2017年10月アーカイブ

2017年10月31日

久々「パパス・トート」並びました。

店頭から姿を消して久しかった「パパス・トート」が色々な色で並びました。現在作っているル・ボナーのバッグたちの中で最も大容量なバッグはこのパパス・トートだと思う。縦39cm横36cm幅16cmでスーツケース的に言うと容量22リットル、ソフトなので融通がきいてそれ以上入る。なのでいっぱい入れると当然重い。トップにファスナーが付いているのでボストンバッグみたいな使い方の方が似合っているかな。

今回は店頭から消えて久しかった事もあり、ご要望に添って作った結果、多色で各色少ない数での製作となりました。その為もう店頭に並んでいない色も出てしまっていまぁ〜す。

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特注カラーのティングレーです。トープのようでトープよりグレー強めのティングレー。

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ネイビーは絶対ですね。いつもようにブルーステッチで。

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黒。

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ダークグリーンとオリーブ、緑系で2色。

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ライトグレー。今回のロットのライトグレーは白が強い、ホワイトグレーという感じ。

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レ・ザルティザンの勤ちゃんと言えばオレンジ。でもってその勤ちゃんのご要望にお応えしてオレンジでも作りましたが、もうル・ボナー店頭には並んでいません。

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トップにファスナー付いてると何かと安心。ファスナー開くと違和感なく縁に納まってトートバッグらしさ満開。

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この部分はギボシじゃなくてナスカンでもなくてドイツホック。なので取り外し簡単で安心の強度。

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内装は丈夫なイタリア・リモンタナイロン。ファスナーポケットと2つに別れたポケット。それと小物を収めるスモールポケットがマチ部分に2つ、これはトップファスナーを開閉すると隠れる仕様。

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私は出来ないけど短めの海外旅行に行く時、手荷物だけで行けたらいいよね。そんな時このコンビなら機内持ち込み55リットルはいける。そんな颯爽とした海外旅行がしてみたい。実はこのトートバッグを一番多く売ってもらっているのはスイス時計を生業とするレ・ザルティザンの勤ちゃん。その勤ちゃんがこのコンビだけでスイス出張する事もあるそうです。税込み108,000円。

2017年10月20日

「ペリンガー」訪問

ミュンヘンから北東へアウトバーンを250キロ、ル・ボナー製品のメインレザーであるシュランケンカーフやクリスペルカーフを作るタンナー「ペリンガー社」へ向かう。車窓から見える風景はどこまでも平らな田園風景が続く。

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アウトバーンを時速150キロで。

 日本に初めてシュランケンカーフが輸入された時、そのシュリンクの質感に魅了されて使い始めた。年に一度のペリンガー社社長・ウルリッヒ氏来日時のミーティーングでお会いするたびに、一度は行って現場を見たいと願った。そしてその機会を今回得る事が出来た。世界最大の革の見本市「リニアペッレ」が前週有り、これから年末に向かってタンナーが最も稼働する忙しい時期の訪問を快く受け入れて頂いたウルリッヒ社長には感謝、感謝。

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150年以上続くドイツの老舗タンナー「ペリンガー社」はチェコとの国境まですぐの村にあった。ウルリッヒ・ルーディング・ペリンガー社長に笑顔で迎えて頂いた。事前にEメールで10〜11時頃が一番稼働しているのでその時間帯に来ると良いよと伝えて頂いたので、その時間帯に合わせる為にミュンヘンを早朝出発し午後10時過ぎに到着。ドイツの製造業は朝が早く、ペリンガー社も午前7時から午後4時までだそうだ。

まず稼働中の皮から革に変わる現場を見せてもらった。そして感銘を受けた。

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肉を取った残り物の皮を腐らない革に変える作業が鞣し。その革にする前に脱毛し皮裏に付着した肉片を削り取る作業。この作業が一番鞣し作業の中で厳しい。今まで何度かタンナーを見学する機会があったけれど、この現場を食事前に見学すると食欲がなくなっていた。それがペリンガー社のそれは全然大丈夫、というか清潔にすら感じられたのには驚いた。

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脱毛も硫黄を使ってするのは初めて見た。日本では硫黄は使わない。なのでよく言えば温泉のような匂いで不快感はそう感じない。

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ウエットブルーからそれぞれの革へと変える工程。まだまだいくつもの工程を経てシュランケンカーフたちが生まれる。その全ての工程を出し惜しみすることなく見せて頂いた。

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やはりシュランケンカーフはシュリンク加工のみの希少な本シュリンクだという事を再確認出来た。多くのタンナーが作っているシュリンク革は型押し併用シュリンク革。それはシュリンク加工のみだと凝縮しサイズが小さくなり高価になる事と、手間と原皮をチョイスしないと銀面とトコの間に浮きが生じてしまう為。ペリンガー社は手間をかけ高価な原皮(アルペン牛)を使う事でシュリンク加工のみで浮きのない締まったシボを生み出す。利益のみが最終目的の大手企業グループに買収されたタンナーでは不可能な、革を愛するペリンガー一族が4代続く小さな工房だから生まれる奇跡の革たちだ。

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それにしても綺麗なタンナーだ。何か神戸の酒造倉を思い描いた、お酒とは真逆の製造現場だのに。それぐらい清潔感のあるタンナーはそうはないはず。そこから生まれ出る革たちが特別なのはペリンガー社の皆さんの愛情のエッセンスが加わった賜物。

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クロム革のタンナーには必須の汚水処理施設へ。この先1キロほどでチェコ国境。

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バクテリアを使って濾過するこの汚水槽は汚水の出口は臭うがそこから遠ざかるにつれて臭いが消える。その後、機械式濾過器へ。ヨーロッパの大手タンナーはこの設備が大きな負担で廃業に追い込まれたり身売りした。

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昼食を奥様とお嬢様に準備して頂きました。ランチョンマットはシュランケンカーフ使ってウルリッヒ氏自作、ミシンステッチも入ってます。

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ウルリッヒ氏と談笑するカンダミサコさん。今回しっかり聞きたい事がいっぱいあったので、通訳兼ドライバーに剣道六段で日本での留学経験もあるサーシャさんにお願いした。これは大正解でウルリッヒ氏からいつもの英語ではなくて母国語のドイツ語で饒舌にお話しを聞く事が出来た。

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最後にペリンガー社社長ウルリッヒ氏と今回参加したメンバーで。撮影は通訳のサーシャさん。

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今回この訪問に参加したハミやWORKERSの舘野君やカンダミサコさんらと、今回のこの経験は特別有意義だったと話し合いながら、その心に残る5時間を反芻した。しっかり感のある足回りのベンツの小型バスでミュンヘンまで時速150キロで疾走。ドライバーのサーシャさんにもう少しゆっくり走ってもいいですよと言ったら、いやいやこれでゆっくりですよと返答が返ってきた。

2017年10月 9日

再度「10日間のお休み」のお知らせ。

コンフェッティ、マエストロと完成し、お待ち頂いていたお客様には特に申し訳なく思っていますが、明日10日より10日間連続でル・ボナーの営業をお休みさせて頂きます。10月20日(金曜日)からの営業となります。宜しくお願いいたします。

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ル・ボナー製品のメインで使っているシュランケンカーフやクリスペルカーフを作っているペリンガー社への訪問の為ドイツに行きます。これはあくまでも仕事です、でなければ先週ミラノであったリニアペッレに行くという理由でイタリアへ行っていたでしょう〜?。ペリンガー社のあるチョコとの国境近く(添付地図のここと記している場所)までは宿泊するミュンヘンから車で250キロ。ル・ボナー全員で行って来まぁ〜す。

2017年10月 7日

「マエストロ」もドイツ出張前に完成

大きくてソフトな仕上げのかぶせ式ブリーフケース「マエストロ」も10日からのル・ボナー全員でのドイツ出張前に出来上がりました。今回は色少なめで各色多めの個数での製作です。大物の製作は月に30個までと、組み上げてもらっている職人さんに釘を刺されているので、人気色3色中心に。柔らかさが身体にフィットして持ちやすい大きなブリーフケース、ただいっぱい荷物が納まってしまうので重くはなります。その重量に耐えられる工夫を見えない部分で色々と。

それでは今回の「マエストロ」をご紹介〜

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ビジネスシーンメインでの使用を想定したバッグなので黒は外せません。

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内装のピッグシルキー革はダークグレーでシックに。

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ネイビーです。画像ではブルーが強く撮れちゃいましたが、シュランケンカーフのネイビーは室内だと黒と判別しずらい濃いネイビー。なので黒と間違わないようにステッチはブルーにします。それがアクセントにもなって大人気のネイビーのマエストロ。

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そして内装色もいつものブルー。

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そしてアントラジス。特注でペリンガーにお願いして届いたのが去年の今頃。予想以上に好評でどのメンズバッグを作ってもこの色から売り切れる人気ぶり。この革を再注したと思ったらもう底をついて、3度目の5,000デシ再注して届くのを心待ち。深いグレーが落ち着きある色です。

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内装はダークグレー。

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そしてソフトスノーカーフのバーガンディーでも作りました。黒、ダークブラウン、バーガンディーをペリンガー社にサンプル生産してもらったソフトスノーカーフ。大好きだったフェルディナンドカーフに似たオイリーな質感は特別です。その中のバーガンディーが革棚にまだ残っていた。ただマエストロ3個しか作れなかった。その為卸し先の「サークル」さんと「C.O.U.」さんに1つずつ送り出すと本家ル・ボナーにも1つしか残りません。

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内装はワインレッド。

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キャリーケースのハンドルに挿せるベルトが何かと便利。

ファスナーの付いた後ろポケットはパソコンも収まる深さ。

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前ポケットもピッコロが余裕を持って収まる厚み。

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ショルダーの長さ調節もコキで、ピン付きバックルだと混雑した電車内とかで引っ掛けたりする事に配慮して。厚みのある革ベルトなので滑り抜ける心配はありません。

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現在の留め具はドイツホック。ベンツのオープンカーのホロ止め用に開発されたホック。バッグ用だとオーバースペックだけど良い感じ。

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このカーブが肩にフィットする。

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金属と金属が擦れ合う部分が一番摩耗する。それを防ぐためにオサエ裏にエレファント革を貼って金属の摩耗を防いでいます。これ見えないけど効きます。

税込み162,000円です。

2017年10月 6日

ドイツ出張前に「コンフェッティ」

多くのお客様をお待たせしてしまっていたレディースのベストセラー「コンフェッティ」が完成しました。ただ今日を含めて4日間は営業していますが、それ以降の10〜19日はル・ボナー全員でドイツへ出張でお休みとなる為、20日以降落ち着いて販売し始めるという感じであります。その間、東京のサークルさんとC.O.U.さんでは販売していますので宜しくお願いいたします。

また今回相当にいっぱい作ったのですがトープとトスカニーは店頭には並べる事叶いませんでした。この2色も卸先の2社にはあるかなぁ〜?今日出荷したので明日以降にはこの2社からの販売も始まるはずです。

では今回作った8色のコンフェッティ(税込み54,000円)のご紹介。

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まずはコンビから。コンフェッティ−はコンビから始まった。ミントにクリーム色のシュランケンカーフを合わせたティファニーの紙袋のようなコンビが最初。右がそれで、今回はミントにエッグシェルを合わせてみました。それと脅威のカラフルシュランケンのジャングルグリーンでもコンビで作っていみました。おぉーエッグシェルが合わさるとジャングルグリーンが落ち着いた色に見える。

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内装のピッグシルキー革はどちらも若草色。

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左トスカニーで右ライトレッド。トスカニーは特注でお願いした色。思いの外好評で店頭に並べること無く予約して頂いたお客様と卸し先様の元へ。ライトレッドは店頭に並んでいます。

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そのライトレッドの内装は薄紫。トスカニーも同じ内装色です。

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トープとバイオレット。此処の所トープは爆発的な人気が影を潜めた感はありましたが、トープ色のコンフェッティはまだまだ人気が続いていると予測して他の色より多めに作ったのですが、その予測より多くの予約が入って店頭在庫なしです、びっくりしました。上品な紫色のバイオレットは店頭に並んでいます。

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バイオレットの内装色は薄紫です。トープは若草色でした。

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黒とジーンブルー。冠婚葬祭にはやはり黒のコンフェッティがぴったし。ジーンブルーの爽やかカラーは静かに支持されています。

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黒の内装はグレーでジーンブルーの内装は若草色です。

10月10日から19日までル・ボナーはお休み頂きますがその間以外はコンフェッティが愛らしくお待ちしています。

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