2016年4月アーカイブ

2016年4月30日

「ディプロマ・ショルダー」地味に人気継続中。

パパス・ショルダーを卒業した大人が似合うショルダーバッグという意味合いで生まれた「ディプロマ・ショルダー」。学生時代のキャンバス生地のショルダーバッグをイメージしてハミがデザインしました。大変シンプルなデザインですがクールな大人が提げるとカッコ良いショルダーバッグです。ちなみに私もライムグリーンのパパス・ショルダーを卒業してディプロマ・ショルダーを持とうと試みましたが、結果やはりパパスを卒業出来ないボンジョルノでありました。

そしてゴールデンウィークに何とか店頭に登場させる事ができました。今回は5色で作りました。

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今回黒は久々赤ステッチにしました。予約と卸先に送ったら店頭在庫のみという事態に。そしてその黒に赤ステッチも発売初日に売れちゃいました。黒に赤ステッチご希望の方は卸先に問い合わせてください。

人気のネイビーは決まりになったブルーステッチで。ネイビーは店頭在庫のみまだあります。

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これまた人気のトープは多めに作ったので在庫あります。この色は何を作るにしても外せません。メンズ系ではネイビーがこのところ大変好評ですが、トータルに考えるとトープはやはり普遍の人気色。

そして今回オリーブでも作ってみました。同じ緑系のダークグリーンは今年から革屋さんの方で定番として在庫を持ってもらえるようになったので安定供給するようになったけれど、オリーブはそうはいきません。ル・ボナーの去年入手した最後のオリーブの在庫でこのショルダーバッグを作ってみました。いいんじゃないでしょうか。今年もオリーブ色はオーダーしていますが届くのは秋以降。

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バイオレットは革裏のトコが美しい。裏無しの一枚仕立てのバッグなので開けた時に見える蓋裏のトコ部分が、この革の緻密な質感を目と触り心地で実感する事が出来ます。その事を感じて頂きたくて裏無し仕上げにしたかった。上画像でそのビロードタッチが伝わったかな?。

スカイは前回作った最後の1本。ちょっと裏に傷があるのでそれが気にならないお客様にはお安くお売りします。いくらになるかは来店時のお楽しみ。

ル・ボナーの親しくしている顧客のF氏夫妻は、今年も毎年恒例のイタリア旅行中。今回はイタリア半島の踵部分。イタリアオヤジ風ファッションのF氏は、今年もいつもようにジーンブルーのディプロマ提げて南イタリアの街々を散策しているのかな。ディプロマ・ショルダーバッグは税込69,120円。

2016年4月29日

ゴールデンウィークの営業予定

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ゴールデンウィークに入ってからでごめんなさい、日程お知らせします。

29日から6日まで休まず10時から20時まで営業します。

ただ、その後の7、8日の土日は息子の結婚式の為休ませて頂きます。

宜しくお願いいたします。

2016年4月25日

ペリンガー社のシュランケンカーフ

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シュランケンカーフは今まで26色使いました。フランスの有名メゾンが色指定したこの革の発色は素晴らしい。それに加え革の締まり具合はシュリンク加工した革の中で群を抜いていると思います。この革と出会って15年ほどになります。最初その発色の素晴らしさに釘付けとなり、多くが型押し併用シュリンク革の中、ペリンガー社は世界的にも珍しい本シュリンクでそのシボ感をシュリンク加工のみで生み出しています。ヨーロッパ原皮の中でも特に貴重なアルペン牛の生後6ヶ月前後の革を手間暇かけてなめしたこのシュリンク革はル・ボナー製品にはなくてはならない定番革になっています。

しかしこの革はやっかいな革でもあります。型押しを併用しないシュリンク革は革の本来の素性を隠せないので極端に革の取り都合が悪い。一般的に実寸の1,5倍前後で考えるところを2倍強で必要量を予測しないと厳しい。また今流行りのコンピュター裁断機を使うなんてとんでもなくて、革の伸び方向と不均一な革模様を読める職人の裁断技術を必要とします。それ以上に革製品作りには必須のコバ磨きも美しく収めるには大変手間取ります。それを怠ると高価な革だのに大変みすぼらしく見える革でもあるのです。

そんなシュランケンカーフは現在上画像の半分ほどの色を革屋さんが在庫して頂けているので、その在庫革は1枚からでも購入する事が出来ます。でないと多くの革屋さんでの輸入革の購入方法と同じ1色5000デシ以上でないと買えません。毎年在庫する色が輸入元の革屋さんで増えているとはいえ、どうしても定番色以外の色が欲しいと思っても、1色5000デシはちょっと躊躇してしまう。しかし何とか小ロットでも購入可能なチャンスが年に一度あります。その機会は4月初旬の年に一度のペリンガー社のトップ来日時のミーティング、その時なら色々と頼み事が出来るのです。

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ドイツで有名タンナーは何と言っても元祖クローム革を作ったと言われているカールフロイデンベルグ社。同時期に創業したのがペリンガー社。今はタンナー業をやめたカールフロインベルグ社の革は入手出来ない。そのメンバーで新たにポーランドでタンナーを始めてはいるが、六ヶ月かけてなめす伝説のボックスカーフは今は作っていない。そのカールフロインベルグ社に変わってドイツを代表する老舗タンナーがペリンガー社。世界の大手クローム鞣しタンナーが廃業もしくは経営権を他業の資本に組み込まれる中、昔ながらの家内工業的に良質なクローム革を作り続けている稀有なタンナー。クローム革は環境の為の浄化装置のピット槽ごとの設置義務化が大きな転機となった。それをクリアーする為に大手は単一大量生産方向に、小さなクローム鞣しタンナーは廃業に。その荒波を乗り越えた決して大手ではないペリンガー社の革は私には特別。シュランケンカーフ、クリスペルカーフ、ノブレッサカーフ、スノーカーフ、ペリンガー社の作るクローム革が私は大好きです。

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もうペリンガー社のウルリッヒ社長とのミーティングから2週間が経ちました。あの日定番以外のシュランケンカーフの色を4色頼みました。それに加え私たちの希望にそったマットな革の試作を要望しました。小ロットと言っても年々最低オーダー可能量は増えて来ていて、いつの間にやら1色3000デシ以上で✖️4色。これなら普通に5000デシで1色減らしてオーダーしてもあまり変わらない。ちょっと支払いが怖くもありますが、お盆前後に届くのが楽しみ。

2016年4月10日

再び親方奮闘する

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上画像の5mm長いモンブラン146テレスコープで十分満足していたけれど、万年筆趣味世界の巨人は不満だった。そこで親方は再び多くの自家製の道具たちを携えてお仲間と訪れたのだった。今回は私の仕事机が146テレスコープの再生工場の場となった。

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5mmねじ込めないのは70年の歳月が生んだ個体差。それを埋める為には大胆さと繊細さの塩梅を必要とする。それに加え、諦めない我慢強さ。

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その細かな万年筆への気配りは見ていて驚かされる。集中すると好きな煙草を吸う事も好きなコーヒーに口つけることも忘れて作業に没頭。

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そして正常なモンブラン146テレスコープが新たに組めた。それはその場で見ていた者たちに驚きと感動を与えた。水を吸入してみると正常にテレスコープが作動している事が確認出来た。しかし親方から次回来店で完璧にするのでそれまで触らないでしまっておくようにと強く宣告された。今回手間取る原因もボンジョルノが中途な状態で組んだ為と叱られた。ああ、おやつ目の前にしてお預けくらっているワン公の心境。現行の146のニブを70年代の14Cに変えてもらったでそれを楽しむ事で我慢しよっと。そうそう金ぴかアウロラ88も良くなったよ。

2016年4月 9日

M9の無い日々が始まる

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ライカM9というデジカメをこんなに愛おしく思うとは。1年ほど前から撮る撮らないは関係なく私の側にいつもいた。便利さは皆無のデジカメで現像がパソコンで出来る以外は限りなく銀塩カメラ的、液晶画面での撮った画像の確認は出来ないと言っていいほど酷い。しかし撮る事の喜びと愛着をこれほど感じれるとは思いもしなかった。その上、RAWで撮っても非現実的な色合いに撮れて、その色世界にもはまった。

しかしこのところ絞って撮った時汚れが映り込むようになった。現像した後レタッチで消すことは可能だけれどストレス感じた。そこで銀座まで入手後二度目のセンサークリーング依頼で送り出した。センサークリーニングなので数日で戻ってくるはずだった。今日ライカジャパンから電話があり、センサーの剥離が少しあるとの連絡。M9の抱える大きな問題であるコダックセンサーの不具合がまた・・・。高価なデジカメを何とか私でも入手出来た理由も、前持ち主がセンサー交換で6ヶ月入院と宣告され待てずにM入手した事があったからだけど、1年ほどで同じ思いを私もするなんて。しかし新たにセンサーを開発したので1ヶ月ほどらしいので頼んだ。MにはないM9の色世界が新たに作った壊れないセンサーでも同じだという担当者の言葉を信じて待ち続ける日々が始まる。担当者の方からの最新のMPとの下取り交換の提案もあった。心動かされる価格の提示だったが、私はM9が好きなので丁重にお断りしました。

2016年4月 8日

一ヶ月遅れのブログアップ・・・「パパス・トート」

Facebookを始めてからブログへの投稿がそれと反比例して大変減ってしまいこれはいけないと思いつつ月日が過ぎていきました。どんな事でもいいから投稿し続けないといけないと反省し、心機一転4月から鞄と関係ないことが多いですが投稿の数を増やすようにしています。いつまで続くか分かりませんが、できるだけ頑張れたならと思っています。

ごめんなさい。「パパス・トート」が一ヶ月前に完成していてフェイスブックでは出してましたがブログアップするのを忘れてました。これからは出来上がった製品は完成と同時にブログアップするように心がけます。反省〜。今回は多色作りました。カラフル系は主に親しくしている時計屋さんの三島の勤ちゃんの「レ・ザルティザン」での販売です。銀座と京都の「C.O.U.」さんと青山の「サークル」さんに卸しているので、関東でも実物確認出来ますよ。

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人気安定しているトープとネイビーは多めに作ったのでまだ在庫あります。

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オレンジと希少なオリーブでも作ったのですが、ル・ボナーにはもう在庫がありません。

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スカイ、ジーンブルー、ライトレッドでも作ったのですが、、スカイのみ店頭在庫あります。

ル・ボナーで売り切れた色ももしかして卸先店舗様にはあるかもしれないので問い合わせてみてください。大きな大きな口元ファスナー付きのトートバッグ税込108,000円にてこれからも作り続けます。

2016年4月 7日

ボンジョルノ仕様の「モンブラン146テレスコープ」誕生〜

50年代のモンブランの書き心地を知って魅了された。モンブランは50年代の特別な書き味がその後万年筆ブランドの中で特別な存在に押し上げたと思う。その書き味は今でも多くの万年筆好きを魅了し続けていてファンは多いが、何せ製造されて70年が過ぎたご老体はその書き味の魅力の代償に非常に老人性骨粗しょう症状態で壊れていく運命にある。私が大好きな50年代の146もその脆いボディーに加えテレスコープ吸入方式という特別な吸入システムが災いして日をおう毎に数を減らしている。私の146テレスコープも数年前滑らせて50cmほどの高さを落下させたらボディーが折れたぁ〜。どうしても復元させたくて海外のペンショーに行く友人に146テレスコープのボディーが健在なジャンクな品があったらお願いと頼んだりしたがみつかっていないかった。そして時が過ぎ、私がその沼に引きずり込んだらしいH女史が去年入手したばかり146テレスコープのテレスコープパーツが壊れて使えなくなって、そのジャンク品を進呈すると持参された。これは喜んでいいのか慰めればいいのか。でも私は数万円払ってでも欲しかったので喜んで無料で感謝して頂く事にした。

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ただ何せ老人性骨粗しょう症のセルロイドボディー。分解成功はプロでも五分五分と聞く。壊れてもいいからと名古屋まで行ってボディーが壊れたのとテレスコープ部分の壊れたのとをがっちゃんぽんしてもらおうと思っていた。そんな時、万年筆趣味世界では有名な通称「関西の親方」が来店。どちらにしても分解中に壊れるとしたら誰がしても同じ。外観から想像出来ない繊細さを有する親方に頼む事にした。

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最初に突き当たった問題は割れたボディーからテレスコープ部分が取れない。どうせもう折れちゃっているボディーなのでノミとトンカチとペンチ使って割る事に。使えるテレスコープ部分を傷つけないでボディーを割るのは絶妙な塩梅を必要とする。私がノミ当て係で親方金槌で打ち込む係。時間をかけて何とか成功。

次に新たなボディーにそのテレスコープ部分が奥までねじ込めない。70年の歳月がセルロイドボディーの収縮度合いの個体差が邪魔する。半分はねじ込めるのだがあと5mmが。その後七転八倒しながら色々と試みるが5mmはねじ込めないまま午後9時を過ぎたのでそのままペンディングとしてその日は終了。

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私は思った。5mmねじ込めない状態で組み上げてもテレスコープ吸入はするのではないかと。翌日早速組んでインクを吸入してみました。おぉ〜ちゃんと吸入する!。5mmの溝は得意の革を埋め込む事でカバー。そしてボンジョルノ特別仕様の「モンブラン146テレスコープ」が誕生した。トレードする気は毛頭ないのでこれで十分満足、いやこの方が特別感あって良いようにも思う。後はインク漏れが発生する可能性は無きにしも非ず。

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これでペンケースのモンブランスペースを埋める事が出来た。万年筆趣味、ちょっと復活しつつある今日この頃。

2016年4月 6日

六甲アイランドの30階から見る夜景

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今日は女性パーソナリティーとして関西では有名なノコさん(関東で言うと大沢悠里さんみたいな)宅にて自家製お好み焼きをご馳走になりましたぁ〜!

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表面カリカリで中ふぁ〜んでクセになる美味しさ。これ1枚半と焼きそばでもうお腹いっぱい。

そして私は30階から夜景を撮れる機会を逃しません。ジッツオの三脚にM9+カラースコパー21mm/F4で東と北のベランダから。

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2016年4月 4日

革製「速写ストラップ」早速作っちゃいました。

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昨日、親しくしている顧客の方がニコンとブラックラピッドがコラボした人間工学を考えて作ったという「速写ストラップ」の新品を持って来られて、差し上げるので分解してパーツを使って革製を試作してみてくださいおっしゃる。いやいやどうしましょう、今まで何度かカメラ用ストラップは私的必要を感じて色々作ってきましたがまだ製品化はしていません。これは製品化出来るだろうか?と半信半疑の状態ですが使ってみたいからすぐ取り掛かりました。趣味と実益ちょっとの作業は早い私。

昨夜この本家を付けて撮ってみました。革である必要はありません、これで十分です。でも革で作った方が良い部分は発見できた。ジャケットの内側に収めたい場合はウレタン入った厚みが邪魔する。見えるように装着するとプロじゃあるまいし仰々しい。その部分をシュランケンカーフの元厚の一枚仕立てにすると薄く出来てその上ナイロンの間にウレタン挟んだ本家よりフィットする。ただ一番長いパーツのベルトは2,5cm幅で140cm必要で薄くて強度を出すためにシュランケン2枚圧着は、腰ベルト作るより多くの革が必要だ。

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そしてそして出来上がったのがこれ。ベルトが目立たぬよう色は黒で。

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こんな感じで使わない時はカメラが背面腰近辺で収まります。

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撮る時はスピーディーにさっと構えられます。普段使っているノーマールなストラップと違って構えた時邪魔になりません。落下防止用ベルトがハンドストラップの役目もしてくれます。これ良い〜。

だがもし製品化するとして見積もったら本家の3倍以上しそう。これはやはり製品化は厳しいか。でも私が使いたかったのでニコニコ。

2016年4月 3日

独断的自転車自慢

前にも書いた事があると思うけれど、私は幼少期自転車が欲しかったけれど買い与えてもらえなかった事がトラウマとなって?、今頃になって自転車が増殖している。それも極めてマニアックに私自身が幼少から青春時代にかけて造られた自転車ばかり。小学生の頃、漫画雑誌の広告で載っていたライトがいっぱい付いたデコラティブな仮面ライダー自転車というか趣味の悪いダンプのデコレーションのような自転車が流行った。そんな中で田舎では珍しいセンスのある大ちゃんが載っていたシンプルなスポーツ車が格好いいなと憧れたが親父は買ってくれなかった。初めてマイ自転車を入手したのはハミと結婚する直前二十歳の時、荷台に座布団括り付けて二人乗りして都内をナイトクルージングしたのが懐かしい。

革置き場兼裁断室(お店の隣スペース)は自転車屋さんと間違えられる有様。でも、ただ見てるだけで漕がない今日この頃。

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昨日外で煙草吸っていたら革置き場兼裁断室をまじまじと見る若者。そして「素晴らしい自転車コレクションですねー!売ってはもらえないでないのですか?」と。皆にガラクタ集めと揶揄され続け、家族からも見放された私の自転車趣味が日の目を見た瞬間だった。丁寧に一台一台の素性を説明した後、丁重に私物なので売れないと自慢げにお断りした。

上画像の中央に鎮座する70年代のロッドブレーキ自転車はヤフオクで15,000円で落札したデッドストック品。プライスレスな昭和のノスタルジー。あまりに状態良すぎて錆びるのが怖くて普段使いできないでいる。

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これはZUNOWのフレームにシマノのファーストデュラエースのパーツたちで組んだロード。日本製のビィンテージに特別な市場価値はないけれど私には宝物。

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きっとフレーム以上にパーツが好きみたい。何故かいっぱいある。

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カンパのヌーボーレコード。部品が芸術的オブジェに昇華した一品だと私は思っております。上画像のズノーのパーツはシマノのデュラエースのファーストたちで組まれていますが、このカンパのヌーボレコードを真似て作っています。その後カンパとシマノは競い合いシマノが勝つ訳ですが、美しさはこのヌーボレコードが頂点だったと思ってます。それがどうした?と言われれば元もこうもない訳であります。

許されるなら、イタリアの70年代のクロモリフレームにカンパのヌーボレコードで組んだロードとか、カンパのデルタブレーキ付いたクローチェダウネパーツの90年代のチネリとか、イタリアのロッドブレーキがフレームのインナーに収めた大衆車とか増やしたいなと思ってる。許されるならだけど。

2016年4月 1日

お問い合わせにお答えします。

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卸先から問い合わせがありました。「パパスのデザインは某イギリスブランドの製品の真似ですか?」と質問が有りどう答えればと。世の中社会的に認知されているブランドの方が正しいと思われるのだなと残念に思いました。私がモデルチェンジ前のパパスを最初に作ってから12〜3年ほどになります。当時あったソニーファミリークラブの通販用にバングラキップを使って作ったのが最初だった。私の親父も使っていたファスナー口の両端からショルダーが付いている昭和の高度成長期におじさんたちが提げていた大ぶりなショルダーバッグが原型で、それを今風にデザインを工夫して生まれた。 特徴的な底マチが側面まで持ち上がったデザインは当時気に入って履いていたアディダスカントリーにヒントを得た。それも真似だと言われたらダレスバッグは作れません。靴のストレートチップはどこが最初ですか?というお話です。

その後バングラキップに比べ相当高価なミネルバボックスでル・ボナー製品として販売を開始しました。丁度その頃今も親しくしてもらっているライターN氏が何度か雑誌で紹介していただきパパス第一次フィーバーが始まった。その頃袂を分かった昔の仲間が同じ製品の製造販売をそれまで作っていなかったのに始めた。そしてそんな感じが数年続いた後、基本型紙を変えずに差別化を図る為大幅にグレードアップ。それが現在のパパス。その頃パパスに似た英国製のキャンバスと革のコンビのショルダーバッグがある事をお客様から聞き実際に見る機会もあった。パパスの真似したなと思ったけれど材料原価を抑え、パートさんの流れ作業でも組み上がるパターンと縫製だったので気にもとめていなかった。ココ・シャネルが言ってました。「大いに真似すればいい、元祖の価値がより上がる」みたいな事を。

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このところ革小物にはル・ボナーの刻印を入れるようにしています。今まで入れていなかった40年前から作っているデブペンも前回生産から入ってます。これは責任の所在を明確にする為です。同じようなペンケースを最近よくみかけます。分解して型紙作れば仕上げの良し悪しはあったとしても簡単に真似できます。なので刻印を入れる事にしました。登録商標を真似るとそれは犯罪ですから。卸先からの特注製品は要望がなければ無刻印で作っています。鞄は刻印なくてもル・ボナー製品だと分かる工夫を加えているので入れてません。入れなくても大丈夫です。

そんなこんなでパパスのカタチはル・ボナーが元祖です。4月1日エイプリルフールではありますが嘘ではありません。

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