2017年2月アーカイブ

2017年2月26日

「プティ・トート」ルビン、ティングレーでも

ル・ボナーの屋号の前はアウムだった。実はその前に独立して数年付けていたブランド名があった。それは「サンタクロース」、冗談みたいな名だけれどインパクトがあるなと思って付けた名だけど年に一度だけ働いているみたいで替えた。そのサンタクロース時代から作っている最古参のバッグがプティ・トート。当然今使っているシュランケンカーフなど存在すら知らず色々な国産革を使って作っていたけれど、基本のパターンは40年弱変わっていないル・ボナーのロングセラーモデル。絶妙なサイズバランスとフォルムが小さく見せて、実は思った以上の容量を収める事ができるバッグ。書類を収めるのには向いていないけれどそうでなければ必要十分なチャーミングなレディーストートバッグ。

今回は7色での登場です。

_DSC4181.jpg

左からライトレッドとルビン、ルビンでバッグを作るのは久々。

_DSC4183.jpg

左からティングレーとゴールド。これはトープではありません、特注色のティングレーです。大人気のトープ色は他ブランドでも多く使われている事もあり、ル・ボナーはトープから卒業して似た色味はティングレーとアントラジスに主軸を移して行こうと思っています。ゴールドはシュランケンカーフの超オーソドックスカーラーで一時避けてた時期がありましたが、その良さが今頃になって感じています。

_DSC4184.jpg

左からバイオレットと黒。

_DSC4186.jpg

そしてスカイ。

今回はこの7色で作りました。最初は革の跳ね返りが強くてふっくら収まりが微妙ですが、数回荷物を入れて使うと口元がスマートに閉まってきて素敵なフォルムに落ち着きます。

_DSC4190.jpg

プティトートも肩から提げられる長さのハンドルを試しでつけてみました。やはりプティには短いハンドルが良いかなと思います。税込み50,760円、これからも作り続けるル・ボナーの定番中の定番のトートバッグです。

2017年2月24日

ブッテーロ「デブ・ペンケース」見慣れぬ色でも

「デブ・ペンケース」の本命はやはりブッテーロタイプ。お手入れ次第で劇的なエージングが楽しめるイタリア・ワルピエ社のブッテーロ革。お手入れはマメに乾拭きを繰り返すことで刺激を受けて内側から油分が滲み出てコーティングされて清潔感のある光沢が出るわけですが、その反面お手入れせずにカバンに無造作に入れてると傷だらけになる弱点もある。どちらにしても使い続けた痕跡が良くも悪くもはっきりと残るのがブッテーロ。その痕跡を楽しんでください。

今回はブッテーロは11色で作りました。トープとキャメル(茶)は少し遅れて完成となりますので、まずは出来上がったばかりの9色をご紹介〜

_DSC4137.jpg

前 人気のグリーンとダークブラウン。後ろ左からブルー、黒、ネイビー。ブルーは作ったのは初めてかも。黒は赤ステッチ、ネイビーはいつものブルーステッチ。ブッテーロお手入れ名人のグリーンのエージング具合を何度かブログで紹介した事が影響したのかグリーンは特に人気がある。

_DSC4139.jpg

奥左からオレンジと赤。前左からバイオレットとワイン。バイオレットとワインはステッチ色とファスナー色の違いで判別出来るけれど、内光下での革色での判別は至難の技。ただ外光下だと違いは確かにある事を確認できる。

これに加えて来週中にはトープとキャメルが出来上がります。その後シュランケンカーフのオリーブを組み上げて今回のデブペン大量製作は完結です。この後予約頂いているお客様には順次ご連絡させて頂きます。卸先のお店にも明日以降出荷します。税込み12,960円。

2017年2月17日

「ラミー2000」は凄いと思ったボンジョルノ。

ラミー2000を私はず〜っと気にはなっていた。しかし、それを避けるかのように真逆のイタリア万年筆や実用には不安を覚えるヴィンテージ万年筆に一時夢中になった。その後技術力は申し分ないのにデザインに愛を感じないパイロットの中で唯一美しいと思えた90年台の多面体キャップレスに惹かれた訳だけれど、これはそのパイロットと相反するラミーという筆記具ブランドを意識しての事だったのかもしれない。バウハウスデザイン思想を最も筆記具の中に強く感じさせるラミー、そのラミーを代表するのがラミー2000の万年筆。それは重々感じていたけれどこれを買っちゃうと私の今までの万年筆趣味の全否定になるようで怖くて購入しなかった。しかし昨日私の元に突然やって来てしまった。Pen and message.さんに行ったら委託コーナーにお安く出ていたので思わず入手と相成った訳です。

_DSC4067.jpg

虚飾を排した飽きのこないフォルム。実際今まで触れたこともなかったので、その墨のようなマットな質感の特殊なプラスチック軸の心地よい存在感を初めて感じ知った。そして書いてみるとこれまたビックリ、Fなのに柔らかく感じる。シルクタッチが陶酔の書き味を伝えるモンブランの2桁の万年筆を彷彿とさせる。その魅惑の書き味を軸がヒビ入る恐怖を感じず安心してラミー2000なら普段使い出来る。それに加え当たり前のように万年筆の王道であるピストン吸入方式。そしてそしてまたまたビックリ、勘合の感触が及第点。この感触においてはデュポンが最高に好きではあるけれど、それとはまた違った心地よい締まり具合。これらを併せ持って新品価格は税込3,2400円(ちょっと前より本体価格2000円値上がった)は凄い。私が最初にこのラミー2000を入手していたらこんなに万年筆を増やさずに済んだかもしれないと思うほど。普段使いの1本はこれに決定〜!と今は思っている。

2017年2月13日

新たな選択技加えて「コンフェ・ヴ」店頭に。

いやぁ〜、ちょっとバタバタしましたが、今回からハンドルを長短選択できるという販売方法で「コンフェ・ヴ」が店頭に並びました。長短両方を交換しながら使いたい場合は本体価格税込11,8800円に加えてハンドル代 税込8,640円となります。

それでは今回店頭に並んだコンフェ・ヴを短ハンドル付けた状態でご紹介〜。

_DSC4046.jpg

まず黒。内装はワインレッドというより小豆色のピッグシルキー。

_DSC4045.jpg

ネイビーはやはりブルーステッチ。内装もいつもようにステッチと同色のブルー。

_DSC4044.jpg

珍しや、ダークブラウンでも作りましたよ、内装はベージュ。これは男性を意識して加えています。

そして新色のアントラジス(墨色)でも作ったのですが、ブログで先日画像をアップしたのがまずかったのか、その後予約連続して店頭に展示する事なく売り切れとなりました。アントラジスの革は特注していていっぱい在庫するので、次回製作時にはいっぱい作るのでこんな事にはならないはずです多分。

そして前回作ったゴールドとバイオレットは店頭にまだ並んでいます。

_DSC4047.jpg

_DSC4048.jpg

でもこちらは長いハンドル限定での販売となります。

革が持つ豊かな包容力を内包したブリーフケースだと思っています。

それを楽しんで頂ければ愛着強く感じて頂けるはず。

さあ、あなたは長短どっちのハンドルが良いかな?

2017年2月11日

「デブ・ペンケース」大量生産中、まずシュランケンカーフから

_DSC4040.jpg

現在人気の「デブ・ペンケース」を大量製作中。このペンケースはエージングは楽しめるブッテーロ革中心に作っていますが、まずは柔らかくて使い勝手の良いシュランケカーフから出来上がってきました。シュランケンカーフのデブペンが9色(ミント、ピンク、アイリス、ライムグリーン、ミコノス、ジーンブルー、ダークグリーン、バイオレット、黒)も並んだのは初めて。黒はグレーステッチで今回作ってみました、ブッテーロの黒は赤ステッチです。シュランケカーフのオリーブでも作っているはずでしたが手違いがあり、ブッテーロのデブペン製作後に後追いで作りますので宜しくお願いいたします。

ブッテーロのデブペンは今月末前後完成予定。黒、ネイビー、ダークブラウン、ブルー、バイオレット、ワイン、キャメル、トープ、グリーン、オレンジ、赤を作ってます。こちらも今までの最多色。

万年筆趣味の方はカンダミサコさんのペンシースに大事な万年筆を収めそれを5本ほどデブペンに収めて持ち歩くという方が多数おられます(多重防御凄い)。いっぱいの筆記具を入れて使うのが一般的でしょうか、いやいや使い方は工夫次第。そんな少し大きめの革製ペンケースです。税込み12,960円で文具関係の卸し先のお店様中心に好評販売継続中。4月の新年度前に作れそうで一安心。

2017年2月 9日

絞り後半戦、クロコも絞れましたぁ〜!

_DSC4033.jpg

3本挿しと一本挿しの絞り工程は私の仕事。2/3は送り出したのですが残り1/3の絞りを定休日を利用してやっています。革を濡らしてその塩梅で絞っていくので量を絞り始めたら作業を止められません。湿り具合で段階的に一昼夜乾かして絞って、明日最終の絞り。集中して出来る定休日は仕事がスムーズに出来ます。ワインと初登場のトープと赤を絞り中。_DSC4035.jpg

そしてそして出来ましたぁ〜!。ダメ元で試しで絞ったクロコダイル、それが3行程ほどブッテーロより増やしましたが絞れました。クロームなめしの革はブッテーロのようなタンニンなめし革のように絞るのは厳しい。前回シュランケンカーフを絞ってみたら裂けてしまったのでクロコは1本挿しは何とか絞れたとしても3本挿しは難しいのではと考えていましたが絞れました。クロームなめしで表面溝が深くて薄く漉けないクロコを絞れたということは、どんな革でも工夫すれば絞れるという事。これはこれからの絞り技法のペンケースの可能性が広がって楽しみ。

お待ち頂いている皆さまもう数ヶ月お待ちください。2枚貼り合わせ(ここが肝)絞り技法のペンケース復活間近。

2017年2月 5日

待望の短ハンドル「コンフェ・ヴ」もうしばらくお待ちください

女性用のブリーフケースを想定して作った「コンフェ・ヴ」なので肩がけ出来るように長めのハンドルのモデルとして登場させました。しかし小柄な女性には少し大きかった。その為、もう少し小さめの「コンフェ・チュ」をこの後作ります。そちらの方は長めのハンドルオンリーでの制作とし、「コンフェ・ヴ」の方は思った以上に男性にも支持されたので長短両方のハンドルをチョイス、または長短両方を交換で使う事も可能(プラス8,640円)という販売方法にする事にしました。本体はいつもの職人さんにお願いし、ハンドルはパーツ専門で作っている工房にお願いしてル・ボナー工房内で合体。そしてそれぞれ出来上がり合体させようと思ったら、ネジ止め式ではない一体型のカンがハンドルに付いているうぅ〜。これでは後から本体には取り付けられません。なのでこれから130本ほどのハンドルのカンを交換してからの販売開始となりますので今しばらくお待ちください。

_DSC4001.jpg

コンフェ・ヴ 短ハンドル アントラジス(墨色)カラー

在庫にあるカンを交換して短ハンドルを付けてみました。工房内生産の為、店頭に久しく並んでいない人気のキューブ・ブリーフケースの佇まいを感じます。急ぎネジ式のカンを注文し届き次第交換しますのでもう少しお待ちくださぁ〜い。

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2017年2月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2017年1月です。

次のアーカイブは2017年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。