2週間ぶりの休みです。私はミニの試乗とチェックをするためM住職のお寺までドライブです。
空は雨模様、風も強~く吹いている。私は不安を感じレンタカーを借りて行くことにいたしました。案の定六甲トンネルを越えて裏六甲に出るとそこは暴風雨状態。ビーちゃんで行かなくてよかった。もしこの状況でビーちゃんでのドライブであったとしたら命がけ。
それにしても借りた車はトヨタのヴィッツだったのですが、なんて現代の車の運転は楽チンなんだろう、運転に集中しなくても苦痛なくA地点からB地点に運んでくれる。これは凄いことではあるのですが、私はつまらないと思ってしまう。暴風雨の中でのハイスピードクルージングでもあくびが出てしまう私であります。

M住職のお寺は、三田市の奥のもっと奥の山里にあります。私の携帯電話だと音信不通になってしまいます。レンタカーに付いているナビの使い方が分からない私は迷い迷いながらやっとのことで到着。
まずはM住職の時計コレクションを見せていただきました。興味のある人にはドキドキワクワクのアンティーク時計の数々。前回公開した時計たちはほんの一部。
その後、ミニの試乗。名整備士古川さんが組み上げた足まわりは予想どおり素晴らしい。しかしエクステリアとインテリアは相当に手を加えないといけない状態で、一時的に所有するには厳し~い。所有すると泥沼、アルファ145が見えてこなぁ~い。私はミニ所有は断念することにいたしました。

ミニは断念したけれど、、、、、このルクルトのフューチャーマチック譲ってもらっちゃいました。M住職が撮ったボケボケ写真からは想像できない素晴らしいコンディションの時計たちの中でもこのルクルトがすご~く気になったのです。
50年以上前に作られたこのレトロモダンな時計は、私の脳裏に「不思議の国のアリス」が思い浮かびました。
ハミになんと言い訳しようかと思い悩む帰路でありました。
ハミにこの時計を見せると予期せぬ対応。すご~く気に入ったようで、腕に巻いて私が使うと宣言。怒られなくてよかったけれど、困ったなぁ~。
時計についての知識は皆無です。けれどもハミさんが使うと宣言された訳はわかるような気がします。
ガラスの端の感じといい文字盤の雰囲気といい可愛いです。お店に伺えばハミさんの腕に巻かれたこの時計にお目にかかれるのでしょうか?