関西の夏は特別強烈です。本当に暑~い。
大阪や京都に比べると、神戸は過ごしやすいと言われるけれど、
それは関西の中ではということで、他の地方から比べれば厳しいのは同じです。
エアコンの効きが悪いと言われているラテンの車での、夏の渋滞はまさに地獄。
水温の上昇を汗を拭き拭き気にしながら、オーバーヒートの恐怖と戦うドライブ。
ラテン車を販売する営業マンは言います。
関西の夏を乗り切れれば、世界のどこでも自身を持って販売できると。
それほど関西の夏は過酷なのか、それともラテンの車に問題があるのか。
私のアル君も、炎天下では極力運転しないことにしています。
去年まで乗っていた68年式のエアコンの付いていない空冷ビートルに比べれば、
快適かもしれないけれど、比べる相手が普通の車とは違う。
沖縄から来た人が「関西は暑いですねぇ~」と言い、
東南アジア在住の人ですら「暑い」と言う、関西の夏。
サハラ砂漠の日中の炎天下は自殺行為の強烈な暑さだろうけれど、
夜の冷気が救ってくれる。そんな夜は関西にはない。
秋まで、この救いのない暑さの連続は続く。
そんな中、甲子園で戦う球児と応援する人たちは凄いと思う。
私はこの暑さと真っ向勝負する体力はなく、暑さをかわすのが精一杯。

私の仕事机の横に並ぶ帽子たちを見て「帽子も販売されているのですか?」とよく聞かれる。
全部私の私物です。ハゲおやじには春夏秋冬、帽子は必需品。
ハゲ隠しのためではありません。ハゲ頭には厳しい環境を快適に過ごすために必要なのです。
その必然的に必要な帽子を、楽しんで被れればなお楽しい。
夏は冬以上に必要性を切実に感じる季節です。
髪の毛が薄くなった人間にとって、炎天下での直射日光はまさに強烈。
帽子がないと、熱射病間違いなしの状況といつも背中合わせ。
その上吹き出る汗を食い止める髪の毛がない訳ですから、
帽子を被らないと、汗で目が痛ぁ~い。
帽子は、ハゲおやじが快適に夏の炎天下を闊歩するための必需品。

そして私の夏はパナマ帽。去年の夏から被っています。
それまでコットンのキャップやアウトドアな帽子を被って、
関西の暑い夏を乗り切っていました。
パナマ帽には憧れを持っておりましたが、
耐久性がないのに高価なので躊躇していたのですが、
安く入手できる機会があり、連続購入しました。
一度パナマ帽を知ってしまうと、もう他の帽子は考えられない。
子供の頃夏休みに被った麦わら帽子がよく似た機能を持つ帽子ですが、
麦わら帽子は、ハゲた頭皮にはチクチクするし、街を闊歩するには抵抗を感じてしまう。
パナマはそれに比べ、紳士御用達の免罪符付き。特に神戸では。
左の帽子はイタリアモノの質の良い柔らか仕上げのボルサリーノ風。
右はメイド イン ジャパンの少し寸足らずな感じのフォルムをしたパナマ。
どう見てもイタリアモノの方が高級ではあるけれど、
私は日本製のパナマの方が気に入っていて、
去年のイタリア旅行でもこのパナマをず~と被っていた。
少し間抜けた感じがボンジョルノ的?で良い感じ。
でも去年の夏、今年の夏とお気に入りだからよ~くかぶっていたら、
変色してしまって、寿命も残りわずか。
やはり夏の間、毎日パナマをかぶっている私には3~4個をローテーションしてかぶらないと
長持ちしないようであります。
普通に買うと、万年筆と同じ値段帯。ボルサリ~ノだと5~6万する。
耐久性がないのに、この値段は高いよぉ~。
私のエクアドル産素材の日本製のパナマは7,000円で入手した。
この程度の値段で欲しいなぁ~。
関西の暑い夏はまだまだ続く。
帽子の世界にも悩みがあり?それをクリアすることが楽しそうですね。私はカジュアルな服装が多いので,アウトドアブランドの帽子を愛用しています。やはり,パナマ帽は「帽子の王様」のようですね。