2013年12月アーカイブ

2013年12月26日

年末年始の営業予定

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年末年始の営業予定

今年は12月30日(月)午後6時までの営業となります。

明日の27日(金)も午後6時までとさせて頂きます。

来年は1月4日(土)の午前10時よりスタートとなります。

それと来年からは水、木の2日を定休日とさせて頂きます。

なのでその毎週の2日に来店予定されている場合、

事前にご連絡頂けると有り難いです。

都合のつく時はお店に居るようにしますので。

宜しくお願いいたします。

2013年12月25日

今年最後に登場するバッグは「ミセス」

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今年最後に店頭に並んだバッグは「ミセス」。このバッグの名の由来は、新作として作り始めた10年ほど前に婦人誌の「ミセス」の取材があり、その時紹介され爆発的に売れたのでその名前にしたという単純な動機。その当時はバタラッシー社のミネルバボックスやヌバック、ボックスカーフなどで作っていました。その後このバッグのカタチが最大限生きるのはシュランケンカーフだと実感し、現在はシュランケンのみ使って「ミセス」も作っています。その後も支持され続けて10年が過ぎ、ル・ボナーのレディースバッグには欠かせない定番品となっています。ル・ボナーのバッグの特徴である見た目より全然大容量で革の質感を大事にしたフォルムと縫製は、このバッグの場合も十分生かされているのではと思っています。このバッグの場合も使い込んでシュランケンの革が馴染む頃に、最も素敵な質感とフォルムになります。

今回作ったお色は冒頭のライムグリーン。この色の発色はやはりシュランケンの定番12色の中で突出しているなと思う。大好きです。

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ジーンブルーとゴールド。例年冬場は売れ行きが鈍るジーンブルーですが、今年は全般的にこの色を求めるお客様多い。何故なんだろう?。ゴールドはふくよかな質感の製品だと映える。スマートな製品は難しい。

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トープとバイオレット。男女問わず製品のカタチを問わず、この2色は絶大な人気。毎回多めにこの2色は作るようにしているけれど、まず最初に欠品になる2色。もうトープはいつの間にか販売前に予約分でいっぱいいっぱいになっていた。

税込み73,500円。ご予約頂いていたお客様には順次ご連絡させて頂きます。ただ老人性痴呆症気味の私達二人は連絡し忘れる事も多々有り、皆様にご迷惑をおかけする可能性も十分あります。なので、このブログ記事を見られたミセスをご予約されているお客様は、info@kabanya.netまでご一報を宜しくお願いいたします。

2013年12月22日

跳ね返りがすごくてパンパン「プティ・トート」

和服でも違和感なく持てるル・ボナーの定番のレディーストートバッグ「プティ・トート」が出来上がりました。小さく見えて実際は結構立派な大きさがあります。口元のホックを留めてスズランの花のような形状を楽しみ、いざという時はホックをはずすとサイズからは予測不能な大容量。

私たちが独立して最初期から今まで30年以上作っている最古参のカタチは、ネコ・リュックとデブ・ペンとベルトキーとこのプティ・トートが四天王。改良は加えながらも基本パターンはそのままに、長きに渡って作り続けています。

今回作った5色は

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オレンジ

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ライムグリーン

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ジーンブルー

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トープ

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バイレット

このトートバッグは多くのバッグと違い、完成時(新品時)が一番見栄えが悪い。幅広で跳ね返りが強いマチ部分の納まりが悪くて、いびつに見えたりする。でも最初の見栄えよりも使い込んで馴染んだ後の表情を優先している。このプティ・トートはその事を実感されたお客様に色違いで2個目そして3個目とという場合も多く、また使い込んだプティーを見て来店されるお客さも多くおられる。新品時のプティを見て多くのお客様が「これがあのトートバッグ?」と言われたりもする。使い込むと革が馴染み口元がしっかり閉じるようになるなんて想像困難なほど、新品時は跳ね返りが強いマチ部分と全体のパンパンと張った風船状態。でも大丈夫、使えば使う程スズランのカタチに納まってきます。

税込み49,350円にて好評発売中。これからもシュランケンカーフの色々なカラーで作り続けるル・ボナーのレディースの定番トートバッグです。

2013年12月20日

37年前のクリスマスイブ

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博報堂が世代区分というのをした。なかなかうまい分け方で感心した。その中で私やハミが属する世代は「ポパイJJ 世代」。何か他と違ってとぼけた名称。でも言えてるから笑ってしまう。強烈な団塊世代後なので「その後の世代」なんてついでのように言われていた世代。三無主義とかノンポリとか、社会に関わりを持ちたがらない世代。でもなぜだか「ポパイJJ世代」気に入っている。

37年前の1975年の師走。その頃私は鞄職人見習い1年半の20歳、やっと無給ではなくなって本俸7万円也。裏付けのない夢はいっぱい持っていたけれど、それ以外は何もなかった。そんな私ではあったけれど恋をした。4歳年上のぽっちゃりした幼児体型の女性。確かに私はぽっちゃり系が好みでありそれがきっかけでは確かにあったけれど、そんな事より初めて夢を共有出来る女性であった事が大きかった。その後結婚し四半世紀は七転八倒しながら共に生きて来た。二人で半人前の私たちが今あるのは、幸せのカタチを二人で共有出来たからだと思う。今年もコンビニでは「クリスマス・イブ」の曲が流れていた。この季節の喧噪も静けさも寒さも、私をロマンチスト&センチメタルなボンジョルノに変える。

37年前のクリスマスの季節、私とハミは夜の下北沢の街を散策していた。その頃の私たちはお金も時間もなくて、逢う時間も限られていた。体力だけは自身があったから、自転車の荷台に座布団をくくり付けそこにハミを乗せて、東京の街をナイトクルーズするのがお気に入りのデートだった。その日はシモキタだった。開かずの踏切近くのジーンズショップのウインドウに飾られていたハーフコートにハミの目が止まった。真っ白なイミテーションファーのハーフコート。背中に大きくワーナーブラザーズのキャラクターのシルベスターがプリントしてある。

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何とも可愛いコートでハミが着たらきっと可愛いだろうなと思ったけれど、月の中頃になるとお金が無一文になる私にはその購入資金はなかった。翌日私は前借りを頼み込みその下北沢のジーンズショップに急ぎ行った。まだあった。数日後のクリスマスイヴの夜、そのシルベスターが背中部分に大きくプリントされた真っ白なイミテーションファーのハーフコートをハミにプレゼント。ハミは涙を浮かべて喜んでいた。その当時の私は、ハミの喜んでくれる顔が見れればそれだけで他に何もいらなかった。

その後ハミは長い年月そのコートを着ていた。神戸に引っ越す20年前までそのコートが冬のメインだった。引っ越す時荷物の一部を加古川の実家に預かってもらっていて、その中にあのコートは眠っているはず。もう純白ではないけれどまだ着れるはず。今度引き取りに行こうっと。

今年もクリスマス・イブの夜が近づいて来ています。クリスマス・イブは恋人たちの聖なる夜。想い出に残るクリスマスプレゼントはル・ボナーにてなんちゃって。現在革小物は財布以外品数が全然ありません。なのでバッグをどうぞ。

2013年12月14日

お知らせ

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12月14日(土)の営業は午後6時までとさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。

2013年12月13日

「コンフェッティ」久々ツートンも

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コロンとした可愛いサイズでありながら大容量のハンドバッグ、

「コンフェッティー」が6色で店頭に並びました。

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久々コンビタイプも作ってみました。

ライトグレーにトープのシックなコンビネーション。

一番人気のトープは絶対外せません。

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カラフルタイプでは今回はライムグリーンとジーンブルー。

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シュランケン2番人気のバイオレット。

冠婚葬祭用にと黒でも作りました。

ハミは3個目のコンフェッティーをとこの黒を所望。

これからも作り続けるカタチです。

このタイプのブリーフケースを現在ハミは思案中。

税込52,500円也。

チャーの一周忌

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12月13日。今日は13歳11ヶ月で亡くなったチャーの一周忌。もう一年経ったなんて信じられない。私たち家族には勿論、ル・ボナーのお客様方にも印象深い奴だったと思います。私たちがしつけらしい事は何もせず甘やかしたのが悪いのですが、天の邪鬼で臆病で我が儘でどうしょうもない薩摩ビーグルだったけれど、かけがえのない愛おしい迷犬だった。そんなチャーは今もこのル・ボナーの仕事場にいます。ハミは死ぬ時遺骨の散灰を希望しているので、その時一緒にチャーもと今も遺骨は埋葬せずにここにある。

もう犬は飼おうとは思っていない。天の邪鬼で臆病で我が儘だったけれど私たちに心の潤いを与えてくれたチャーは色々な意味で特別で、これから老化が進む私たちにはあの個性と付き合う体力的不安がありありだ。だからと言って従順なワンちゃんはチャーの印象が強過ぎて飼う気はない。丁度良い年齢の頃にチャーと一緒に過ごす事が出来たのだと思う。

今も懐かしくチャーとの日々を思い出す。

チャーは今もル・ボナーに居て、私たちを見守ってくれている。

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2013年12月11日

ホームページのリニュアルオープン

ブログ「ル・ボナーの一日」中心で、ホームページの更新はおざなりにしていました。反省〜。11月からのル・ボナー全製品価格改定に合わせて、作品ページにここ数年の間に作って定番品となった品々をアップしました。表紙は気に入っているので換えていませんが、作品ページは現状を網羅している内容になったのではないでしょうか。「マエストロ」「パパス・トート」「ディプロマ・トート」「ディプロマ」「パパス(シュランケン)」「新オブレ」「ポーチ・ピッコロ」などが新しく加わりました。それぞれの作品のページには、その製品の事を書いたブログ「ル・ボナーの一日」の記事にリンク出来るようになっていますので、もっと知りたいと思われたらリンク先の記事も読んでみてください。

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お洒落なホームページが多くなっている今日この頃ですが、ル・ボナーは見慣れた神戸カラーの小豆色の動かない表紙でこれからもいきます。この表紙好きなんですよね。ネットが今のように広がっていない時代だったら、この人工の離れ小島でこういった形態の仕事は続けられなかったと思います。このホームページは仲良しで同じ六甲アイランド島内に本社屋がある大和出版印刷株式会社さんにお願いしています。少し時代遅れな風情を残しながらネット操作が苦手な方たちでも気軽に見られるホームページでこれからもいきます。時々覗いてみてください。

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ブログ「ル・ボナーの一日」共々宜しくお願いします。

2013年12月 6日

「PEN LAND CAFE」さんへ納品〜

ル・ボナー製品はこの六甲アイランドのお店以外でも何軒かのショップで販売していますが、基本オーナーと私が個人的に親しいお店にしか卸していない。これからも大々的には卸しをする気はない。そんな数少ない卸し先の中で唯一実際に訪問していなかったお店が一軒あります。それは名古屋の「PEN LAND CAFE」さん。

私にとって名古屋は鬼門の大都市だ。26年前初めて家族でこの地を訪れた時、宿を駅の案内所でハミが子供を連れて聞きに行った時、私は駅外で煙草をプカプカ吸っていた。その時私に近づいてきたにいちゃんが「良い仕事あるよ」と私に呟く。いくらラフな服装している私であったとしても、日雇いの仕事の勧誘はないでしょう。その上紹介された宿は、パチンコ屋さんが林立するその奥のうらぶれた宿。家族で泊まるのにそれはないでしょう。その体験がトラウマになって名古屋は避けていた。しかしあろうことか、息子はその名古屋の大学に行く事になり一度ぐらいは息子のアパートに泊まってみようと、6年前勇気を持って買い替えたばかりのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型の初長距離ドライブもかねて名古屋に向かった。ナビが付いていたのでセットして名古屋へ。すると一宮でナビは高速道路を降りるように指示が、そしてその界隈の道を知らない私はナビに従い走り続けた。そしたら全然息子のアパートに辿り着けない。神戸から一宮インターまでかかった時間以上を走り続けているけれど着かない。最後は息子に助けの電話を入れてようやく千種区のアパートへ。窓を開けると一面お墓しか見えないアパートだった。深夜やっと眠れると思ったら息子が「幽霊が出るけど気にしないで」と。デリケートなハートを持った私は眠れなかった。その時以来ナビゲーションシステムは取り外している。そんなこんなで名古屋には近づかないようにしていた。

でもオープンしてからずっとル・ボナー製品を売って頂いているのに、一度も実際に訪れてご挨拶してないのはいけません。そして定休日を利用して一大決心して行って来ました。タンクトート(バイオレット)納品を口実に。場所は名古屋でも独特の味わいを持った街らしい大須。オープンする11時前に大須に到着したので街を少し散策した。確かに独特。東京の巣鴨と大阪のアメ村がごっちゃになったような混沌とした街と言いましょうか。面白い。そして「PEN LAND CAFE」に向かった。

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ピンクのバクのキャラクターが迎えてくれるのですぐ分かる。左手が動いていたらOPENしている合図。それにしても恥ずかしくなるほど目立つ。これがにぁごや人の心意気か。まずは梦麺88へ。中華食材会社の高木社長さんが満を持してオープンした手抜きなしのラーメン店。誤摩化しのないラーメンを頂いた。やはり真心もって本物を追求した味は別格。一杯のラーメンで幸せも頂ける。

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そして2階の「PEN LAND CAFE」へ。狭くて急な階段は一見客を拒む。それに高木社長の趣向が拍車をかける。それでもお店のドアを開けると、英国のパブのような大人な空間に私を招き入れる。流れいるバックグラウンドミュージックはジャズ。これが高木社長の家庭では得られなかった理想の書斎なのか。その空間に高木社長とタンク店長が迎え入れてくださった。元自衛隊で戦車に乗っていたからタンク店長と呼ばれ始めたらしい。この軽食も頂けるカフェの売り上げは萬年筆大部分と鞄少々。カフェ部分は雀の涙?。しかし大須の喧噪を少し距離を置いて眺めながら心地良い時間を過ごせる、子供の心を持ち続けている大人の休息空間。

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ガラスケースの中にル・ボナーより高待遇でル・ボナーのカバンたちが鎮座しています。東海地方で唯一ル・ボナー製品を実際に触って見て購入出来るお店。希望の品が並んでいなくても、神戸のル・ボナーにある品は数日お待ち頂ければこの場所で実際に確認してご購入頂けます。

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間口が狭く奥行きのあるビル。その屋上からピンクのバク(ブタではありません)を撮りました。何か気になるキャラクターです。ゆるキャラと言うよりシュールな。

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趣味も仕事も夢持って一生懸命楽しんでおられる高木社長は素敵な名古屋紳士。これからも一緒に楽しい関係でいたいと思う。今回の訪問でボンジョルノの名古屋のトラウマが解消されたような気がする。これからは気合いを入れなくても名古屋へ行けそうだ。そしてランチは梦麺88でラーメン。イタリアでなくロシアでしか入手出来ないイタリア萬年筆・アンコラの限定萬年筆はいつも限定88本。「梦麺88」と「PEN LAND CAFE」が名古屋に個性的な文化?を生み出す予感。

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何か支離滅裂な文章で綴ってしまいましたが、楽しく有意義な名古屋大須での一日でした。帰りの新幹線の車窓から見えた夕空綺麗でした。

2013年12月 1日

自画自賛 傑作「ポーチ・ピッコロ」

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ポーチ・ピッコロが店頭に並びました。

この小さなポーチが出来上がるたびに「俺って天才〜」と自分を褒めてしまう。横210mm×縦115mm×幅45mmの長財布より少しだけ大きめのサイズの小ささでありながら、身の回り品をチョイスして入れれば驚く程の容量がある。それでいてブリーフケースの中にだって収まる。何度も試作を繰り返し、小さな修正を繰り返し生まれたカタチ。外縫いだと同じ容量を確保するには縦7mm横14mm大きくなる。内縫いでも内側に縫いしろが出っ張って邪魔するので、同じ様に大きくしない求める容量を得られない。そして考えた縫製方法がこれ。一般的にはこの縫製方法だとポストミシンを使って縫うだろうと考える同業者は多いと思うだろうし実際にその方法で試作もしたけれど、その方法だと思ったカタチとソフトな柔軟性のある質感が得られなかったのと、コーナのカーブを大きくしないと縫えなかった(大きくすると容量に制約が生まれる)。そして生み出したコロンブスの卵。平ミシンのみでこのポーチを組み上げています。そして初期サンプルでは付けていた長財布の内側のような仕様の内ポケットは、あると自由度の妨げになるし価格も高くしないといけないので、すっきりしたシンプルなポケットのみの内装の仕様としました。財布の仕様を求める方は今まで使っていた財布をこのポーチに入れちゃえば良い。実際今まで使っていた長財布を逆折りして便利に使われているお客様がおられた。用途は個々の想像力次第で便利に使える、基本スペックを煮詰め込んで作った小さなポーチです。

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シュランケンカーフではバイオレット、ライムグリーン、スカイ、ネイビー、トープの5色。税込み36,750円。

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黒桟革の黒とブラウン。クリスペルカーフの黒(ブルーステッチ)は税込み46,200円。

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