いつも私の企てを面白がって一緒に真剣に遊んでいただける大和出版印刷の若社長と若きスタッフの皆さん。今年も一緒に進める面白い企てがいっぱい。
そんな大和出版印刷が一等賞を取りました。
去年、ル・ボナーのポスターで、審査員特別賞を得た印刷技術を競うコンクールで、今年は時計のポスターで金賞です。
今年の大和出版印刷のスタッフのこのコンクールへの取り組みは相当なものでした。
去年の受賞に気を良くして、今年はそれより上の賞を狙って徹夜もいとわず作り上げた汗と涙?の集大成です。
大手印刷会社が、コンピューターを駆使して作るポスターの中、大和出版印刷は素朴に撮影技術と高度な印刷技術で勝負しました。小手先に走らず、本道で勝負して金賞という一等賞の栄冠を得た訳です。

私は今回のコンクールで金賞に輝いた大和出版印刷の皆さんに心からのおめでとうを言います。
ビジネスは技術力を提供する仕事でも、その技術力の良し悪しとは関係ないところで成否が決まることが多々あります。儲かる儲からないという部分はそうでも、技術に対する純粋な向上心は本当の豊かさを得ることができます。お金では手に入れられない職人(技術者)のアイデンティティー。高みに導いてくれる道しるべ。
大和出版印刷は技術力というアイデンティティーを大事に内に秘め、若い才能を伸ばしながら、印刷業界の中、独立独歩輝いています。

それにしてもポスターの題材は、若社長の趣味そのもの。来年は靴のポスターで防衛戦か?。
今回ル・ボナーのポスターも、黒の中の黒というイメージで社長一押しで出品したのですが、残念ながら選外でした。
今年中に黒色の革で、凄いカバンを作るので、そのカバンで来年のコンクールも黒の中の黒で再挑戦していただきたいと思っています。若社長と私のリベンジです。
今年は、これから大和出版印刷の皆とやらなければいけないプロジェクトが続きます。
一緒に力合わせて、良い結果を出してゆきたい。楽しく真剣に。
ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。でもこの「黒の中の黒」やっぱりいいですよねぇ。
ボクシングでも世界タイトル挑戦よりも初防衛の方が難しいと言われていますから、来年もしっかりチャレンジしたいと思います。今後も見守ってやってください。