今回の東京出張では、ル・ボナー東京支店を自認?するTAKUYA君がマイカーのアコードで運転手をかってでていただきました。4万キロ強走っているアコードですが快適、快適。
国産の乗り心地の良い乗用車で充分なのだけれど、私はやはりアルファ。
まずは浅草界隈の革屋さんや道具屋さんに。今回は普段使わない貴重品革を仕入れないといけなかったので、貴重品革を専門に扱う革屋さんで黒色のエレファントの革を入手。そのエレファントの革についてはまた次回載せます。クロコダイルの革も買う予定だったのですが私の欲しかったビッグサイズのクロコがなかったので、またの機会としました。

その後、堀切の(株)猪瀬の工房に。フラソリティー バイ ル・ボナープロジェクトの新作その他で、猪瀬3代目と打ち合わせ。工房では忙しくスタッフのみんなが仕事をこなしています。フラソリティー本体の新作を何点か見せてもらい、刺激をいただきます。
(株)猪瀬の工房は居心地の良い工房です。ベテランと若いスタッフが生き生きと仕事をしている。私はここの皆と一緒に仕事をいつまでも続けてゆきたい。
その後、新入荷した革を見るためにサライ商事へ。
TAKUYA君は初めてのサライです。サライ商事はヨーロッパ皮革の仕入れではスペシャルな革屋さんなのですが、女性社員が一人もいなくて強面の愛想の悪い革屋さんなので、初めての人は敷居が高い。でもホンモノの革が沢山ある。TAKUYA君も大感動。
今回の新入荷はイタリアのタンニンなめしのベビーカーフとバッファロー。これはなかなか私好み。当然購入決定。でも何に使おうかなぁ~。
夜は上野の森の美術館でしている古山画伯の絵画教室に見学者という名目で乱入。
未体験の世界は面白い。その後の飲み会にも生徒さんたちと一緒に参加して、新鮮な気持をいただきました。

その時、錠前プロジェクトのサンプルを画伯に見せると、画伯、いたく感動していただき、まだ出来ていないこの錠前で作ったカバンと、またまた物々交換を条件に出来立てホヤホヤのこの絵をいただきました。神戸に戻ってハミに見せたら、大気に入り。額が付いていないから作らないと。本当に可愛い絵です。あのおやじが描いたなんて思えないファンタジィー。
東京出張の時の常宿にしている学士会館は門限が12時なので、その前に古山画伯、TAKUYA君、絵画教室の皆さんと別れ、急ぎ神保町の学士会館へ。12時の門限にギリギリセーフ。古山画伯の絵と物々交換するカバンはいつになるか分からないですが、良いカバンを作りますよぉ~。TAKUYA君、今日は運転手していただいて助かりました。これからもよろし~く。

用件だけを済ませるのであれば、日帰りでも行けない事はない。でも私の東京出張の楽しみは、昭和2年築のレトロな学士会館に宿泊すること。古き良き時代の雰囲気を残し、その上美味しい朝食付きで9200円。今回は皇居が見える部屋をお願いしたので、いつも以上に居心地の良い時間を過ごすことができました。

今日は、青山学院前のお店に訪れた後、12時過ぎには帰りの新幹線の中。新神戸駅からの直通バスの窓越しに六甲アイランドの全景が見えてきました。
やはり私は此処が大好きです。
とても楽しい時間でしたね!!
ありがとうございました!また東京にお越しの際には、ご一緒したいですぅ~!!
それにしても、バッファローの質の良さには驚きましたね!!