ル・ボナーの一日

禿げオヤジの夏は「パナマ帽」が必須

2025年05月21日

「パナマハット」の季節がやって来ました。禿げたオヤジにとって1年を通してハット&キャップは何より必要。冬場は防寒の為なのは誰だって分かる。最重要なのは夏です。日除けに女性だと傘でしょうが、男性はそう行かない。日除けと汗止めの為、帽子は必需品。髪の毛ないので日差しが素肌直接で、髪の毛ないので汗を一時避難蒸発する機能を持ち合わせていない。この2つの問題を帽子が解決してくれる。特に編み荒くて通気性の良いパナマ&麦わら帽は効果抜群。帽子内部と外気の温度と湿度の差から気流の流れ(風)が生まれ風吹いてない時でも風を発生させているとボンジョルノは思ってます。だって夏の直射日光燦々と降り注ぎ蒸し暑い時、被る被らないで格段の差。汗止め効果ですが、少し大きめのハットの中にコットンの汗止めテープぐるーっと一周巻くと、鉢巻の役目を目立たなでしてくれる。

パナマ&麦わら帽は冬のウールフェルトの帽子と違い、数年の消耗品なのでそのサイクルを長くする為に増植する。ボルサリーノのような高級品は購入しないようにしている、いやいっぱい必要な私には買えない。ただアングロサクソン系の頭の形と日本人の頭の形が違うようで合わない為、合うラテン系、日本製が多い。良い感じでフィットするイタリア帽はお手頃価格のメイドインフィレンツェのテシ(TESI)オンリー。唯一アングロサクソン系の夏用ハットはウィーンで購入したミュールバウアー。柔らかで柔軟性があるので頭の形に関係なく被れて大変楽。そしてプリムは短めオンリー、日本人にはプリム広めは似合わないと思う。育ちの良いA元総理大臣がプリム広めのボルサリーノの中折れかぶってテレビに写っていたけれど、これほど似合ってないと思った事はなかった。

ハンチングも夏場はTESIのパナマ系素材。これを横向きにベレー帽みたいに被ってる。ピンバッジは趣味のカメラ、万年筆、アルファロメオ、アルファロメオ145前期型、加えてパンナムヴィンテージバッジ。パリのオランジェリー美術館入場時、勤めてるマダムにキャップ?ピンバッジ?素敵と言ってもらってニコニコだった時の事が思い出される。

月に数度、店前を通る方が入って来て「帽子も販売されてるのですか?」と聞かれるけれど私物です、禿げているので必需品なんですと返答するのも慣れた。外国人の方にも尋ねられる事があるので、その時は「It is personal property. It`sa necessity because I`m bald」と通訳アプリ使って伝えております。

Le Bonheur (10:11) | コメント(0)

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