(Photo by F氏 50㎜F1.4)
モノ作りの心が優先され、コストは後から考えた品が好きだ。
コスト最優先で足してゆくのでなくて省いていって成立する品が巷では氾濫している。
マーケティングや演出によって偽りの価値を利益追求のために作り出している。
そういった消耗する品(価格の高低とは関係なく)を作る現場には熟練職人は必要なく、
マニアル通りに作業をこなすパートさんがいればモノが生み出されてくる。
人は便利を求め過ぎて、モノそのものを愛おしく思う関係が希薄になってきているように思える。
多くのモノ作りの現場も、自分達の作った品への思い入れより、コスト削減利益効率向上にばかり目が向いている。
その誤魔化しは目の肥えたユーザーには分かる。
現行の多くのモノより、職人たちが誇りを持って作っていた一昔前のモノたちの方が次世代まで残っていくように思う。モノ作りしている私たちは、愛情感じて使ってもらえて次世代にバトンタッチしたくなるカバンを作りたいと思っている。時代と逆行しながら一昔前のモノ作りのように。
特に現代社会での必需品には要注意。機能は進化したけれど消耗品の多い事。
愛情を持ちたくても数年で壊れるのであれば、悲しい思いをするだけ。
私の残り人生ぐらいは修理しながらも全うしてくれるだろうと思えるモノを選びたい。
裏切られる事の方が多いけれど。
と言う事はキャノンの5Dと思って(だけ)いたけれど、スペックは劣るけれどちゃんと職人さんが作っていた時代の今使っている古い一眼デジカメの10Dの方が愛情持てるということか。
チャンと使ってあげよう。やっぱしリコーのGX200かGRデジタルなのかなぁ・・・?。
(ホワイトバランスという新しい知識を知って撮った1枚)
私の使っている身の回り品は50年代が多い。写真の4本と現在スイス本国送りで修理を頼んでいるルクルトのフューチャー・マチックを含めて5本が私の持っている50年代の時計たち。私が生まれた時代だというのも相まって気に入って使っている。そして作り手の職人さんたちを感じ取れる時代の品であることが何より心地良い。
もう50年動き続けている時計たちだけれど、あと50年は動き続けてくれると思う。
愛情という関係さえ持ち続ければ。ただ本当のところ沢山はいらないと言われればその通り。
でもインターの50年代のcal89のムーブメントの時計は欲しいなぁ~。
でもって大好きな万年筆もここ半年の本命の50年代のモンブラン146テレスコープ入手と一緒に、同じ50年代のウイングニブのモンブラン252も付いてきた・・・・?。
これには色々事情がある訳ではありますが、困ったものであります。
しかしこの252もモンブランのマイスターの魂が宿っております。
このペン先は細字で普通に実用として使えますハイ~。
50年代のモンブランはこれで3本になりました。
もう十分です。向こうから訪れてこない限りは。
なんか頭の中で思考が混沌としているなぁ~。
寝る事にいたしましょう。
本当に色々言い訳がましい屁理屈考えながら、
多くの煩悩と対峙するボンジョルノでありました。
煩悩即菩提という言葉もあることだし。




昨日ブリーフケースとショルダーバッグをいただいて帰りました
米なすと申します。
お時間をとって色々説明していただき、ありがとうございました。
ブリーフケースはスッキリした印象の細マチにも惹かれましたが
少しポッテリした太マチが革の柔らかな感じと合っているように思え
容量も考えて(荷物を減らすはずなのに)太い方を選びました。
楽しく使っていけそうです。
お手入れや修理などまた相談にうかがうと思いますので、
よろしくお願いいたします。
その前に、今度は妻のための何かを探しにうかがいます。
Re: 米なす さん
お買い上げ頂いた鞄たちは、素敵に馴染むのに十分なスペックを持っています。楽しみながら年月重ねて、特別な自分の色に染めてください。そのお手伝いさせて頂きます。是非また着物でお出で下さい。新鮮でした。
ル・ボナー松本