ル・ボナーの一日

金曜日から復活~!

2009年01月24日

今週初めから体の体調が悪くなった。 水曜日が頂点で鼻水ドバドバ喉が腫れているいるようで咳が出ると痛ぁ~い。 これはいけません。主治医の小泉医院で診てもらう事にしました。 小泉先生は毎週木曜日の夕方からシェラトンホテルで開催している囲碁クラブのお仲間で私より全然強い。そして診断は的確で小泉先生が処方した薬は今までも抜群に効いたので絶大な信頼を感じている。 待合室で待っている間に体温測った。熱はないと思っていたけれど測ると38・4度あった。 私は熱には強い。鈍感だとハミは言う。診てもらったらインフルエンザではないようです。 去年インフルエンザになって仕事を休み、寝室に隔離状態で数日過ごした時は40度を超え、 熱に強い私でもきつかった。 日曜日にいつものF氏が風邪で絶不調だのにF嫁さんといつものようにやって来た。 人混みの中での通勤はここ十数年経験していないし、必需品でないル・ボナー製品を体調悪い時に買いに来られるお客様もまず少ない。つまり私は無菌状態(万年筆菌はいっぱい繁殖しているようだけれど?)で長く過ごしているので免疫力が大変弱まっているようで、デリケートな私?はF氏の風邪を移されたぁ~。 調子の悪い時は大人しく自宅で寝てろよなぁ~と叫ぶボンジョルノ。 かくして私は病の床に~。 %EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%93%E9%A3%B4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93.jpg 次の木曜日が休みだったのが幸運だった。 私の体調不良には過剰反応するハミの指示の元、私のやらなければならない必須項目のチャーの散歩と皿洗いも免除され上げ膳据え膳。大好きなシガリロ吸うと咳き込んでしまうので我慢して飴ちゃんなめてテレビ見ながら寝ていたり、届いたばかりのモンブラン#254で裏白紙の広告紙にヌラヌラ書き味楽しんでいたりした。ハミもその日は完全に主婦モード。ゆるゆるの休日の一日を過ごした。 でもって金曜日の朝を迎えた。 小泉先生の処方したお薬が効いたのか、緩々の休日をすごしたのが良かったのか、シガリロ吸っても咳き込まない普段の私に戻ったぁ~!。 チャーを連れて仕事場にやって来ると普段以上にやる気満々。集中力を持って仕事が出来る。 何もしないで1日ゆっくりした事で私は覚醒し、脳下垂体もシャキッとして休み前の私とは思えない状態。単純に変身出来る私は凄い・・・・?。 %EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%93%E4%BB%95%E4%BA%8B%E6%9C%BA.jpg やはりこの作業机で仕事しているのが良い。 時計や万年筆たちに見守られながらカバン作りいざスタート。 遅れている仕事山積み状態だけれど、集中力が甦った私なら何とかなるはず。 お客様も来ないので作業モード100パーセントで夕方まで一気に時間が過ぎた。 それにしてもお客様来ないなぁ~。 と思っていたら夕方からバトンタッチするように何人かのお客様。 そして真打は私に146テレスコープ他50年代のモンブランの魅力を感染させた人物。 氏は新お手入れ名人として紹介したブテーロのお手入れスペシャリストでもある。 前回ブログで#254の事を書いたら早速来られてその書き味試された。 「ウゥ~ン ワンダフル~!」と賞賛頂いた。 %E7%94%BB%E5%83%8F%20403.jpg 氏がその時持っておられたモンブランたちをパチリ写真に撮った。 右からブテーロお手入れ名人が磨き上げたフラボナのペンケース。ブリーフ以上に艶々です。 次は146テレスコープ。これが私をアンティーク万年筆に完全に引きずり込んだ張本人。何本かの146テレスコープを試し書きさせて頂いたが、私はやはりこの146が一番良い。 そして#244。戦前の万年筆たちの書き味残す魅力的なモンブラン。そして60年代の149。 左端のは私の#254だった。どうりで素晴らしい風情だと思ったぁ~?。 なんて最後は万年筆話で一件落着。 今日は土曜日で万年筆愛好家の皆さんがやって来るだろうから、 #254の自慢の書き味試してもらおうと思っていた。 しかしお客様は来たけれど愛好家誰も来なくてショボ~ン。 土曜日だというのに元気になったボンジョルノは完全にカバン作り集中の一日でありました。

Le Bonheur (21:01) | コメント(2)

Comments

  1. つきみそう より:

    うわぁ、誰も来なかったんですか。競争率高いだろうと思って避けたのが裏目に出ました。でも、254さわれなかったのは幸せなのかも・・・。逆感染してしまいそう。それでなくても、「あんたには古いモンブランが合ってるはず」なんて呪いの言葉をかけてくれたボンジョルノ・・・危険すぎます。
    Re:つきみそう さん
    私は万年筆菌に侵された哀れな人たちを多く見てまいりました。その馬鹿馬鹿しさを多くの人にお伝えし近づいてはいけないと警告のためにブログにて万年筆関連の事は書き続けている?訳ではあります。
    これからは自身は出来る限り増やさず、愛好家のお持ちの品を愛でる事で楽しめれば良いかと少し思っております。
    前回見せて頂いたスケルトンのスノーケルをもう一度見せてくださぁ~い。あんな珍しいスノーケルを写真に撮って残さなかったことを後悔しております。メカニカルにおいての感動は私にとってシェーファーのスノーケルです。

  2. pretty-punchan より:

    噂の254触らして頂き有難うございました。これがボンジョルノさんを腑抜けにした書き味かあ、と妙に納得しました。単に柔らかいのではなくペン先の角度を浅くすると沈む様な感触が独特ですね。前オーナーの使い込みがこのような味わいをもたらしたのではないかと推察します。私の場合の万年筆は実用品ですので、中屋の十角黒溜を自分テイストに仕上げて行きたいと考えています。その意味でもボンジョルノさんの254は興味深い存在でした。
    Re:pretty-punchan さん
    貴重なお時間を割いてご来店頂きまことにありがとうございました。254の特別な書き味を堪能して頂き嬉しゅうございます。万年筆の書き味云々は個人的趣味で千差万別色々だと思いますが、50年代の万年筆に強く興味を感じているボンジョルノであります。
    それと弟さんのアルファ145の高額車検の内訳をお聞きしてホットしました。工夫次第で私でも長く維持してゆく方法はあるのではないかという光明が見えたような。しかしファンベルトとブレーキパッド交換であの値段は絶対あってはいけないことです。お互い楽しくゆるりとイタ車とお付き合いしてゆきましょう。
                           ル・ボナー松本

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