2017年4月アーカイブ

2017年4月28日

ジャジャ〜ン「3本挿し」も完成!

機械絞りの本命「3本挿しペンケース」が復活登場です。1本挿しに比べて数倍難しい2枚貼り合わせ絞りの3本挿し、まだまだ引退した箕輪の絞り職人さんレベルとはいかないけれど製品化に漕ぎ着ける事が出来ました。モンブラン146が3本ピッタンコ収まるサイズです。最初万年筆とボールペンとペンシルを収める事を想定していたけれど、万年筆3本入れる人が多いなぁ〜。これも1本挿しと同じ色のブッテーロ8色。

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手前からグリーン、レッド、トープ、キャメル(茶)。

ブッテーロ革のエージングを楽しむならやはりこの絞りのペンケースが最も適している。絞って膨らんだ部分が革の繊維が広がっています。そこを乾拭き繰り返すと、内からオイルが染み出して革繊維の荒い部分を埋めて光沢感のあるコーティング。それを繰り返すとあなただけの掛買いの無いペンケースとなります。ブッテーロお手入れ名人はこのペンケースから生まれる。

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手前から黒、ネイビー、ダークブラウン、ワイン。

手前の黒の絞った部分の底部分に筋があるのが分かると思いますが、これは切れているのではなく絞った時のたわみをプレスして生まれたシワです。これが生じた個体が変形しやすいとかどうのという事はありません。特に黒とキャメルに多く出ました。これは伸び方向を横に裁断しないといけない所を縦に裁断した為生じました。次回からはしっかり伸び方向を意識した裁断をするよう徹底します。

ブッテーロの3本挿しは 税込み25,920円也。

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シャークスキンの黒と黒桟革のブラウンでも少しだけ作りました。次回製作時にはブッテーロタイプ並みに数を作ろうと思っています。税込み28,620円也。

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クロコで3本挿しも絞れました。絞れるかどうか不安だったので今回1本挿しも3本挿しも1本ずつ。次回生産ではクロコももう少し多く作りたいと思っています。このクロコのペンケースは明日ブッテーロの3本挿したちと一緒にPen and message.さんへ。1本挿しは税込み43,200円で、3本挿しは税込み81,000円です。クロコなので高価です。

神戸元町のPen and message.さんと東京南青山のサークルさんと名古屋大須のペンランドカフェさんと大和出版印刷さんのオンラインショップの「神戸派商店」でも販売近々開始。このペンケースたちを年に一回は作り続けたいと思っています。

2017年4月24日

初めて「ガルーシャ(エイ革)」を試す。

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先週毎年恒例のペリンガー社の社長さんとのミーティングの為ハミと東京に行った。今回も定番色にないシュランケンカーフのカラーを何枚かオーダーした。翌日エキゾチックレザー(貴重品革)を別の革問屋さんで数種類仕入れた。今回はエレファントやクロコ意外にはじめてガルーシャレザーを仕入れてみた。エイの革はわさびを擦る時使うあの革。その表面を削って革じゃ無いみたいな光沢に魅了される。

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革の宝石と呼ぶにふさわしい光沢感。この表面は一般的な革とは違い歯や爪や骨と同じリン酸カルシウムでできている。これが独特の質感を生む。ただ革とは違い極端に硬質な表面の為、ステッチが綺麗に縫えないとか裁断が厳しいとかコバ処理は至難の技とか色々聞いていてあえて使う事もないだろうと思っていたのだけれど、美しい光沢感に惑わされて試してみたい衝動にかられてしまった。

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裁断してみると刃こぼれしそうだしクリッカーで裁断してみると石を砕くような嫌な音にビビる。縫ってみると綺麗なステッチは無理で、一般的な革を額縁にして組み上げる意外に方法は無い気がする。漉いてみると場所により表面のリン酸カルシュウム部分の厚みが違う為にそのぶぶんまで刃が入ると粉々になって無理で、縁を表面から削るしか思いつかない。これは思った以上に絶望的に用途が限られてしまう。

そして縫わなくて漉かなくてもいいポンテをまず作ってみた。

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縫わなくて漉かなくてもいいポンテですが、コバが凸凹の石みたいで収まらない。これは一筋縄ではいかいない素材だと実感するのでありました。でも久々ワクワクしている私。出来上がったガルーシャポンテはまだまだ製品化は先のお話し。まずは試作品を私が使って見る事にします・・・・・・・。

2017年4月23日

「オブレ」今回は地味な色メインで

小さいけれど思った以上の収納力にびっくりのショルダーバッグ「オブレ」が店頭に並びました。それに貢献している最大の要素がマチ幅。サイズの割に広めのマチ、でも荷物をいっぱい入れなければ潰れてスマートにも見えるよ。長めのレンズ装着したままの一眼レフカメラだって入れることはないと思うけれどご覧のように無理なく収まりますよ。デザインした本人もびっくり。

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それに加えフィット感を重視して外ポケットを背胴には付けずに前胴に集中。カブセ付き前ポケットはマチ付きなので結構な小物が収まるし、本体と被せ付き前ポケットの間にあるシークレットポケットが何かと便利。本体内側にもファスナー付きポケット有り。

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では今回作った5色を紹介。

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シュランケンカーフの中で特に発色が素晴らしいミント。ただ派手なカラーは今回このミントだけ。あとの4色は市場の動向を鑑みて大人しカラー。

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ダークグリーンとトープ。

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黒とネイビー。

男女問わずお散歩バッグとして「オブレ」良いですよ。税込み54,000円。

2017年4月14日

復活!まず1本挿しから

筆記具、特に万年筆好きの多くのお客様に要望多くあった絞り型のペンケースの復活です。東京下町箕輪の老絞り職人しか出来なかった2枚貼り合わせで量を絞り上げる技術と出会った事で作れたペンケース。1枚革を絞るのは難しい事ではない、2枚貼り合わせたのを絞れないと鎧のように筆記具を守る絞りの膨らみは時と共に硬さを失う。しかしそれをできる老職人さんは引退しこのペンケースを絞れる方策を求め続けたが出来ずに時が過ぎた。そんな時私自身がやってみて成功すれば、その方法論を伝えれば誰でも絞れると考えてやってみる事にした。そして何度かの失敗を繰り返しながら方法論がみつかった。そして今回は私が400組ほどを絞る事にした。次回からはこの絞り方を伝えてお願いする事になる。

そしてまずは1本挿しから組み上がりました。

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左からワイン、ダークブラウン、茶(グリーンステッチ)、ネイビー(ブルーステッチ)。

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手前から黒(赤ステッチ)、トープ(生成りステッチ)、赤、グリーンです。トープと赤は新顔ですね。

定番のブッテーロタイプは税込み14,040円です。

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それと試しで黒桟革(15,660円)、シャーク(15,660円)、クロコ(43,200円)の黒でも作ってみました。クロコはブルーステッチなのでネイビー?と思ってしまうかもしれませんが黒です。これは試しで作ったのでシャークとクロコはル・ボナー店頭販売の一つだけ、次回製作時には卸先にも並べられるよう作ろうと思ってます。

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1本挿しは太軸のモンブラン149がこんな感じで丁度収まります。3本挿しはモンブラン146が3本いい具合に収まるという感じ。その3本挿しは1ヶ月後ぐらいには完成します。

これでル・ボナーの絞り型のペンケースも作り続けられそうでホットしています。

2017年4月 3日

作り続けています「ベルトキーホルダー」

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作り続けているベルトキーホルダーはやはりブッテーロタイプの方が人気で早く売れていく。なので今回はブッテーロタイプだけ作りました。手前からネイビー、ワイン、ダークブラウン、キャメル(茶)、グリーン、赤、オレンジ。

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ただシュランケンタイプは前回作った在庫が、手前からピンク、ゴールド、バイオレット、オレンジ、オリーブ、黒、ジーンブルー、ネイビーと多色まだあります。使い勝手はシュランケンタイプの方が柔らかさがあって良いと思うのだけれど。

斜め漉き合わせでなだらかな膨らみを持ったこの製品も長く作っています、それも値段据え置きのまま。ただもうちょっと厳しく感じてきたのでどこかで価格アップしようかなと思ってます。今ロッドホックにLe Bonheurの刻印を入れようかと思っているので、そのホックが出来て使い始めたら値上げする事にします。それまでは税込み3,990円。

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