2012年6月アーカイブ

2012年6月30日

「コンフェッティ」 可愛いバッグだと思う

久しく欠品状態が続いていた「コンフェッティ」が久々店頭に並びました。
今やル・ボナーのレディースバッグの一番人気となったこのバッグ、
シンプルだけれどよく見るとル・ボナーらしさが随所に見られて、
これからも長く作り続けるであろうカタチだとつくづく思う。

今回は夏を意識してこの4色での登場です。

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淡いブルーのスカイは少女の切ない恋心。

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ジーンブルーはクールな爽やかさ。

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夏服にこのオレンジは映える。

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シュランケンカーフ一番人気色のトープは外せません。

小さいのにいっぱい入るこのふくよかなハンドバッグは、
ル・ボナーの個性をあちこちに感じられます。

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何より内縫い部分の厚みが独特。
ふわぁ〜っと外へせり出す内縫いはル・ボナーの個性。

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マチ方向から見るとそれがはっきり分かる。
前後胴が外にせり出している。
そしてマチの幅もただの直線ではなく絶妙な曲線。
ハミはファスナー下部分のベロのカタチがお気に入り。

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底部分を画像で今まで紹介した事がなかったので、
今回この方向からも撮ってみました。

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ハンドルも繋ぎ目なしで底から。
肉盛りしたベルト部分から自然な流れで細い丸ハンドルへ。
この部分もふくよかさの演出に一役買っている。

縦17㎝×横20㎝×マチ底14㎝のアンバランスにマチ幅だけはある小さなハンドバッグ。
その小ささからは予測不能な収納力に実際使ってみて驚きを感じる可愛いハンドバッグ。
奇をてらうカタチではなけれど、細部を意識する事でハミの個性がカタチになった。
このコンフェッティ良いと思う。   税込み46,200円。

ご予約されていた皆様には、順次ご連絡させて頂きます。

2012年6月29日

「マエストロ」まだ決められないでいる

秋に発売予定の「マエストロ」の金具を決めかねて、
他の部分の修正を加えて、再度サンプル制作をしてみた。

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左が前回のサンプルで右が今回作ったサンプルの後ろ姿。
この変更で、キャリーケースのハンドル部分に挿して使う時も、
後ろファスナーポケットに入れた品の出し入れが楽になる。
問題は蓋を止める金具。

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前回作ったサンプルの蓋を止める金具は、
スマートで良いのだけれど、開け閉めに手間取る。
その上気付かない内に開いている事がある。
そこで前々から気になっていた「ドイツホック」を使ってみた。
このホックは100キロ以上の重さを支えられるという丈夫なホックだ。
開け閉めが楽で、その上外れにくい優れもの。
ただ見た目のインパクトにおいて少し躊躇はある。

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今回のサンプルは、
新しく入手したペリンガー社のスノーソフトカーフを使って作ってみた。
オイルを多く含んでいて、ねっとり柔らかな革で、
「マエストロ」には向かないようだ。
でもこの革で「レジェ・ボストン」作ると凄く良いはず。

でもってこのドイツホック使った仕様で行きたいと思っているのだけれど、
購入したいと思っている人たちのご意見聞かせて欲しいなぁ〜。

2012年6月25日

気仙沼から届いた「オーリック1926」

私はヘビースモーカーだ。その上親しいお客様の「シガリロだったら一日数本で十分なニコチン量。その上タールは含まれていないよ〜」などと勧められ吸い始めたが、ニコチンの摂取量の問題ではなかった。紙タバコ吸ってた頃と同じ本数やはり吸っている。これが私の小遣いの大きな負担になっている。煙で消えて行く害ある嗜好品である事は重々承知しているけれど、やめられません。そんな喫煙趣味ではありますが、吸うからにはより充実した時間にする為にライターは必需品。私はシガリロを吸い始めてからは、殆ど100円ライターは使ったことがない。せっかくだものお気に入りのライターで火を付けたい。

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ライターをコレクションする趣味はないのだけれど、ヴィンテージのオイルライターは10個ほど持っている。その中で一番のお気に入りのライターはこの1940年代のオーリックのマッチレス(マッチがいらないという意味だと思っていたら、比類無きという意味だという事をを最近知った。)。ヨーロッパの庶民派オイルライターの筆頭格。ダンヒルやデュポンと違い大衆が使ったライター。だから手荒に扱われここまでポンコツな風情が生まれたのだろう。しかしそれでも現在まで使える状態で残っている事が愛おしい。ただ一日一回の給油が必要なコンデションの為頻繁には使えなくて、普段は60年代のガスライターをオイルライターに改造したデュポン改を使う事が多かった。でも庶民派ボンジョルノはやはりオーリックを普段使いしたいと常々思っていた。

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そんな事を思っていたところに顧客のプリティープンちゃんが来た。この人ライター500個以上所有するコレクター。このお人にヤフオクあたりで程度の良いオーリックのライターを落札してもらおうかなと思っていたら、「良いもの持って来たよぉ〜」と出て来たライターがオーリック1926。プンちゃんのライター仲間の気仙沼のIさんから、私が無理を聞いた事への感謝のプレゼントだと言う。「そんな事してもらったら恐縮してしまいます。」と普通の良識ある大人だったら断るところだろうけれど、良識ない私は喜んでもらっちゃいました。

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早速ブラウン色のクラシコバッファローの革を巻いてボンジョルノ仕様。プンちゃんに聞くと、気仙沼のIさんが分解掃除して素晴らしいコンディションに仕上げた品だと。なので着火する時のスムーズさに驚かされ、その炎のカタチも美しい。持っていたオーリックのマッチレスでは味わえなかった安心感。

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だからといってオーリックの手作りチックな味わいは随所に見る事が出来る。後は燃費。一週間給油なしで使う事が出来れば、これからはこのライターを普段使いとして持ち歩く事にしよう。

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私はオーリックのライターを見るたびに、ジブリの「天空の城 ラピタ」に出て来るロボット兵を思い起こす。きっと宮崎駿さんはオーリックのライターからイメージしたのではないかと私は確信している。それほど味わいあるポンコツ。Iさん本当にありがとうございます。

2012年6月24日

セイコーメカニカルシリーズ

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親しくしているお客様の時計が素敵に見えた。
思わず「素敵な時計ですね」と言うと、外して見せて頂いた。
見るとセイコーのメカニカルシリーズの時計。

ケースは十分な硬質感があり、曜日と日は針での表示で凝っている。
その上パワーリザーブ表示まである。

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見えるオリジナルのムーブメントのパーツも質感ある厚みがあって美しい。
雫石工房生産のこの高級感ある機械式時計を、
保証書付きの新品で、なんと8万円ちょっとで最近買ったと。
セイコーというマニファクチュールブランドの凄さを改めて感じる。

久々価格以上の価値を強く感じる機械式時計に出会った。
私も欲しいと思ったけれど、
よく考えるともう十分持っている事を思い出した。

2012年6月23日

万年筆は数本あれば十分

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万年筆は今年になって落ち着いた。50歳を過ぎてから古山万年筆画伯と知り合ってから感染してしまい、その後の数年の間に驚くほどのペースで増殖していった。その数年の間に万年筆を介して多くの人たちと知り合えた。そしてその趣味の世界で突出した達人たちは、どこかユーモラスで魅力的な人たちが多かったので、益々万年筆趣味の深みに堕ちてしまった。

でも自分の中で購入価格の限界を決めていて、それより上回る価格の万年筆はどんなに魅力的でも手を出さいない事にしている。その不文律を越えて魅力的な場合は、あの手この手を使い、あと年月を待って価格下落した中古品を入手する事で、限界入手価格は守ってきた。なので私の場合は、趣味の品の中で万年筆に最も予算をつぎ込んで来てはいるけれど、多くの先達たちとは違い、私的に大人しく楽しんでいる範囲だと一応思っている。

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そんな私も念願の 1985年製の700トレドのファーストモデルを手に入れてからは、万年筆は数本しか増えていない。所有している方が来店するたびにプッシュをかけ続け1年半。根負けして私の希望価格にて譲ってもらった。この万年筆はすこぶる良いのだ。何が良いかと言うと、突出する部分があるとは思わないのだけれど、書く事の豊かさをバランス良く私に感じさせてくれる。非常に満足感を感じていて、この1本に出会う為に今までの数年の右往左往があったように思う。

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なので今は普段使っているのはこのトレドと日本が生んだ最高傑作と私は思っているプラチナプラチナ。この2本で使う事と所有する満足感においては十分今の私は満たされている。 だからと言って今まで増え続けた万年筆たちに対して後悔したり処分しようなどとは全然思わない。普段使うという意外の部分においてどの万年筆も愛おしい。ただこの2本と出会った事でこれからはそんなに増えてはいかないとだろうなぁ〜と感じている。

万年筆というコアな趣味世界を知り、増えた万年筆の数の何十倍もの愉快な人たちと知り合って、私の万年筆はこれからそんなに増えてはいかないと思うけれど、その愛は熟成されていくように思う。でも煩悩の数まではまだ余裕がある。

(追伸)
万年筆はそんな風に落ち着きをみせている。だが万年筆つながりで知り合った現在時計にご執心中のみずうみの悪魔さんから電話。「前回のブログ読みましたよぉ〜。でもねえ アルファロメオGTVアルファコルセという限定車が」と。聞くと40台限定でアルファレーシングチームがチューンしたアルファレッドで生産したGTVがあり、それ以外に数台ブラックボディーのGTVアルファコルセがありその一台。それもワンオーナーカーで走行2万キロ台の程度抜群のスペシャルアルファを譲っても良いという人がいるのだけれどと。ネットで調べるとそのアルファロメオGTVアルファコルセのブラックボディーは桁外れに希少なGTV。ああ悩まされる〜。まだ実車を見てもいないのに、ハミをどう説得するか悩んでいるボンジョルノ。

2012年6月20日

車の買い替え検討中 しかし

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私は基本的に車がなくても全然困らない日々を過ごしている。なので車は所有するとすれば趣味性強く選択出来る立場だ。その結果先代は68年製のビートルを選んだ。大変気に入っていたけれど、ボンジョルノらしさからは少し違う気がした。そして現在所有する98年製アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型に乗り換えた。これは私にぴったしカンカンですこぶる気に入っている。でもなくても困らないのに、違う車に乗り換えたいなぁ〜という気持ちを少し持ち始めている。

もうこのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型とも5年の付き合いになる。いくら走行距離28000キロだと言っても製造年から14年の歳月がたっている。なのでサスペンションその他色々なパーツ交換をしてあげたい気もある。そうすると結構な予算もかかる。だったら買い替えも視野に入れて見ようかなと。

そんな時気になる車があった。私の145と同時代に製造されたアルファロメオGTV。やっぱしアルファロメオ。それも私が注目するのは145と同じツインスパークエンジンではなくて、カラヤンが「木管楽器の音色」と愛おしんだエキゾストノートを奏でるV6エンジンのタイプ。エクステリアデザインはピリンファリーナの個性ある美しくも破綻スレスレの緊張感を持ったフォルム。内装だってイタリアンレザーが魅力的。私は世界一好きな車のインテリアはマセのクーペの革に包まれた空間。そのエッセンスを少しだけこのGTVにも感じられる。調べれば調べるほど私にはこの車が魅力的に感じられた。その上アルファロメオの中古車の価格は驚くほど安い。この車なら145とは違ったアルファの魅力を感じ取れるはず。

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そんな事を考えているとは知らないアルファロメオ145クワドリフォリオ君。運転してみるとやはり良い。そんなにパワーがある訳ではなけれど、小気味好いドライブフィールは特別だ。一般道ではストレートなアクセルレスポンスとヤワで気密性のないボディーが相まって、バイクを運転する時に似た緊張感と楽しさを味わえる。高速道では安心感のないハンドルと路面状況をストレートに足裏に感じ取れるアクセルとが相まって、夜間長距離走行時でも緊張感を五感に感じられて眠気を感じる事はまず考えられない。つまり安全装備は最小でも、これほど安全な車はない。その上このエクステリアは14年たった今でも特別な存在感を感じさせる。真似でなく昔のデザインのモデファイでもない個性感じるフォルム。コンパクトハッチバックのファミリーカーというジャンルの中で、これほどの個性のあるシャープなラインを持った車は他には私は知らない。屋根付きガレージ保管なのでアルファレッドは14年の歳月を経てもなお色褪せていない。エンジンはすこぶる快調で、ツインスパークらしい高音のエキゾストノートを奏でている。安普請の内装はあちこち綻びが目立ち始めているけれど、これは乗り続けるなら所有する革で張り替えれば済む。そんな事を思っていたら、やはりこの98年式アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型というアルファがやはりボンジョルノにはぴったしだと再確認した。やはり近いうちにサスペンションを交換して、この私らしいアルファロメオをこれからも乗り続けよう。ネットで「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」で検索すると、ル・ボナーのブログがトップページを独占する。だのに浮気心を一瞬でも持ってしまったボンジョルノを許して欲しい。

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斜め後ろから見た145が秀逸。イタリア人の美を求める魂の集大成(ちょっとオーバー)。イタリアのマンマが作った美味しい手料理の味わい。そんなファミリーカーでありながらスポーツする心を内に秘めた味わい深い車。壊れたって(壊れやすいから)直し続けて乗り続けたいと思えるイタリアン。この車と出会えて車をドライブする楽しさを始めて知ったボンジョルノ。だからやっぱり乗り続けよう。大多数の人たちが欠点と思う事を愛おしく感じるようだと戻れない。でもそれって楽しい。GTVもやはり良いけれど。

またまた「デブ・ペン」いっぱい色いっぱい

前回生産時の売れ方には驚いたデブ・ペンケース。
桜の咲く季節だという事と雑誌に紹介された事も相まって、
いつも以上に良く売れて、直ぐに売り切れ状態。

それで慌てて再生産。
この少し大きめの革のペンケース大人気です。

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デブ・ペンを代表する革はやはりブッテーロ。
お手入れ名人が磨き上げて清潔感あるエージングさせるのには、
このペンケースのフォルムはうってつけ。

今回は黒(赤ステッチ)、ネイビー、レッド、グリーン、茶(緑ステッチ)、チョコ。
お手入れを楽しんでみてください。

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ミネルバボックスのデブ・ペンケースはお手入れしなくても驚異のエージング。
グリージオ、コニャック、タバコ、ネイビー、黒。
グリージオが一番人気。
黒はネイビーと間違えないようにする為、今回は赤ステッチ。

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使いやすさではシュランケンのデブ・ペン。
今回はミコノス、ジーンブルー、バイオレット、オレンジ、ライムグリーン。

「Pen and message.」さんと「分度器ドットコム」さんに協力してもらいながら、
これからもデブ・ペン作り続けていきます。
それに加えて名古屋の「ペンランドカフェ」さんでも販売しています。
税込み9,450円。良いですよ。

2012年6月18日

チャー熟睡中

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チャーの体調は変わらず鼻血は止まらない。
散歩中もぜーぜー苦しそうな呼吸も変わらない。
でも食欲は変わらずあるし、天の邪鬼な態度も変わらず、
彼らしく日々を過ごしている。

私並みのイビキかきながら、
娘の足の間で現在熟睡中。

2012年6月15日

「ミセス」色違いで4つ目というお客様も

本当は大きなハンドバッグでいっぱい入るのにコンパクトに見える「ミセス」。
今回はお客様のご要望のあった4色で作りました。
色違いで4個目というお客様もおられます。
使うとその良さがより分かる「ミセス」。
洋服や季節に合わせて同じミセスを何個も買われる気持ちが、
少しは分かるボンジョルノでありました。

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シュランケンカーフのトープ色は大人気。
特にトープ色で作ったミセスの人気は絶大。
今回も多めに作ったけれど、売り切れは時間の問題だろうなぁ〜。

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爽やかなライムグリーンは、夏に特に映える。
こういうカラフルな発色は、シュランケンカーフの真骨頂。

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今回のゴールドは革の質感が素晴らしい。
オーソドックスな色なので久しく使っていなかったけれど、
使ってみるとやはり革の質感をストレートに伝える素敵な色だなとあらためて思う。

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こちらもシックにオーソドックスなダークブラウン(チョコ)。
レディースバッグでこの色のシュランケンで作るのは久々。


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裏には可愛いポケットが付いています。
小さなポケットだけれど、これが結構重宝する。

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内側にはファスナーポケットが一つ。
それとキーなどを下げるナス管をこのバッグには付けています。

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マチをぐるりと支えるベルトが、使い込んだ時の魅力的な変化を演出する。
ショルダーベルトもしっかりした存在感。

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本体のベルトは加重がかからない部分なので、
隠しで着脱容易なマグネットホックを仕様。

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右が新品で、左がハミが使っているミセス。
こんな風に革が馴染んで素敵なエージング。
税込み60,900円。

神戸の六甲アイランドという人工島が気に入っている

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神戸東灘の人工島・六甲アイランドにショップ兼工房を持って19年になる。
最初はすべて人工的に感じられて居心地はあまり良くなかった。
でも19年の年月が思い出を加えて熟成し、もうここから移る気はない。

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商圏としては厳しさ増していて、これからもっと寂れるだろう。
でもこの場所で仕事するのが楽しいと感じている。
その19年間に住む場所も5回引っ越した。
その内六甲アイランド内で4回引っ越した。
なので食住この島の中なので、
大部分の時間をこの街内で過ごしている。

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これはiPhone4Sで撮りました。十分だ。

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この街の良さは変わらぬ海が有り、四季の変化を感じられる六甲山が見える。
そして車が進入出来ない中央を貫く広ぉ〜い歩道。
その上住宅地を囲う緑深くなった5キロの遊歩道が気持ち良い。

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関西で最も外国人が住んでいる割合が多いであろう事も、この街を特別にしている。
エトランゼが多く住む現代版・江戸長崎の出島のような。

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休日マリンパークにて

日々の暮らしの中でささやかな刺激を受けれるこの街が好きだ。
私たちはこの街で鞄をこれからも作り続けていく。

2012年6月10日

フィット感抜群の「フェルディー」

ル・ボナーのレディースバッグの中で、
最も身体にフィットするのは「フェルディー」でしょう。
そのフェルディーが久々店頭に並びました。

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ジーンブルー、オレンジ、トープは夏を意識して。
バイオレットは注文多くあり作りました。
シュランケンカーフの質感を一番楽しめる
ル・ボナーのレディースの定番中の定番バッグ。

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この底の革の折りでふくよかさを出している。
その部分を薄く漉き過ぎると弱くなる。
厚過ぎると縫いが大変になる。
その絶妙なバランス。

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トップファスナー部分が前倒れするように、
前胴と後胴のパターンを意識して変えている。
それが独特のフォルムを生み出している。

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前ポケットがこのバッグのアクセントになっている。
豊かなカーブがよりふくよかなフォルムを引き立たせる。

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頑丈そうでないこのショルダーの根革部分だけれど、
十分頑丈でその繊細感がレディースらしさも演出する。
長さ調整用のギボシも嘴ギボシに変更して安心感が増した。

支持され続けてこのフェルディーも10年以上作り続けている。
税込み67,200円。

2012年6月 9日

また忘れて過ぎてしまった結婚記念日

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またまた今回も気がついた時には4日過ぎていた。
私たちの結婚記念日の6月4日が、今年も気付かず過ぎてしまった。
いつもこんな風に過ぎ去ってから気付き続けて34年。

私の最大の幸運はハミを伴侶にした事だと多くの親しい人たちに言われる。
それに比べその逆はお世辞でも言われた事がない。
でもまあそう思われて夫婦円満であれば良いかと思う、
ボンジョルノの度量の広い心〜?。

夢はいくらでも三段論法で語る事の出来た若い頃のボンジョルノ。
でも現実をそれに沿わす能力も才能もなかった若かった頃。
でも一生懸命七転八倒しながら夢を追いかけた。
いつもその藻掻き続ける日々を共に歩き続けてくれたハミ。

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仕事も一緒だから普通の夫婦の何倍もの時間を共に過ごした34年間だった。
お互いの意思をぶつけ合いながら、多くの思い出を二人一緒に作って来た。

私はハミより先に死にたい。
だってハミのいない日々なんて私の辞書には存在しない。
そんなハミも今年の誕生日で還暦60歳を迎える。
今年のハミの誕生日だけは忘れないようにしないと。
手帳に赤丸で書いておこう。

2012年6月 8日

裁断するハミを眺めて

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裁断の作業のしやすさを最も意識した今回の模様替え。
早速工房中央に鎮座する裁断台使ってハミは裁断作業。

ハミの裁断は贅沢仕様。
シンメトリーを基本にした裁断は、中央から外に向かう。
取り都合を意識した端から裁断していく場合に比べて、
無駄が多くでてしまう裁断方法だ。
でも革の繊維の方向のバランスが左右均一で、
美しい表情になるし、使い込んだ時の変形を防ぐ。

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朝7時15分からNHKのBSで朝ドラの「ゲゲゲの女房」の再放送をしていて、
私たちの府中での貧乏具合があまりにも共感出来て、
私たちの思い出と照合しながらかかさず見ている。
「心の貧乏人になるな」というのが我が家の家訓だったけれど、
心意外は貧乏で日々の食事代にも事欠く日々を長く過ごした。
あの頃に戻りたいとは絶対思わなけれど、
過去の日々はオブラートに包まれて、
懐かしい思い出の中にある。

あの頃ですらハミの裁断方法は今と同じで、
よく喧嘩した事を思い出す。
今は好きなように裁断すれば良い。
ハミは私とは比較にならない頑固な職人だ。

2012年6月 5日

ボンジョルノの初夏

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まだ夜は肌寒く感じられますが、
着実に夏が近づいて来ている。
街を歩くともう紫陽花が咲き始めている。
春から梅雨前のこの季節までが、
一年で一番過ごしやすいと感じている。

ル・ボナー店舗前の人工の川で遊ぶ人たちも徐々に増え始め、
唯一六甲アイランドが賑わう季節が始まろうとしている。
ル・ボナーの売り上げには全然影響を及ぼさない賑わいではあるけれど、
でもまあ寂しいよりは良い。

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私も初夏の装いに衣替え。
今年は上さえ着替えたらいつでも自転車に乗れるように、
半ズボンオンリーで行く予定。
まだ朝晩は肌寒いので行き帰り時にはサマーブレザー着用。
当然帽子はパナマです。
パナマ帽は今年1,500円でいっぱい買ったから、
数年は追加補充しなくても大丈夫なはずだ。

でもこのいでたちはもうすぐ56歳のおじさんらしくない若々しさ?。
オンオフタイムを意識しなくていい私の夏のギリギリの紳士ファッション。
東京出張だってこれで行きます。

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そしてやっと行き帰り時に携帯するカメラとレンズが決定。
25mmF1.4で十分でしょう。50mm画角で頑張ります。
「ファインダーはいらないでしょう」と親しい顧客の方々には言われたけれど、
50mm画角の中で構図を決定する場合には必要なはずだ。
そんなこんなで重さを計ってみたら、
一眼レフデジカメ並みの重さになってしまった。
軽さを求めたはずなのに、これでは本末転倒。
でもまあ良いか。

2012年6月 3日

大和出版印刷の「あじ名刺」

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親しくしている大和出版印刷株式会社は、新鮮な刺激を私に与えてくれる会社だ。その会社ぐるみの新しい試みは、いつか豊かな花を咲かせるだろうと思う。そんな試みの一つに「あじ名刺」がある。最新の巨大なドイツ製オフセット印刷機の横に鎮座する整備された現役の活版印刷機。そのアンティークなオブジェのような機械を使って、活版印刷だから出来る特別な名刺を作って世に問いたいと始めたのが「あじ名刺」。

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活版印刷は凸の部分にインキをつけて押す印刷方法。まだ活版印刷機しかなかった頃は、印刷部分に凸凹が出ないようにすれすれの圧で押すのが、名人印刷職人の腕の見せ所だったそうだ。その活版印刷の特徴を逆手に使って、しっかり圧をかけて凸で押された文字部分はしっかり凹んで、もらった相手はその特別に驚く。ベテラン印刷職人さんに頼むと「そんな事するのは御法度で できねぇー」と言うだろう。温故知新、古い機械が生きる大和出版印刷の挑戦。その「あじ名刺」が出来上がって来た。

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指先がしっかり文字部分の凹が感じられる面白さ。でも撮るとその凹をうまく伝えられないのは、私の撮影技術のなさが原因。右のがその活版印刷用の判。

ちなみにル・ボナーは二人しかいないけれど一応有限会社です。有限会社がなくなり株式会社だけになるというので、滑り込みセーフで有限会社にしました。なんとなくル・ボナーは株式会社より有限会社の方が似合っていると思ったから。

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一枚一枚を愛おしく思えるような質感持った「あじ名刺」。素敵です。

2012年6月 1日

またまた工房の模様替え

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仕事がスムーズに進まないのは他に理由がある事はわかっている。
でも工房のレイアウトをより良くする事で、
少しはスムーズに仕事が出来るのではという錯覚を持ち続けている。
というより一種の趣味のようなものなのだろう。

今回は愛する相棒のハミが「暗くて裁断しにくい」と仰ったのが発端だった。
スムーズな導線を持った明るくくて広々とした工房をコンセプトに、
早速休日返上で工房の模様替えに今回は二人で着手した。

良いのではないでしょうか。
同じ数の什器があるのに配置次第でこんなに広々するとは。
仕事も頑張ります。

今回の写真はキヤノンのEOS 5Dに20mmF2.8 のコンビで撮りました。
やはり20mm画角は広いなぁ〜。

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