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2013年4月30日

ジャスタス95

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1980年頃にパイロットから「ジャスタス」という
ペン先を支える部分が可動して書き味を変えられる万年筆が発売された。
その万年筆は面白いギミックと柔らかな書き味が特別だった。
幼友達ちが司法試験の勉強の時に使っていたという想い出のジャスタスを、
もう使わないのならもったいからプチ万年筆コレクターの私が、
大事に扱うから譲り受けようじゃありませんかと、強制的に奪い取る事に成功した。
特別なとろけるような書き味に魅了された。しかし危うい書き味。
書き続けるとインクフローが不安定になり、
もどかしさを覚え使わなくなっていた。
でも私の脳裏には強くあの特別な書き味がインプットされた。

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そのジャスタスが30年の時を経て「ジャスタス95」として復刻した。
凄く興味を持ったけれど、あの危うさが改善されていないとしたらイヤです。
でも実際に書いてみると初代ジャスタスの柔らかな書き味は望めないけれど、
不安感を一掃した堂々とした魅力的な書き味に進化している。
パイロットの技術力は凄いです。
意匠の工夫に目を向けてもらえたら、
世界一の万年筆メーカーになれる潜在能力は十分。

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入手してしまったぁ〜。
それも何をとち狂ったのか、
中細と細の二本を。でも後悔はない。

久々に新品の万年筆を買ってしまった。
気に入っております。

そして購入から一ヶ月。
ハミが気に入って細字のジャスタス95を毎日使っています。
私も中細の方にインクを入れて卓上に常備し書き味を楽しむ日々です。

不満は軸の意匠。
パイロットなのでその部分は目を瞑るしかないと思います。
そんな時新情報が届いた。これは魅力的な軸の万年筆です。
エボナイトを轆轤で削ったメイドインジャパン。
まだまだ煩悩の彷徨は続く。

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日興エボナイトさんのホームページより

コメント(2)

ジャスタス95は傑作ですね。パイロットはスーパーメーカーなのに、キャップレス・エラボー・シルバーンなど高い技術力を要する製品をレギュラーで製造・販売しているチャレンジ精神が凄いと思います。財力のあるパイロットだから出来るとも言えるでしょうが。軸はモンブラン並みの質感の有る樹脂なら文句なしだったのにねえ。でも私もとても気に入って使っています。
 ところで、日興エボナイト製造所のペンはとてもいいです。一目惚れして買ったエボナイト製のツイスト式ボールペンは絶品!毎日使っている、どころか用も無いのに手にしています。万年筆もいい出来で、手にしっとりと馴染みます。手の中で育つ楽しみのあるペンです。
何より日興エボナイト製造所の遠藤社長と万年筆製作に邁進している職人Kさんのお人柄がとても好ましい。

Re:ボンジョルノ より

万年筆はやはり面白いですね。ジャスタス95のペン先と日興エボナイトの軸のコラボを思案中。その前にエボナイトのボールペンかぁ〜。

こんな風に万年筆の写真が撮れたらなぁ。素晴らしい。

Re: ボンジョルノ より

いやぁ〜嬉しなぁ〜。頑張ります。

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このページは、Le Bonheurが2013年4月30日 23:39に書いたブログ記事です。

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