我が夫、ことブログ職人(笑)と異なり、帰宅後忙しい私はPCの前になかなか座ることが出来ませんし、
製作の先を急ぐこともあり、ブログに参加できませんでした。
嬉しい事に、製作過程を楽しみにされる方が多いので、少し時間をつくっての・・・
ということで、ティアの製作日誌です。

胴(本体)とショルダーをつなぐ3×8㎝のパーツです。
重みを支える最も重要な部分なので、伸びぬ方向で裁断し、フラスキーニのカーフを貼り合わせます 。
タンナーで、もう作られる事のない良くなめされた革は、小さな革も大切にとっておくので、こんなところに役立ってくれます。
胴のボリュームに負けないよう、シュランケンカーフも中央に貼り合わせ、
肉盛りします。
表に、貼り合わせた革のあたりが出ないために、貼り合わせの革も斜め漉きしていますが、
ふくよかさが増し、豊かな表情が出るような気がして、随所に斜め漉きを用いる私たちです。

ショルダー。
コシ感がほしいので、ブッテーロをサンドイッチ。
シュランケンカーフ、ブッテーロ、共にやっぱり斜め漉き。

漉機。
角度はその時によりさまざまですが、漉機の押さえはこんな感じ。

ショルダーと根革が貼り終えました。
ファスナーの引き手。
日に何度となく酷使するパーツ。すぐにちぎれたりしないよう、
根革同様フラスキーニカーフ、肉盛り革を貼り合わせます。
ただ、この引き手作り、一番苦手な作業なのです。
長年の友人である店長に、労働者の手、と褒められる?ほど指が短く太いので、小さく細かな作業には
向かず、肉盛り革が、あぁ~ずれちゃったぁ~、また貼り直し~!、なんてことが続きます。
あの見事なティアのプロセスには全くの素人ながら興味があります。
ところで、ハミさんの文章はサラダ的です。誰かさんのような脂っぽさがないのが爽やかです。
Re:pretty-punchanさん
主語が無いから何を伝えたいかわかんないだろぅ~、とか話が飛ぶから意味不明!などと、言われ続けているので本当は書きたくないんです~ クスン
ハミ