ル・ボナーの一日

「Jizi」さんは70年代のニューヨーク・ソーホーのアトリエ

2025年05月23日

友人がジャケット誂えると聞いて、彼のポルシェに同乗してメリケン波止場とポートタワーが見える古い倉庫街にある「Jizi」さん訪問。

2号線を走り元町過ぎてハーバランドと元町の中間ぐらいの分かりにくい交差点を左折した所にある古〜い倉庫街。

Jiziさんに予約していれば玄関横に駐車しても大丈夫。アトリエは3階だけどこの玄関は1〜2階はドア無くてJiziさん専用玄関と階段。

3階までは1階が天井高い本格的倉庫なので4階分以上上る。エレベーターなどはございません。そこに現れたスペースとインテリアは物作りする人には憧れのスペースではないでしょうか?入ったすぐが南窓から太陽光燦々と降り注ぎ神戸の港が眼下に見渡せる200平米ほどの工房がありスタッフの方が出迎えてくれる。

その工房を右に行きこのスペースを通り奥左の部屋にてオーダー。

ここに初めて訪れた時思った。50年ほど前に雑誌で見て憧れた、ニューヨークの倉庫街ソーホーのスペースを改装してアトリエにしていたイメージだと。そんなスペースが神戸の中心地なのに忘れ去られた場所?にあるのです。聞くとフロアの広さ600平米あってそのスペースを区分け改装して、余裕あり過ぎのスタッフ5人ほど。開かずの間の広大な倉庫は見ていないけれど体育館並みの広さは圧巻。憧れます。確かヨーガンレールのアトリエがバブル期に晴海の倉庫スペース改装してあったと記憶しているけれど、あちらは大資本でエレベーター付き。Jiziさんの方が素敵だとボンジョルノは思います。

奥の部屋で友人誂え開始。私は作らないので展示品を見て回る。

これ涼しいそうと思う生地の素敵なタイプライタージャケットが値札付き(それも手頃な値段)でさがっていたので購入しようと思ったけれどサイズが合わなくて残念。

いやぁ〜ここは本当に居心地いい。

洋服を誂えたいと思っている方は、是非一度Jiziさんの工房を訪れてみてください。予約必要ですが素敵なスペースでの時間をお楽しみ頂けますよ。ブルジョアではないモノ好き必見の不思議なスペースのテーラーさんですよ。

 

 

 

Le Bonheur (11:07) | コメント(0)

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