M住職は時間が研ぎ澄ましたアンティークなモノが大好きです。私の想像ですが、お金には固執しない、貯金通帳の残高は全然気にしないお人で、もしかしたら達観した凄いお人なのかもしれないという錯覚をもってしまうのであります。物々交換に近い感覚で、大事にしているモノを売って、新しく手に入れたいモノを手に入れる。その繰り返し。モノは好きだけれど固執せず、思い出の量に比例して大事なモノになる。不思議な柔らかなお人です。
それにしても時計も一杯持っておられる。飽きれてしまうけれど凄~い。
相場より相当お安いお値段でコンデションの良い時計を放出いたしま~す。
どうぞ、ご覧あれ。M住職の撮った時計の写真少しボケボケですがお許しを。

1950年代のルクルトのフューチャー・マチック。リューズが変な場所に付いていて、特殊な自動巻き機構の時計です。10金貼り。価格は10万中あたり。

ルクルトの1950年代のメモ・ボックスで、ケースは18金無垢です。お値段は20万後半。

両面時計のインカブロック機構付きの時計。裏返すと普通の2針時計です。ケースはステンレスです。
お値段は10万円プラスアルファー。

1960年代のエベルの2針時計。ケースはプラチナです。値段は20万後半。

これは凄い。1890年代の18金無垢の懐中時計。ミニッツリピーター機構が付いていてチ~ンチ~ンと良い音色を奏でます。ゼンマイを巻く方法もリューズを巻くのではなく、10年ほどの期間しか使われなかった特殊な方法で巻きます。お値段は相当します。

1920年代のローレックスです。ケースはステンレスで値段は10万円強。この時計はブログに公開する前に、ル・ボナーに集う時計好きのある知り合いが予約しちゃいました。実物見ていないのに。

好きな人は大好きなMOVADOの1940年代のトリプルカレンダー、ムーン・フェイズ付きです。ケースは18金貼り。現在ヤフオクに出品しているので見てみてください。お値段は25万円オーバーで~す。

カルティエのタンクの2本セットは、ヤフオクで10万円ですぐに売れてしまったのでもうありませ~ん。
どの時計も調子良く動いております。順じヤフオクに出品して処分してゆくそうですが、素晴らしいアンティーク時計の数々。他にもいっぱいあるそうで、唖然としてしまいます。
近いうちにM住職のお寺に行ってきま~す。古川さんが組んだミニに試乗してみるのが目的で行くのですが、時計その他お宝も拝見しようと思っております。M住職のモノ好きは、部外者の立場から覗き見ると大変面白い。なんか可笑しくていいのです。
エベルのプラチナボックスを希望したいのですが。
お返事お待ちします。