2019年2月アーカイブ

2019年2月22日

「フラボナ」復活〜!

ヨーロッパ皮革が全面的に値上げした数年前に、ギリギリの値付けで販売していたフラソリティー バイ ル・ボナー(フラボナ)のバッグたちは休止せざるおえなかった。当時使っていたミネルバボックスに負けない革で当時の価格で販売したいと思い続けました。そして時間はかかりましたがようやっとミネルバボックスに負けないオリジナル革で復活しました。

まずは革の説明。国産黒毛和牛の赤身牛の雄のステア革(成牛)を塩漬けせずに屠殺後チルトで直送し翌日には初期鞣しをしてしまう方法で皮繊維の劣化を防ぎ、ヨーロッパでは一般的にステア革は腹割りした皮を両側の伸びやすい腹(ベリー)と肩(ショルダー)と背中から尻周り(ダブルバット)に分けて裁断してそれどれ用途別に鞣しているのだけれど、日本の場合は背中央で割って半裁形状で鞣すのだけれど、それをヨーロッパ方式に近いベリーを切り落とした後ショルダーとダブルバットは分けずに鞣すという方式で作ってみました。これは日本では初めての試みではないでしょうか?塩漬けせずにチルトで輸送というのも初めての試み(0度以下だと皮の繊維を痛め4度以上だっとバクテリアが発生)。すべてより質の良い国産革を生み出す為。そしてそれをオイリーなタンニン仕上げで生まれた特別な純国産革。

まずは「フラボナ・ポーチ」

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ポーチと名付けていますがB5サイズが余裕持って収まるショルダーバッグにも変化します。

黒、ダークブラウン、キャメルの3色。価格は28,000円で税込み30,240円です。

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キャメルです、両側のサイドのベルトを止めるとぽっちゃりしたポーチに。この形状でポーチピッコロが2つ収まる事を確認。

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黒です。ミネルバボックスと違って革の洋服への色移りも心配無用。

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ダークブラウン、この形状でB5ファイルまで収まります。

そしてフラボナトートバッグ。

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トップがファスナー開閉なのでブリーフケースとしても安心感持って使えます。税込み49,680円。

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ダークブラウン、パパストートより小さくてディプロマトートより容量あるサイズ感。

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黒、使い込んだ時のエージングが楽しみですね。

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キャメル、下部のベルトを外すと40cm四方が収まります。

内側はポーチもトートも

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ファスナーポケットとベタポッケ。

革以外に仕様変更は

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この根革部分。今までトップのつまんだ部分に根革を一緒に縫い込んでいたのだけれど、それだとショルダー付けて使い続けると切れて修理する事が何度かありました。それを無くす為に根革を外付けに。

ステッチは革色関係なく共通の薄緑色(ビニモ121番)のボンジョルノ?カラー。この後ブリーフとボストンは大幅に仕様とパターンを変更して登場予定ですが、型紙これから起こすのでまだ相当時間はかかるかと思います。黒桟革、デンマークカーフ、そしてこのSDステアと、日本のタンナーの作る革たちも徐々に加わりつつあるル・ボナーです。

2019年2月 4日

「シエラザック」詳細

おむすび型しているのでサイズは説明しにくいけど一応言うと、底横32cm底幅14cmで高さは42cm。ハミに背負ってもらった画像でサイズ感は判断してください。

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カーブしたファスナーの取り着けに難儀しました。下部のメイン室の入り口は大きな半円以外に頭になかった。これが大問題でファスナーを縫い込むパターンに四苦八苦、そして雨樋のようなカブセをその大きな半円に沿わせるのがまたまた大問題。何度も試作を繰り返したのは正にこの部分の為。ここは今後繰り返し作るうちにより良くなるはずだが、繰り返し作る程売れるかどうかは神のみぞ知る。IMG_8294.jpeg

背にフィットしてると思いませんか?。

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両ストラップをベルトで止めるとよりフィット感が増します。背負ってバイクに乗ってカーブを寝かして抜けてもこのベルトで両ストラップ止めれば大丈夫。その上あ〜ら不思議、フィット感増して背負った荷物がより軽く感じられる。

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女性だと少し大きめな感じだけれど全然違和感ないサイズ感ではないでしょうか。下のベルト2本には何をとめますか?私なら3脚かな。昔はここにシュラフマット、マットと言えばカリマーのマットだったなぁ〜。上中央のベルトにはシェラカップか。

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内部にパソコン収めた状態の画像。上部の大容量ポケットが袋状になっているのでその前後にパソコンや書類が収まる事が分かってもらえるかな?これが出来るようにシェラデザインズのデイトリッパーより膨らみを持たせたティアドロップ形状にした。

そして内部は贅沢にオールピッグシルキー革の内装。内装の革原価だけでナイロンディパック全材料費の何倍か必要ではないでしょうか。

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そして42cmあるトラベラー三脚も

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収まります。高さ42cmしかないのに42cmの長さの三脚がおさまる不思議。ソフトな内縫いの曲線多用したバッグは融通が利くのです。

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背の部分はスッキリ何も無し。

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ストラップはビジィーリュックとおなじ贅沢表裏二枚シュランケンカーフで、ウレタンを間に挟んでクッション性抜群。

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スタラップ固定はこの特注ネジのみ。丈夫さ絶対的です。

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内側の補強した部分まで出てきて止まってます。それぞれの革にはハトメを打ってその中をこの鋲が通過する仕組み。

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これが特注のネジ鋲です。特注だと1ロットの数が半端ないです。シエラザックにしか今の所使う用途はないので一生分はあると思う。

ビジィーリュックのようにオンタイム用のビジネスリュックは要望多くあり実際に作ってはすぐ売り切れをくりかえしています。それとは違いオフタイム用のカジュアルなリュックに10万円オーバーはニーズが少ないと思う、その上ビジィーリュックより容量少ない。でも作りたかったこのデイパック。我が青春のノスタルジー。

2019年2月 3日

ノスタルジーをカタチに「シエラザック」

2013年1月14日の「ブログの記事」から6年の歳月が経ったんだなぁ〜。その間何度も試作を繰り返しながらも製品化に踏み切れないでいた。その革製デイパックがようやっと出来ました。これはシェラデザインズの「デイトリッパー」と元祖デイパックのアルパインデザインを参考に、ボンジョルノの思いを込めてオール革で作ったデイパックです。ル・ボナーで今一番人気のビジィーリュックのように爆発的に売れるリュックにはならいないと思う。でも私の若かりし頃に憧れたジョージ・マークスとボブ・スワンソンの仕事に敬意を込めて、オール革(業界用語でゾッキ)のデイパックを作りたかった。

シェラデザインズのデイトリッパーのティアドロップ型は独特で美しいが収納性に難があった。これをまず両立させる事が課題だった。その解決方法は上部を落し式の大容量ポケットにし、下部からパソコンや書類を収められるように工夫した。これは実際に見てもらわないと伝えにくいなぁ〜。トップのすぼまり具合も緩やかなフォルムに。

ストラップを本体に縫い込むと、ナイロン生地と違って革だと負荷をかけると裂けやすい。あと人それぞれで違う肩の角度に添わない。それを解消する為にビジィーリュックはドイツホックを使ったけれど、このデイパックはストラップの取り外しの必要がないので特注で作ったネジ棒を使用。このヒントはアルパインデザインのデイパックから。

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そしてル・ボナーのオール革のデイパックが出来上がりましたぁ〜!名は色々悩みましたが初志貫徹「シエラザック」シェラデザインズ、シェラカップ、シェラダウンとかアウトドア関連ではよく使われる名称のシェラは遠慮して、エが大きいシエラです。皆様宜しくお願い致します。

青春時代のノスタルジーを形にしました。今回シュランケンカーフ5色(税込140,400円)とデンマークカーフのネイビー(税込129,600円)で作りました。

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この2色は外せません。シュランケンカーフの黒とネイビー。

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アントラジスとダークブラウン。アントラジスがル・ボナーではシュランケンカーフ一番人気の色になったなぁ。何かダークブラウンが新鮮。

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そして私が使うであろうライムグリーンは、最後に残るのはこの色だと思うけれど作っちゃいました。それとデンマークカーフのネイビーは何とも魅力的な質感。使い込んで柔らかくなったら凄いですよ、きっと。

皆様宜しくお願い致します。

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