
お店の作業場側で、お客様からは見えない場所に思い出の写真を貼っている。
どの写真も普通にフィルムカメラで撮った写真だ。
10年前まではフィルムカメラが当たり前で、
デジカメがここまで進歩普及するとは思っていなかった。
カメラに詳しくなく当たり前に何も考えずにそれらの思い出を撮っていた。
それが便利で簡易なデジカメを知ると途端に、
フィルムカメラで撮るという事が特別な行為のように感じてしまう。
でも面白さ再発見。

名機ライカM3は装備充実してなんてカッコイイのでありましょうか。
ただ私にはまだまだ使いこなせる自信が全然ない。
35mmレンズ入手して付ければ何とかなるのだろうか。
いやいやそんな簡単な問題ではない。
まずはカメラオヤジとしての私のスペックを高める事が最重要課題だ。
そしたら面白い世界を新しく知ることが出来るだろう。

そんな風にフィルムカメラが面白いなぁ~なんて思っていたら、
私の元に10年ほど前製造された高級コンパクトカメラのコンタックスT3がぁ~。
チタンの外装が質感高く、レンズはカールツァイスだ。
構図だけに集中出来るオール電子制御の銀塩カメラ。銀塩世界はここから始めよう。
そして徐々に私が生まれた時代に作られたカメラへと進んで行けると良いな。

なんて思っていたら、凄いスペックのレンズが登場したとの情報が私の元に届いた。
それは韓国・SAMYANG社の85㎜F1,4の明るいレンズ。このスペックのレンズは今まで10万円を軽くオーバーする高級レンズで、欲しくても買えるなんて思う事もなかったモンスター。そのレンズが3万以下の価格での販売なんて、完全にレンズ界の価格破壊だ。思わず入手してしまった。

そのモンスタースペックのレンズは持つとまず重さに驚かされる。
そして玉(レンズ)の大きさに圧倒される。
被写界深度が浅く、手動オンリーのこのレンズでの開放状態でのピント合わせは大変シビアで、経験と技術が必要だ。その上ピント合っても開放のF1,4で写すと大部分ボケボケ写真。その難しさと危うさが面白い。
この面白さをこの価格で楽しめるとは、ありがたい事であります。

このレンズを私に教えたF氏が85㎜F1,4開放状態で撮影した奇跡の一枚。
私はまだまだこのレベルでは撮れない。
ただこのシビアな手動でのピント合わせは、オールアナログ銀塩カメラの世界への近道のようにも思うボンジョルノでありました。
それにしてもボンジョルノのカメラ道は何処へ行こうとしているのだろうか。
カメラは面白い。レンズも面白い。深く考えずに楽しむ事にしようっと。
多分手に入れるだろうと思ってました。
しかしM3+ユニバーサルファインダーの組合せ 意味ワカンネー・・....⁉
意味があるのはビンボイント。このナゾ解いて見てください。
Re: ボンジョルノより
まったく言われる通り、無用の長物かもしれません。でも欲しかった。現在バルナックを持っていませんがいつか~。
ピンポイント・・・・?。分かりせ~ん。