フルハルターの森山さんにパイロット823プランジャーコースニブを極細にに研いでいただいた品が
2本届きました。
左が本来の極太を気持ち良~いヌ~ラヌラ書き味に仕上げていただいたもので、
右2本がその太さを極細に削っていただいた品。
ペンポイントが5分の1ほどになっています。ペン先に「C」と刻印されているのに、
書くとあ~らびっくり極細ではないですかぁ~というのが良い。
完全な自己満足。
いくら私が万年筆に夢中だからといって2本同じモノを購入するなんていう
暴挙を決行した訳ではありません。中央が私の823。
右は私が823コースニブを森山さんに極細に研いでもらおうと考えていることを知った
40有余年万年筆を使い続けているベテラン万年筆菌感染者Sさんに
「俺も極細仕上げを頼んどいてぇ~」と言われて出来上がった823。
Sさんは去年の暮に森山さんのところでアウロラのエイシアを削ってもらったので、データーがあるので行かなくてもなんとか注文できる。
2本の極細に削っていただいたパイロット823プランジャーコースニブのペンポイントをよ~く見ると、イリジュウムの厚みや角度が微妙に違うことがわかる。それが面白い。
だからどうした?と言われればまったくその通りで、興味のない人にはどうでもいいこと。
でも、万年筆菌発症者にはそれがたまりません。
Sさんはペン先フェチ。早速会社の顕微鏡でペン先の写真を撮って来られた。
それが下の写真たち。興味のある人は見てくださぁ~い。




いつも松本様の写真は素晴らしいと思います。このペン先のニブの拡大写真はいいですね、こういうのってなかなか撮れないんです。わたくしも森山さんにペリカン800とパイロット823を研いでもらった万年筆病の一人です。気がついてみれば20本近くになってしまい我ながら呆れてしまいます。嬉しい写真に感謝です。