
昨日は時計三昧の一日でありました。
私の時計学の先生、ライターのN氏が神戸の老舗時計屋さんのイベントの取材がてらル・ボナーに立ち寄っていただきました。今回はいつも海外取材をご一緒にされておられるカメラマンT氏とご一緒に。お二人ともパナマ帽であります。マイブームのパナマ帽、一部のオジサンたちの間で流行っているのかな。
お二人とT編集長が作った時計雑誌タイムシーンのVOL9のバーゼル特集号も遅れたけれどやっと発売になったようでひと段落しているところだそうです。。年末に出るタイムシーンはオメガを特集するのだそうですが、N氏は実はオメガマニアなのであります。今回も腕につけておられた時計はスピードマスター・プロフェッショナルでありました。
年末のオメガ特集号はそんなN氏の知識とコレクション満載の本になるでしょう。そのためこれから秋にかけて毎月スイスを往復する日々が始まるお二人です。
初めてお会いする
カメラマンT氏は趣味と実益を兼ねて十二分に人生を楽しんでおられるお人。T氏の書いておられるブログは一日4000アクセス以上ある人気ブログです。この方、本職はカメラマンなのですが、卓球専門誌「卓球王国」の発行人という顔もお持ち方で、愛ちゃんの試合のテレビ中継見ていたらデカイレンズのカメラを持った半ズボンのおじさんが観客席の最前列に陣取って撮影そっちのけで応援している画像がよく映し出されるそうですが、それはカメラマンT氏です。

あれ、Oさんが来た。顧客のOさんは仕事休んで来店。Oさんの腕には最近購入したSTOWAのアンテアの世界80本限定(日本での販売は20本)の時計。この時計タイムシーンのT編集長も購入された品でよい時計であります。これでOさんの時計道楽も落ち着くかと思いきや、次はグラスフュッテオリジナルを狙っているそうです。だめだぁ~。

夕方、百貨店の外商部の人が高級時計を持って来られました。私はデパートの外商部扱いの上顧客などで決してありません。逆に外商部に勤めている人がル・ボナーで鞄を購入してもらったという立場なのです。高級時計、買えないけれど見るのは大好き。パテック、バセロン、他色々。やはりパテックは買えないけれど良い。お金は最小限で楽しさ最大限で購入した私の時計コレクションを、パテックなどの高級時計を前に自慢する私でした。
気になっていたグランドセイコーのスプリングドライブのクロノグラフも持ってきていただいたのでじっくり見させていただきました。まずその厚みにびっくり。これは完全に私の許容範囲を越えている。GSでは珍しくスケルトンモデルなので中のムーブを見ることができるのですが、セイコーブライツのムーブに感じた感想と同じ質感。う~ん。私の持っている50年前のロードマーベルの裏蓋をあけた時見たムーブの方が私は感動出来た。やはりアンティークな時計が良いと思える私でありました。
若い時はいつも時間と戦っていました、今は時計の中の時間と仲良くする事を覚えました、中に鼓動が聞こえる宇宙を秘めた時計って楽しいです、ちなみに私の持ってるのは、ジャガールクルトのレベルソサンムーン、バルカンクリケットの1951クラシック、ポールピコのアトリエ1200パワーリザーブ、ユニバーサルホワイト手巻き、グランドセーコー、ロレックスのコンビです、妻とのペアーはセイコーとロレックスです。娘に叱られながら集めちゃいました。自慢してるみたいですいません。