2011年10月アーカイブ

2011年10月31日

カメラはやはり難しいから楽しい

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旅行はカメラ趣味を存分に楽しめる良い機会。今回のスペインにはとうとう手に入れる事が出来た念願の35㎜サイズ画像素子のフルサイズ一眼レフデジカメ・キヤノンEOS 5D を持参して意気揚々。50㎜ F1.4をそのまんまの画角で今回は撮れる。これで風景も人もいけるはずだとワクワクしながらスペインへ〜。しかし現実はその逆で50㎜という標準画角がどっちつかずな中途半端な写真ばかり撮れて自信喪失。カメラがレンズが悪いのではない。私の写真撮影能力がまだまだこのカメラと50㎜レンズを使いこなす技量に達していないのだと痛感した。

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元々人やモノを撮るのが好きで、風景を撮る事は眼中になかった。そんな私には50㎜画角で風景を撮る技量がなく、その上ちょっと古いEOS 5D だとその技量をカバーする今まで使っていた50D に付いていた便利機能もない。コンパクトなGRD3の方が楽しく撮れた。これはショックでありました。せっかく旅行中重いカメラを毎日ぶら下げていたのに活かせなかったなんて。

帰国後傷心の日々が続いた。しかし元来楽天主義のボンジョルノは思った。思うようにいかないから面白い。50㎜標準画角でいつの日か満足出来る風景写真を撮れるように精進するぞぉ〜!。それが出来れば鬼に金棒のはず。失敗は成功の元。

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でもって何故なんだかこのところ日々このカメラを提げている。なくても全然困らないファインダー装着してマニアルフォーカスレンズ& E-P1。この容姿が今一番お気に入りのボンジョルノ。お気に入りの写真が撮れるようになりたいという願望は持ち続けるけれど、それ以上にお気に入りのフォルムのカメラという道具を楽しむ事がボンジョルノには大事だったはずだと思い出した。カメラのある風景とでも言いましょうか。

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久しぶりにこの銀塩カメラのシャッターを切ってみた。余韻を持った素敵なシャッター音。いつか此処へ戻る日が来るのかな。デジカメで右往左往していると、この手間ひまかかる銀塩カメラで撮る楽しさを再発見する。このカメラで撮った写真だと、どんな写真でも満足出来るはず。撮るまでの所作が一番で、撮れた写真は副産物。そんなスタンスに憧れる。いつかぁ〜。

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などと自信喪失しながらますますカメラは面白く感じているボンジョルノの元に、いつの間にやらこれだけのカメラとレンズたちが集まってきた。どれも満足に扱えないまま、まだまだ増殖していきそうな気配。増殖の基準は見た目重視。

2011年10月26日

自転車再開

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スペイン旅行とその前後、自転車で島内外周道路一周の日課を休んでおりました。
その間再び持病に近い極度の肩こりが再び私を悩ませた。
数日前からその日課を再び再開したらあら不思議、肩こりが緩和しつつある。
それにしても夏用のサイクリングウエアーだとちょっと寒くなってきた。
走り出せばまだ大丈夫だけれど、走り始めが。

それにしてもやはり走ると楽しい。
六甲山が迫る港町・神戸を海側から見ながらのロードバイクの走りは気持良い。

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急に秋が深まった。
空の雲も秋模様。

ボンジョルノ唯一の健康に良い日課をまた再開しました。
目指せ体重65キロ。自転車で毎日10キロだけだと無理かなぁ〜。
でもこの日課なら続けられる。

2011年10月25日

フラソリティーの催事でル・ボナー製品も

仲間の(株)猪瀬さんが今日(25日)から11月1日まで自社オリジナルブランド・フラソリティーの販促の為、船橋西武1Fで催事です。
そのスペースでル・ボナー製品も展示販売する事になりました。
その催事が終った後は11月9日から22日まで銀座松屋1Fでの催事です。
そこでもル・ボナー製品の展示販売も引き続き継続します。
関東地域で唯一ル・ボナー製品を見る事が出来る銀座C.O.U.さんにも置いていないル・ボナー製品も見れるので、お近くの方は是非覗いて見てください。

2011年10月24日

ディプロマ・トート再び

ディプロマ・トートを少し仕様を変更して久しぶりに再生産しました。
A4ファイルがぴったし収まるスマートなトートバッグ。
変更点はハンドルの長さを6センチ長くしました。
これで男性の肩幅でも収まるようになりました。
今回はシュランケンカーフ3色とノブレッサカーフ2色で作りました。

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ジーンブルーはシュランケンカーフを代表する色。

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ダークブラウンと黒は落ち着いた雰囲気。
ダークブラウンはワインステッチ。黒はブルーステッチ。

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ドイツ・ペリンガー社の型押し革のノブレッサカーフでは赤と緑。
この革を使ったディプロマ・トートは軽いです。

縦33×横27×幅10のスマートなトートバッグ 税込み46,200円。

2011年10月21日

プロの画家を見た

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帰りの機内でも描いたスケッチに色付けし続ける古山画伯。
酒をたらふく飲みながらだけれど。

古山浩一でネット検索するとWikipediaでも載ってるし、画像検索にも沢山写真が出て来るから公人。なので書いてもいいかな。この人面白い。

今回のスペイン旅行で一番印象に残った事は、プロの画家・古山浩一を初めて実感出来た事。彼は描き続ける。躊躇やスランプがあろうと描き続ける事で前に進む。魂(画伯は怨念と言う)の入った絵は、書き続ける先にあると確信するプロの画家だと感じた。

だから画家を目指す生徒さんたちには厳しい。辛辣な批評を加えそれにくってかかる強さを求める。高校の美術部の顧問時代は、文科系クラブなれど体育会系気合いと根性最優先の美術部だったらしい。まずはデッサンの基本とセオリーを数をこなす事で会得し、個性はその苦痛の中から生じてくると。それに筋トレと精神修養も加わった美術部だったらしい。そんな美術部聞いた事がなかった。その思いは今も持ち続け自分自身にも課しているプロの画家なのだ。

決して渋い紳士にはなれない昭和の貧乏画家風な風貌と身なり。でもなぜか画伯の居るところにはいつも眉目麗しい美女が。なぜなんだぁ〜?。一度行ってみると誰もが驚く異次元のアトリエ・町工場二階空目薬煙突工房は過激派の壊れかけたアジトのようだ。カバン好きで万年筆好きで変なモノいっぱい好きなただの変わりものだと思っていた部分が強くあったけれど、絵を描くという本業においてこれほど真摯な姿を今回見て、少しだけいや大きく見方が変わった。
 
鞄職人になりたいと思っている若者に置き換えてみても同じ事が言えると思う。格好悪くてもまずは気合いと根性で数をこなす技術とノウハウを蓄積しないと、食べていける創造力持った鞄職人としてはやってはいけないのではと思う。個性はその七転八倒の日々の先の結晶。プロの鞄職人であり続けたいと思う。そして画伯から刺激を受けたスペインから戻ってから、量産仕事を夢中でこなしているボンジョルノでありました。

絵も万年筆も革カバンもなくても社会生活において困らない。だからこそ愛おしい。生きる潤い。万年筆菌は間違いなく画伯から感染させられた。でも知り合えて本当に良かった。

2011年10月20日

古山浩一画伯からいつもの冊子が届いた

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古山万年筆画伯のイベントに参加すると終わった後いつも届く手作りのアルバム。
今回は早々届いた。この画伯のサービス精神がありがたい。
画伯の撮った写真たちを見ながらスペイン旅行の日々を懐かしむ。

表紙のスケッチはマドリッドのマイヨール広場へとつながる階段。
その階段の横のレストランで夕食した。素敵な絵だ。

この実際の絵も含めて12月には西麻布の画廊で展示販売するそうです。
一枚購入したいなと思うボンジョルノ。

来年の秋にはル・ボナー主催で「ベニス&小さなイタリアの街々・スケッチツアー」をと、画伯から提案されている。実現させたいと思っている。

2011年10月17日

フラメンコが良かったぁ〜

今回のスペイン旅行で最も感銘を受けたのはフラメンコ。スペインの伝統舞踊だというぐらいの知識しか持っていなかった。スペインへ行ってフラメンコを観たという人に様子を聞いても、特別関心を抱く事はなかった。でも実際にライブで観て、その魂の叫びが伝わるステージに震えた。

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多くのツアーで旅行会社がセットしたフラメンコは、食事をしながら観光用の余興のような扱いだそうだ。そこで主催者の古山万年筆画伯は知人を介してフラメンコ通の人から、マドリッドで本物のフラメンコが観れる場所を聞き予約し、マイヨール広場の週末の夜の喧噪を抜けてそのタブラオを訪れた。板張りの狭い舞台を囲むようにギュウギュウの観客席。日本のライブハウスのような設え。

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まずはフラメンコ独特の打楽器カホンとフラメンコギターと歌のステージ。それだけで十分聞き応えがあり、それぞれ強く自己主張している。特にただの箱のような打楽器カホンと2本のギターというシンプルさからは思いもしなかった迫力ある音色には驚かされた。そして1時間半のステージは始まった。

このフラメンコは知っていたスペイン古典舞踊のフラメンコとは違うぞ。リズムが早くて激しい。その上フラメンコは情念を内に秘めた重苦しさを持った踊りだと思っていたけれど、このステージで繰り広げられているフラメンコは外へ情念を発散しているようだ。

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男女二人で踊り、次にイケメンの男一人で。そして最後に少し迫力ある女の舞。その最後の女性の驚愕のタップには度肝をぬいた。一秒間に何十回床を打ち鳴らしているのかと感じてしまう神業。それも一瞬ではなく長い時間打ち鳴らすそのスタミナにも圧倒される。エンディングが来てもタップは終わらない。その舞に再び歌と楽器が呼応する。今まで以上に早く正確にタップのリズムにモダンジャズのアドリブのように応え合う。これが現在のモダンフラメンコなのか。

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人は自身のアイデンティティーを表現したいと願う。そのカタチは人それぞれだけれど、その時人は夢中になれる。そして美しく昇華したその表現は人を感動させる。人が人である為の無二の価値。マドリッドの下町の小さなステージでそんな人が作り出す感動を感じる事が出来た。

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一時間の休憩を挟んで今夜2回目のステージをこなす。その休憩中の彼女のどこにあの鬼気迫るタップを踏めるパワーが存在するのだろうか。深夜12時半からの2回目のステージも観たいと思ったけれど、もう予約いっぱいで駄目だった。フラメンコを観るだけの為にスペインを再び訪れるのも良いなと思った。

2011年10月14日

新仕様で10年ぶりにパパス・トート

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10年ほど前にパターンを起こして販売していた大きなトートバッグを、仕様を一部変更して作ってみました。仕様変更の為のサンプルを作ってみて納得出来ず、ハミの意見を取り入れ最小限の変更に止めて本生産に突入しました。そして出来上がったパパス・トートは良いのではないでしょうか。

仕様の最大の変更点は革。大きなトートバッグ(縦38×横36×幅15)なので革をいっぱい使い、ヨーロッパ皮革を使うと価格が上がってしまう事を避け、10年前の旧作ではバングラキップのサンタフェという革を使っていたけれど、今回はミネルバボックスとシュランケンカーフで作って、パパス・ショルダーと共通素材とした。その為価格もそれなりにする。内装は計量化の為10年前と同じナイロン生地。あとトップをファスナーで閉じれるようにし、ショルダーベルトもパパス・ショルダー同様革を巻いた。それとショルダー取り外し時のギボシ金具は丸いタイプをやめ、穴が緩んでも撮れにくい嘴(くちばし)ギボシに変更。

フォルム的には大きな変更点はない。唯一旧作ではマチと本体を明確にする為に、ステッチを入れて角を作っていたけれど、それをやめた。今回パパス・トートを再製品化するにあたってこの四角のステッチを入れない事には躊躇があった。納まりが悪いフォルムになるのではという心配があったから。でもハミの助言を受け入れて、ステッチを入れなくて正解だった。逆に自由な開放感があって革の豊かな質感を表現出来たのではないでしょうか。

初回生産ではシュランケンカーフではオレンジ、ゴールド、ホースの色で作ってみた。黒での要望もあったけれど、丁度シュランケンの黒の在庫がない状態で今回は作れなかった。ミネルバボックスではグリージオとタバコ。

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イタリア・バタラッシー社のミネルバボックスはエージング世界一だと私は思っている。旧作では輸入元の革屋さんのサライ商事の現副社長に頼まれて、この革のグリージオで特別に作った事があった。日々気に入って使ってもらっていて、凄く良い感じにエージングしていた。そのミネルバボックスが今回から定番で登場です。

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この大きさでシュランケンのオレンジは派手かと躊躇があったけれど、出来上がってみると良い感じ。私はこの色のパパス・トートを使いたいなと考えている。やはり制作者自ら広告塔の役目を担わないといけないのではないかと思うのでありました。

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ホースは定番色のゴールドを少し濃くした茶。トープ色にも似た感じ。

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そしてゴールド。シュランケンのパパス・トートはパパス・ショルダー同様発色と革の質感でミネルバボックスより秀出ている。エージングを選ぶか、発色と質感を選ぶか、さあどっち?。

2〜3泊の旅行でも十分な容量。口元にファスナーを付けたので安心感も加わった。旧作が内縫い部分の玉芯交換で里帰りしていたのを見たお客様の何人かが要望されて今回の生産となった。税込み94,500円での販売で、今後定番になるかは売れ方次第。

2011年10月12日

第10回「アファンの森で語る会」

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スペインから帰って来たその翌々日からの「アファンの森で語る会」に出席する為神戸には戻らず筑波に泊まり、次の日古山万年筆画伯の車に便乗させて頂き黒姫山へと向かった。古山万年筆画伯主催のこの集いも今回で10回目。「継続は力なり」と思う。アファンの森を散策しニコルさんや松木さんのお話しを聞き、深夜まで年に一度集う仲間たちと話すそれだけの集いだけれど、幸せな時間を享受する事が出来るかけがいのない一日。

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今年はスペインから帰ってきたばかりだからだろうか、いつも以上にアファンの森の空気が美味しく感じた。そしていつも以上に美しいとも感じた。私の親父は林業試験場の技術系公務員だった。そして私の息子もなぜか森林関係の研究者の道を進み、今沖縄でヤンバルの森の再生可能なシステムを模索している。私とハミももしこの神戸でお店を出していなかったら、今頃信州の古民家に住んで鞄を作って卸しをする生き方を選択していただろう。森は癒される。

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それにしても多様な樹木が余裕を持った間隔で育つ森は居心地が良い。人工的に同種の木々をギリギリの均等間隔で育てた経済林の暗さに比べて、森も生き生きとして柔らかな風が吹く。すべての部分で隙間までも埋め尽くそうとする現代社会。そんなギスギスした世の中でお金だけでは買えない大事な何かを思う。

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今回の「アファンの森で語る会」で、会いたくても会う機会がなかなかなかった人たちとも会う事が出来た。若い人たちの苦悩や幸せとも出会った。画伯が当初10年は続けたいと思ったこの集いも今回がその節目。でも来年もまた次の節目に向かって開催されます。生きるエネルギーを補給する為に、来年もこの季節には黒姫山の麓を訪れたいと願うボンジョルノでありました。

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思いもよらない副産物が。帰国後の数日は強制的に寝不足を強いられた為、初めて時差ボケを感じずに現在普段通りの仕事モードに突入出来ている。これから12日間の空白を埋めるべく頑張ろっと。

2011年10月 9日

ファスナー付けました

7年振りにちょっと改良しました






2011年10月 8日

トレドのリュック

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鞄大好き人間である古山万年筆画伯は今回の旅行でも4個の革鞄を購入していた。
本人は研究の為と言いながら先日持っている鞄を数えてみたら400個近くあったらしい。
いやはやその情熱には驚かされます。

そんな鞄好きがスペインでチョイスした鞄の中でちょっと気になった革のリュックがあった。
このカタチは30年前に見た事がある。パターンの妙で本体の下部が動物の足のように伸びていて。その部分とショルダー部分が連結した独特のカタチをしたリュック。まだこのカタチを作り続けていたのかという懐かしさを感じたスペインらしい革のリュック。

縫製は30年前に見た時のモノに比べて雑な感じは否めないけれど、良いなめしのオイルレザーを使った一枚仕立て。一枚仕立てでも独特で、革の裏を奇麗に仕上げて本体部分はその革裏を表で使い、内部が表革仕様にしている。この技法はスペインを代表するバッグブランドのロエベでもかつて同じ仕様のバッグのシリーズがあった。スペイン独特の技法の一つのようだ。

しかしこういったスペインらしさを感じさせるバッグを探し出すのは至難の業。スペインを代表するブランド・ロエベですらLVグループに吸収されそのスペインらしい魅力は消えてしまった。このバッグのお値段は120ユーロだったらしい。日本だとこのレベルの革の原価にもならない。その価格でないと売れないのがスペインの現状だったら、このスペインの伝統的なカタチと仕様の革のリュックを作る職人はいなくなる。このカタチと仕様を私なりにアレンジして作ってみたくなった。

2011年10月 7日

スペインから帰ってきました

初めて行ったスペインから帰ってきました。
でもこの後黒姫山での恒例の行事に参加するので神戸には戻らず、
なぜだか筑波のホテルでブログ書いています。
今回の旅は古山万年筆画伯のプロの画家の絵を描く怨念のようなものを垣間見れた事が、
最も大きな刺激を与えてくれた旅でした。
モノを作り出すプロは作り続けないと前に進めない。
作り続ける事で覚醒し進化する。
私も神戸に戻ったら年末まで怒濤の日々となる事は覚悟しているけれど、
それをあえて受け入れたいと思える良いきっかけの旅だった。

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荒涼とした茶褐色の大地に旧都トレドの旧市街はあった。

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トレドを代表する建築物・カテドラル。

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間近かで見ると圧倒的な存在感。
ただ狭くて迷路のような街を歩いていると、この建物は上を向いても確認出来ない。

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内部は圧巻。
トレド滞在中2度も訪れた。

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コロンブスが持ち帰った金で作った日本で言うところの神輿。
他にも見入ってしまう品が山のようにある。

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トレドの伝統工芸品の象眼細工。
お土産品だとは分かっていたけれこの象眼細工のボールペンを買ってしまった。

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スペイン料理は基本的にダイナミックだなぁ〜と毎度食べるたびに感じた。
私はやはり同じラテンでもイタリア料理の方が好きかなぁ〜。
これは鱒の料理。

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三日泊まったトレドのホテルはマドリッドのホテルとは違い、
スペインローカルを感じさせるたたずまい。
この方が私の場合は居心地良かった。

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スペイン最後の夜はトレド旧市街が一望出来るレストランで食事。
古山万年筆画伯がいっぱい精力的に描いていたマドリッド&トレドのスケッチは、
12月に西麻布の画廊にて展示販売しますので乞うご期待。

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帰国の日の朝焼け。
部屋には小さなテラスがあって助かった。
そこでシガリロを吸いながら撮った。

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そして褐色の大地の国から日本へと帰ってきました。

2011年10月 5日

ボンジョルノのスペインでの悲劇の日

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トレドに来て三日目。明日は日本への帰途に就く。
旧都トレドは治安が良くて大きな問題もなく今日まで楽しんでいた。
英語力も私並み?なスペインの皆様なので逆に気楽に過ごせる。
大好きなイタリアにはないイスラムやユダヤやカトリックが混濁したコスモポリタンな空気を楽しんでいた。

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夜な夜な食後は薄明かりの迷路のようなトレドの旧市街を、
有志を募って長時間の半分迷子状態での散歩。
これがなかなか面白くてやめられません。

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今回のこのスペイン旅行は『古山先生と巡るスペインスケッチツアー」なのだ。その旅に便乗した私は、スケッチは高校生の時以来した事がない門外漢。なのでカメラでスケッチなどと言いながら、ふでDEまんねん&水彩絵の具でのスケッチを予定していなかった。しかし皆さんがスケッチしているのを見て急に私も本来の趣旨に参加したくなった。文具店で水彩用のスケッチブックと絵の具セットを購入し、ふでDEまんねんは古山画伯から奪い取り、さあスペインでの最後の滞在日となる今日は30年ぶりにスケッチだ。

これがなかなか面白い。
外国の街角で彷徨いながら丸一日スケッチするなんて、
なかなか味わえない贅沢で豊かな時間。

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トレドだったら一人でも行動出来るのではという気になっているボンジョルノ。ハミへのお土産にと予定していたカンペールの靴が旧市街には売っていなかったので、ホテルの人に聞いていた郊外の大規模ショッピングセンターに一人で行く事にした。タクシーの運転手さんにホテルで書いてもらったショッピングセンターの名前を見せていざ出発。旧市街から高速道路にのってぐんぐん離れて行く。少し不安と後悔が頭をよぎる。でも無事着いた。でも1時間以上広いショッピングセンターをくまなく探したけれど、お目当てのカンペールの靴はなかった。そして帰ろうとした時気づいた。タクシーが常時来る場所ではない事を。1時間半ほど偶然にも来たらいいなぁ〜とタクシーを待ったけれどやはり来ない。世の中そんなに甘くはないと思ったぁ〜。勇気を持ってオドオドしながらショッピングセンターの中で働く人に声かけた。「プリーズ タクシー コォ〜ル」。一瞬何を言っているのか怪訝そうな顔をされたが、すがりつくような私の切羽詰まった姿から理解して頂きタクシーを呼んで頂いた。そして私はトレド旧市街へと辿り着いた。

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悲劇はそれだけでは終わらなかった。良いスケッチ場所を探し歩いていたら何かが背中あたりにかかった。そして平行して歩くサッカーウェアを着た男が近寄って来て何かを話しかけてくる。例の犯罪行為の事例の一つだとすぐに理解した私は無視して足早に歩き逃げた。しかし臭ぁ〜い。仕方なくホテルに戻って服を脱いでみるとこの惨状。洗っても簡単にはとれない。

やはりボンジョルノは海外で一人で行動するのは、まだまだ危険なようです。
でも反省しながらへこたれずに気分一新して用心を怠らずに、もう一枚スケッチする為にホテルからトレド旧市街へ。

GRの帰還

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二日の日曜日は「蚤の市」に行った。
マドリッドの蚤の市に集まる人の7割はスリと思った方が良いなんて脅かされたので、荷物は最小限にしたショルダーバッグを襷がけにしてその上から上着を着ての出陣だ。なのでカメラもこの時ばかりは大きな5Dは持たずにコンパクトなGRだけ持って行った。

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蚤の市は脅かされたような出来事は幸運にも遭遇することなく、しかし警戒は怠る事なく見て回った。ただ思ったより興味を惹く品が見つからない。その中から精一杯見つけて買った品がこの2本のシェーファーの万年筆。でべそ会長はまた記念になんて言いながらい〜っぱい持っているのにモンブランのピックスを入手していた。

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蚤の市を見終わって皆と合流すべくソフィア王妃芸術センターへ。ピカソにミロそしてダリの傑作が揃うスペイン近代絵画の殿堂。蚤の市での緊張感がその時緩んでしまったボンジョルノでありました。見終わり集合場所に集まった時持ち物を調べてみたらGRがない。すられたのではない。気がゆるんでどこかに置き忘れてきたようだ。スペイン語はもちろん英語も全然話せない私はもう駄目だと諦めた。GRD4も発売された事だしこの事を理由に買う口実にもなると考える悪しきボンジョルノも見え隠れ。そんな時このスケッチツアーに参加しているIさんが、駄目で元々ソフィアの人に聞いてみましょうと言ってくださった。そして聞いてもらうとすぐには落とし物は戻っては来ないので明日また来てくださいと言われたらしい。しかし明日は11時にマドリッドを後にしトレドに出発する。ソフィアは10時開館でツアーに参加している皆様に迷惑をかけないでソフィア往復はギリギリ。しかしIさんと一緒に翌日ソフィアの受付に行った。すぐには連絡つかずに11時までに戻れるタイムリミットが近づいた10時45分に見覚えのある革巻きのGRD3を持ってガードマンさんが笑顔で登場。

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スペインのそれも多くの問題を抱える大都市マドリッドで、不注意で置き忘れたボンジョルノのGRD3が24時間ぶりに私の元に戻って来るなんて奇跡だ。涙が出て来た。もうこのカメラは手放せない特別なモノ。買い替えようなんて一瞬思った自分が恥ずかしく思えた。Iさん本当にありがとうございます。親切に対応して頂いたソフィアの皆様ありがとうございます。私はスペインが大好きになりそうだ。ホテルに戻ると待っていてくださった皆様にこの吉報を伝えると拍手で迎えてくださった。私の不手際が起こした騒動でありましたが、小さな幸せを一緒に連れて来て頂いた。本当に皆様ご迷惑をおかけしました。

2011年10月 4日

営業再開(ちょっと大袈裟)

 ご心配くださった方々、本当にありがとうございます。
また、ご来店くださった方々、本当に申し訳ございませんでした。

 熱が下がりましたので、本日(火曜日)から仕事をします。

低体温、低血圧(肉嫌いの要因、大かもしれません)の私は、通常の微熱でもふらつき
普通に歩けなくなってしまいます。今回は9度5分まで上がりました。
今年は発熱の当たり年、宝くじでなく残念です。

1日の夕方、過去に経験無い程の震えと悪寒に襲われ、これはまずい!
私一人のためお店を閉める訳にゆかない、とスーパーの薬局へ。    
市販の薬をほとんど飲まないのですが、良く効くと聞いていた○○○ン、
薬剤師さんに症状を伝え「○○○ン、下さい」
「ではこれが良いわね、○○湯」
「あの〜仕事休む訳いかないので○○○ンを・・・」
「いえ、これにしなさい」と。
強い意志を持つ目ではっきり言われると、薬知識の無い私は言われるままに○○湯を手にしていました。
結局2日も休む事になりましたが、信念を持って言い切る薬剤師さんに完敗です。
今度、この薬を薦めた理由、伺ってみよう、と。

2011年10月 3日

マドリッド なう

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マドリッドで本格的に始動した一日の土曜日はまずプラド美術館に感動した。筆のタッチが画家の感情を伝えるスペインの中世の絵画たちに引き込まれた。特にゴヤの実物の絵たちはその後の印象派絵画の先駆けだと思った。惹き込まれた。でもそんなスペイン絵画たちの中にあってマイブームの画家の絵とプラドで出会うとは衝撃だった。その絵はカラヴァッジオの「ダビッドとゴリアテ」。プラドの隅の展示室にポツンと一枚だけ寂しそうに飾られていた。私はその部屋で一人見入っていた。マイブームはまだ続きそう。

夕食後地元の人が行く本格的なフラメンコを見る事の出来るタブラオに行った。一度もフラメンコに興味を持った事のない私であったけれど、実際に見て聞いてその鬼気迫る魂の舞踊に惹き込まれた。エンディング時には感動で震えがきて涙がでてしまった。

そして夜は更けていった。

臨時休業のお知らせ 追加

今日月曜日もお休みさせて頂きます。
宜しくお願いいたします。

2011年10月 2日

臨時休業のお知らせ

日曜日にご来店を予定していたお客様申し訳ありません。
私がスペイン旅行中の為普段より負担が多いのか、
ハミが熱を出してお店を開けられません。
その為今日の日曜日はお店を休ませて頂きます。
宜しくお願いいたします。

私の方は現在進行形のスペイン旅行を、ブログにアップ出来ていません。
楽しみにしている一部の方にはごめんなさい。

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