
遅くなってごめんなさぁ~い。ようやく新型パパスの登場です。
最後でまたまた手間取って、昨日(お休み返上)~今日と最後の仕上げをやっておりました。
茶はお店に展示することなく予約分で完売となってしまいました。
今年中にはもう一度作りますので、茶をご希望の方は次回生産する時までお待ちください。
色変化(エージング)が強烈な順にご紹介いたします。

グレー(グリージオ)はグリーンかかったグレー色ですが、
使い込むと茶色かかったグレーに色変化します。
まず同じ革だったとは思えないほどの変わりようです。
輸入元のサライ商事の常務が、一番気に入っている色のミネルバボックスです。

大人気の茶は、ブログで何度か登場した私のパパスのエージングをします。
今回は完売して店頭には並びませんが、次回生産をお待ちください。
この2色のエージングの様子はこちら

ミネルバボックスを使って作ったパパスの中で、一番綺麗な経年変化だと思ったのは、
ハンドルネーム・28さんのチョコのパパスでした。
そのままの色を維持しながら、深みと艶が出たそのパパスは、
清潔感を持った素敵なエージングでした。
小市民ケーンさんどちらにします?。
旧パパスから変えた部分を紹介します。

本体ファスナー部分が4センチ広くなりました。
これで旧パパスでは曲げながらでないと入らなかったA4ファイルが、
スムーズに入れられて収まります。しっかり感を出すために革のバインドも。

前ポケットのカブセの縁にも革のバインド。
少しカブセのパターンも変えました。

内貼りはナイロンからピッグシルキーになりました。
今回は深いグリーンのピッグシルキーの革を使いました。
良い肌触りであります。

明るめのベージュ系の色でも少しだけ作りました。
次回生産からもピッグシルキーの色を色々変えて作ろうと思っています。

革貼りのショルダーにしたのでコキの取り付け方も変えました。
これで旧パパスではストッパー役のループをコキの下部分に差し込まないと、
重い物を入れるとショルダーが滑って長くなってしまったことを解消できます。

カシメもフジ鋲を使いました。普通のカシメに比べて質感があります。
根革も厚みを持たせて強度と質感アップです。
私が使いたいカジュアルなショルダーバッグをという発想から生まれた。
私がいつも履いているアディダスカントリーの靴底のイメージをバッグにした。
昔田舎のオジサンは少し遠くに外出する時、
上ファスナーの合皮の荷物がいっぱい入るショルダーバッグを持って出かけてた。
子供心にかっこ悪いぞぉと思っていた。しかしその姿が頭から離れない。
オジサンが持っても違和感のないカジュアルなショルダーバッグを作りたかった。
そして生まれたパパスは、進化して再登場です。
おはようございます。
休日返上で鞄作り、お疲れ様です。私はチョコでお願いしたいです。
週末の外出が楽しくなりそうです。
よろしくお願いいたします。