ハミの製作日誌の最近のブログ記事

2014年11月20日

「コンフェッティ・ブリーフ」のサンプル完成。

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ハミが作っていたA4ファイルが余裕を持って入るサイズの「コンフェッティ・ブリーフ」のサンプルが完成しました。ビジネスで活躍する女性に持って頂く事を念頭に考えました。その為、ハンドルを少し長めにして女性の肩にも通る長さにして作っています。ただFacebookにブログに先んじて公開したら男性からの要望も多く有り、短めハンドルタイプも検討中。

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正面から見るとこんな表情。芯材は底板以外使っていないので、荷物か少ない状態だとこんな風に沈んで独特のフォルム。玉芯を入れていない内縫いなので革のふくよかさがストレートに感じられます。同じ縫製のコンフェッティより大きい分、その表情もより強く出ています。

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サイドから見るとそのふくよかな革の表情はより感じれると思います。マチは肩から下げた時よりフィットするように、トップ方向に幅狭になる台形のパターンになっています。

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ファスナーを全開すると、サイドからこぼれないように内側には内装に使うピッグシルキー革を使った三角マチ。内側のポケットはベタのポケット2つとファスナーポケット。

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このもっちり感がシュランケンカーフの魅力。本来生後6ヶ月のカーフ(日本ではキップという名称)は厚み15mm以下が大半。そのカーフをシュリンク液に浸して繊維を凝縮させて厚みも増す。その柔らかな厚みを活かさないともったいない。素敵なシュランケカーフの質感が生きてるブリーフケースが生まれる予感。

2013年2月18日

ネコヤナギ

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六甲山散策からお戻りの方より、
「はい、お供え」と一足先の春をいただきました。
S様、ありがとうございます!

2012年9月 9日

白内障

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手術の後、一週間後の検診が終わりました。
やっと洗顔できるようになります。そして、
フィルムカメラからデジタルカメラに替わったくらい、
つまり、上記の写真のように、
全てがすきっと抜けて見える様になりました。大成功です。
先生、ありがとうございます。

濁った水晶体を人工水晶体に入れ替えるのですが、人工故に
焦点を合わせる機能?が無いので、遠、中、近と何処に合わせるか
選びます。視界がぼやけるのは嫌なので遠くに合わせることにしました。

少し手術時のおはなしをしますと、
心拍、血圧等の器具を付け、酸欠状態をみるクリップを指に挟み、
一眼分穴の開いたカバーで顔全体を覆い
(この頃から機械を通して聞こえる私の心音、間隔がどんどん短くなっていきます。
怖いよ〜って。)
瞬きしないよう瞼は何かで止められ、乾かないよう?お水が流されるのです。
水中から空を見ているような感じです。
水晶体を注射器で吸い出すそうですが、
ぼんやり見えていた照明はみるみる小さくなり
真っ暗な宇宙から太陽に照らされた惑星を見ているみたいで、
人間の体のつくりに感心してる間にパ〜っと明るくなって虹色の世界が広がるのです。
天国があるとしたらこんな感じかもしれない、と思った程美しい一瞬。
赤ちゃんが生まれ、外の世界が見える様になるまではこんな感じなのかな〜。
はい、終わりましたよーと先生。その間5分10秒、なんと言う早さでしょう。
祖母の頃はなす術が無かったことを思うと、医学の進歩に力を注がれたお医者様方に
頭が下がりますね。
見えてるのか見えていないのか、直ぐにガーゼを張られカッペと言うカバーで
翌朝まで覆われますが、翌朝の検査で完璧!と先生の声に安堵しました。

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頑張りましたね、ってお客様よりお花頂きました。
M様ありがとうございます。
30年来の友人・店長(愛称)からはサングラス。ありがとう。
手術後も掛けるよう言われたけれど父さんに取られそう・・・

手術に踏切った理由は、光が眩しく、午後になると眼鏡越しに見る
ステッチやコバなどが幾重にもなり頭痛も伴う毎日で、もともと遅い仕事ペースが
ガクンと落ちてしまったからです。
手術しなければ良かった、という友人がいますのでとても不安でしたが、
先生に話すと、大丈夫、仕事出来る様にするからね、って。
不安が少し軽くなったように思いました。

まだ近くを見るとちらちらぷるぷるしますが、安定するまで3ヶ月位掛かるそうで、
老眼鏡はその後に作るよう言われています。
暫く目の調子をみながら仕事を進めて行く事になりそうです。
大変お待ち頂いていて申し訳ございませんがどうぞ宜しくお願い致します。

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2011年10月 4日

営業再開(ちょっと大袈裟)

 ご心配くださった方々、本当にありがとうございます。
また、ご来店くださった方々、本当に申し訳ございませんでした。

 熱が下がりましたので、本日(火曜日)から仕事をします。

低体温、低血圧(肉嫌いの要因、大かもしれません)の私は、通常の微熱でもふらつき
普通に歩けなくなってしまいます。今回は9度5分まで上がりました。
今年は発熱の当たり年、宝くじでなく残念です。

1日の夕方、過去に経験無い程の震えと悪寒に襲われ、これはまずい!
私一人のためお店を閉める訳にゆかない、とスーパーの薬局へ。    
市販の薬をほとんど飲まないのですが、良く効くと聞いていた○○○ン、
薬剤師さんに症状を伝え「○○○ン、下さい」
「ではこれが良いわね、○○湯」
「あの〜仕事休む訳いかないので○○○ンを・・・」
「いえ、これにしなさい」と。
強い意志を持つ目ではっきり言われると、薬知識の無い私は言われるままに○○湯を手にしていました。
結局2日も休む事になりましたが、信念を持って言い切る薬剤師さんに完敗です。
今度、この薬を薦めた理由、伺ってみよう、と。

2010年7月28日

「ありがとうございます」 ハミより

わたくしごときのお婆のために、あたたかいコメント、あたたかいメール、
美味しい品、仕事場で、家庭で、大活躍してくれそうな品々
皆様、本当にありがとうございました。

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お父さん、冷蔵庫ありがとう!
「これで、数年何も買わなくて済むな」なんて言わないでね。
冷蔵庫と共に、10年間は元気に過ごせたらいいなぁ~。

皆様、これからも仲良くしてくださいませ。ありがとうございました!

追伸 ボンジョルノより

私はハミの誕生日プレゼントに高級万年筆か時計なんか良いのではと勧めた。でも却下。
それなら奮発して50インチほどの大画面テレビなんかどうだぁ~?と勧めたけれど、
ハミの望む誕生日プレゼントは冷蔵庫と相成りましたです。
氷が連続して勝手に出来てしまうし、他色々進化している事に驚きだぁ~!。

2010年5月11日

小さなダレスが完成

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枠を取り付け、片方の手縫いを終えたところ。
長いGWに突入。珍しく賑わいのあったル・ボナーで、その後の組み上げなど、
撮り忘れてしまいました。

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下がりの菱切り。
ミケランジェロの彫刻を思わせる見事な筋肉質の腕。
女性らしい柔らかさが全く無くてちょっと恥ずかしいけど、好きな仕事に長年従事できた
証かな。ちょっと嬉しい。


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下がりが曲がらないように、ずれないように・・・。

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ふくよかなカーブ

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胴部分には芯材を用いていますので、胸張った感いっぱいですが、
マチのうねりなどを見ると、シュランケンカーフの優しさが出ています。

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お客様は、さりげなくあまり目立たないように、とのご希望で後はお任せ。
通常、バイオレットにはシルバー色の金具を選んでいましたが、シックなお洒落を楽しまれる方なので、
小ぶりなイタリア錠前の真鍮色を選んでみました。
派手すぎずバランス良く収まったと思っています。
マチ巾は太ダレス並にあるB5サイズのダレスバッグ、出来上がりです。

2010年4月24日

小さめのダレスバッグ製作中

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朝からどんよりした雲に覆われ肌寒い一日でしたが
夕焼けがが美しい!
明日は晴れますように・・・ 我が家の迷カメラマン撮影
マンション群の六甲アイランドですが、
どの建物も天辺は三角屋根のため逆光で写ると
木造家屋の街並に。

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ル・ボナー製品を幾つもお使い頂いてる方の、そして
長くお待たせしていたB5サイズのダレスバッグを製作中。
シュランケンカーフのバイオレット
内装はお任せ、ということでデュプイのカーフ、ソフト感溢れるアテナを使用
枠物のダレスには芯材を使いますが,
経年でシュランケンの質感が損なわれぬよう、胴部分はそのままの厚みで
ぐるりを少し斜め漉き。
コバ面はいくつもが重なりあい厚くなりますので、アテナのぐるりも漉いておきます。

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贅沢取りの私
均一で綺麗なシボです。
迷カメラマン、上達しましたね!質感感じ取れます。

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愉快な形ですね。楽しくて踊りだしてるみたいでしょ!
マチに仕切り2つを挟み縫いしたところ。
鞄を作ってゆく過程で、これは何もの?と、
完成品では想像出来ない面白いカタチに出会うのも楽しさの一つです。

肉盛り革の上に胴の革張りが終わりましたので
ステッチ掛けに入ります。
もうしばらく、お待ちくださいね。

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A4ファイルサイズのトートバッグ
上のダレス枠を注文中に作りました。
ディプロマ完成後、さり気なく持てるトートが欲しい、と仲良しさんからの希望があり
一枚仕立てなので直ぐ出来るかなと思っての試作、
ディプロマトートです。
お稽古バッグみたい、ということで久し振りのブログ参加でした。

2009年4月13日

ティア、完成はもう少し

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一人での二日間
お客様が、お庭に咲いたフリージアを届けてくださいました。
まるで、私を励ましてくれてるかのように、
優しい春のかおりいっぱいで~す。

それでも、32年間、ほとんど一緒でしたので(父さんのイタリア旅行もありましたが)
なんだか、いつもと違う寂しい様な、ほっとした様な不思議な気持ちですが、
大事な人には変わりなく、これが夫婦なんだろうな~、と思い
アルファで無事に帰宅する事を祈っていました。
永田さん、長距離運転、ありがとうございます!


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ティアはやっとここまで。あともう少しで完成します。
大変遅れてしまいましたが、2月頃から目の痛みがひどく、付随してなのか
あちこち調子が悪くなり、早退して休む日々もありました。
重い腰を上げ、検査の結果大したことはなく一安心ですが、
赤いちゃんちゃんこでのお祝いもそう遠くではないので、当然かもしれませんね。

お待ち頂いていますお客様方、大変申し訳ございませんが、
もう少しお待ちくださいませ。

では、また

2009年2月27日

英雄616

パーカー〇1系似の万年筆が、神戸南京町の中国雑貨店で売っているという情報を入手し、探し回ったことがある。だって300円で売っているというのだから束で買ってル・ボナーに来られるお客様たちに話のネタにプレゼントし、万年筆普及活動に尽力しようと思った。しかしなかった。私は失意のうちにこの野望?を諦めざるおえなかったぁ~。

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そんな時、徳島のお客様がプレゼントといって持って来られた万年筆。
なっ何と私の探し求めたパーカー〇1系似の中国製万年筆の高級タイプ。
それもクリップもホンモノそっくりの仁義なき戦いバージョンで1500円。うぅ~ん高ぁ~い。
南京町の雑貨屋さんにあったという300円タイプはクリップはHEROと書いてあってキャップを外すと61タイプのやじり付きというまだ後ろめたさを持った?品であったがこれはいけません。まるで51じゃありませんかぁ~!。でも面白いのでこの「英雄616」なる中国製パーカーもどきについて調べてみた。


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中国のパーカーの工場が上海にあったけれど、文化大革命の時代に全ての機材を残して追い出され、勝手に国営の万年筆メーカーとして始まったのが「英雄」で、現在中国最大手の万年筆メーカーで色々な万年筆を作っているけれど、パーカーの技術と意匠を使ったこういった品も多く今だに作っているから世界を相手には出来ない。どうりでアローのクリップが本家そっくりな訳である。この英雄616は中国国内のスーパーなどで日本円換算で100円ほどで売っていたりするそうです。日本で買うと1500円かぁ~。


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書いてみると持っているパーカー21より書きやすいではありませんか。
ルーペでペン先見てみたらこれまたまろやかに整っている。
オリジナルな意匠と工夫さえすれば~残念であります。でも面白い。

2009年2月19日

ティアの製作に入りました

我が夫、ことブログ職人(笑)と異なり、帰宅後忙しい私はPCの前になかなか座ることが出来ませんし、
製作の先を急ぐこともあり、ブログに参加できませんでした。
嬉しい事に、製作過程を楽しみにされる方が多いので、少し時間をつくっての・・・
ということで、ティアの製作日誌です。


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胴(本体)とショルダーをつなぐ3×8㎝のパーツです。
重みを支える最も重要な部分なので、伸びぬ方向で裁断し、フラスキーニのカーフを貼り合わせます 。
タンナーで、もう作られる事のない良くなめされた革は、小さな革も大切にとっておくので、こんなところに役立ってくれます。 
胴のボリュームに負けないよう、シュランケンカーフも中央に貼り合わせ、
肉盛りします。
表に、貼り合わせた革のあたりが出ないために、貼り合わせの革も斜め漉きしていますが、
ふくよかさが増し、豊かな表情が出るような気がして、随所に斜め漉きを用いる私たちです。


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ショルダー。
コシ感がほしいので、ブッテーロをサンドイッチ。
シュランケンカーフ、ブッテーロ、共にやっぱり斜め漉き。


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漉機。
角度はその時によりさまざまですが、漉機の押さえはこんな感じ。


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ショルダーと根革が貼り終えました。
ファスナーの引き手。
日に何度となく酷使するパーツ。すぐにちぎれたりしないよう、
根革同様フラスキーニカーフ、肉盛り革を貼り合わせます。
ただ、この引き手作り、一番苦手な作業なのです。
長年の友人である店長に、労働者の手、と褒められる?ほど指が短く太いので、小さく細かな作業には
向かず、肉盛り革が、あぁ~ずれちゃったぁ~、また貼り直し~!、なんてことが続きます。

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