2014年3月アーカイブ

2014年3月27日

エルマー35mmF3.5

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「エルマー35mmF3.5」は、ライカ史上最もコンパクトなレンズではないしょうか?。明るくないし操作し難いけれど、愛くるしい外観が楽しくて、東京出張時に使ってみました。面白かったです。

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最初カラーで撮っていましたが、まだ使いこなせていないせいか色がイマイチ。それで白黒で撮り始めたら面白い。

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私の記憶にある表参道とはまるで変わっていましたが、この石塀は店舗は変わったけれど昔と同じにあった。

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青山界隈を少し脇道に入ると面白い。

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開店したばかりの「サークル」さんにて。

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東京駅には地下鉄二重橋駅で降りて向かう。

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センスを磨いたら、このレンズで面白い絵が撮れそうな予感。

2014年3月26日

ペリンガー社の社長さんとサライ商事でミーティング

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ドイツ・ペリンガー社の社長さんが来日され、輸入元のサライ商事さんにてミーティングがあった。サライ商事さんが定番で扱う革と色意外を小ロットで購入出来る特別な機会です。今回は初めて相棒のハミと一緒に行った。4時30分からの初日の最終枠。しかし今回のミーティングはいつもの感じではなかった。革の具体的な注文は、不安を残す形でほんの少ししただけ。ヨーロッパ皮革全体の状況とそこでのペリンガー社の現状、そしてその革たちをを日本で販売するサライ商事の方向性と個々の取引先との対応について多くの時間が割かれた。

多くのヨーロッパの大きなクロームなめし系のタンナーは大資本傘下となっているかやめている。そんな中、世界最古参のクロームなめしタンナーのペリンガー社は規模拡大に奔走する事なく、良心的にクロームなめし革を作り続けています。シュランケンカーフの原皮はアルプス山麓で飼われているアルペン牛。大資本傘下のタンナーが過剰入手している事が影響して、相場は高騰して高止まりの現状。それ以外の原皮も、中国資本も加わって大変な情況みたい。そんな中、ペリンガー社は高品質なクロームなめし革を作り続けている希少なタンナー。

実は最初にペリンガー社のシュランケンカーフ(ドイツシュリンク)を日本で使ったのはル・ボナーでした。その発色の良さと世界でも希少な本シュリンクの凝縮された質感に魅了されて使いたいと思った。その後ル・ボナー製品のメインレザーはこのシュランケンカーフとなっていきました。別のシュリンク加工された革を見る機会は何度もあるけれど、このシュランケンカーフを越える革には出会えていない。そして今では多くの人たちがこの革を使うようになり、数年前よりサライ商事さんは定番色13色でストックしてもらえるようになった。今後定番色は増殖するであろうと思うし願っている。だって零細の私たちでもシュランケンカーフを多色揃えられるのは、サライ商事が定番でストックしていてくれるから。多くの革問屋さんのようにストックサンプル革をみて発注する方式だと、ベストの発注数は13000デシ(55枚前後)で3〜6ヶ月後納入。

それを1枚から卸値で購入出来る事は助かる。しかしそのサービスを変更するかもしれないという発言がサライ商事の社長さんからあった。本来サライ商事は問屋なので一枚からの販売は、取り扱っている革の良さを多くの人に知ってもらいたいという思いからしている。しかしその対応は問屋業務が優先させているので制限がある。現在サライでの口座取得は年間取引400万円前後を数年続けないと作れない。そんな中での一枚からの販売というサービスが今大きな支障になっているのだと。それも私のこのブログを読んでサライを知って連絡を取って来られる個人が特に問題だと。私も知らない会った事もないブログ「ル・ボナーの一日」を通してサライに連絡をとる若者の対応が厄介な場合が多いと。それは私の責任ではないよね。でもサライ社長はその対応で円形脱毛症になったと言われると責任感じてしまう。ネットや通販が多くなり購入者保護の考えが広がり、それにゆとり世代の甘さが加わって、購入する側が上という風潮が後押ししているのかもしれない。サライの扱う革に魅力を感じて使いたいという思いを持った人には一枚でも販売するけれど、そうでないと感じた場合は売らないというのがサライ商事の姿勢なのです。それを横柄と思う人も多くいると思うけれど、サライ商事の9割の顧客にはダメージはない。このままだとヨーロッパ高級皮革を一枚から購入出来るサライ商事のサービスをやめる事になるだろう。買う側が偉い訳でも、売る側が偉い訳でもない。お互いを尊重した配慮と対応の中でそのサービスは継続される事が良いと思う。だって他問屋ではシュランケンカーフもクリスペルカーフもブッテーロもミネルバリスシオも入手出来ないのだから。それも1枚から個人は買えるのだから。

私が初めてサライ商事と取引きを始めたのは先々代の2代目社長さんの時だった。もう25年以上になる。この2代目社長が特別革好きで、ヨーロッパの高級皮革を仕入れ始めた。当時は、まずサライ商事の取引き先の紹介状なしだと見せてもらう事も出来なかった。私の場合、当時老舗鞄問屋の仕事をしていて、その紹介状を持って指定された日時に訪れた。だからと言っても最初はその鞄問屋経由でないと売ってはもらえなかった。あの時の緊張と興奮は今でも覚えている。その頃はヨーロッパのブランドの多くにもモノ作りに対する拘りと思想が強くあって、それに呼応して魅力的な革を作るタンナーが多くあった。そんな特別な革たちを実際に見て触れた経験は強く印象に残った。でも実際は卸しの鞄を作っていたその当時の私には高価で手が出せなかった。いつかサライの革を使えるようになりたいという思いを持って、それが今かなえられている。その後多くのブランドがグローバル企業の傘下となり、魅力的な革を作るヨーロッパのタンナーも急激に減った。そんな中私にとってクロームなめし革は、ペリンガー社が最後の牙城なのです。イタリアにもフランスにも昔魅力的なクロームなめしの革があった。でも今は私は知らない。

2014年3月22日

24日(月)から27日(木)までお休みします。

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明後日24日、25日と東京出張の為、ル・ボナーはお休みさせて頂きます。

その後の26日(水)27日(木)は通常の定休日なので4日連続のお休みとなります。

今回はル・ボナー開業以来始めてハミと一緒の東京出張となります。

そしてその出張のメインの打ち合わせが24日の為このようになってしまいました。

ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いします。

2014年3月20日

「パパス・ショルダー」ミネルバボックス3色と〜

パパス・ショルダーのミネルバ3色(タバコ、コニャック、グリージオ)と、シュランケンカーフのバイオレットが店頭に並びました。というより並んでいます。1週間ほど前に出来上がっていたのですが、ブログにアップするのが遅れてしまいました。ごめんなさい。

パパス・ショルダーは愛着感じて頂けるバッグです。新品時より使い続ける事でフィット感が増し、特別になります。たすき掛けで背負った時にそれを強く感じて頂けるはず。身体の側面に添う感覚は特別。それが時を追う毎に増す。

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タバコ。

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コニャック

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グリージオ

イタリア・バタラッシー社のミネルバボックス革は驚きのエージング。

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シュランケンカーフのバイオレット。

革の入荷が遅れて前回のシュランケンパパスをいっぱい作った時に一緒に作れなかったので、このバイオレットだけミネルバボックスパパス3色と一緒に。

ミネルバボックスの世界最高レベルのエージング。シュランケンカーフの使い込んだ時のもっちりした革の質感。どちらも魅力的。ミネルバ3色は税込63,000円、シュランケンは税込68,250円です。3月末日までは。

2014年3月15日

1cm幅広になって「天ファスナーブリーフ」登場

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多くのお客様にご予約いただいていた「ブッテーロ天ファスナーブリーフケース」が出来上がりました。お待たせしていたお客様には順次御連絡させて戴きます。

今回から幅を1cm広げました。たかが1cmと思われるでしょうが、これが使い勝手において大きな違いを生みます。今まで収納力においてもう少しというご意見多くありましたが、そのストレスをこの1cmが解消するはずです。それに加え、立てて置いた時の安定感も数段良くなった。それでいてスマートなブリーフケースの外観は損なわないパターンの変更。幅を1cm変えるだけで胴の抜き型以外は新たに作りました。でもこの変更はして良かったと、出来上がったバッグを見て思っています。

「ブッテーロ天ファスナーブリーフケース」はイタリア・ワルピエ社のブッテーロ革の魅力を最も感じて頂けるル・ボナーのバッグです。このバッグだけが唯一ブッテーロの元厚(2.4mm)そのままで組み上げています。それ以外は軽量と型崩れに考慮して革を薄く割って作っています。なので重いです。型崩れの問題はデザインと仕様で防いでいます。でも元厚なので最もブッテーロ革の素の質感を感じて頂けるはずです。お手入れ次第で唯一無二な清潔感のあるエージングを保証します。

いつものように5色(ワイン、チョコ、黒、グリーン、ネイビー)で。

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新品時のマットな表情が思い出せないほどお手入れ次第でエージングします。お手入れは簡単、ひたすら乾拭きをくり返すだけ。ただその行為を継続するのは大変。しかし愛情を注ぎ込むと応えてくれるブッテーロ。3月末まで税込94,500円にて販売、4月以降は消費税8%になるので税込97,200円。

2014年3月12日

「CIRCLE(サークル)」21日にオープン

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店主が作りたかったオリジナル(Circus of Happiness)の洋服たちをメインに直接工房を歩き集めた革製品、雑貨、食品も並ぶ小さなお店「CIRCLE(サークル)」が、青山骨董通り近くに今月21日(金)にオープンします。今まで関東圏では実際に見て触って購入する事が出来なかったル・ボナーの製品も並ぶので、是非行ってみてください。

店主の青山晃久さんはまだ20代。大学在学時代から自分が気に入った品々を集めたお店を持ちたいと思っていた。卒業後まず経験を積む為にITO-YAに就職し万年筆売り場、その後転職先は将来の独立希望を宣言した上で仲間のケイズファクトリーさんで営業と販売を担当。その時ル・ボナーを担当し知り合った。そんな縁で今回ル・ボナー製品も置く事になりました。

独立するのはまだ尚早と多くの人たちが思った。でも自分のお店を持ちたいという強い思いを彼は通した。私がお店を持った頃とは違って小資本の場合、ネットでビジネス出来る時代です。その方がリスクが少なくて済む。でも青山さんはお店が自分を表現する最良の方法だと考えている。きっと人が好きでモノを介して生身の交流が出来る場所を持ちたいのだと願っているのだと思う。資金力もバックボーンもないし、センスは時代に翻弄されるから不安はある。でも自分の信じた道を進む。

現在什器搬入中。

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どんなお店になるのか今から楽しみです。

先日その青山さんが仕入れの為にル・ボナーに来られて色々話しました。私が27歳で初めてお店を持った時の世間知らずに比べたらちゃんと考えておられる。だからと言ってもリスクはいっぱいなので不安もいっぱい。でも今は進むしかないし、人は好きな事しか夢中になれない。そして彼は経費を少しでも抑える為に、横4座席の格安夜行バスに乗って東京に帰って行きました。応援したいと思った。

2014年3月 6日

山下GOさんご夫妻来店

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「鞄談義」で紹介された中で一番インパクトがあった鞄は、やはりこの埼玉・川口の鞄職人の山下GOさんが作ったショルダーバッグだったと私は思う。これは同じ鞄を作る職人だから特に分かるのだけれど、その精緻な技術と構成力に感服した。

そのGOさんが奥様と一緒に来られた。会うのは初めて。でも色々な方から聞いていたから不思議に親近感。ただ作る鞄が極めて精緻な作り込みを感じるから、そのまま神経質な求道者のような人だと怖いなと思いながら、ハミと二人でドキドキ待っていた。

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そして初めてお会いした。ソフトな感じの良い人ではないですか。ほっとした。と言うより、初めてお会いしたとは思わないほど自然に会話がはずむ。そして色々話しながらお二人を連れ回した。まずは「バゲラ」さんへ。そこに「カンダミサコ」さんも来てくれた。その後「ベラゴ」さんへも顔を出し、神戸独立系鞄職人めぐり。

皆鞄作りが大好きです。もうそれ以外の仕事は考えられない。その天職を全うする為にそれぞれ七転八倒しながら、自分をそこに表現しようとする。そのカタチはそれぞれ違うけれど、共感出来る部分は多くある。

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最後にタイマー使ってル・ボナー店舗にて記念撮影。

2014年3月 1日

沖縄一周 後編

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沖縄をこの車で寄り道しながら500キロ。MFでフルタイム4WDのスバルの軽自動車。この選択は私にはない堅実さではあるけれど、相当偏屈ではある。

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3日目は雨模様の東シナ海を望む砂浜から始った。

亜熱帯林のヤンバルの森の奥深くへ。ここが息子の沖縄での主な研究フィールド。

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本土では見れない大きなシダ類。

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見慣れない木々が鬱蒼と茂った森。右下端にハミがおります。

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尾根沿いに出ると、その森の全容が見える。

そしてこの森を後にして大学のある宜野湾市へと南下した。

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息子が勤めている大学は、この池を中心に日本で3番目に広い敷地面積のキャンパス。ここに定職を得て3年目の息子です。

夜は上司の教授と一緒に沖縄料理を戴きました。これが予想外の美味しさ。

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翌日帰る前に世界遺産の「中城(ナカグスク)城跡」へ。ここが思いの外良かった。石の積み方がインカの石積みに似ていて感動。そして曲線が美しく日本的ではない味わい。

息子がセッティングしてくれる旅行は楽しい。来年は息子の主戦場であるボルネオ島のランビルへ行きたいと思ったりしている。今度は森林ではなくてオラウータンに会いに。

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オフシーズンの沖縄は最も気候的に心地良い季節だった。

そして沖縄を後して神戸に戻って来ました。

沖縄一周 前半

息子は森林水文学とか森林生態学とか、私たち二人にはよく理解出来ない学問の研究職に就いている。その息子が定職に就いた沖縄を案内すると言うので、去年の東北旅行に引き続き沖縄に行って来ました。観光案内でよく紹介される場所は行く事はなく(説明はあったけど)、沖縄を9/10周息子の車に乗って3泊4日。その内起きてる時間の2/3は森の中。私だけは初めての沖縄です。

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まずは南端あたりに泊り樋川(ひーじゃー)巡り。沖縄は万物に神が宿る場所。その中でも貴重な水が湧き出る場所は特別。珊瑚礁が石灰岩になって出来た沖縄南部の地質から湧き出る水質はアルカリが強い。その為鍾乳石状態(上画像)。こんな場所があちこちに点在する。

その後東海岸を北上して沖縄最北端の辺戸岬へ。途中寄り道しながら。

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息子も調査研究しているマングローブ林にて。

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時々海辺で休憩。海の色が違います。

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沖縄最大のマングローブ林にて。

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あの超希少な「ヤンバルクイナ」も見ちゃいました。

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「安波のタカガークムイの植物群落」ここは沖縄に住んでいても行った人は少ないというヤンバルの森の中でも特に秘境らしい。車を後にしてこの旅行一番のしんどい行き帰りの道程でした。

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そして沖縄の最北端・辺戸岬。与論島も見えます。

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そして沖縄に来て初めて見る東シナ海は夕暮れ時。

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