ハミは一泊二日で千葉の実家に行ってました。
今回のお供のバッグはシュランケンカーフのジーンブルー色のクレールとタンクトート。
シュランケンカーフと出会ってから5年ほど。非常に取り都合に苦しむ革ですが表現力豊かな革です。
私達は革の質感からそれにあったデザインを創造するタイプです。この革と出会ってからハミは多くの定番モデルを生み出しました。
身の回り品の多くはそれぞれバランスをとりながら控えめに自己主張しているけれど、バッグは強く主張していると私は感じています。他の身の回り品に比べると、デザインの自由度も格段にあり、作り手は拘束されるセオリーが少ない。それだけに百花繚乱、作り手の選択は多岐に渡ります。
私達のような小さな工房のバッグは、自身が作ったカバンと街中で出会うことは稀です。
それでも時々はあります。そんな時すごくドキドキします。一言声をかけたい気持は山々なれど、お客様のお顔を覚えられない私はチョコンと会釈して心の中で「ありがとうございます」と言っています。
作った品を見間違えることは絶対ありません。
ハミから大感激と電話がかかってきました。
東京駅で待ち合わせしていたら、「その素敵なバッグはどこのブランドで購入されたのですか?是非お店を教えてください」と知らない方に声を掛けられたそうです。それを聞いた私も大感激。カバン作り冥利に尽きます。
ル・ボナーの一日
カバン作っていて幸せ
2007年06月17日
ハミは一泊二日で千葉の実家に行ってました。
今回のお供のバッグはシュランケンカーフのジーンブルー色のクレールとタンクトート。
シュランケンカーフと出会ってから5年ほど。非常に取り都合に苦しむ革ですが表現力豊かな革です。
私達は革の質感からそれにあったデザインを創造するタイプです。この革と出会ってからハミは多くの定番モデルを生み出しました。
身の回り品の多くはそれぞれバランスをとりながら控えめに自己主張しているけれど、バッグは強く主張していると私は感じています。他の身の回り品に比べると、デザインの自由度も格段にあり、作り手は拘束されるセオリーが少ない。それだけに百花繚乱、作り手の選択は多岐に渡ります。
私達のような小さな工房のバッグは、自身が作ったカバンと街中で出会うことは稀です。
それでも時々はあります。そんな時すごくドキドキします。一言声をかけたい気持は山々なれど、お客様のお顔を覚えられない私はチョコンと会釈して心の中で「ありがとうございます」と言っています。
作った品を見間違えることは絶対ありません。
ハミから大感激と電話がかかってきました。
東京駅で待ち合わせしていたら、「その素敵なバッグはどこのブランドで購入されたのですか?是非お店を教えてください」と知らない方に声を掛けられたそうです。それを聞いた私も大感激。カバン作り冥利に尽きます。
Le Bonheur (07:15) | コメント(9)
Comments
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すばらしいエピソードですね。私たちの心まで幸せにしてくれます。
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orenge さん
ハミの服装は黒一色で統一していたので、ジーンブルーは目立っていたと思います。
たかさん
奥様のお持ちのル・ボナーのバッグも関東だと目立っているのでしょうね。シックな服装の時、特に引き立つと思います。 -
orenge様
たか様
コメントありがとうざいました。
当店の品は、商品としての意識から使うことが出来ず、ポイントを集めドーナツ屋さんのバッグをいつも使用していたのです。でも、使い勝手は自ら試さないと、と思い3年前より使い始めています。
東京駅での事は、驚きと恥ずかしさで一杯でしたが、嬉しい出来事でした。声を掛けて下さった方、ありがとうございます。 -
ハミ様
今晩は。ご無沙汰しております。黒の装いに、ジーンブルーのバッグのお揃いは、本当に人目を惹きつける魅力に溢れていたのでしょうね。(もちろん、持つ人が素敵だから、なおさらです。)
時々、街中でル・ボナーのバッグを持っている人を見かけます。何故か、自分の事のように嬉しくなります。変ですよね。
ル・ボナーのバッグに負けない素敵な大人の女性にならないと!!
もう十分大人・・ではあるのですが。ああ、ジーンブルーも素敵だなあ・・。又、欲しいものが増えそうです。 -
私も”素敵なバッグですね”と声をかけてもらったことがあります。あまりの嬉しさに、思わずスキップしそうになりました。ル・ボナーのバッグは幸せを運んでくれるようです。
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クワハラ様
こむぎ様
その様に思って頂け、本当に幸せです。ありがとうございます!
嬉しくなるような新作バッグ作りたいのですが、今暫くは無理かなあ~。 -
シュランケンカーフは大好きです。この革はタンニンなめしの革と違った経年変化が楽しめますね。これからも素敵な作品を生み出してください。
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ノブさん
鞄お手入れ名人のノブさんのシュランケンカーフのブリーフは特別な変化をしているんでしょうね。見てみたいです。




会場でとなりに座った方がル・ボナーのペンケース(私のと色・素材違い)を持っていました。ペンケースのことでずいぶん会話がはずみました。普通は同じモノを持っていると気恥ずかしいのですが・・・これは,品質(素材・仕立て)の良さのなせる技ですね。細部をおろそかにしていないので似ているモノと明らかに一線を画してます。シュランケンカーフのジーンブルー色はとてもいいですね。この素材で統一するとステキさが倍増しますね。