2018年8月アーカイブ

2018年8月15日

多面体キャップレス揃い踏み

万年筆はこれぐらいでもう増やさなくて良いかなと思っている。ただまだ所有したい万年筆が数本はある。その1本が90年台に作られたパイロットの多面体キャップレス。キャップレスは進化し続け、現行のキャップレスは本当に良く出来ていて乾かない。ただデザイン的には90年台の多面体キャップレスが最も美しいとボンジョルノ的に思っていて、NAMIKIブランドも含めて全5色揃えて愛でて満足していた。

だが親しくしているチャーミングな若き女性独立系鞄職人のKさんが、エルメスから発売された中身はパイロット・フェルモの超高価なノーチラスに興味を持っていることを知り、ノーチラスならラミーのダイアログ3でイイじゃんと思っているので、それよりデザイン的に魅力的なキャップレスがあるからプレゼントするよと言ってしまった。私は多く出回ってる黒軸にシルバーの多面体キャップレスを勧めたが、入手しにくいオールマットブラックを彼女はチョイス。

その後、再び5色揃えたいとボンジョルノは願い求めた。それに応えて万年筆マニアな学校の先生に(赤もその先生から)半年の歳月を費やして探し出して頂いた。それがこの個体。

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良いですね〜。その上NAMIKIブランドのマットブラック。

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そして全5色再び揃い踏み。黒にシルバーのオーソドックスな多面体キャップレス以外はNAMIKIです。これで全部だと思うけれど、他にも色あったのかな?

それにしても美しい万年筆だと思う。あのパイロット万年筆が生み出したラミーに匹敵する奇跡のフォルムだと私は思っております。画像はキヤノン50DⅢ+EF100mmF2.8 L IS USMをF20まで絞って。

2018年8月14日

「紐財布」愛しや

江戸時代の財布からヒントを得て生まれた「紐財布」。「和」のイメージを強く意識して生まれた残心革小物シリーズに先駆けて最初に「和」をイメージして作ったのがこの「紐財布」。ホックや留め金具だと収める容量の自由度が少ない。留め具を紐にするだけで容量の自由度が格段に広がる。革の輪の部分に挿すのが面倒と思われた貴方、使うとその危惧は吹っ飛んでしまうはずですよ。

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柔らかい方が使い勝手が良いと思っているので、作るたびに前回より柔らかな感じで仕上げています。今回は内装革を前回以上に柔らかな革を使う事で厚み変えずに柔らかさが増しました。柔らか仕様にするほど縫製は難易度が増します。

何と今回は全部で12色店頭に並びました。

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シックなカラーの方は左前から、トープ、アントラジス、黒、ネイビー、アイリス、バイオレット。

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カラフルカラーは左前からライムグリーン、ミント、ジーンブルー、オレンジ、トスカニー、ライトレッド。

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内装に使っている革は柔らかな質感のバングラキップ。ポイントカードやレシートなどを一杯入れたまま使われる御婦人の方を意識した大容量財布。それでもパンパンになるまで入れてもカブセ式紐留めがもっと収める事を許してくれる。

税込み32,400円。ル・ボナーの財布の中で一番の長寿。長く作り続けられるには理由があるはず。

2018年8月13日

オブレな日々

男女問わずお散歩時に最適なショルダーバッグ「オブレ」が8色店頭に並びました。この原型は生地と革のコンビのカジュアルショルダー。その後ミネルバボックス使ったオール革(業界用語でゾッキ)バージョンになり、基本型紙は変えず、革をシュランケンカーフに変えて、パーツの仕様を大きくバージョンアップして今の「オブレ」になった。

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今回6色出来上がりました。前回製作の黒とダークグリーンも少しだけまだあります。「オブレ」はカラフルカラーから売れて行くのはなぜでしょうか?今回は超レアなカラーでも作ってみましたよ。

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左ティングレーで右アントラジス。今回いつもの定番カラーのトープでは作らずに、シュランケンカーフのル・ボナー限定カラーのティングレーとアントラジスでグレー系はシックなカラー。

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シュランケンカーフらしい発色良いカラーではジーンブルーとオレンジ。

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そしてそしてブルーで作ったよ。これはネイビーでもミコノスでもなくて落ち着きのあるブルー。何年も前に入手して革棚にストックしていた革なので、熟成が進んで他カラーよりしっとりしている感じ。

ゴールド方はショルダーをぐるっと本体に一周させて、手持ちでも持てるよと伝えたくて。この形式で使うにはネジ式金属カンを一つ加える必要があるけれど、こんな風にも使う事が出来る。

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ダークグリーンと黒は前回制作したカラーで、少しだけ在庫有り。

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入れて持ち運ぶ人はいないと思うけれど、キヤノン5DⅢ+EF24-70mmF2.8の大きさが収まる。これもそんな使い方しないとは思うけれど、ポーチ・ピッコロ2つがここに収まる。小さいけれど思いの外大容量だよ。

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このポケットが何かと便利。背面にベタのポケット持ってこなくてここに持ってきたのは、小さくてマチ幅ある形状のオブレの背面にポケット持ってきて何か入れると、ポコ〜んとなってフィット感が損なわれると考えた為。

税込み54.000円。実は4月からル・ボナーのメインで使っているペリンガー社の革の大幅値上げがありました。今年中製作分は現行の価格での販売を続けようと決めていますが、来年からは値上げせざるおえません。宜しくお願いいたします。

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