2013年5月アーカイブ

2013年5月29日

「ポーチ・ピッコロ」今回はシュランケンとクリスペルで

多くの方にお待ち頂いていた「ポーチ・ピッコロ」が店頭に並びました。
今回はシュランケンカーフ4色とクリスペルカーフ2色で作りました。

小さいからバッグの中にも収める事ができる。
でもそのサイズから予測するより
いっぱいの量を収納出来る驚きを感じて頂けるはず。

そんな理由からか多くのお客様に支持され、
常時店頭に並べるよう心がけている、
ル・ボナーの定番中の定番のポーチです。

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やはりピッコロでも人気があるシュランケンのトープとバイオレット。
この2色は毎回作っていると思う。

内装はトープがブッテーロのチョコでステッチは生成り。
バイオレットは内装ワインでステッチは紫。

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その人気の2色に加え今回は黒とスカイで。
黒は冠婚葬祭を意識してステッチも黒。

内装はネイビーだけれどよ〜く見ないと黒と見分けつきません。
スカイの内装もネイビー。生成りのステッチが効いています。

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クリスペルカーフのピッコロは上等です。
扱いも気を使わないといけないけれど、
扱い次第で大変魅力的なエージングが楽しめるフルクローム革。

黒の内装はネイビーでステッチはブルー。
ダークブラウンは内装チョコでステッチはワイン。

シュランケンタイプは33,600円。クリスペルタイプは42,000円。
お待ち頂いていた多くのお客様には、順次御連絡させて頂きます。
連絡が届かないよ〜んと思ったお客様は御連絡ください。
忘れている事は多々あるル・ボナーの二人なもので。

私もピコッロのバイオレットを使っていますが、大変気に入って使っています。
何でも詰め込むんでなくて、選択して工夫して身の回り品を入れて使うと、
愛着感じて使い続けたくなる小さなポーチです。

学手風ブリーフケースまずは2本完成

ハミの作っていた学手風ブリーフケースが
まずは2本で出来上がりました。
ご注文頂いた古い順です。
3年ほど前に注文頂いた分でしょうか。
本当にお待ち頂けてありがたい事です。
残り3本はいつ完成かなぁ〜?

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2013年5月24日

和製ブルース・ウィルスとデミ・ムーア〜?

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ル・ボナーのFacebookのプロフィール写真を見た方で、
外国人夫婦だと思われた人が何人かおられたようだ。
いやぁ〜何といいましょうか、ありがたい誤解ですが私たちは純粋な日本人です。

もう何年も前になりますが、
ご婦人の集団が来店されてハミが接客していた時、
私は珍しく?仕事に励んでおりました。
その時ハミに小声で「奥で鞄を作っている寡黙なイタリア人職人さんは〜」と、
私の事を真顔で訪ねているご婦人のお声が聞こえるではありませんか。
国名まで私の大好きなイタリアと限定してです。
これは作り話しではありません。事実です。
その後この話しを事有る毎に親しいお客様にお話し、
それが事実であった事をハミに保証してもらうのですが、
いつも聞いた方々は鼻で笑っている気配を感じる次第です。

先日、2mmで揃えられるフィリップスの電動バリカンで、
ヒゲと残り少なくなった頭髪をすっきり短くして、
ふんぞり返って椅子に座っておりました。
それを見たハミが映画「ダイハード」のブルースウィルスにそっくりと言う。
これは褒めたのではなく、
メタボな体系とその為顔までふくよか気味になった事への蔑視の意味で。
そして横にいた娘にも同意を求めた。
二十歳の頃の私の写真を見て「キムタクみたぁ〜い」と昔言っていた娘だのに、
「いやゾウアザラシよ」と切って捨てた。
そう言えばハミも若い頃、
映画「ゴースト・ニューヨークの幻」の時のデミームーアに似てると、
何人もの人に言われた事があった。
その映画の時のショートヘアーのデミームーア以外は全然似てないけれど、
確かにあの映画での泣き顔は特に似ていた。
でもって気がついた。
たしかブルース・ウィルスとデミー・ムーアは結婚してその後すぐに別れたはず。
何か嫌な予感〜。

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と言うのは全然気にしていなくて、
昨日の定休日は神戸市民ホールまで二人で映画を見に行きました。
「人生、いろどり」という老体が元気になれる良い映画でした。。
それにしても見に来られていた方々は大部分私達二人より年上の気配。
老人で満員の珍しい映画鑑賞でした。
神戸駅までの帰り道に湊川神社に寄って拝んできました。
楠木正成のお墓のある神社です。
何を拝んだかは覚えておりません。

似非外国人松本夫妻はもうすぐ36回目の結婚記念日。
ハミと一緒に生きれた事がボンジョルノにとって何よりの宝物です。
毎日21時間は一緒に居る夫婦ってそう多くはいない。それも36年。
それが苦痛でない夫婦もそういないはずと思っているのは私だけか。
ハミにはまたペテン師と言われそうな言葉の羅列。
今年の結婚記念日は、少し奮発して旅行を計画中。

2013年5月20日

「ゴローズ」はあの頃特別だった。

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NHKの朝ドラ「あまちゃん」は家族でかかさず見ている。
「じぇじぇ」とつい言ってしまう。
その1シーンに登場した使い古した革のショルダーバッグが目に止まった。
それは間違いなく「ゴローズ」が30年以上前に作っていた品。

このバッグは記憶にある。
内縫いの玉ブチを、コバだしの一枚革で作る仕様は他に見た事がない。
サイドポケットのホック部分のデザインがその当時のゴローズらしさ。
一枚仕立てのラフなショルダーバッグだのに、
丁寧なコバ磨きとネン処理がされていて、
あの頃魅力を感じた「ゴローズ」のバッグに間違いない。

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国産のタンニン革だけど、
あの頃は原皮もなめしも良かったから、
時を経ても現役でいられる。
バックルは真鍮金具で定評のある柳場製。

「ゴーロズ」は原宿の表参道で今も特別なオーラを放つ
インディアンジュエリーショップとして存在している。
イエローイーグル高橋吾郎さんの人生は破天荒で、
隙間のない現代社会では存在し得なかったであろう希有な昭和人。
今とは違って30年以上前の「ゴローズ」は、
革製品のウエートが高い商品構成で、
職人集団として素敵な製品を生み出していた。
手作りブームだったその時代(70年代後半)に、
そのゴローズが作り出す品々は数ランク上を行っていた。
しかし事業拡大が裏目に出てその組織としてのゴローズは終焉を迎えた。

私も「ゴローズ」に本当は入りたかった。
でもヒッピー風の迫力あるその職人集団に怖じ気づいて、
もう少し優しそうなところで鞄職人人生を始めてしまった。
その後何年か経った後、メンバーだった数人の方々と縁あって親好を深めた。
秀出た才能から不器用な職人である私は多くの事を学んだ。

この時代のゴローズ製のバッグを熟知している?私は、
手抜きではないラフさを持った丁寧な作りのバッグを、
復刻させたいという思いを持ち続けている。
今そいったタイプのバッグは皆無だと思う。
今でもあの頃見た「ゴローズ」のバッグは色褪せていない。
少し現代風にアレンジすれば、失われた夢をカタチに出来る予感。

2013年5月19日

豊かに過ぎた時間

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昨夜はお店を少し早めに閉めて、
顧客のF夫妻と4人で日本料理を食しに行った。
そこは今までに一度だけ
日本鞄業組合の会長夫妻をお連れして行った事がある。
その時のお料理とその場所の空気感は
数年経った今でも鮮明に記憶に刻まれている。
また行きたいと思いながななかなか行く機会が作れなかった。
その特別な料理たちと時間をハミに味わってもらいたくて、
F氏にセットして頂き今回訪れる事になった。

一手間加えた素材を活かした
その一品一品に風景がある。
その風景を味わいながら
五感が程よい緊張感を感じている。
言葉少なくその一品一品を味わいながら
日本に生まれて良かったと思う。

料理を撮るのは御法度。
記憶に刻むしかない。

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あっという間に時間が過ぎて行く。
その特別な場所を出て時計を見ると、
3時間半居た事を知った。

神戸の10席ほどしかない特別な場所。
神戸の大人のワンダーランド。
私にはそう思える。

2013年5月15日

「デブ・ペンケース」はこれからも

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3月に作った時にはあっという間に売り切れてしまった「デブ・ペンケース」。
急ぎ再生産してやっと店頭に並べる事が出来ました。
今回も前回同様いっぱい作りましたがどうなるでしょうか。
ブッテーロで8色とミネルバボックスで3色作りました。

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ブッテーロの赤とオレンジ。
あぁ〜この2色は卸し先の通販だと難しい品(汚れ)が。
店頭にて確認して頂いた上でお安く販売いたします。

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ブッテーロの茶とチョコ。
茶はグリーンステッチ。何故かバレクストラの影響か。
チョコはワインステッチ。ダークブラウンの色が映えるような気がして。

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ブッテーロのワインとグリーン。
ブッテーロという革はどの色もお手入れ次第で
清潔感を持ったエージングを楽しめますが、
この2色は特にお手入れのしがいのあるブッテーロの色。

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ネイビーと黒。
ネイビーは限りなく黒に近い深いブルー。
今回黒は赤ステッチのみ。

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ミネルバボックスは コニャック、タバコ、グリージオの3色。

9,450円にて好評発売継続中。
B品はル・ボナーにて6000円也にて販売。
ただし引き出しにしまっているのでお声かけてください。

カバンに入れると少しかさばる大きめの革のペンケース。
でもそのフォルムを見ていると笑顔になれる。
使い込んで益々愛着感じられる「デブ・ペンケース」。
これからも作り続けていきたいル・ボナーのカタチ。

2013年5月12日

リモアのパイロットトロリー入手

私は鞄職人です。なのでカバンと名のつくモノは一応どんなモノでも作れる。パーツが入手し難いモノでも新品を買って来て分解して、パーツだけ流用すれば作れない事はない。旅行用のキャリーケースだってその方法で作る事も出来ない事はない。しかし一点だけ自分用に作るとなると、これはル・ボナーにとって大きな損失となる。だから他社のカバンを買っちゃった。これは相当言い訳に聞こえるかもしれませんが・・・・・。

もう半年ほどハミには言い続けていた。「Nさんも持ってる。Mさんも持ってる。他にもあの人も」なんて駄駄を捏ねる子供のような理由では通用しません。でも屁理屈でない正当な理由付けはできないで、それでも入手したいと願った。機内持ち込み可能サイズで上蓋開閉式のコロコロ付きケースはこれしか現状ない。理に叶った使い勝手の良いアルミケース。3〜4日の海外出張ならこのケースのハンドルに「マエストロ」を挿して行けば、スーツケースなしで行けるからスムーズな移動が可能(実際にその2つを機内持ち込みで何度も渡欧した方が荷物検査で問題視される事はなかったと確認済み)。そんなスタイルの海外旅行をする事はないボンジョルノですが、このアルミケースのハンドルにマエストロを挿して旅する自分自身を想像して、どうしても入手したいと願った次第です。

そんな風にハミと交渉し続けて半年。アベノミクスの影響でユーロ高が進み輸入品は値上げ必至の状況。どうせ買うんだから値上げする前に買ったらと、やっとハミのお許しが出た。そして早速手に入れた。

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そのカバンはリモアのパイロットトロリー29ℓ。ハンドルにマエストロを挿した状態は絵になります。荷物の出し入れも上蓋開閉式なので普通のスーツケース式と違ってスムーズ。そしてアルミの質感がドイツを感じます。イタリア好きの私がドイツを感じる必要はないのですが。

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錠前はプラスチッキー。現行品はTSAロックの付いたタイプになっているけれど、私は極力安く入手出来るパイロットトロリーをと頑張ったので旧型の訳有り品。でも届いてその訳有り部分を検品したけれど、アルミの表面が一度使えば付くような擦れが有ると言えば有る程度。

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ハンドルは2段式の汎用品ぽい感じ。もう少し工夫すると良いと思う。現行の製品ではトゥミの一本ハンドルが一番良いかも。

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コロコロは立派。この車輪部分の正式名は何て言うのだろう?。

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内装はシンプル。アルミの板の仕切り位置を変えられる工夫は面白い。ブリーフケース付きだけど、それを単体で使えるレベルの品ではなく、内装のポケット替わり。

合理的な製造システムから生まれる工業製品。しかし60年以上作り続けた変わらぬカタチは、優しさ感じる旅への浪漫。このリモアのアルミケースは、USAのトレラーハウス(エアーストリーム)、飛行船、エンパイヤステートビル、バウハウスデザイン等を連想する。職人仕事とは違った方法から生まれたチャーミングな郷愁のフォルム。気に入っています。

2013年5月10日

「ニワレザー」さんが作る革小物

今日はレ・ザルティザンの三島さんが来店された。
三島さんと話していると楽しくなれる。
年に10回以上スイスと日本を往復しながら、
時計関係の商いをするナイスガイ。
関西での慌ただしいスケジュールの合間を縫ってのご来店。
来週はまたまたスイスだそうだ。
このところ隔週で行っている感じ。

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三島さんは現在カメラに夢中。
少ない時でも4台以上のカメラを持ち歩いているのには感心しちゃいます。
そして今日はなんといつものデジカメ以外にフィルムカメラです。
それもライカM7にズミルックス21mmは凄い。

そんな三島さんが取り出したGRD用のケースが目に止まった。
親しくしているニワレザーズさんで随分前にオーダーして作ってもらったケース。
これは本当に素敵だと思った。

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ニワさんはこの業界で最も優しい眼差しを感じる素敵な写真を撮っていて、
まだお会いした事はないけれど是非一度お会いして、
お話ししてみたいなと思っていた職人さん。
その丹羽さんの作った革製品を始めてじっくり見た。

ニワさんが撮る写真同様、優しさが伝わる品。
これほど丁寧で優しさ伝わる革小物を見るのは始めてだ。
これは一点作りでないと生まれない、作り手の心を写す鏡のよう。
爽やかな優しい刺激を感じています。

2013年5月 8日

ライターN氏がちょっとだけ来店

親しくしさせて頂いているライターN氏がゴールデンウィークの最終日の夕方ちょっとだけ来店。神戸で時計ブランドのブライトリング・ジェットチームのエアーショーが開催されその取材での来神。バーゼルでの取材が終わったばかりだというのに、多摩の山奥の自宅で落ち着く暇もなく大変忙しくされているN氏です。

N氏は時計を主に多くの雑誌で執筆しているフリーライター。7年半前に雑誌「サライ」の取材の時始めて知り合い、それ以後折りに触れ親しく交流させて頂いています。そのライターN氏が毎回レギュラーで書いている台湾の雑誌にル・ボナーの「マエストロ」を紹介して頂き、その雑誌を持って来て頂いた。

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中国本土も含めた中国語圏セレブ向けの雑誌です。この雑誌に載せて頂いたのは2度目で、前回「ディプロマ」を載せて頂いた時にはいっぱいの中国語の電子メールが来て驚いた。今回はどんな反応があるか。

ライターN氏は時計だけでなく、カメラ、筆記具、鞄、靴、ギター、洋服、帽子、メガネ、アウトドアグッズ、自転車、ミニカーと多岐に渡るモノに対する造詣が深い方で、興味がない人が見たらガラクタの山のような膨大なコレクションを蒐集していて、N氏の綿密な説明文を加えれば二十世紀のモノ博物館として立派に成立すると私は確信するのです。

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そんなライターN氏が取材旅行の時いつもお供するアルミケースが前々から気になっていた。「リモア」のパイロットケース。機内持ち込み可能サイズで上蓋開閉式のハードなスーツケースは現在これしかない。鞄で鞄職人ボンジョルノがル・ボナー製品以外で入手したいと思う唯一の鞄。ううん〜悩ましい。

でもってライターN氏の忙しい中でのル・ボナー来店の真意は何だったのかと言うと。

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「少し前ブログで書いていた万年筆ってこれの事ですよね?」と取り出した万年筆は、まぎれもない日興エボナイト社製のリップル柄の万年筆。それもボタンフィラータイプの極太。ボンジョルノが気付く随分前に興味を持ちオーダーしてましたよと。価格はこのタイプで6万円前後の納得価格。そうだったのか、自慢したくてハードスケジュールの合間を縫って来店されたということか。確かに悔しい〜。参りました。

そして一時間ほどル・ボナーに滞在して多摩の山奥へと帰って行かれました。

2013年5月 5日

2013年 F夫妻のイタリア旅行

顧客のF夫妻は毎年この時期になるとイタリアへ行く。
今年は何度も訪れたローマと清貧の聖人フランチェスコのアッシジ。
今朝帰国し、撮った写真500枚以上をル・ボナーのパソコンへ。
カメラ好きのF氏の今回のお供はソニーのRX1です。
その中の数枚を公開ぃ〜。

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イタリアはやはり良いなぁ〜。
年に一度は私もイタリアに行きたぁ〜い!。

2013年5月 3日

カーブした打ちっぱなしのル・ボナーの壁面

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ル・ボナーの店舗がある建物は安藤設計事務所の建物です。
20年前にこのショッピングビルにお店出店を決めたのはその事も理由の一つ。
居心地悪いという評判は知っていたし、事実冬は底冷えが厳しい。
でも安藤忠雄の建物にお店を持てるなんてチャンスはそうあることではない。
その判断は良かったと20年お店を続けて来て感じている。

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20年前、この建物のどのスペースを借りるか検討する為訪れた時、
セメント打ちっぱなしのカーブした壁面がインパクトがあり、
そのスペースが気に入って借りる事にした。
内装もその壁面が生きる事を念頭にデザインしてもらった。
今でこそ30坪ほどの店舗&工房スペースに増殖したけれど、
当時は8坪ほどで、カーブした壁ばかりが目立つお店だった。

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コンクリート打ちっぱなしというのはそれまで無機質なイメージを感じていた。
それがこのカーブしたコンクリート打ちっぱなしの壁面は全然違う。
自然石のような硬質で豊かな文様をが刻まれている。
型枠に流し込んだセメントが生乾きの時点で、
何度も叩き締める地道な作業から生まれる質感だそうだ。
手間を惜しまない仕事で生まれる、人が作り出した質感がそこにはあった。

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あれから20年。そのカーブした打ちっぱなしの壁面の魅力は今も変わらない。
いや20年前よりエージングして味わい増したように思う。
この場所でお店を20年続けられた事が幸せに思う。
これからもここで続けて行きたいと願ってる。

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