのデザインに大きく影響を受けている。オリジナルなデザインが生まれる前の過渡期の日本製自転車パーツは、どこかけなげで愛おしい。

乗ってみて面白いと思った。乗らないで見て楽しむボンジョルノでありますが、メタボ解消の為にこの自転車で汗を流そうかと本気で思ってしまった。これで自転車は十分満足だ。後はいつかコレクションしているパーツたちで組む事がかなえば自転車はあがりだろう。きっと。

昭和なロードバイク(1)







昨日の休みの午前中は、神戸市須磨区の板宿商店街に行っていた。この街を訪れるのは私立の高校入試で40年ほど前に訪れた事があったけれどそれ以来。実は自転車を引き取りに行って来た。

親しくしているお客様のFさんが「実家の倉庫を整理していたら30年以上前に乗っていた自転車が出て来たけれど要る?」と聞くので「欲しい〜!」とボンジョルノ。ボンジョルノが収集しているイタリア&フランスの古いパーツに変える事なく現状のままで使う事と、Fさんが親しくしている自転車屋さんでグリスアップして組み直し調整してもらう事が条件。待ちに待ったその70年代のロードバイクを引き取る為にこの街へ。Fさん待ち合わせていざ自転車屋さんへ。





目指す自転屋さんは板宿商店街のアーケードから少し住宅地の方へそれた場所にあった。自転車のパーツで作った小さなオブジェがお出迎え。他にもいっぱいの小さなオブジェたちが棚を飾っている。市井の自転車屋さんを始めて50年の間に趣味で作ったオブジェたちに魅力を感じる。





棚の奥には60年代のカンパのリレーラーがあった。他にも色々な古い自転車パーツが並んでいて、レトロ自転車パーツマニアな私にはいつまで見ていても飽きない。





シマノが世界を席巻するスタート地点の、初期のデュラエースのパーツたちだ。今回譲って頂くロードにはこの写真の下半分のパーツと同じモノを使って組まれている。クランクは王冠マークのスギノ製だそうだ。その70年代の昭和なロードバイクが私の元へやって来る。ワクワクしながらその実物と対面した。


2011年7月28日

玉ブチ交換

パパスはおかげさまで大好評継続中。いっぱい作ったのに今回も一週間経たない内に3分の2以上が売れた。急ぎ次回の生産を計画しないといけない。次回生産ではシュランケンでは何色を使って作ろうかな〜。



そのパパスのモデルチェンジ前の、それも初期のサンタフェという革で作っていた頃の、玉縁の交換の修理をしています。その頃は既存の内縫いのバッグの大部分と同じプラスチック芯に薄くした革を巻いた方法の玉縁で内縫いのバッグを作っていた。この方法だと使い続けるとその玉縁に巻いている革が擦り切れてプラスチック芯がいつか露出してくる。今ではル・ボナー製品の玉縁の入った内縫いバッグは、全てプラスチック芯を入れないで厚みのある革を二つ折りした玉縁で縫製しているので、この様な修理をしないで済む。プラスチック芯を入れた玉縁で内縫いする理由は縫い易いから。入れないで二つ折りした玉縁の内縫いは細心の注意が必要になり、縫製スピードも格段に落ちる。でも間違いなくプラスチック芯入れなければこういう修理はしなくて済むようになる。

パパスの玉縁の交換修理は内貼りを剥がして本体底部分も分解して擦り切れた玉縁を取り払って、もう修理しないで済むようにプラスチック芯が入っていない玉縁を新しく作り交換する。擦り切れた部分だけ新しく貼り合わせての交換だとまたいつか擦り切れるので、現行品と同じ仕様の厚みを持たせた革二つ折り玉縁で作り直す。この修理は結構手間がかかります。でも本体の革は大丈夫なのでまだまだ使い続ける事が出来るでしょう。

2011年7月24日

一杯の誕生日プレゼント そしてラゴスティーナ

お客様からハミの誕生日プレゼントを色々頂いた。
幸せな還暦前のハミです。そのおすそ分けを私も頂きます。
お客様との幸せな関係を大事にしながら、
私たちはこのお店で楽しい時間を過ごしていきたい。












写真を撮り忘れたけれど他にも色々頂いた。
本当に幸せを一緒にハミへの誕生日プレゼント。

そして週末はル・ボナーの勝手に無給店員のF夫妻からは〜。


ビッビックリした。
イタリアの鍋のフェラーリ?ラゴスティーナのラ・コレツィオーネ・ロッサ シリーズのパスタ鍋。こんなに厚みがある硬質なステンレスの鍋など我が家には一つもない。重さ3キロ。その上この赤(ロッサ)は塗装ではなく焼き付けで染み込ませていてはげないそうだ。


それにしても美しい鍋だ。鍋を見て美しいと感じて魅入ったのは始めての経験。イタリアのデザインセンスに改めて感心する。作りはピンキリあるイタリア製品だけれど、これは間違いなく鍋のフェラーリ。


ハミはいつもに増して大喜び。

2011年7月23日

ハミの59歳の誕生日




昨日7月22日はハミの五十代最後の誕生日。またまた今回も気がつかずに過ぎるところだった。お客様からのハミへの誕生日プレゼントがポストに入っていて気がついた。いつもの事だけれど困った夫であります。でも今年は結婚して最大の結婚記念のプレゼントをしたし、誕生日プレゼントも相当奮発した品を準備してはいる。ハミが喜んでくれれば何だってなんて事はないけれど相当頑張るボンジョルノです・・・・?。


誰も信じてくれないが、ハミは私より4歳年上の姉さん女房です。それを私自身一度も感じた事はないけれど事実です。私の裏付けのない夢や望みから山あり谷ありの三十有余年を共に生きて、これからは穏やかな後半生を共に過ごして行きたいと願っています。私と共に生きて良かったとハミが心底思ってもらえれば万々歳。だったら誕生日は覚えていないとね。ごめんなさい。


始めて逢った時からボンジョルノの一目惚れ。その時のハミは今の倍ぐらい太っていた。しかし可愛かった。娘は私の事をデブセンと言う。確かにその部分はあるが、キラキラした一生懸命な生き方が眩しくて、そのことに魅力を感じた一目惚れだった。その思いは今も変わらない。ちなみにその頃の私の写真を娘が見て「キムタクみたい」と言って私の若い頃だとは信じなかった。その二人の体型は現在逆転している。

ハミ59歳の誕生日おめでとう。もう還暦まで秒読み段階ですが、私には35年前に初めて逢った時と変わらず輝いて見えます。仕事も私生活もこれほど一緒に過ごしている夫婦はそういない。でも全然飽きない。車に一人乗っていて信号待ちしている時、横断歩道をハミが若かった頃にそっくりの容姿の女性が通り過ぎた。私は鼓動が聞こえるほどにドキドキして目で追いかけた。その日は一日そのドキドキした気持ちはさめなかった。私の大好きなイタリア映画「ニューシネマパラダイス完全版」で主人公が昔の恋人そっくりの娘と出会った時の心の動きに似た感情。ああ何を書いているのか書いている本人が分からなくなっているけれど、ハミと出会えた事が私の人生最大の幸運。ハミがどう思っているかは聞かないけれど、これからも宜しくお願いいたします。

2011年7月21日

お店のエアコン の交換

お店をオープンした18年前に付けたエアコンを交換する事にした。まだまだ元気に動いていてくれているけれど、エアコンの寿命からするといつ壊れてもおかしくないし、電力消費が半分以下になりル・ボナー最大の節電対策でもある事もあり、新しくすることにした。店舗用の工業用エアコンは家庭用とは違い丈夫だけれど高価だ。これはこの場所で残りの人生を過ごすという二人にとっての宣言でもあります。

先日も近所の親しくしている婦人服屋さんのエアコンが壊れた。この季節にエアコンが稼働していないなんて小売店では致命傷。部品が来るまで10日ほどかかり修理代は30万円也。他の部品がいつ壊れるか保証はない。そんな出来事もありいつか交換する必要があるのなら今変えようと決断した。

エアコンの交換においては、「古いエアコンを最新に交換すると電気代の差額で購入出来ますよ」なんていう営業電話がよくあるけれど、そんな営業活動を積極的にしている業者さんには少しいや相当不信感を抱いていた私は、ダイキンに勤めておられる親しくしているお客様に頼み、信用のおける業者さんを紹介頂きお願いした。神戸で40年営業している「(株)太陽プラント」さんは明朗見積もり&安心のアフター。




そしてル・ボナーが休みの今日一気に2台とも交換工事。店舗兼工房を全面ラッピング状態にしての取り替え工事。18年間私たちと一緒に壊れずに動き続けてくれたエアコンご苦労様でした。そして新しく取り付けたエアコンは末長く頑張って欲しいと願っています。いつもは気にもせず使っている什器だけれど、壊れると大変困る什器。丸一日そんな什器の交換工事に付き合って、撤去されるエアコンに愛おしさ感じたボンジョルノでありました。






今年の夏から節電努力は十分達成しながら、涼しさは今まで通りにお客様に提供いたします。夏の間は革製品を見るだけで暑苦しくなるというお客様も、その気持ちは重々理解出来ますがそう言わずに、夏でも爽やかに持てる革色の多い涼しい店内のル・ボナーにお越し下さい。お待ちしております。ボンジョルノ松本 拝。



エアコンが新しくなったル・ボナー店内。
正直に言うと誰もきっとその違いに気づかないだろう。


2011年7月20日

ミネルバボックスとシュランケンでまたまたパパス

今年になってから何度リピートを繰り返しただろうか。
欠品中だったパパス・ショルダーバッグの登場です。
ご注文されて待っていてくださったお客様たちには、
順次ご連絡させて頂きます。









ミネルバボックスの3色ははずせない。
エージングを楽しむならこのミネルバボックスのパパス。
この定番3色(上からグリージオ、コニャック、タバコ)は、
銀座・COUさんでも好評発売継続中。

シュランケンでは今回4色。黒以外は始めてのシュランケンの色。


何度も繰り返し作っているシュランケンの黒も今回はブルーステッチ。
青の糸使うのは確か始めて。


ブールーのシュランケンのパパスも始めて。
良い感じではないでしょうか。


レディースを中心に大人気のバイオレットでも始めてパパスを作ってみました。
このバイオレットなら、男性も持てる絶妙な色加減の紫。


そしてル・ボナー製品では初登場のシュランケンの新色・チャイナレッド。
オレンジ色に赤を混ぜたこれまた絶妙な色バランス。

今私はシュランケンのライムグリーンのパパスを使っていますが、
その使い込んだ時のモチっとした質感にぞっこんです。
シュランケンでパパスを作り始めてそして使ってみて、
ミネルバボックスのパパスとは違う魅力を気付かされた。
税込52500円でこれからもこの2種類の革で作り続けていきます。
ミネルバボックスでは頑固に3色で、
シュランケンカーフは色々な色使って。

2011年7月19日

便利の落とし穴

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お風呂の鏡上にあるシャンプー置き場の、置く品が落ちないようにするガード部分が壊れた。そのパーツがないと棚としての用をなさないので、製造メーカーに電話すると10年前のパーツはないという。それでは鏡台部分全体を現行品でいいから、壁で止める位置が同じであれば違和感があってもいいから、購入したいとくいさがったが、ユニットバス全体の交換を薦められた。棚のガード部分さえあれば済む事が、なぜユニットバス全体の交換を薦められるのかびっくりする。製造してから7年でパーツ保管の義務がなくなるという。このまま使う事にした。

納得出来ない。消費社会においてこの手の話しが多すぎる。末長く使いたくてもそれを許してくれない。そしてそれが加速する。肥大した経済規模の社会を維持してゆくには、消費するシステムが必要なのだろうけれど、出来るだけ使い手が関与することで末長く使い続けられるモノたちと関わっていたい。そしてそんなモノを作っていきたい。

2011年7月18日

なでしこジャパン世界一 凄ぉ〜い!




今日は早朝3時に起きて生放送で、女子ワールドカップサッカー決勝戦の日本対USAを見ていた。大画面テレビにググっと接近して迫力を感じながら応援していた。もう何度も駄目かと思いながら点を取り返す日本女子サッカーの強さに感動し、PK戦の末優勝だぁ〜!。これは凄いです。暗い話題が多かった今年の日本に、この感動はとびきり価値ある快挙。なでしこジャパンこの感動をありがとう〜!。いやぁ〜まだ余韻が残っている。


2011年7月17日

車でお越しの方は二番街駐車場が便利です

始めてル・ボナーに来られる人は、この六甲アイランドの住所表記が特殊なので迷われる人が多かった。しかしこの頃スマートフォンで検索しながら迷わずスムーズにお店に辿り着く方が増えた。何度も電話をかけて来られるお客様は大体私と同じかそれより年上のネットを上手く使えない世代。

車での来店は2番街駐車場が便利です。
ここなら駐車券も3000円以上お買い上げ頂くとお渡し出来ます。


ル・ボナーの東側にある3階建ての駐車場で、
その2階部分南東角にある通用門を開けると、
P&G日本本社ビルの中を通過する回廊に出ます。


そこをくぐり抜けると、
ル・ボナーのあるショッピングビルの2階部分に出てきます。
エレベーターで1階に降りるとすぐその裏がル・ボナーの店舗です。


ル・ボナーのお店内の独特のセメント打ちっぱなしの曲線の壁の裏部分がそのエレベーター。

この安藤建築のショッピングビルは空き店舗がいっぱいあります。普通の商売をするには厳しいけれど、作業しながら店舗としてもと思っている人には良い場所です。18年前にオープンした時は「個性を持ったお店の集合体」というコンセプトでスタートしそれに共感して出店したのだけれど、最初からそのコンセプトは裏切られたけれど、18年前から場所を移動せず営業を続けているのはル・ボナーだけになってしまった。しかし居心地良い場所なのでこれからもここで続けて行きます。


2011年7月15日

ボンジョルノのスーパークールビズ








梅雨があけ本格的な夏がやって来ました。ル・ボナーの店舗前の人口の川には子供連れの家族がいっぱいです。神戸東灘区の離れ小島の六甲アイランドが唯一賑わう季節です。私たちの商売には何の影響も与えない賑わいではありますが、仕事の合間に外を眺めた時には和みます。





夏のボンジョルノはパナマ帽。週に一人は「帽子も売ってるんですか?」と尋ねる人がいるぐらい仕事場に帽子をいっぱいかけていますが、これは全てボンジョルノの私物です。禿げた者には、冬は防寒の為必要で、それ以上に夏は必需品。暑い日差しを防御し汗で目が痛くなるのを防ぐ手立てが、髪がないものには帽子しかない。そして夏はパナマ帽がやはり一番ボンジョルノ的。50歳過ぎて大人の仲間入りを一応しているので、夏はパナマ帽に麻のスーツなんかで颯爽といければ格好いいのだけれど、どうしても楽な格好をしてしまう。それも相当に。





でもってお店までの行き帰りはこんなスーパークールビズ。去年は長ズボンを捲り上げて夏を過ごしていたけれど、半ズボンの方が間違いなく楽だ。その上Tシャツよりポロシャツの方が涼しい。ポロシャツは葉巻ブランドのモンテクリストのマークの刺繍がしてある試供品でレア?な品。ライムグリーンのパパスは夏でも涼しげで大変良い。パナマ帽とのアンバランスが、逆にボンジョルノ的バランスを生み出しているなんて勝手に思っている。カメラは必ず2台持ち歩く。これが重い。

お店での接客もこの格好。パパスとカメラ二台はさげていないけれど。来店されたお客様の購入意欲をそぐのは確実。でも一度してしまうと夏の間は戻れない。現在雪駄を検討中。

2011年7月11日

パパス・トートのファーストサンプル

昔作っていた大きめのメンズのトートバッグに、
新たに工夫を加えて再登場させる事にした。
縦37.5×横36×幅15のボストンバッグ並の容量があるトートバッグ。





最大の変更点は表に金具類の突起物を取り付けることなく、
ハンドルの長さを変える事が出来る工夫。



内側にくちばしギボシ付けてそこで調節出来るようにした。
大きな口元にはファスナーのフタが付いていて安心感も加味した。
内装はやはりピッグシルキーにした方がル・ボナーらしいかなと思ったりする。
ポケットは内側に大小5個付けたけれど、その形状などは工夫の余地有り。



ハンドルも厚みを持たせてみた。
この部分の長さや厚みはもう少し工夫が必要。






ハンドルを短くした時と長くした時。
長くした状態でこの持ち方だと、身長170センチ以下だと厳しい。


そして長くした時の肩がけした状態。

現在来店された親しいお客様にご意見を聞いているところ。
そのご意見を取捨選択して改良加えてGO〜。
今年中にはシュランケンカーフとミネルバボックスで登場させる予定。

2011年7月10日

デブ・ペンケース勢揃い

pen and messageさんと分度器ドットコムさんとル・ボナーの阪神間トライアングル販売網が功を奏して売れ続けているデブ・ペン。30年以上前から作り続けているル・ボナーの最古参の革小物ですが、この三社で販売を始めた2年間の間で、それまで作った総数を確実に上回る本数は売れた。これからも新色加えながら2社に協力して頂きながら作り続けていきたい少し大きめのペンケースです。

欠品中だった色が出来上がり一杯の色が揃いました。
店頭に並んだ全色を紹介します。


ブッテーロ革はデブ・ペンのメイン。
お手入れ次第で清潔感持ったエージングを楽しめる。

左から赤、ネイビー、黒(青ステッチ)、黒(赤ステッチ)。
黒に青ステッチは始めての登場。


茶、チョコ、グリーン、オレンジもしばらく店頭に並んでいなかったブッテーロの色。それぞれいっぱい作ったのでしばらくは大丈夫。


ミネルバボックスでもチョコ(タバコ)、グレー(グリージオ)、茶(コニャック)、ネイビーの4色が揃った。このバケッタ製法の革の使い込んだ時の変化は特別だ。


シュランケンカーフは現在右からオレンジ、イエロー、バイオレット、ターコイズブルーの4色。発色の良さでこのシュランケンのデブ・ペンは特別な存在感。


今回のブッテーロ革で作ったデブ・ペンの中にトラ模様が強烈に出ているものが何点かあった。使い込むとこのラインがもっとはっきりした文様になっていく。ナチュラルな革が持つ面白さを堪能できる。こういった個性が強い表情のタイプはネットでの販売は難しい。

デブ・ペンケースは3社で税込9450円で好評販売継続中。

2011年7月 8日

フェルディナンドカーフのレジェ・ボストン




フェルディナンドカーフという革があった。北欧で作られたそのカーフ革が私たち二人は大好きだった。表皮の摩擦強度は決して強い革ではなく、荒い使い方をすると無残な状態になるけれど、しっとりとした上等な質感が大事に使わないとと使い手に思わせるだけのオーラを持った革だった。そのフェルディナンドカーフ使って作ったレジェ・ボストンが里帰りしている。修理とかお手入れとかでの里帰りではなく、久しく品切れが続いていたレジェ・ボストンを再生産するため見たくなった。親しいお客様に使って頂いているので、無理を言っての里帰りです。それにしても良い表情している。


レジェ・ボストンにこのフェルディナントカーフの相性はピッタリだ。ただこの革でこのボストンバッグはこの一本しか作っていない。タンナー自体がなくなり在庫で持っていたフェルディナンドカーフで数年前に作った最後の大物。もう革小物しか作れない大きさしか残っていない。

このタイプのカーフが現行品で探せなくなっている。大手ブランドが数年は合皮なみに傷つかないビニールのような表情の革を望みタンナーも迎合する。その事で使い手の気配りで特別な表情に生まれ変わっていく上等なクロームなめしの革が減った。本来革が持っている耐久性と魅力を犠牲にして、便利や安易に扱える方向に革も悲しいかな進んでいる。五感を刺激する革素材が私は好きだし、素材が革である事の意味だと思うのだけれど。

レジェ・ボストンをシュランケンカーフを使って復活させます。フェルディナンドカーフのネットリした質感は望めないけれど、厚みと発色で新たな魅力を持ったレジェが登場するはず。このレジェ・ボストンに荷物を詰めて旅に出たら、一杯の想い出も一緒に持ち帰る事が出来るような気がする魅力的なフォルムのボストンバッグ。

2011年7月 5日

フラボナシリーズのボストンとポーチ

ル・ボナーのホームページの右隅にオンラインショップ「フラソリティー byル・ボナー」にアクセス出来るようになっています。4年前からやっていて今も細々続けています。ただ積極的にはやっておらずしりすぼみ状態。やってみて分かったのですがオンラインショップを片手間でやるのは大変だと。なのでオンラインショップのアイテム数も増やさずやっています。お客様からオンラインショップを充実させれば売り上げ倍増間違いなしなどと言われますが、私達ち二人にはキャパオーバー。宝の持ち腐れと言われる事を甘んじて受け入れながらボチボチやって参ります。


そんなオンラインショップでも売り続けているフラボナのボストンバッグとポーチが久々全3色揃って登場です。特にボストンバッグが3色そろって店頭に並ぶのは久々です。








3通りのカタチに変える事が出来るこのフラボナボストンは、ボストンバッグ不遇(不人気)の現代においても、使うとその良さが分かって頂けると思い自信を持って登場させたのですが、フラボナの残り3型ほどは売れず再生産を躊躇していたカタチ。でも何人かのお客様から要望を受けて久々作りました。上から両側閉じて丸いカタチにしたフラボナボストン。真ん中は下を閉じただけのカタチ。私はこのカタチのフラボナボストンが一番好きだ。一番下は両側開いて薄く大きなフラボナボストン。この形状だとガーメントケースや画材ケースとしても使える。高価なミネルバボックス革をいっぱい使って作ったこのボストンバッグではあるけれど、結構頑張ってリーズナブルな価格設定に。税込69300円。


こちらはフラボナシリーズの中でも一番人気のポーチ。欠品中だった黒色も加わり、余裕ある在庫状況で3色揃い踏み。4通りの使い方の出来るこのフラボナポーチは説明するとよく売れる。税込29400円。

このフラボナシリーズのバッグたちも登場してから4年が過ぎた。強度の加わる部分を少し変えたいと思っている。進化させながら作り続けたいカタチたち。

2011年7月 2日

デジカメのビジュアルにこだわるボンジョルノ

ライカのM3で撮っていて、フィルムの面白さを実感した。光をコントロールする方程式を少しかじった事で、デジカメの面白さも再確認してしまった。銀塩カメラ的にデジカメを操作すると、それまで見えなかった面白さが加わった。しかしデジカメはビジュアル的にライカM3の佇まいには遠く及ばない。さげていて自己満足出来るビジュアルのデジカメを欲したいと願うボンジョルノであったのでした。そんな時職業柄も手伝って革に着目したのでした。この素材を合わせれば特別感を持ったボンジョルノ的デジカメ満足ビジュアルになるはず。





まずはキャノンEOS50D。ボディーのラバー部分を剥がしてイタリアのクラシコバッファローで革巻きしました。使い込んでグリップ力もアップし、それより何より深みを増したクラシコバッファローのエージングがこのカメラに特別な存在感を加えていると私は思っている。そしてストラップはシュランケンカーフ使って作ってみたら、そのフィット感に大満足。重い一眼レフデジカメもこのストラップなら持ち歩くのが少し楽になる。


このところ使用頻度が急上昇なのがこのオリンパスEPー1。ツァイスのレンズとのコンビネーションはビジュアル的に秀逸。金属ボディーの質感が魅力のEPー1とツァイスレンズのコンビには革巻きは似合わない。なのでグリップ部分の合成皮革部分にだけエレファント革を貼り換えて少しだけボンジョルノ的に。ストラップはやはりシュランケンカーフで。





コシナのノクトンクラシック35mmF1.4を何人かのお客様が持って来て見せびらかされマイカメラに装着してみる。EPー1にも抜群の見栄えだし、M3に装着するとこれまた何と素敵な佇まい。でもビジュアルに目を瞑ると近々ルミックスから25mmF1.4というレンズが発売されるらしい。このレンズはは間違いなくボンジョルノ的にはEPー1にはベストなスペック。ただビジュアルがいけません。撮れる写真より「素敵なカメラですね」と声をかけられる事の方が大事だったりするボンジョルノのカメラ趣味。





他にもカメラは少しだけれど増えている。でもデジカメを一つだけ持つのであれば、GR DIGITAL III だなとこの頃思う。コンパクトなデジカメだけれど抜けの良い画像は素晴らしい。その上軽くて持ち歩くのに躊躇がいらない。購入からず〜っとワイコンのレンズと光学ファインダー付けてフル装備で使っていたけれど、何も付けずにシンプルでコンパクトに使った方が良いと今頃になって気付いた。しかし最小限ボンジョルノ的な佇まいをキープするためエレファント革を貼って少しオリジナリティー。

フルサイズのキャノン5Dや、オリンパスのXZー1や、ほか色々なレンズもまだ欲しいという煩悩は消えはしないけれど、手に入れられない間のこの満たされぬ時期の方が楽しいのかもしれないとやせ我慢言いながら、所有しているカメラとレンズをボンジョルノ的に手を加えてささやかに楽しんでいる今日この頃でありました。

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