ル・ボナーの一日

「デブ・ペンケース」はブッテーロが好きなボンジョルノ

2025年07月29日

大人気の「デブ・ペンケース」大量生産はまずはPen and message.さんと590&Coさんの限定革種から作り、その後エレファントで作って最後に控えしデブペンの大本命?ブッテーロ登場です!!!これは2店舗限定でないのでル・ボナーの卸先どこでも購入可能です。当然六甲アイランドのル・ボナーでも並べています。

ブッテーロを作っているワルピエ社はイタリアのトスカーナ地方にあるタンニン革専業タンナーです。地図で言うとフィレンツェとピサの中間ぐらいの村にあります。ブッテーロという革をもう少し詳しく説明すると、原皮は雄牛のショルダー革。ヨーロッパ原皮はステア(成牛)の場合腹割りして伸びやすい両サイドのダキとお尻部分のバッドと背中あたりのショルダーに切り分けてそれどれ用途に応じたなめしをする。アメリカ原皮の場合は腹と背で割ってダキとバッドとショルダーが一緒になった半裁となる。ショルダー革は強度が一番ある部分なのだけどトラ模様が中央にある。顔料強く塗布するとそのトラも隠れるけれど、染料染めの革は隠れない。そのショルダー革を100%タンニンでなめし植物性オイルを含ませた革がブッテーロ。お手入れ次第で清潔感のあるエージングが楽しめる革です。そんな魅力的なブッテーロでデブ・ペンケースが店頭に並びました。今回は8色、黒だけ同色ステッチとグレーステッチ。

同じ黒ですがステッチ違うだけで違いますね。

左からワイン、パープル、ダークブラウン。

左ブルーで右ネイビー

人気のキャメル(茶)はいつものようにヴァレクストラ風にグリーンステッチ。それとブッテーロお手入れ名人はグリーンを好む人がなぜか多い。

恥ずかしながら私がお手入れらしい事は何もせず20年ほど愛用しているキャメル色のデブペン。乾拭きを日々短時間でもしているブッテーロのエージングはこの数十倍良いコンデション。摩擦を優しくかけ続ける事で刺激され、深みを増して内から滲み出るオイルでコーティングされ美しい。お手入れに自信のある人、是非見せてください写真撮らせてください。税込15,400円、現在ル・ボナーで大量に在庫しています。今なら見比べて購入出来ますよ。

 

 

Le Bonheur (14:45) | コメント(0)

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