多くのお客様にお待ち頂いていた新作ショルダーバッグ「ディプロマ」が、
構想から4ヶ月かかりましたが、やっと店頭に飾る事が出来ました。
思えばこのハミが発想したショルダーバッグは、
多くのお客様方のアドバイスを聞きながら修正をし、
このカタチにて登場するに至りました。
シュランケンカーフの質感を最大限生かした上品なショルダーバッグを構想し、
手をかけ過ぎず元厚のまま裏貼りもなしで仕上げる初期コンセプトは守りながら、
そのことで裏のトコ部分が丸見えで、芯材での補強も出来ないから、
予想を大きく上回る量の革が必要な取り都合の悪いカバンとなってしまいましたが、
素敵なショルダーバッグに仕上がったなぁ~と感慨深く思う次第であります。
ショルダーバッグは基本的にカジュアルなカバンです。
そんなショルダーバッグを少しハイクラスな感じに仕上げる工夫して、
紳士淑女が持てるショルダーバッグに仕上げたのが「ディプロマ」。

試作で作って好評だったジーンブルー。
それにそのジーンブルーにグレーを少し混ぜたような落ち着きある色のスカイ。
二つ並べると色の違いがよくわかります。
この2色が「ディプロマ」らしさを伝えるシュランケンカーフの色なのかな。

ライムグリーンとベージュのエッグでも作りました。
メタボな私には似合わないと当初思っていたけれど、そうでもないようだ。
私が持つとしたらやはりライムグリーンのディプロマか。
エッグは中学校の頃の生成りのキャンバスの生地を使った通学用カバンを思い起こさせる。
それがノスタルジックで良いなぁ~と言う顧客の要望でこの色でも作りました。

革のオーソドックスカラーの黒とチョコ(ダークブラウン)でも作りました。
しかし黒はこのところル・ボナー界隈で大人気の赤ステッチで。
チョコもワインステッチでアクセントつけて。

変形A4サイズのこのショルダーバッグはスマートだけれど、
A4サイズのパソコンだって入るし、万年筆の仏壇なんて言う人もいる工房「楔」のコンプロットだって4つ納める事が出来る(そんな人いないとは思うけれど)。
サンプルより1㎝マチ幅を広くした事で思った以上にいっぱい入る。女性には少し大きなサイズかなと思いながら作った。
でも少し大きいけれど身長155㎝のハミがかけても大丈夫かな?。
スカイはハミの大好きな色。
外観に手がかかっているように見せる工夫していっぱい付属ついてたり、
使い勝手が良いように見えるポケットを多くつけたり、そういった工夫はしていない。
でもル・ボナーらしいショルダーバッグに仕上がりました。
税込56,700円での販売です。6色でファーストロット登場です。
待望のディプロマ完成の報に、ここ数日、多忙すぎて澱んでいた心がパッと明るくなりました。
人生初体験の明るいカラーのバッグとなりますが、何とも言えない品の良さを醸し出すスカイの色合いに負けないような、粋な男性をめざしたいです。取りに伺うのが楽しみです!
Re: pura さん
他にもいっぱいお待たせしていて恐縮しながらも、スカイのディプロマをお渡し出来てほっとしております。
順次頑張りますので、来店お待ちしております。
今回は奥様と一緒にですか?。余計な事を言わないように気をつけまぁ~す。
ル・ボナー松本