私は去年アウロラの85周年レッドが欲しい~と叫び続けて、
なかなか入手出来ない内に他の万年筆たちが沢山増えてしまったぁ~?。
でもアウロラのレッド「マダム・モニカ」入手で
妖艶な悪女的イタリア万年筆軸の誘惑から開放された訳ではあったのだけれど、
マダム・モニカ入手直後に近所のオフィスに勤めているアンティーク万年筆好きな常連客が、
50年代のモンブラン146テレスコープを持って来られ、それを書かして頂いたのが運の尽き~。
アンティーク万年筆という大海原に漕ぎ出すことになってしまった訳であります。
言い訳はいくらでも考えられるボンジョルノ。

極上の146テレスコープはユーロボックスの藤井さんにお願いしているけれど、
まだまだ見つかりそうにないので、その前に同じ50年代のモンブランの254を去年の暮に購入し、調整してもらって本日届きましたぁ~!。
「これだけ柔らかなペン先は254でも珍しい~!ペン先傷めやすいからやめた方がいいよ」
なんて藤井さん言うのだもの、逆に絶対欲しくなるじゃありませんかぁ~。
その藤井さんから254と一緒に印刷した葉書が同封してあった。
写真にはTAKUYA君のグリマルディーやエアロコンセプトのペンケース。
それにフラボナの黒いトートバッグも写っている。
藤井さんもル・ボナーの鞄使っていてくれたんだぁ~。
ユーロボックスの葉書もル・ボナーのお店に置きましょう~っと。

「修理でお預かりしている万年筆云々」の文章は万年筆愛好家の自宅に送られた時
言い訳言うのに好都合な名文だ。素晴らしい~。
初めてインキを注入。テレスコープ式ではなくて254の吸入方式はピストン式。
藤井さんに診てもらったのだからインク漏れなどの心配は無用。気持ちよく吸入完了。
書いてみると・・・・・・・ここれはナンダァ~!この柔らかな書き味は~!。
まさに快感を伴った反則ワザの柔らか書き味。
ペン先走らすのがやめられない。これは悪魔の所業。
50年代のモンブランの誇り高き職人たちの鋭意工夫に脱帽。
豊さがペン先から伝わります。これこそまさに泉湧き出るペン。シルクタッチだぁ~!。

同じモンブランの50年代でもこのウイングニブのシリーズの方が軽やかで柔らかいだろう。
でも私はやはり146テレスコープの書き味が忘れられない。
先だけがしなる柔らか書き味は重厚感という深みを私は感じる。
50年代のモンブランは面白いペン先いっぱいで束になってかかってくる。
ペリカンや他の万年筆たちも50年代は面白そうで困った事であります。
ゆっくり楽しみたいと思います。ゆっくり~。

しかしここまで柔らかなペン先でインクフローがすこぶる良いと、
フニャフニャドバァ~でまともにに文章が書けなぁ~い。
完全に快感追求専用万年筆。ヌ~ラヌラと無心で線を書き続けてリフレッシュ。
今まで何度か254で書かしていただいたが、これほど柔らかな書き味はなかった。
ニブがもっと大きな256はどんな書き味なのだろうか、試し書きしてみたいな。
文章記するのはいつか手元に届く146テレスコープに任せて・・・・?。
その前に止めの効く万年筆は今まで手に入れた万年筆で十分だった。

万年筆は私にとって玩具。実用と非実用、現実と非現実の仲介者。
「不思議の国のアリス」のウサギさんのような存在。
そして私の万年筆趣味は非実用、非現実の方向を強めつつあります。
柔らかな書き味に浸ってしまって、文章にならないのは私も同じです。万年筆は非日常に導く不思議な道具です。私にとってはウェルギリウスかな。
Re:ノブ さん
ウェルギリウスという万年筆があるのかと調べてしまいました。ギリシャの散文詩人ですね。やはりノブさんはイタリアへと向う訳ですね。万年筆バンザァ~イ。
ル・ボナー松本