ボンジョルノの車生活の最近のブログ記事

2017年1月10日

「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」の帰還

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去年の年末に、ワイパーの不具合、その後ハッチのキー部分が抜けてびっくりして主治医の「エルサンク」さんへ持ち込んだ。その時ついでに高速時のブレーキングで片効きするのが気になったのでそれも診てもらう事にした。年末にエルサンクさんから電話があり、ワイパーとハッチのキーは簡単に治ったけれど、ついでに頼んだ方のブレーキの片効きが大問題。ABS部品の交換が必要なんだそうだ。ABSの付いた車を所有するのはアルファが初めてのボンジョルノ、4輪ともABSが効かないようにすれば良いんじゃないの?と伝えると、それだと警告ランプが付いた状態になって車検が通らない事に少し前からなった為にダメとの事。ディーラーで新品を入手するとアルファロメオだから間違いなく10~20万はする部品。時間がかかってもいいから中古で探してもらう事にした。そしてそのパーツが年を越したが早々見つかって取り付けたと連絡があり早速「エルサンク」さんへ。

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不具合がみつかった4輪をコントーロールするABSの制御部品。100mm四方サイズほどの結構大きな部品、中古で見つかって1/10ほどの部品代で済んで良かった〜。

そして帰宅の途へ。エンジンをかけて走り出す。しっかり感のないサス(これを猫足と言うのか?)、簡易プレハブのよな薄ぺらいきしみ音するボディー、低速ではフラフラする非直進性を助長するハンドル、シフトは多くのスポーツカーとは真逆のフニャフニャのロングストローク。ブレーキを間違えそうになる昔の軽並みの狭いペダル配置。お金をかけていないなと思うインテリア。でもでも良いんだよねぇ〜、今までちゃんとした車を所有した事がないからと言われればそうかもしれない。運転する楽しさと工夫とエクステリアデザインのバランスとがボンジョルノにピッタンコ。

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体感加速はスーパーカーと思う。傑作ツインスパークエンジンの雄叫びは官能の世界に導くと思う。

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このリア部分のエクステリアデザインは自動車の歴史上最も美しいハッチバックだと私だけは思っている。

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そして私はアルフィスタとしてこれからも歩みを続けるのだった。

2016年5月30日

「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」がやはり良い。

親しくしているシステムエンジニアの友人が、乗用車は最終的にベンツ、フェラーリ、ポルシェ、ポンコツに分類されるという屁理屈をさも正しいかのように論理的?にプレゼンした。そしてアルファはその中でポンコツに属すると。まったくもってこれは納得できない論理ではあるけれど、ある意味納得してしまって反論できなかった。でもこれだけは言える、そのポンコツが愛しい。

この所、最新の車を運転する機会が多くある。そして愛車の「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」をドライブすると、この方が楽しいと改めて思うのだった。車を愛おしく思えるキャプターは人それぞれ違う。私はこのポンコツが楽しい。

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本当はイタリアで多く見かける一度も洗った事のない車たちと同じコンデションなのに、写真写りはすこぶる綺麗に見える。

現行の車たちはどんなパワフルなスポーツカーでも重い鎧のような厚みがあるけれどそれがない。その上車とドライバーの間にコンピューターが介在するワンクッションが現行車にはあり、それが五感を鈍らせる。それに比べこのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は手足にストレートに路面状況を伝達するので緊張感という危機管理意識が働き安全だ・・・?。そしてエンジンは非力だが精一杯回って健気さに涙する私だった。

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20世紀に作られた車の中で最も美しい2ドアハッチバック(縛りが狭いが)だと思う。ただ薄い安い塗装なのでアルファレッドは屋根部分はピンクに変色している。でもそれもイタリアらしくてエージングするものだと私は思うようにして許せる。

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このテールラインの美しさは見惚れる。

もう全然下取り価格なんて付かない一般的にはポンコツ車ではあるけれど、この車を運転していると本当に楽しい。信号で横にポルシェが並んでも私の場合は全然劣等感なんて感じない、というよりプライスレスな価値を見出せる自分を褒めたく思える。

移動手段として考えると疲れます。競うと負けます。タダでも入手可能ですが維持はそれなりにかかります。ビンテージとしての価値は全然ありません。でも乗るたび思う、こんな面白い有機的(ここが肝)な車は私の場合他に知らない。ただ年間走行距離が3000キロ以下だからそう思えるのだろうなぁ〜。

2016年4月 6日

六甲アイランドの30階から見る夜景

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今日は女性パーソナリティーとして関西では有名なノコさん(関東で言うと大沢悠里さんみたいな)宅にて自家製お好み焼きをご馳走になりましたぁ〜!

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表面カリカリで中ふぁ〜んでクセになる美味しさ。これ1枚半と焼きそばでもうお腹いっぱい。

そして私は30階から夜景を撮れる機会を逃しません。ジッツオの三脚にM9+カラースコパー21mm/F4で東と北のベランダから。

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2015年11月27日

こいつは面白い「1998年式アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」

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多車線の国道の赤信号で最前列でブレーキを踏んだ。隣にブイブイ言わせながらスバルWRXが並んだ。年甲斐もなくスタートダッシュの体感スピードが自慢なので勝負してみようかと考えてしまった。同じ2000ccで馬力は倍ある(ターボが付いているから)モンスターではあるけれど車重はマイ145の方が軽い。こっち本気で向こうは全然その気ないだろうから100mぐらいの距離は前をいけるかもと。青になってダッシュ、ボディの薄っぺらさを感じる軋みを感じながらアクセルを踏み込むと体感だけはゼロヨンモンスター。でも〜あれれぇ〜一瞬にして勝負は決した。数秒後WRXは遥か先を加速しながら消えていった。やはり145のスピード感は体感だけだったのか。でもそれが病みつきになる可愛い奴。

先週明石を散歩していたら珍しくアルファ145を発見し嬉しくなった。本当にここのところ見なくなったなぁ〜。

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後期型なので2000年以降で私の前期型より新しいのに、フロントのエンブレムが剥げてる。珍しく同じ車と出会えて嬉しかったけれどこれはいけません、アルファロメオのオーラが消えてしまうと私は思う。このエンブレムさえ綺麗であればどんなにアルファレッドの塗装が変色していても、誇り高きアルファロメオで居続けられると思うボンジョルノです。

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それにしてもこの車にはアルファロメオとクワドリフォリオのマークが過剰に目立つ。その訴えるような思いが切なく感じる。

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クワドリフォリオ(四つ葉のクローバー)はアルファロメオのスポーツ心を象徴する証。フェラーリの創業者がまだアルファロメオのレーサーだった頃、レース前に貴婦人から四つ葉のクローバーをもらったという逸話から生まれたクワドリフォリオマーク。

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シートのファブリックにもアルファロメオの文字の羅列。これはそうない自己主張。

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フロントだけでなくどのガラスにもアルファのエンブレム。アルファロメオ156をこよなく愛するル・ボナーのお客様のフロントガラスが飛び石で割れてしまった。交換修理に出したらこのエンブレムが付いていないフロントガラスだったと嘆いておられたのを思い出す。

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現行のアルミホイールの色付きアルファマークよりこの方が。

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カセットデッキの蓋にも。

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こんなところにも。

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ハンドル中央はどの車もあるけれど、この素敵なエンブレム下のレザー風ビニールは縮んで縁は剥がれ始めている。

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ペダルにまで付いてる。この左端のクラッチペダルがグラグラになり部品入手まで1ヶ月半。

ここまで自己主張しなくてもこの車の魅力は重々感じている。ポンコツだけど憎めない大人の玩具。この数ヶ月アクシデントが連続したけれど、その事で逆により強い愛着を感じるのでありました。車を移動の道具と思わなければこんな面白い車はそうない。

2015年10月30日

「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」がやはり好き

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私の愛する1998年式のアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は夏に車検を受けた後すぐに電気系のトラブルで動かなくなり、その後もクラッチの頑強そうな金属パーツが割れるというアクシデントに見舞われ、パーツがすぐに入手できないという事も手伝って多くの時間を修理工房にあずけた(計1,5ヶ月以上)。今までで最も色々なアクシデントが続いている今日この頃。

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その間に新車を運転する機会や顧客の車に同乗する事が何度かあった。私が魅了された145に感じたスリリングなドライビング感は、安普請が生み出す不安定感だと知った。マイ145は量産アルファの中で軽量が功を奏して一番早い、ただその早さを楽しむには勇気と緊迫感を必要とする。現行車の時速120キロはアルファの時速80キロより安定している。コーナーを抜ける時もまるで安定している。正動能力は雲泥の差。

そんな時、古くからの友人がセカンドカーで維持している初期型「アウディーTTカブリオレ」を、あまり乗る機会がないので維持してくれるなら譲ってもいいよと提案があった。

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このダークグリーンの初期型TT。チャーミングさと運動能力を併せ持つ傑作オープンカー。

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この画像のインテリアのMT。21世紀になってからのレザーシートの中で、このシートがマセラティクーぺに次ぐ魅力を持っていると革マニアな私は確信する。アウディーの中でも最も美しいインテリア。

家族も親しい顧客たちも145を廃車にしてこの車に乗り換えることを勧める。それではアルフィスタである事を放棄する事になる。誰もそれを嘆く人はいないとあざ笑いながら皆言う。私は動揺した。

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そんな時、私の「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」が私の元に帰還した。やはりドライブすると面白い。安全性に目をつぶったというか無視したようなエンジンの唐突なバイクのような軽い吹け上がり。やはり五感を研ぎ澄ましてドライビングしないと危ないと感じる緊張感。中速でのコーナーでもやわなボディーとサスペンションが悲鳴をあげる。人馬一体感をこれほど感じれる大衆車は、安全最優先の現行車ではまず味わえない。

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チープな内装だって、精一杯デザインされていて居心地良い。ハンドルとシフトノブのしっとりした革の触感は最高でグリップする。現行車の合成レザーでも同じの革とは別物。

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アルファロメオというイタリアの大衆が愛したスポーツカーブランドが好きだ。そのスポーツする心を失わずに車作りを続けて100年。多くの問題点を内包しながらそれを許す価値を持っていると私は思ってる。移動手段として考えれば厳しいかもしれないけれど、こんな面白い悪女はいない。

でも「アウディーTT」は気になるし、漆黒のGTVアルファコルサも控えている。でも〜やっぱこの20世紀最後の問題車と揶揄されるアルファのファミリーカーが好きだな。

2015年7月10日

愛車「アルファロメオ145クワドロフォリオ前期型」の帰還

アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型が好きだ。私にとってペットのような存在かもしれない。移動の道具としては不備で不安な部分が色々あるけれど、それもまた刺激となって心地良かったりする。そのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型が車庫にいなくなって一ヶ月が経った。車検&整備完了後2時間ほど帰宅したが、その後突然エンジンがかからなくなりJAFのお世話になりまた入院。それから二週間が過ぎた。そして、修理が完了したと今し方電話があった。私はすぐさま引き取りに向かった。

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今日は大変蒸し暑い。六甲ライナーでの指定席である最前列の席よりパチリ。

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神戸のダウンタウンを走る阪神電車は阪急電車と正反対のローカルな味わいがいい。青木(おおぎ)駅はアルファ君のおかげでよく乗り降りする鈍行しか止まらない駅。

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ここがマイアルファの主治医の修理工房。ここを知るまでディーラーに修理は出していた。エルサンクさんと出会っていなかったら、マイアルファを維持するためにかかったであろう修理代金を考えると恐ろしくなる。

今回のエンジンがかからない理由は、最初エンジンポンプの問題ではないかと推測し調べてみたらそうではなかった。テスターをあててみるとどうもコードの断線が原因らしい。国産車だと電気コードはきっちり固定するのでこういう問題はないらしいけれど、欧米車はきっちりコードを固定するという観念がないらしく、その為、走行振動の長年の影響を大きく受けて起きる。きっとディラーなら電気コード丸ごと交換とついでにエンジンポンプ交換なんてことになるところだろう。テスターで断線部分を探しあて、その部分だけの交換で済んだ。探し出すまでの地道な手間を思うと頭が下がる思いだ。そして代金は15,000円也、ありがたい。

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これからもこの車を維持し続けたい。不安と緊張感を持ちながら壊れれば直せば良いと割り切って、これからもこのやんちゃ娘を楽しみたい。ただ車を移動の道具として考えている多くの方にはオススメできない車ではある。エアコンのガスをたしたけどやっぱ効きが悪いぞ、この車はしかたない。

2015年6月26日

再び修理で手元を離れたマイアルファ

私の相棒がアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型になって4度目の車検。つまり8年の付き合いとなった。10年落ちだのに18000キロしか走行していない中古を購入。それでも20世紀最後の失敗車と呼ばれているよとの助言に恐れをなし、購入時に購入価格の倍ほどの部品交換をディーラーに頼んだ。そしてその後の2度の車検は問題はあったけれどユーザー車検で格安でくぐり抜けて来た。しかし前回の車検からは、信頼出来る修理屋さんと知り合えた事もあり、交換する部品も多く出始めたので頼んでいる。

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そのマイアルファが半年ぶりに昨日の定休日、車検&部品交換修理を終えたと連絡があった。。今回のメインの修理箇所は、やはりいつもの事ではあるけれど車検でひかかったヘッドライトの光軸交換、それと異音を発しながら風量調節が効かなくなった(オフか最大の5のどちらかしか選べない)エアコン。そんなに走ってはいなけれど8年間の歳月で経年劣化しているであろうタイミングベルトの交換。その他etc 。

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今日はいつも以上に暑い日だった。喜んで六甲ライナーから阪神電車を乗り継いで青木にある「エルサンク」さんに向かった。

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私はイタリア人気取って、汚れは車のコーティング効果などと言い訳しながら洗車などの行為はあまりしないのですが、お願いしていなかったけれどサービスで洗車および室内のクリーニングもしてもらっている。やはり綺麗な方が気持ち良い。

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このツインスパークエンジンに魅了される。このエンジンと軽い車体と柔いボディーと猫足サスペンションが人馬一体のドラビングフィールを少し不安を脳裏に持ちながら感じさてくれる。その不安を抱かせる部分が一番の安全性能だと私は解釈している。この車を運転していて一度も睡魔が襲ってきた事はないことからも証明される。

車検諸費用&部品交換整備代は今回少し多くかかって15万円台。エアコンのガスも入れたので、いつもよりは効きの良いエアコンの風を感じながら、我が家へとスムーズに戻って来た。だが戻って再びエンジンをかけようとするとかからない。参ったぁ〜。JAFの助けを初めて経験しながら再び修理屋さんのガレージへ。 JAF会員で良かったと初めて思った。欧州車のエンジンポンプは突然ダメになるらしい、それが今日訪れてしまったらしい。部品が届くまで少しの間お預け状態の日々が再び始まる。でも可愛いアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型。そんな暑い定休日の一日でした。

2015年3月21日

「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」が益々好きになる

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水も滴るいい車なんて思ったり。今週の定休日(水木曜日)は珍しく愛車を走らす時間が多かった。そして感じた、やはりこの20年ほど前生産のアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は良いと。私は神戸に来るまで仕事において車は必需品で、4や1ナンバーの車しか乗っていなかった。5や3ナンバーの乗用車とは縁がなかった。しかし神戸に来て車も仕事の必需品ではなくなって持ちたいと最初に思ったのが旧ビートルだった。楽しい思い出いっぱい作ってくれたけれど68年式のビンテージカーはやっぱ厳しかった。そんな時出会ったのがこのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型。発売当時、憧れの気持ちだけの車としてこの3ドアハッチバック車を眺めていた記憶がある。その頃「いいな」と思いながら高価だったし維持費の事を思うと問題外だった。でも縁あって現在私はこの車を所有することになった(中古だと現在滅茶苦茶安くなっている)。今乗り続けていて思う、こんなに愛着感じてしまうとは予想外だった。。ボンジョルノ松本にこれほどまでにフィットするとは、我ながら驚いている。

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この位置から眺めるのがいい感じと思っているボンジョルノアイ。時代を超越?してハッチバックのリアから見るフォルムはこの145前期型が世界一美しいとボンジョルノは思うのだった。他にはアコードエアロデッキのリアデザインはいいと思ったけれど、総合力で145前期型の方が秀出ているのではないでしょうか。その後、この145のリアデザインは多くの車で真似られたけれど、やはり本家を超えるフォルムはなかったと思う。

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この頃まではアルファのフロントの盾も控えめで、その方がバランス取れていて好きだ。旧車(ビートル、フィアット500、ルノーキャトル、シトロエン4CVetc)が好きな私だけれど、この中途半端な時代のこの車に愛を感じている今の私。最初は妥協の結果のチョイスだった。でも所有して今はかけがいのない相棒となった。

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3ドアハッチバックのファミリーカーとは見えない、正面から見た時の面構え。バンパー下部部分はスーパースポーツカーのようだと私は思っている。天候が悪い時ドライブすると緊張感を強いらるけれど、五感を刺激しながら老化防止にも役立ってくれているとも思う。エンジンの一挙手一投足と会話しながら楽しめるファミリーカーは他には知らない(そんなに色々乗った訳ではないので私感)。見え張らずに劣等感も感じないちょうど私に絶妙にフィットするアイデンティティーがこの車は宿している。過去の車となった145ではあるけれど、全然古さは感じないと私は思うのであります。

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内装はチープさは隠しきれないが、それでも精一杯デザインしている室内は居心地良い。手が触れるハンドルとレバーの革の質感は、イタリア革のしっとりネットリ。この革の質感は現行車では得ることの出来ない特別な質感だと、革の専門家の私は確信している。シートが革である必要はない(そうであれば尚良いけど)、手が触れるハンドルとレバーの革の質感が特別であればその方が大事。内装のほつれその他経年劣化が目立ち始めているけれど、この車ならそれを味と感じれるボンジョルノだった。そして何よりアルファロメオのエンブレムがいい。このアルファのマークは驚くほどあちこちにあって、気持ちを高揚させてくれる。エンブレムからミラノの文字が消えたナポリ工場製で、20世紀最後の問題車などと言われもするアルファロメオ145ではあるけれど愛着益々増幅する。

大きな問題がない限りはこの車に乗り続けたいと思う。無理だけど2台持ち出来るとしたならアルファロメオGTVアルファコルセ、3台持ち出来るとしたなら60年代のジュリエットスパイダー。遠出はレンタカー。

2014年12月 5日

「イタ車」離脱者が私の周りで増えている。

「イタ車」とは痛いイタリア車の事だそうだ。現行のフィアットの車以外のイタリア車は、その「イタ車」に分類されると思う。2000万円オーバーのスーパーイタリアンから廃車する時お金がかかってしまう私の愛車まで。極めて不条理な魅力をその「イタ車」は持っている。決して日本車やドイツ車のような安心感は与えてくれない。しかしその不完全な工業製品が持つ不可思議な魅力を知ってしまうと、他だと物足りなくなる。ただ、足がわりに走行距離を多く乗る人には絶対勧めない。だって壊れるもの。

私は「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」に乗り始めて、初めてドライブする事の楽しさを知った。そしてこの喜びをブログを通じて共感する多くの友を作りたいと思った。その結果、ル・ボナーに来店される何人かのお客様も「イタ車」ユーザーである事を知り、意気投合した。しかしこのところ、知っている「イタ車」仲間が一人また一人と減りつつある悲しみ。四国のアルファGTV~マセラッティ・ジブリと乗り継いだお客様も、とうとう修理しながら乗る苦しみに悲鳴を上げ脱落。今はスバルのレガシイ乗っている。

私が強く影響を与え「アルファGT」を購入されたOさんもやはりダメだった。購入と同時にエンジンコンピューターが漏電で交換。その後も、ドアのインナーノブが捥げたり、車体下部のアンダーカバーが走行中落下したり、警告灯がランダムに嘘の警告をしたりするマイナートラブルに悩まされた。走る楽しみを味わう前に不安がいつもつきまとう。そして彼はBMWのM3にチェンジ。確かにM3なら安心して走りが楽しめるだろう。通勤に使っているOさんをなじったりは私でも出来ない。で、「アルファGT」を無料で引き取らないかと仰しゃる。

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アルファ最後の傑作・ツインスパークエンジン。

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リアのエクステリアデザインはベルトーネの官能。

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4人がゆったり乗れる室内。イタリアンレザーシートはしっとりと別世界。

しかし、バックミラーもフェンダーミラーも視認性はすこぶる悪い上に、車幅の確認は慣れが必要。その上未完成なAT・セレスピードからは操作するたびに異音が。でも始動の時かかれば(それも不安定)走る。

私は少し心が動いた。しかしATはいけません。「イタ車」のATは特に。その上、そんなに乗らないとしても、今乗っている「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」よりも修理が多発しそう。私は丁重に辞退する事にした。だって次が待機しているもの。

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世界で数台しかないブラックボディの「アルファロメオGTVアルファコルサ」。今も東灘の山手のガレージで待機しています。これやっぱ惚れ惚れする。しかし愛車「アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型」が元気でいる間は待機し続ける。それにしても美しいエクステリアだ。

でも時々思う。近所のスーパーの地下駐車場にはカーリースのブースがあって最新のミニのクロスオーバーなんかも借りれたりする。だったら普段はカーリースで、もっと古いアルファロメオを所有するという道もある(そっちかぁ〜)。憧れの60年代のジュリエットスパイダーとか。まあどちらにしても私はアルフェスタとして車人生を全うしたく思うのでありました。

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やっぱアルファロメオが良いです。特にこのエンブレム。

2014年9月 5日

ボンジョルノのちょっと偏屈な車遍歴

私は22歳の時、仕事上の必要性から自動車免許を取った。その私の車遍歴は、楽と便利よりその時々の自分を伝える選択で結構面白いと思う。36年間で9台の遍歴。

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最初は2WDなのにジープ顔したいすゞ。燃費が悪すぎて、その上真っすぐ走らなくて苦しんだ。

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次は日産バネットバン。引っ越した時、近所の人達にサーカス団に勤めている人だと思われたほどのカラフルな絵と文字で埋め付かされたライトバン。カスタムカーという雑誌で紹介された事もあった。

その後楽な車が良いとカローラバンを購入したけれど、それは私の思想?と相容れない事を実感して3ヶ月で手放した。

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そして念願の初めての4WDはジムニー。この車で信州霧ヶ峰での零下15度の越冬キャンプも経験したなぁ〜。

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子供の頃親父が林業試験場で乗っていたのがこの観音開きのジープ。ず〜と憧れていた。そして入手出来た。大好きだった。特別な思い入れもあった。でもその後貧乏で維持出来なくなって手放した。私の所有した車の中で唯一下取り価格が買った時と同じぐらい付いた車。今だったら所有出来るけれど、体力の低下がそれを許してくれない。

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スバルサンバーはサンルーフ付きで結構気に入っていた。走行安定性を求めていつも四駆で走っていた。それが災いしたのか、首都高速で突然エンジンが焼き付いて何回転もしてそのままお釈迦。

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ランドクルーザー40系は一番長く乗っていた車。ボディーは朽ち果てて何度か板金をしたけれど、足回りは極めて丈夫で、NOX規制で手放したけれど今も岡山で現役のはず。

そして初めての5ナンバー。68年式のフォルクスワーゲン タイプⅠ(ビートル)。レストアしたこの車は、外観は極めて厚化粧の美人。だが足回りは驚くほどズサン。サスの板バネは10本中7本が折れていたり、ガソリンタンクの中にガムテープが入っていたり。他にも問題点が山積み。購入してからまともに走るようになるまで1年以上費やした。

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でもチャーミングな車だった。ただ浮気心が芽生えて手放した。その後7年知り合いが乗り続けてくれた。その68年式ビーちゃんも終焉の時を迎えたと連絡があった。

以下卓ちゃんのFacebookページから。

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神戸《Le Bonheur》の松本さんから《卓袱堂》のオレ、そしてketch!へと受け継がれてきた1968年製TYPE-Ⅰ(ビートル)が先日の豪雨で水没。あいにく海外での長期公演で日本を留守にしていたため早急の処置もできずに...やむなく廃車することに。数々の思い出と共にあった愛おしいクルマだったけど、こんな劇的な幕切れが相応しいのかもしれない。老体に鞭を打って林道を走らせてキャンプや温泉にも行ったし、雨の首都高でエンジンが急に止まったりもしたけど...楽しい日々をありがとう。天国でオーバーホールしてもらってね〜w10492442_10152364451373295_5858990429964283827_n.jpg

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体力と我慢が必要だけれど、その時々の経済事情を念頭に置いた自分らしいベストな車選びをしてきたと思っている。どの車も共に過ごした日々を懐かしく思い出される。全て中古車で、100万以上出して買った車は一台もない(修理に100万以上出した事はあるけれど)。今の相棒・アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型も、50過ぎて体力が衰えを見せる私のベストなチョイスだと思っている。まだMTしか所有した事のないボンジョルノはそれを全うする所存です。

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